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上方歌舞伎コミュの歌舞伎鑑賞教室〜大阪市民歌舞伎

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2011年6月11日(土)13:30開演 クレオ大阪中央 G列10番

これは十三代目片岡仁左衛門が始めたもので、長男の我當に受け継がれている。最初に解説があって次に芝居がくる。この公演はもともと学生に見せるためのものだが、、この日は一般の人、特に大阪市民の向けた公演だった。それで声もよくかかった。こういう公演だからでもあるが、とてもいい席だった。前から7番目で本来なら花道になるようなところだった。

まずは、解説。解説者は又之助。播磨屋、と声が掛かって、この人は又五郎のお弟子さんだったことを思い出した。又之助は「蜷川マクベス」にも出ていて、びわ湖ホールにも来たことがある。今回は会場から四人上がってきてもらい、立ち回りをやってみせた。

芝居は忠臣蔵十段目「天川屋義平内の場」であった。これは平成22年に松竹座で久しぶりに上演された。配役は、義平に我當、お園の上村吉弥はこの時と同じである。義平の出で驚いた。松竹座で見た時よりはるかによくなっている。最初女房お園の父を帰してから思い入れをするところがなかなかよくなっていた。これをはじめとして、女房を離縁してまで秘密を守ろうとするが、決して女房が嫌いになったわけではない、むしろ離縁しなければならないつらさがよく出ていた。お園の吉弥も良い。以前にも増して情が出ている。今気づいたのだが、同じお園という名前なのだろうか「酒屋」のお園と同じ着物だった。由良之助に進之助。見るまでは、進之助にこの役が務まるかと思ったが、なかなか無難にこなしていた。滅多に出ない演目、しかも低料金でいい場所に見られてよかった。なにより、良かったのは、我當と吉弥がうまくなっていたことだ。

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