童謡コミュの童謡にまつわるエピソード

先日、NHKの「みんなの童謡」で「うれしいひなまつり」が放映されていました。
２番の歌詞のところで、テロップが流れました。

　「お内裏様と　おひな様　　二人ならんで　すまし顔
　　お嫁にいらした姉様に　よく似た官女の　白い顔」

作詞家サトウハチロー氏のお姉様は、１８歳で早逝かれているとのことを
初めて知りました。天国にお嫁にいかれたのですね。

お姉様のお名前は、確か喜美子さんだったと、、調べてみたのですが
それは、ちょっとわかりませんでした。その代わり、サトウハチロー氏が
生まれた牛込薬王寺に、私も幼い頃、ほんの短い間でしたが住んでいたことがある！
とわかって、わたくし事ながら、とっても親近感を覚えました。
今日は、心をこめて「うれしいひなまつり」を唄って、お祝いしたいと思います。

みなさんがご存知の、童謡にまつわるエピソードも、是非、教えてくださいね。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 03月03日 15:41

いずみさん

ご無沙汰しています。
≪嬉しいひな祭り≫悲しい気持ちと、贖罪の気持ちと喜ぶ子供の気持ちを素直に表現している～？サトー氏の心の叫びみたいのを感じてしまっています。
背景を知らなかったときは、ただお雛様を囲んではしゃいでいる女の子の思いを～・・・文献を読んでその生まれた経緯を知ってしまったら、心の奥からの深い悲しみを感じてしまいました。

いずみさん～離婚という結果は、当人同士の心の結末は、色々でしょうが納得しながらの結果ですが、子供たちにとっては理不尽なものであったろうと思います。でも表立っては抗議できない問題でもあるでしょう～

そこのところを氏は心の中で≪ごめん！≫っという気持ちで当時としては、豪華絢爛なひな壇飾りを、娘達に買いました。部屋中に広げられたお雛様を前に、喜び遊んでいる娘たち～その光景をすぐ詩にしたため、河村光陽氏に電話して、すぐ曲がついた～っといわれています。

お嫁にいら～した姉さまの～♪の詩は、
≪お嫁に行かれなかった４歳上のお姉さん～自分を、母代わりに育ててくれたが、結婚前に結核で天に召されてしまった～せめて歌の中でっと言う思いをこめていたのでは？っと後年息子さんが言っていたということです。≫

現在、サトーハチロー記念館の館長をしている息子さんが、≪父はこの歌が流れてくると、当時のことが思い出されてラジオを消させた～≫っと言っています。咄嗟の気持ちで送ってしまったけれど、ある意味公にしなければ～っという気持ちが芽生えてしまったのではないでしょうか～？

≪誰かこれに代わる、ひな祭りの曲を書いてくれないかな～？≫が口癖だったそうです。５年後に≪ひな祭り≫が、平井康三郎によって作られたときはきっと喜んだのだろうと思いますが、あまり知られないうちに、こちらの歌が流行ってしまったのではないかな～っと思います。中山晋平も≪ひな祭り≫作っていますが、あまり歌われていませんね～

背景がどうであれ、やさしい歌いまわしのこの曲は、これからも歌い継がれていくことでしょう・・・・３月３日が≪女の子のお祭り≫という行事が廃れない限り・・・・歌は思い出と共に歌い継がれていくものだと思っています。私も元≪女の子≫として、今日は甘酒でも飲みながら、懐かしむことにします。

[2] mixiユーザー 03月04日 06:09

>歌好きさん
　お久しぶりでございます。詳しいエピソードをたくさんありがとうございました。

　万感の想いが、この「うれしいひな祭り」には、篭められているのですね。
　おひな祭りの歌としては、これ以外、思い浮かびません。
　これからも、ずうっと母から娘へ、、歌い継がれて行くと思います。
　
　我が家のお雛様のおまけについてきたオルゴールからも
　毎年、このメロディーが流れています