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岡山大学漕艇部 2008コミュのセタローさんのブログより転載の転載

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Rowing Biomechanics Newsletter  January 2005  

Q&A
 Q:エルゴと水上でのボートにおける違いと類似点においての質問を私たちはいくつか受けました。これらはそのうちのいくつかです。:エルゴと水上でのローイングのテクニックにおける主な違いは何か?エルゴとボートはお互いにどのように影響しあっているのか?選手のセレクションにどのようによりよくエルゴを使えばよいか?固定式のConcept-?のエルゴと可動式のRowPerfectのバイオメカニクス的な違いは何か?
 A:私たちはすでにエルゴと水上におけるローイングのバイオメカニクス的な特徴の比較に関するNewsletterを出しています(RBN 2003/10)。ここではこのことの、より実践的な説明をしてみましょう。
 「尻逃げ」や、キャッチでボディが早く開きすぎるといったような漕手のテクニックにおける下手な過ちはエルゴと水上の両方で見受けられるのは明らかです。エルゴでは、腕と肩の動き、ハンドルの垂直方向への動き、ブレードのフェザリングやスクウェアリングが再現できないのも明らかです。以下にエルゴと水上での、6つの主なバイオメカニクス的な違いを示します。
1. 水上でのレートは、固定式のエルゴより常に10〜15%高くなる。というのは、エルゴでは慣性力がより働いて、リカバリーのフェーズがより長くなるからである。可動式のエルゴにはこの違いはない。
2. エルゴでは、8〜10%レッグドライブが長くなるために、3〜5%ストロークが長くなる。この理由は、漕手の慣性力によってキャッチでひざが受動的に屈曲してしまうためである。この要因は怪我のリスクも増大させうる。また、キャッチでの動的な柔軟性と、すばやいレッグドライブが必要なボート上では、より長いストロークがそのまま生かされるかは疑問である。可動式エルゴにはこの違いはない。
3. エルゴではハンドルスピードのカーブがより長方形に近く、水上ではよりピークがある形になっている(2003年のNewsletterを参照)。この違いは漕手のハンドルの加速感に影響を与え、ギアレシオの違いにも関係している。この違いは可動式エルゴでも生じる。
4. ストレッチャーとハンドルにかかる力の大きさと割合が異なる。水上ではストレッチャーにかかる力はハンドルにかかる力よりも30%ほど大きい(2003年のNewsletterを参照)。一方、エルゴではほとんど均等だ。この違いは可動式エルゴでも生じる。
5. ストレッチャーとハンドルにかかる力のタイミングが異なる(2003年のNewsletterを参照)。可動式エルゴにはこの違いはない。
6. 体のパーツごとにおけるパワーの発揮が異なる。固定式エルゴではレッグがより働くが、より遅い静的な動きである。水上ではレッグはキャッチでよりすばやく働くが、力はそれほど高いわけではなく、それゆえパワーとしては固定エルゴよりも小さい。この点では可動式エルゴは固定式エルゴと水上での中間にある。
 一般に、エルゴと水上でのローイングには60〜80%の類似性があり、これはエルゴのタイプによって異なっている。現在市場で手に入るローイングマシンでは、ボートでの漕手とハンドルやストレッチャーの相互作用や、ドライブの時間経過的な構造を再現することはできない(RBN 2004/1,2)。これこそが、漕手が「ボートの感覚」と呼び、また、ボートが「進んでいる」のか「進んでいない」のかを定めるキーポイントなのである。
 水上でのローイングとエルゴは2つの異なった種類のエクササイズなのである。エルゴはローイングにおけるクロストレーニングのひとつであると考えねばならない。明らかにエルゴはランニングやサイクリング、ウエイトよりもローイングに近いが、それでもまだローイングではない。このことは、エルゴをテストやセレクションの目的で使うときには頭に留めておかなくてはならない。優秀な漕手はエルゴでも一定の結果を残すはずであるが、それはその人が十分に生理学的な能力があることを示しているに過ぎない。ほかのエクササイズ(ランニング、ウエイト)も同様の目的で使うことができる(し、使われてきた)。
 サイクリングやウエイトで高い結果を残したら、その選手は優秀なサイクリストやウエイトリフターになりうるが、漕手としては優秀でないということもありうる。同様に、エルゴで標準より高いパフォーマンスを発揮したら、より速い「エルガー」になりうるが、遅い漕手であることもありうる。すなわち、水上とエルゴでのパフォーマンスに負の相関があるということもありうるのである。この事実のいくつかの例が見られている。最も知られていることのひとつは、アテネオリンピックまでの4年間のオーストラリアとイギリスの男子ペアの戦いである。オーストラリアのペアはエルゴで10〜12秒もイギリスより遅かったが、水上ではイギリスを打ち負かしたのである。


Rowing Biomechanics Newsletter  October 2003 

固定式のエルゴと水上でのローイングの比較をした場合、動きのバイオメカニクスはどのぐらい違うのだろうか?

RBNの4/2001で述べられているように、水上でのストレッチャーにかかる力は最大30%ハンドルにかかる力より大きく、一方エルゴではほとんど同じです。ここではさらに多くの情報を示しましょう。ある選手にConcept-?のエルゴとシングルスカルで6分のテストを行ってもらったところ、以下の違いが明らかになりました。

・ストレッチャーにかかる力はエルゴのほうがより早い段階で増大する。リカバリーフェーズの中盤を過ぎたあたりで増加が始まる。これは、慣性力がエルゴではより働くので、漕手がキャッチで体の動きの方向を変えるために、慣性力に打ち勝たねばならないからである。水上でのローイングではこの力はだいたいキャッチと同時に増大し始める。
・ エルゴではハンドルにかかる力はより高いピークを示し、より遅い段階で増大する。水上ではフォースカーブはより長方形に近く、迅速に増大する。
・ エルゴではハンドルの速度はキャッチ後より長く増大するが、ドライブ中盤にわたってほとんど一定のままである。水上では、キャッチ後の増加はより短いが、ドライブにわたってより加速し続ける。
・水上ではレッグスピードの最大値はより高い値を示す。ストレッチャーにより強い力がかかることと合わさって、レッグのパワーを使う割合がより高くなる。固定式エルゴでは37%:41%:22%(足:体幹:腕)なのにたいして、水上でのローイングでは45%:37%:18%である。

・ エルゴのよいところのひとつは、3から5%ストロークが長くなり、足がより圧縮されることである。(※注:2005年のNBRではこのことは怪我のリスクにもなるとかかれている。)

結論として、さまざまな漕手のグラフを比較すると、エルゴと水上では力の発揮が異なることがわかる。すばやいレッグドライブをする漕手は水上でより大きなパワーを発揮し、一方、レッグスピードは遅くて、強い上体を持った選手は比較的エルゴで高いパフォーマンスを発揮するといえる。

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