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『社長のための一転語』コミュの『成功する経営戦略を考える?〜一倉定 松下幸之助 ドラッガー編』

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※今回は、会話風に書き降ろしてみました(この方が早く書けますので・・・)。後々しっかりとした文章に訂正するかもしれませんが、基本的な内容は変わることはありません。


一倉定、松下幸之助、ドラッカーと呼ばれる有名な戦略家がおりますが、いまいち、その中身がよくわからないという方も多いのではないと思います。一倉定は、その御著書を何度も読まれた方であれば、よくおわかりかと思いますが、メインは製造業、そして実質一倉定がコンサルをした会社は従業員300名以下の中小企業がほとんどです。

 「もう社長しかないんだ」「社長が営業しなきゃだめだ」等いっていますが、やはり「中小企業においては99%社長の責任なんだ」ということを言いたかったのですね。ですから、どちらかといえば従業員300名以下の製造業に、かなり当てはまる部分があるのではないかと思います。

 ただ、「社長しかいないんだ」ということで、いつまでたっても社長一人が営業で奮迅しているようだと、いつまでたっても中小企業のままなのです。従業員がどんどん増えていって「社長一人しかいないんだ」って活動していたら社長は過労死してしまいます。

 したがって、会社の規模をもっと大きくしたいのであれば、ある一定規模に達した段階で「松下的経営手法」、あるいは「ドラッカー的経営手法」に切り替えなくてはならないのです。


 松下幸之助は小さな町工場から始まって大企業になり、ベンチャーも中小も大企業も経験しているのですが、今出ている経営戦略関連の書を見るに、やはり中堅企業から大企業へと生まれ変わるための経営者としての考え方、経営戦略がメインになっていると思います。

 そしてドラッカーの経営戦略は、大企業を超えた世界企業いわゆる大組織、公官庁なり、国の運営なり、国と国との係わり合いなり、あるいは国と国との経済の係わり合いなり、いわゆる大組織の経営戦略という意味合いが、かなり強いのではないかと思います。


 よく官庁、あるいは大きな組織等で仕事をしていた人は(ただし経営戦略室的な業務に少しでも携わっていたということが条件)、ドラッカーの書いてあることは、すごい参考になると話しますが、これを中小企業の社長さんが読んで感想を聞きますと、大抵の人は「何のことやらわからない」「どこがすごいんか」という答えがかえってくるのです。

 これはわかる気がします。例えば製造業の現場で働いていた人に、トヨタの名現場長のある書籍を読んでいただいたら「目から鱗だった」というのです。

 しかし、その同じ本を今度は同じ会社の経理なり総務なり、あるいは違う業種のIT産業の人に渡して読んでいただくと、書いてあることはわかるんですが、「そんなにためになる本なのかなあ」って感じで、ぜんぜん的を得ていないのです。

 つまり、中小・零細企業の段階では、ドラッカー的な手法、あるいは松下手法は大抵の場合は役に立たないということなんです(一部例外はあるのかも知れませんが・・・)。



 特に創業時であれば、経営者は人を使うというよりも、全て社長。経理から販売、製造に係っているんであれば製造も含むでしょうが、販売、製造、経理・・・、全てひとりでこなさなくてはならないことが多いのです。創業時は人に任せるよりも、社長が単身、一人で動いたほうが、早く成果が上がることが現実としてよくある話なのです。

 ですから、会社規模にあった経営戦略というものが必要になってくるのです。

(次は、一倉定氏の経営戦略の概論を説明致します。)

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