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初代内閣総理大臣 伊藤博文コミュの伊藤博文暗殺―3

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3 安重根の遺書

以下は伊藤公を暗殺した安重根の遺書です。 
安重根は「伊藤博文の15の罪」にも書いているように、日本の天皇は否定していないし、ここに書かれているように、戦争そのものも否定していないばかりか、日露戦争は肯定さえしている。

日本と一緒に白人に対峙したかった、とも書いている。 安重根はただの暗殺者ではなく、東洋全体の視野で見て、東洋が、日本が好きだったゆえに伊藤博文を暗殺するに至った、と読みとれる。


安重根「東洋平和論」1910年 2月
大韓国民 安重根 麗水順天獄中で書く.

  『合わせれば勝ち、散らばれば敗れるというのは永遠に変わることのない理だ。 今 世界は東西に割れていて 人種も それぞれたちが互いに競争している。日常生活に使われる便利な機械に対して研究者、農業や商業に対する研究より活発に成り立っている。特に新しい発明品である大砲, 飛行機、潜水艦などはどれも人を害する機械だ。青年たちを訓練させて戦地に追い払って多くの貴重な生命が犠牲にされる事が日ごとに止むことなく起きている。

人は誰も生きることを願い、死ぬことを嫌うのに。明るい世の中にどうしてこういう事があるのだろうか. こういうことを考えながら 心が大変痛い。

  その根本原因をつきつめて見れば、昔から東洋民族はただ文学にだけ力をつくし、自国だけ気を付けて守っただけであり、ヨーロッパの色々な国の土地は一寸も侵入して取られなかったのは、全世界の人々があまりにもよく分かっている事実だ。ところが数百年前からヨーロッパの色々な国々は道徳を全く忘れ、日々軍事的な力を蓄え、互いに争うことを少しも憚ることなくなり、その中でもロシアが最もひどい。

  その荒っぽい行動と残忍さがヨーロッパや東洋を選り分けることなく、どこへでも及んだため、悪いっぱい満ちた 罪があふれ、天と人がすべて一緒に皆怒った。これに空が 出て東海の中にあるやや小さな島国である日本にとって、このような強大国であるロシアを満洲大陸で一拳に叩き伏せたので、これは誰も推し量ることのできなかった事だ。

  これは天の意味で地の助けで人の考えにも当てはまる理だ。当時に万が一韓国と清両国の国民が皆固く団結して先日の仇を返そうと日本を反対してロシアを助けたら, 日本がどうして大きい 勝利をおさめることができただろう。 しかし、韓国と清両国の国民は日本に反対することなく、 返って日本軍隊を歓迎し、道を磨いて荷物を運んで情報を知らせるなど勢いよく日本を手伝ってやった。ここには 二つの大きな理由がある。

  日本とロシアが戦争を始める時、日本の天皇はこの戦争が東洋平和を維持し、大韓の独立をしっかりするためだと言った。韓国と清の人々はこの言葉を少しも疑うことがなかったので、お前・私の区別 なく日本を助けたのが一つの理由だ。

  もう一つの理由は、日本とロシアの戦いが黄人種と白人種の争いと言えるので、先日の恨み辛みの心が一朝一夕に消えてしまったような人種を愛する心が起きたのだ。愉快痛快。数百年以来で先に立って悪い仕業をした白人種の行った無理を日本が一気に打ち破ったから、これはまことに驚く事で記念すべき事である。当時韓国と清の志ある人々が 一緒に喜んでやまないのは、日本の政策や事を処理して出る模様が世界歴史上、最もすぐれて明快だと思ったからだった。

  悲しい。全く意外にも 日本が勝利した後に最も近くて最も親しくて善良で弱そうな人種である韓国を力で押えつけ、強制で条約を結んで、満洲の長春を他の地を借りる という言い訳のもと占領しまってから、世界中の国の人々は突然、 疑心をもつようになった。

  これで 日本の高い名声と功労は一朝一夕に地に落ち、世界中の国の人々は日本を、野蛮な行動をやったロシアよりもっと悪い国と思うように なった。悲しい。竜と虎が威厳ある勢いとして、どうして蛇や猫のような行動をしたというのか。非常に 切ない事だ。「東洋平和」と「' 韓国独立」に対する問題は、もう世界のあらゆる国の人々がみな分かる事実であり、当然の事として固く信じたし、韓国と 清の人々の心に深く刻まれた希望だ。

  このような 事実は 天も無くし難しい事柄であり、 まして一・二人の謀でどうして能が無く捨てることができるか。今 西洋勢力が東洋へ侵略の手を伸ばして来ているのに。これ災いと 東洋人が一致団結してくい止めるのが最良の方法であることは、子供でもみんな分かる事だ。それなのに どんな理由で日本をこのようなあまりにも当然の形勢を無視して、同じ人種である隣りの国を破り、友情を絶って、西洋勢力が労力せずに利得を得るようにしたのか。

  このようにして韓国と清の人々の所望が大きく引き裂かれた。万が一日本が今の政策を変えることなく、隣りの国々をますます押えつけたら、いっそ他の人種に亡びようとも、同じ人種には辱めにあわない、という考えが韓国と清の人々の心に湧き上がり, 皆が心を合わせて自ら 白人の岡っ引きとなることは火を見るように明らかである。

  そのようになれば幾億になる東洋の黄人種の中、 志あって勇敢な人々がどうして腕組みだけしてじっと、東洋全体が亡びることをみているのであり、同じくそれが正しい事なのか。そのため東洋平和のための正義のあるけんかをハルビンで始めて、正しく悪さを選り分ける場は順天に決めた。引き継いで東洋平和問題に関する意見を提出したいので皆さんは深み察してくれるよう願いたい』


(大圓: このような遺書も一緒に日本の歴史教科書に載せるべきです。 自分の考えに都合が悪いことは隠すのがサヨクの常套手段です)

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