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クラシックマジック研究コミュの溶けるコイン The dissolving coin

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『The dissolving coin(溶けるコイン)』

ターベルコース第一巻(テンヨー版)p85に記されている。
現象としては、観客から借りたコインにサインをさせ、ハンカチにくるみ観客に持ってもらう。
水の入ったグラスの上にそれを持ってきて、術者の合図でコインを水に落としてもらう。
ハンカチをどけるとまるで溶けたかのようにコインは消えている。
消えたコインは、またどこからか出現させる。

オリジナル・ターベルコース(1926年)には、レッスン1に記載されている。

Whaleyのマジック百科事典では、この用語が1886年には登場しているようであるが、著書名の記載ない。考案者は不明。

1887年発行のホフマン英訳 "Drawing-Room Conjuring" の本に "Soluble Money" のタイトルで解説されており、この本はフランスのDelarueによる "Recueil de Tours de Physique Amusante" の英訳版となる。残念なことにフランス本の発行年は不明。

日本では、明治18年発行の「私家版 和洋手品の種本」に記載されている。これは、1885年であり、ホフマンよりも早くにこのマジックが紹介されているのは妙である。フランスの文献が日本に入ってきた可能性がある。
また、これより5年も早い明治13年の「西洋奇戯の問屋」に出ているとの事。つまり1880年となる。

コメント(3)

「和洋手品の種本(明治18年)」より5年も早い明治13年の「西洋奇戯の問屋」に出ているとの事。
「西洋奇戯の問屋」、明治13年3月18日出版で、英人クレマ氏著、鈴木芳吉訳となってますね。
「清水にて硝子杯中に銀貨を溶解す術」(ただのみづにてこつぷのなかにかねをときけす術)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/861530
>>[2] さすがです! この英人クレマこそが、日本のマジック界に最初に影響を及ぼした本の著者だと思っています。ただ日本人が彼の著書のうち「シークレットアウト」を元にしたのか、「マジシャンズオウンブック」を参考にしたのかはまだわかりません。

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