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文芸の里コミュの俳句ノート NO10

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              Edward Elgar, Pomp & Circumstance No. 4


俳句ノート NO10

   ☆

岩間より瀬音も清き冷水を
掬はむとして甕持つ乙女

   ☆

山手線いく度まはれば回り逢ふ
神の介入なければむなし

   ☆

今そこに君あることこそ介入ぞ
然りげなくして然りげある神

   ☆

人生はさまざまなれど神と人
めぐり会はせる旅にてあらむ

   ☆

何ゆゑに源氏を擁護する君か
神に示され合点するなり

   ☆

当初より計画の中に組み込まれ
虚しくはなく選ばれてをり

   ☆

唖の奇病時に出る子もありにけり
霊清くして問題とせず

   ☆

土手下の鯉口を開け耳澄ます
駆けゆきしものは幸ひなるか

   ☆

梅園を後に少女また来年ね
ゆんで振りつつ母にめて引かれ

   ☆

クルーズをいのちの船と唱ふべし
故郷なきもののステップとして

   ☆

手を伸べよと迫るは神にほかならず
時の狭間にとどまる乙女

   ☆

二つの名一つとなりて日の浅し
別々にして神の眼鏡に

   ☆

たまきはる御霊によりて聴くものは
いづこの地にも僅少にして

   ☆

◇ハイキング踏まずに跨ぐ土筆かな

◇芹摘むやすぐ傍らに水ありて

◇春雨や善きことありと濡れていく

◇熟年に少女も混じる雛の家

◇草原にズック染めにし青春日

◇疾駆せよズックに汗を滲みこませ

◇春立てば草木こぞり青めきて

◇山葵沢水の清さと冷たさと

◇黒土は濃山吹のほか知らず

◇砂浴びの雀や今に花浴びむ


   ☆





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