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歌舞伎座「幕見」の会コミュの二月大歌舞伎

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2月2日(木)から26日(日)まで

昼 の 部

春調娘七種
(はるのしらべむすめななくさ)
11:00-11:18 900円 10:30〜
                       幕間 15分
一谷嫩軍記
(いちのたにふたばぐんき)
陣門・組打
11:33-12:53
                       幕間 30分
13:23-14:01 700円 13:05〜
                       幕間 20分
極付
幡随長兵衛
(きわめつきばんずいちょうべえ)
14:21-15:54 900円 14:10〜


夜 の 部

梶原平三誉石切
(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
16:30-17:55 900円 16:00〜
                       幕間 30分
京鹿子娘二人道成寺
(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
18:25-19:30 800円 18:05〜
                       幕間 20分
人情噺小判一両
(にんじょうばなしこばんいちりょう)
19:50-20:55 800円 19:40〜



【 配役と見どころ 】

昼の部(午前11時開演)

一、 春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)


静御前 芝 雀
曽我十郎 橋之助
曽我五郎 歌 昇
話題とみどころ
 今日は正月7日。工藤祐経の館に、やさ男の兄、十郎(橋之助)と、血気盛んな弟の五郎(歌昇)、七草の若菜を手にした静御前(芝雀)が訪れます。父の敵・工藤を前に気がはやる二人をなだめながら、七草粥の準備をする静。おなじみの人物たちが季節の風物を取り入れて踊る、江戸歌舞伎らしい趣向の舞踊劇です。

二、 一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)

陣門・組打

熊谷直実 幸四郎
玉織姫 芝 雀
平山武者所 錦 吾
熊谷小次郎
無官太夫敦盛 福 助
話題とみどころ
 源平合戦のさなか。源氏方の熊谷直実(幸四郎)の一子小次郎(福助)は、味方の平山武者所にそそのかされて敵陣に攻め込み、父の直実に助け出されます。一方、白馬にまたがり颯爽と登場した平敦盛(福助)は、逃げる平山を追い、その敦盛を慕って行方を尋ね来た玉織姫(芝雀)は、運悪く平山に出くわします。平山は玉織姫に言い寄りますが、拒絶されると腹を立て、姫に深傷を負わせます。(【陣門】)馬で海上に出た敦盛を、同じく馬で追う直実。勝負は決し、潔く覚悟を決める敦盛を前に、同じ年頃の子を持つ直実は動揺しますが、意を決してその首を刎ねます。(【組打】)未来あるはずの若武者小次郎と敦盛を初役でつとめる福助と、分別ある直実の複雑な胸中を演じる幸四郎の共演。非情な戦場の臨場感と漂う無常観を、遠見や馬を使って象徴的に描く演出も見事です。

三、
女猿曳 芝 翫
お染 菊之助
久松 橋之助
話題とみどころ
 浅草の大店のひとり娘お染(菊之助)は、親の勧める縁談がいやで家を飛び出し、恋仲の丁稚の久松(橋之助)と心中覚悟の様子。隅田川の土手で二人に出逢った女猿曳(芝翫)は、それを察して歌祭文や万歳で恋人たちの気を引き立てようとします。華やかで情感豊かな清元が、お染の激情と女猿曳の軽妙な味わいを盛り立てます。

四、 極付 幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)

幡随院長兵衛 吉右衛門
女房お時 玉三郎
近藤登之助 歌 六
坂田公平 團 蔵
伊予守頼義 亀 寿
長兵衛倅長松 宗 生
極楽十三 由次郎
雷重五郎 桂 三
神田弥吉 薪 車
小仏小平 種太郎
渡辺綱九郎 家 橘
出尻清兵衛 歌 昇
唐犬権兵衛 段四郎
水野十郎左衛門 菊五郎
話題とみどころ
 江戸の村山座で上演中の舞台に酔客が乱入し、芝居が中断。その場を収めたのは、客席から登場した町奴の幡随長兵衛(吉右衛門)でした。収まらないのは、桟敷席からこの様子を見ていた旗本奴の水野十郎左衛門(菊五郎)。暴れた客は水野の組の者だったのです。日頃からいがみ合いが続く町奴と旗本奴の緊迫関係は、これで沸点に。水野からの招きを受けた長兵衛は、身代わりを申し出る弟分の唐犬権兵衛(段四郎)に後事を託し、女房のお時(玉三郎)と幼い息子の長松、子分たちに別れを告げて、水野邸へ赴きます。懐の深い侠客の親分長兵衛は、吉右衛門のはまり役。菊五郎、玉三郎という豪華な配役も見逃せません。


夜の部(午後4時30分開演)

一、 梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)

鶴ケ岡八幡社頭の場

梶原平三景時 幸四郎
娘 梢 芝 雀
俣野五郎景久 愛之助
奴 菊平 亀 寿
大名山口政信 由次郎
大名川島近重 桂 三
大名岡崎頼国 松 也
大名森村宗連 薪 車
囚人剣菱呑助 秀 調
青貝師六郎太夫 歌 六
大庭三郎景親 彦三郎
話題とみどころ
 青貝師(螺鈿の細工師)の六郎太夫(歌六)と梢(芝雀)父娘は、鶴ヶ岡八幡宮を参詣中の平家方の大名・大庭三郎(彦三郎)へ、所望されていた名刀を売りにやって来ます。大庭は、梶原景時(幸四郎)に刀の目利きを依頼。梶原は、人間を二人重ねて斬る「二つ胴」を、六郎太夫の身体を使って行うと言い出します。悪人のイメージが強い梶原ですが、ここではめずらしく思慮ある名将として登場します。「二つ胴」のほか、石の手水鉢を真っ二つに斬る「石切り」、本心を打ち明ける語り、花道の引っ込みまで、爽やかで気分のいい梶原を、幸四郎が10年ぶりにつとめます。

二、 京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)

道行より鐘入りまで
白拍子花子 玉三郎
白拍子花子 菊之助
話題とみどころ
 美しい僧・安珍に恋した清姫が、その執心から大蛇となり、道成寺の鐘に逃げ隠れた安珍を、鐘の上から巻き付き焼き殺す。凄まじい安珍清姫伝説をルーツに持つ「道成寺物」ですが、歌舞伎の『京鹿子娘道成寺』は、女性のさまざまな表情を踊り分ける、女方随一の華やかな舞踊として定着しています。二人の女方の競演を趣向とする本作は艶やかさもひとしおで、2年前に実現した円熟の美貌・玉三郎と時分の花・菊之助の舞台は、大きな評判となりました。熱望にこたえて再び登場する二人の白拍子花子に、さらなる期待が募ります。

三、 人情噺小判一両(にんじょうばなしこばんいちりょう)

笊屋安七 菊五郎
小森孫市 田之助
茶屋女おさく 家 橘
同 おたね 右之助
町家女房 吉之丞
孫市倅小市 男 寅
茶屋娘おかよ 松 也
凧売吉六 権十郎
浅尾申三郎 吉右衛門
話題とみどころ
 若いころ放蕩の限りを尽くした安七(菊五郎)は、父の死に目にも逢えず、その父が「堅気になれ」と遺した一両の小判を自らのお守りに、今はまじめに笊屋として働いています。凧を盗んだと凧売りの吉六(権十郎)に責められている少年・小市を見かねた安七は、その父孫市(田之助)が浪人中の苦しい身であることを知り、心から同情。孫市が固辞するのも聞かずに、お守りの一両を小市に渡します。この様子を見ていた侍の浅尾申三郎(吉右衛門)は、その義心に感じ入り、安七を料亭でもてなします。そこまでしながら、なぜさっきは見て見ぬふりをしたのか。いらだつ安七の疑問に、申三郎は、孫市の武士としての矜持を尊重したつもりだと語りますが、安七はその考え方を否定。納得した申三郎とともに孫市のもとを訪ねますが……。好意のつもりが相手を深く傷つけていたという、ドキッとするような悲劇。江戸時代の随筆集から想を得た宇野信夫が、六代目菊五郎と初代吉右衛門の個性を生かして書いた佳品で、当代「菊・吉」による同役での上演は、初めてとなります。



播磨屋の幡随長兵衛に玉さんのいい男いい女コンビ、菊玉の二人道成寺狙いで行きます。忍左衛門さま伝授の金券ショップチケット狙いで〜。

コメント(10)

2月歌舞伎は熟年パワー平成の菊吉(音羽屋と播磨屋)を
じっくり味わいたいものです
最近波乃久里子(18代目勘三郎さんのお姉様)が、お母様
(つまり6代目菊五郎の娘)の書かれた日記(主に17代目勘三郎への恋心)を主体にした随筆「菊日和」を読みましたが、
菊五郎と吉右衛門の事もいろいろと書かれてます
平成の菊吉はどうかな  播隋院楽しみですね
2月歌舞伎 金券ショップに立ち寄り、販売状況見ましたが
意外と少なく、しかも売り出されてるのが全て定価以上でした
売り出されてる券は夜の部はほとんどなく、昼の部が多いです
やはり玉三郎が呼び水でしょうか
従いまして、私も歌舞伎座に行き正規のルートで購入せざるを得ませんでした
今日の日経新聞夕刊にも出てましたが、カブキ人気の高まりからチケットの購入が難しくなってるのは事実であり、なんか嬉しいような、複雑な気持ちでもあります
今夜9時からは、NHKで藤十郎襲名のドクメントがありますね これまた楽しみ
はじめまして、先日からこちらに入りました。よろしくお願いします。
2月歌舞伎は夜の部を見てきました!
いつもは幕見なのですが、今回は誘われて奮発して一階で見てきて、花道の近くだったので、汗が飛んできそうでどきどきしました。
道成寺は玉三郎と菊之助が素敵で心が洗われる思いです。
昼の部も気になるので、あいてる時間があったら寒空の下並んでいつもの幕見で見まーす。
今回の道成寺は前回のとまったく同じではないですね。

前回は見せ場がハッキリしていて華麗で派手、わかりやすく飽きさせない展開、今回は花子の心理的な部分、特に情熱の裏の静の部分を深く突き詰め表現したもののように感じました。能掛かりのところはたっぷり見せ、踊りもしっとりと。近くから見ると細やかな所作がまた面白いことでしょうね。

前回は終わりはワーッと歓声に拍手でしたが、今回はじんわり来たって感じでしょうか。どちらの道成寺がいいかどうかは好みの問題かもしれません。とにかく今回は力を入れてみたのか、立っていて腰が痛くなりました。

はい、チケット発売開始時刻あたりからは立ち見必至です。
忍左衛門さま

たびたびの金券ショップ情報、どうも有難うございます。
嬉しいような残念のような。
いや歌舞伎ファンとしては喜ばないといけないのしら。
2/14 バレンタインデーに夜の部総見
先ず「梶原平三ーー」だが、大学祭の歌舞伎公演での初舞台(役は立役大名)の時の演目であり思い出深く、幸四郎を見るより,私が演じた大谷桂三演じる並び大名に注目しながら、わが青春時代を思い出しておりやした
石切の演技は、さまざまな演出がありますが今月のように普通の興行(襲名とか追善興行でない時)の際であれば、幸四郎型でも良いのでは
次なる「二人道成寺」は当に、玉三郎・菊之助の二人の白拍子からの素敵なバレンタイデーの贈り物でした
玉三郎演出による二人の息のあった華麗な舞に大拍手
前回以上に感動を覚え、更なる楽しみに今からわくわく

最後の「一両小判」は人へのチヨットした情けが仇となってしまう世の中の難しさを描いた物ですが、武士の世界だけでなく今日のサラリーマン世界でもありえる話で、今までの長い人生の中で幾度か経験したような気がしました
同僚を慰めのため飲んだりして、酔いがさめた後、変に情けを掛けたような発言をしてしまって現実にその後の人間関係がギクシャクするようになったりとか
約1時間の短い芝居ではありますが、平成の菊吉が解りやすく演じてくれました 然し笊屋にしては菊五郎がハンサム過ぎるのが何となく気になるのですがーーーー
平日にしては1階はほぼ満席 皆様玉三郎にうっとりの感有り
ロビーでは、菊五郎、幸四郎夫人が御贔屓様への応対をされてましたね
昼の部もまた楽しみに
夜の部 「幡随長兵衛」楽しんでまいりました
昼の部は前述のとうり、大学歌舞研時代の初舞台ともなった「石切梶原」が見れたが、幡随長兵衛では大学2年の時に演じた「源氏店」の指導をしてくれた7代目梅幸門下の尾上菊十郎さんが坂田金左衛門の役で出ておられ、吉右衛門と花道での立ち回り
久しぶりに見る姿に73歳の年を感じさせない元気さを感じ、
懐かしさからつい「音羽屋」と掛け声を掛けてしまいました
(播磨屋さんのことも忘れて)
菊十郎さんは立ち役で、端敵などが小気味いい役者さんで,立ち回りもやられており、菊五郎劇団の最近の立ち回りはほとんど手がけてるようです 以前は宝塚歌劇団で立ち回り指導もされてました  これまた菊十郎さんを通じ、わが青春時代を思いだした次第
さて芝居の方は、なんといっても「長兵衛」と言えば吉右衛門が第一と言われるぐらいに、「こればっかし」の芝居で胸のすく思いがしました 
「人は一代、名は末代の播随長兵衛」の名セリフが心に残ります 2月芝居は私にとりましては思いがけなく実りある物でした
忍さま、なかなか読み応えのある劇評有難うございます。今回の演目を特別な思いでごらんの様子、目に浮かびましたでござる。(^-^)

あ、長兵衛さんは昼の部ですよ〜(笑)

このお芝居、最近ちょっと気になる薪車クンも出演だし、観に行かなければ〜。
文字若さま
 昼、夜の区別も瞬時に出来なくなってしまい、年はとりたくないものですネ
役者は50〜60歳からが真の実力を発揮するといゆうのに
今からボケてもいられません
然し、雑誌「演劇界」のあの小さな文字を読むのは、しんどくなってきましたね
若さが羨ましく感じる今日この頃です
忍さま

すみません、こちらの書き込みスルーしておりました。
私も老眼が入ってきたようです。小さい文字がちょっと辛い。

羨ましく感じるからこそ、若さって眩しいのでしょうね。
でもいぶし銀の魅力ってのもありますし、13代目を見習って精進あるのみ、どうぞこれからも歌舞伎ご指南のほど、よろしくお願い申し上げます。

忍さま&もの字の往復書簡状態。

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