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歌舞伎座「幕見」の会コミュの吉例顔見世大歌舞伎

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吉例顔見世大歌舞伎
11月1日(火)〜25日(金)


《 昼 の 部 》

息子
11:00-11:30 900円 (10:30〜チケット発売開始)
                       幕間 15分
熊谷陣屋(くまがいじんや)
11:45-13:10
                       幕間 30分
雨の五郎
うかれ坊主(うかれぼうず)
13:40-14:15 700円 (13:20〜)
                       幕間 20分
人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
14:35-15:48 900円 (14:25〜)


《 夜 の 部 》

日向嶋景清(ひにむかうしまのかげきよ)
16:30-17:45 900円 (16:00〜)
                       幕間 30分
鞍馬山誉鷹(くらまやまほまれのわかたか)
18:15-18:40 900円 (17:55〜)
                       幕間 20分
連獅子(れんじし)
19:00-19:56
                       幕間 15分
大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)
20:11-21:22 700円 (20:05〜)



【配役と見どころ】

昼の部(午前11時開演)

一、 息子(むすこ)

金次郎 染五郎
捕吏 信二郎
火の番の老爺 歌 六

話題とみどころ
 師走の雪の夜。火の番小屋の偏屈な老爺(歌六)のもとに、捕吏(信二郎)が立ち寄り、続いて大坂から来たという金次郎(染五郎)が訪れます。追われる身のこの無頼漢が、まさか九年前に別れた、生真面目な我が子だとは・・・。小山内薫が、スコットランドの劇作家ハロルド・チャピンの一幕物を翻案し、六代目尾上菊五郎が初演した佳品。シンプルな中にも、深い余韻が残る心理劇です。

二、 一谷嫩軍記
熊谷陣屋(くまがいじんや)

熊谷直実 仁左衛門
源義経 梅 玉
藤の方 秀太郎
堤軍次 愛之助
伊勢三郎 宗之助
駿河次郎 吉之助
片岡八郎 桂 三
亀井六郎 由次郎
梶原景高 錦 吾
弥陀六 左團次
相模 雀右衛門

話題とみどころ
 息子の小次郎とともに一谷の合戦に臨み、平敦盛を討って帰還した熊谷直実(仁左衛門)の陣屋に、敦盛の母藤の方(秀太郎)と、直実の妻相模(雀右衛門)がやって来ます。ともに我が子の安否を気遣う二人を前に、熊谷は敦盛の最期の様子を語って聞かせ、討ち取った首を御大将の義経(梅玉)に差し出します。が、それを見た二人の母は驚愕。首は、小次郎のものだったのです。我が子を身代わりにして戦功を立てるも、世の無常を感じて出家する武将、熊谷。義太夫狂言ならではの濃厚な見せ場の数々に加え、深い悲しみを湛えたひとりの人間の姿を、仁左衛門が克明に描き出します。

三、 雨の五郎(あめのごろう)
うかれ坊主(うかれぼうず)

『雨の五郎』 曽我五郎時致 吉右衛門

話題とみどころ
 父の敵討ちを前に、雨の中を馴染みの傾城・化粧坂の少将に逢いに行く曽我五郎(吉右衛門)。キリッと力強い荒事師の五郎が、ふと見せる艶やかな風情が魅力の舞踊を、吉右衛門が二十九年ぶりに踊ります。

『うかれ坊主』 願人坊主 富十郎

話題とみどころ
 願人坊主(富十郎)は、門付けで芸を見せて歩くのが生業です。素肌に薄い十徳(羽織)一枚という、ごまかしの利かない出で立ちでの、軽妙飄逸な振りの数々。舞踊の名手・富十郎の至芸を堪能してください。

四、 人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)

左官長兵衛 幸四郎
女房お兼 鐵之助
手代文七 染五郎
娘お久 宗之助
家主甚八 幸右衛門
手代藤助 錦 吾
鳶頭伊兵衛 友右衛門
和泉屋清兵衛 段四郎
角海老女房お駒 秀太郎

話題とみどころ
 左官の長兵衛(幸四郎)は、腕はいいのに博打好きで働かず、女房のお兼(鐵之助)と喧嘩が絶えません。そんな様子を見かねた娘のお久(宗之助)は、自ら吉原に身を売る孝行娘。さすがに猛省した長兵衛が、お久と引き換えに得た五十両を懐に家路を急いでいると、身投げしようとする和泉屋の手代文七(染五郎)の姿が目に入ります。売上金五十両を紛失した詫びに死ぬしかないという文七に、長兵衛は……。三遊亭円朝の口演を歌舞伎化した、おなじみの人気作。近年、江戸世話物への積極的な取り組みをみせる幸四郎が、初役で長兵衛に挑みます。


夜の部(午後4時30分開演)

一、 嬢景清八嶋日記

日向嶋景清(ひにむかうしまのかげきよ)

悪七兵衛景清 吉右衛門
肝煎佐治太夫 歌 昇
里人実は 土屋郡内 染五郎
里人実は 天野四郎 信二郎
娘糸滝 芝 雀

話題とみどころ
 源氏との戦に敗れ、ひとり生き残った平家の大将悪七兵衛景清(吉右衛門)は、盲目となり、俗世を離れて日向国に暮らしています。そこへ、二歳の時に生き別れた娘の糸滝(芝雀)が、肝煎佐治太夫(歌昇)に伴われて面会に訪れます。落ちぶれた姿を娘に見せまいとする父と、父のために、身を売って得た金を渡そうとする娘。松貫四こと吉右衛門が、人形浄瑠璃『嬢景清八嶋日記』をもとに書き上げ、今年四月四国こんぴら歌舞伎で初演した、父と娘の親子愛の物語。糸滝の父を想う献身的な行為に、誇り高き武将の意地も砕け、思わず「その子は売るまじ」と絶叫する景清の姿が、胸を打ちます。

二、 鞍馬山誉鷹(くらまやまほまれのわかたか)

中村大改め初代中村鷹之資披露狂言

牛若丸 大改め
鷹之資
鷹匠 富十郎
平忠度 仁左衛門
喜三太 梅 玉
蓮忍阿闍梨 吉右衛門
常盤御前  雀右衛門

話題とみどころ
 鞍馬山で、夜な夜な不審な物音がするとの噂が立ち、鷹匠(富十郎)、吉岡喜三太(梅玉)、平忠度(仁左衛門)が、その詮議に立ち上がろうとします。実は音の正体は、稚児の牛若丸(鷹之資)が、天狗を相手に武者修業する物音。母の常盤御前(雀右衛門)や師の蓮忍阿闍梨(吉右衛門)も、その頼もしさに、源氏再興を託します。富十郎の長男大が、初代鷹之資を名乗り、その門出を豪華な共演陣で祝う一幕です。

三、 連獅子(れんじし)


狂言師右近後に親獅子の精 幸四郎
狂言師左近後に仔獅子の精 染五郎
法華の僧蓮念 玉太郎
浄土の僧遍念 信二郎

話題とみどころ
 唐の清涼山に現れた、狂言師右近(幸四郎)と左近(染五郎)。親が仔を千尋の谷に突き落とすという、厳しい獅子の子育ての様子を踊ってみせた二人は、やがて獅子の精に姿を変え、勇ましく舞い踊ります。前半の獅子の子育て、後半の赤と白の長い毛をさまざまに扱う毛振りと、見どころが尽きないダイナミックな長唄舞踊。間狂言の楽しい宗論(信二郎・玉太郎)を挟んで、幸四郎の大きさと染五郎の若さが、見事に弾け合います。

四、 おさん 茂兵衛

大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)

茂兵衛 梅 玉
おさん 時 蔵
女中お玉 梅 枝
母お久 歌 江
番頭助右衛門 歌 六
大経師以春 段四郎

話題とみどころ
 毎年暦を刊行する役割も担う、表具師の大経師。以春(段四郎)の家も暦の発送の真っ最中ですが、以春は妻のおさん(時蔵)の隙を見ては、女中のお玉(梅枝)に言い寄っています。今夜も以春がその寝床を訪ねると知ったおさんは、お玉とすり替わって寝所に潜みますが、やって来たのは、以春ではなく手代の茂兵衛(梅玉)。おさんに金策を頼まれ、以春の判を使ったことを番頭の助右衛門(歌六)に糾弾された茂兵衛は、それを救おうとしてくれたお玉に、お礼をしに来たのです。お互いそうとは知らずに、密通してしまったおさんと茂兵衛。実際にあった事件をもとにした近松門左衛門の世話物で、複雑な人間模様が、リアルな悲劇をもたらします。


11月は歌舞伎で、12月は文楽で陣屋です!楽しみ楽しみ〜♪


コメント(10)

今日から始まりました。
今頃、熊谷陣屋クライマックスですね。
『本日初日』行ってきました。
ちょいと新宿に用事があり、万障繰りあわせて!

昼の部を幕見席で観ました。
個人的には『熊谷陣屋』が一番良かったです。
今まで、吉右衛門丈と幸四郎丈の熊谷は観た事あるのですが、仁左衛門丈の熊谷は少し違いました。
拵え、見得を切る所やその数が違い、面白かったです。
たぶん、吉右衛門丈と幸四郎丈のは「團十郎型」で、仁左衛門丈のは違う上方系の型ではないのでしょうか。
参考『歌舞伎型の魅力』(渡辺保著、角川書店)の「熊谷陣屋」の項に詳しく出ています。

あと、舞踊『雨の五郎』『うかれ坊主』も、良かったです。

初日とはいえ平日でしたので、幕見席は空いていました。
ただ、3階席に新聞社のお客さんが多くいて、結構騒々しかったのは残念でした。
でも、満足の一日でした。
辰次さん、早速の情報有難うございます!
ふむふむ・・・『歌舞伎の魅力』を取り出してちょっと調べてみましょう。

新聞社ってどこの新聞社でしょうね。プンプン!
江戸時代じゃないんだし舞台が始まったらマナーは守って欲しいですね。
新聞社ってあれでしょう、A新聞が購読サービスで時々くれる3階席の招待券。それ用のブロックが3階後方にキープしてあるんですよね。慣れない人も多いので、多少ざわざわすることもありますね。

これ、いいサービスなんだけど、招待券と言っても早い者勝ちの引換券なんですよね。開場前に座席券に換えてくれるんだけど、すでに長蛇の列が出来ていて、寸前で札止めアウトの憂き目を見た経験が2回ぐらいあります。しゃくにさわるのでむりやり幕見で見て、なんだか損したような気にさせられたりして。
しかし、ここ3年ぐらい全然回ってこないなー。もう新聞変えちゃうよ!

ついでで何ですが、今月はクールな顔ぶれの「おさん茂兵衛」を見ますかね。
>ついでで何ですが、今月はクールな顔ぶれの「おさん茂兵衛」を見ますかね。

くっくっくっ・・・ぐるぢぃ・・・
確かにクールだわ。うん、私も見ますかね。

A新聞ってA新聞のことでしょうか。(おい)
取ってないから〜、取らないから〜あそこの、私。(笑)

riverさんのコメント、エスプリが利いててリズムがあって楽しいわ。
おうち、覗きに行こうっと。
あら、伝法なおねぇチャンかと思ったら殿方でしたワ。
今日、熊谷陣屋を見参!(息子も見たけれど・・・)

仁左さま、品があって美しくて悲劇的で・・・
ああ〜素敵。(溜息♪)
お声の調子も良かったので安心しました。

京屋さんが15秒間沈黙されて舞台がフリーズ、
そうしたこととお年からくる膝が悪いためのガタガタした所作を覗けば、
全体的にいいお芝居を見せてくれました。
左団次の弥陀六には怨恨というものをあまり感じませんでしたが。
(平家の亡霊が背後にいないw)

楽日は陣屋でランチタイムかなぁ〜♪

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