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歌舞伎座「幕見」の会コミュの十月大歌舞伎

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九月に引き続き、追善続きます!
今日の産経新聞の芸能&メディア面の記事をご紹介致します。

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十月大歌舞伎 白鸚追善 

幸四郎の初役「井伊大老」 “ 父の当り役 一期一会の心で ” 


松本幸四郎が十月大歌舞伎で、父の松本白鸚の二十三回忌追善として、「井伊大老」を初役で勤める。白鸚の当り役のひとつ。「何故か今年は1月から父の当り役ばかり演じてきました。不肖の倅でしたが、いくばくかの孝行になれば」と話している。白鸚は明治43年、七世松本幸四郎の次男として生まれた。ちなみに兄は十一代目市川団十郎になり、弟は二代目尾上松緑。昭和6年に市川染五郎を襲名。24年、父親が亡くなり、八代目松本幸四郎を襲名した。56年に父親の俳名、白鸚を名乗った。57年、71歳で死去。

長男の幸四郎は、「たとえば『勧進帳』を教えているうちに、息子そっちのけで自分の稽古になっちゃう。やっと気がついてお疲れ様、という感じです。自分で覚えろ、つまずいて分かれという人でした。本人が出演している劇場にくれば、月謝も取らずに見て覚えられる。こんな親切はない、と言ってました」と父を回想する。父親には千尋の谷に落とす「連獅子」の獅子のように突き放されたが、その分母親が教えてくれたという。というのも母親は名優、初世中村吉衛門の娘。「おふくろは祖父の役が全部できました。おやじに雷を落とされて、母親からはだめ(演技上の注意)を出されました」

「井伊大老」は作家、北條秀司が井伊直弼の政治家としてよりも人間性にスポットを当てた作品。昭和31年、白鸚の井伊直弼、中村歌右衛門のお静の方で歌舞伎版が初演された。また、白鸚最後の舞台も「井伊大老」だった。
「最後の役ですし、稽古もやってみていかにも父親の好きそうな芝居です。『政道を預かる者はすべて捨石、石のごとく死ねばいいのじゃ』など直弼の苦衷が吐露されます。父は耐える役が多かったですから」と幸四郎。安政の大獄以来、勤皇派の志士に命を狙われている直弼は、ひな祭りの前夜、愛妾お静の方を訪れる。この日は二人の間に生まれた鶴姫の命日だった。暗殺されるとは知るすべもなく、心静かなひとときを過ごす。

「真山青果の史劇とは違い、愛の芝居だと思います。大老という大きな役職の人間でも、愛の世界ではもろい人だったんです。初役ではあるけど一期一会の心で大事にやりたい」と幸四郎。

お静の方は中村雀右衛門。年上の女房に甘える、というふうにできたらという。

コメント(19)

正式には「芸術祭十月大歌舞伎」。
皆さんのお目当てはどの演目でしょ〜?


10月2日(土曜)〜10月26日(金曜)


● 昼の部 午前11時開演 ●

【寿猩々】    11:00〜11:20(発売開始10:30)600円

【熊谷陣屋】   11:40〜 1:05(発売開始11:30)900円

【都鳥廓白浪】  1:40〜 3:45(発売開始1:15)1,000円


● 夜の部 午後4時30分開演 ●

【井伊大老】    4:30〜 6:05(発売開始4:00) 900円

【実盛物語】    6:35〜 7:55(発売開始6:15) 800円

【雪暮夜入谷畦道】8:10〜 9:20(発売開始8:05) 800円
名古屋・御園座に続いて木挽町でも「陣屋」。
高麗屋の熊谷に、神谷町(芝翫丈)の相模。これはやはり、相模を観にいくべきでしょう。

珍しく昼の部キリに「忍ぶの惣太」が出ます。向島の桜餅屋。久しぶりに味わいたくなりました。梅若伝説を材にとったこの芝居、「法界坊」や「隅田川」を脳裏に描きながら観ると面白いかもしれませんね。

夜は仁左衛門丈の「実盛」につきるでしょう。
「直侍」は、若成田で観たかった。時蔵の三千歳じゃぁね。按摩の丈賀に田之助丈がつきあいますが、いい味だしてくれると思います。以上、幕見4階席、参上予定です。
通しもいいけど、幸四郎の「井伊大老」なんて結構です。いっそ「花の生涯」にしたほうが向いているかも。
傾亭さま、大変参考になりました。いつも有難うございます。

海老蔵(新之助)の実盛、目に焼きついておりまする。仁左衛門丈はまた違った味をみせてくれることでしょう!ちなみに私は今週末、昼の部夜の部と三階席で通し。(エコノミー症候群になりそう)

九州では(たぶん関西もそうかもしれませんが…)、こちら関東で言う「道明寺」が「桜餅」なんですよ。東京で食べるあの桜色のぎゅうひに餡の「桜餅」は、鹿児島で見かけたことありません。
昼の部夜の部、観てまいりました。皆さんはもう行かれましたでしょうか。

他は毒舌なので(笑)、実盛物語のみ、日記から貼り付け致しますね〜。

【実盛物語】

今回はこれに決まり!幕見であと二回は観に行くつもり。新之助時代の海老蔵が演じた実盛も若武者という感じで力に溢れ凛々しくて惚れ惚れだったけど、仁左衛門のも素晴らしかった!まさに流麗!劇中で実盛が40歳前という台詞があるから、海老蔵が演じるにはまだ若いのかしら。仁左衛門も孫がいる年齢だけど、顔を作って(化粧して)舞台にでれば、壮年の男盛り。孫がいるだけに、子供を可愛がる仕種も無理がなかったなぁ。海老蔵のときはイマイチぎこちなかったけど。(笑)

ラスト、花道の馬上の実盛、私の席から見ると、仁左衛門が馬と合体してケンタウロスのように見えた!気品!華!輝くばかりの美しさ!
お奨めした「実盛」、ご覧いただけましたようで。
ようございましたでしょう。
今、時代物の「凛」としたお役を、期待どおりにこなしてくださるのは、十五代目松島屋しかいないと思います。
世話物らしきものでは、やはり玉さまとコンビでの「桜姫」や「十六夜清心」「直侍」でしょうか。嗚呼、「孝玉」時代が懐かしい。
でも、「め組の喧嘩」とか「芝浜」のような「菊五郎劇団」の十八番には、手は出されないと思います。なんと言っても上方の役者さんですから、べらんめぇ調の啖呵を切るお役には向いていないように思われるのですが。
傾亭さまのご推薦でしたか〜。
いやはや気付いておりませんでした。
が、やはりというか、大変素晴らしいお芝居、垂涎ものでした。
瞬きするのさえ、もったいないくらいの麗しく凛とした実盛でしたもの。

おっしゃるとおり、やはり仁左衛門には上方歌舞伎の醍醐味が味わえるお芝居をやってほしいものですね。
>夜は仁左衛門丈の「実盛」につきるでしょう。

あちゃ〜前の書き込みに書いてらっしゃいますね、失礼をば!
 はじめまして。
 本日、台風の中、「実盛物語」観てまいりました。
 仁左衛門丈の人間味溢れる実盛、まさに天晴れ! 義太夫にのせての所作も眼に楽しく、颯爽と馬に跨がったその姿はまさに輝いておりました。観終わったこちらの気分もスッキリです。

 海老蔵が演じた実盛は拝見していませんが、さぞカッコよかったのでしょうね。確かに「〜四十に近き某が、稚き汝に討たれなば情と知れて手柄になるまい」というくだりなどは、頭で考えると無理が感じられるかもですが、舞台で見ていると気にならなかったりするものですし。次の機会には是非足を運んでみたいと思います。実は私、襲名披露での「助六」で初めて彼の魅力を知ったばかりなもので(苦笑)。でわでわ。
mogさん、初めまして!書き込みどうも有難うございます。

台風の中、行かれましたか〜!酔うほどに美しい殿御の、心行くまで余韻が味わえる華のあるお芝居でしたね。語りのところも決まっていました!

海老蔵助六、そのまんまですよねぇ。
良かったらそのコメントなどもお聞かせ願いたい。
 海老蔵助六、まさに「時分の花」を見たような気がしました。今の海老蔵だからこその、その輝きは眼に眩しい程。型にはまりきらずのはみ出し具合が魅力的で、乱暴に言わせてもらうと「素敵にパンクな助六だなぁ」、と感動させられたのでした。助六っていわば「カッコイイ不良」な訳で(であってもいい筈)、海老蔵は見事にはまってました。文字若さんの言われる通り、「そのまんま」なのかもですが(笑)。 海老蔵が助六なのか助六が海老蔵か、虚実の合間をスルリとくぐり抜け、花道を駆け抜けるその姿から、ふと「2004年=江戸」を感じさせられ驚いたのであります。どうも、うまく説明出来ないんですが、一言でいうと「こんなに生き生きとして面白い助六は初めてだ」であります(笑)。
どうも有難うございます!
江戸時代の「パンク」「ヴィジュアル系」がまさにカブキ者のお洒落だったんですよね。それを洗練し粋な芸術に育て上げた古の人々のエネルギーにつくづく感服です。

>海老蔵が助六なのか助六が海老蔵か、虚実の合間をスルリとくぐり抜け、花道を駆け抜けるその姿から、ふと「2004年=江戸」を感じさせられ驚いたのであります。

素敵なコメントですね!深く深く納得。専門家から見るといろいろチェック点があるんでしょうが、私にとっては異次元にスパン!と入った感覚でした。
書き込みしたとばかり思っていました。
遅ればせながら、今月の幕見のご案内です。
15分〜30分前がチケット発売です。

● 昼の部 午前11時開演 ●

寿猩々      11:00〜 11:20   600円

熊谷陣屋     11:40〜 1:05    900円

都鳥廓白浪     1:40〜 3:50   1,000円

● 夜の部 午後4時30分開演 ●


井伊大老      4:30〜 5:55   900円


実盛物語      6:25〜 7:45  800円  ☆イチオシ!


雪暮夜入谷畦道   8:00〜 9:10   800円
斎藤実盛、大星由良之助、番隋院長兵衛など実事(じつごと)の立役は、
「生(なま)締め」と呼ぶ鬘をつけます。
役柄で言えば、「分別ある裁き役」とでも申しましょうか。
こういうお役、ご当代ではやはり十五代目松島屋丈でしょう。
傾亭、大いに買っております。
「生(なま)締め」ですね、メモメモ。「重の井」では、鬘からああいった役柄を「片はずし」と呼ぶことが筋書にありました。今週平日、「実盛」はまた観に行かねばと考えております。じっくり鬘も拝むと致しましょう。
昨日、行って参りました!「実盛」に「直侍」。
オフィスを早めに出て、6時20分到着!楽勝で座れました。

勤め帰りに「実盛」でリフレッシュ、清元でしっとり、いいですよ〜♪
 海老蔵助六について、つい熱くなって書いてしまいました。日記に書くべきような文だったかと、今となってはちと恥ずかし。文字若さんにうまくキャッチしていただけたのがせめてもの救いであります(苦笑)。

 「実盛」また行かれたんですね。羨ましい。ところで「直侍」、雪降り続く冬の暮れ時、身を切るような寒さは舞台に現れてましたでしょうか。蕎麦屋の中、炭火の持つホッとするような暖かさを感じられればそれだけで満足なのですが・・・。前回は「実盛物語」の余韻を味わいたくて、「直侍」は観ずに帰ってきてしまいました。大好きな「忍逢春雪解」聴くだけでもいいし、次回はこちらも続けて観てくる事にします。あ、実盛の鬘もチェックしないと。ではでは。
mogさん、ご心配召されるな。熱く語りましょ!

「直侍」、蕎麦屋の中の場面、外の場面、歌舞伎の醍醐味を愉しむことができました。火鉢に火をくべるシーン、好きなんですね。ストーリーには関係のないところで舞台に味を出すこうした歌舞伎の場面、いいですねぇ。菊五郎直次郎が火鉢にまたがってあそこを温める(笑)シーンなんて、男性であれば思わず納得しながら笑ってしまうところではないでしょうか。

必見なのは、按摩の田之助丈。いやはや、雪の中の歩きから、熱い蕎麦をすする場面、そして温まって蕎麦屋を出るあたり等等、まさに役者の力量見たり!という感があります。こちらも観ていて、ああ、美味しい蕎麦、ご馳走様と言いたくなるくらいでした。

菊五郎丈は努力型のいい役者だと思いますが、何か退廃したというか、弱さというか、直次郎のあの崩れた色気が出ていないように思われました。彼のキャラではないのでしょうか。三千歳との逢瀬の「哀しさ」が、私にはそれほど伝わりませんでした。

余談・・・
歌舞伎座近くの蕎麦屋は閉まっていたので、隣のプロントでビールを飲みました。銅のグラスで飲むというもので結構美味しかったです。美味しい蕎麦と熱燗のある店、開拓しなければ・・・
文字若さま

銀座6丁目中央通りでよろしければ
顔がきく店があります。
そば粉十割りの生粉(きこ)打ちです。

そこは名うての左党傾亭、
辛口から焼酎、ワイン、シャンパンまでそろえているそば屋です。
よろしければいつでも店長にご紹介いたします。
十割生紛打ち!いいですねぇ。ご紹介をお願い致しまするぅ。
シャンパンは一番好きな飲み物でございます(特にヴーヴクリコ)。
ただし、年に一回飲めるかどうかという程度ですが・・・(笑)

でも傾亭さまのような方のご贔屓のお店に、私のような者が行っていいやら・・・。
行儀良くしないと。(汗)

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