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moving (movies and musicals)コミュの少年H

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映画少年H
いす 降旗康男
本 妹尾河童

水谷豊/ 妹尾盛夫
伊藤蘭/ 妹尾敏子
吉岡竜輝/ 妹尾肇(H)
花田優里音/ 妹尾好子
小栗旬/ うどん屋の兄ちゃん
早乙女太一 /オトコ姉ちゃん
原田泰造/ 田森教官
佐々木蔵之介/ 久門教官
國村隼/ 吉村さん
岸部一徳/ 柴田さん

メモ エッセイストとしても活躍する舞台美術家・妹尾河童の自伝的ベストセラー小説を
「鉄道員(ぽっぽや)」「あなたへ」の降旗康男監督で映画化した感動の家族ドラマ。
軍国主義に染まっていく戦時下の神戸を舞台に、激動の時代を強い信念と大きな愛情に
包まれてたくましく生き抜いた少年と家族の愛と絆を描く。(by allcinema)

良い作品でした。
クリスチャンで洋服仕立て屋の一家の目線で、戦前から戦後までを描いた作品。

主人公が、ずっと同じキャストなのが、客観的には違和感なんだけど、
(普通、外見はもっと大人に成長するはずなので)
彼の信念、生き方の揺るぎなさを表現するには良かったかも。

でも、戦前は国粋主義で、戦後は民主主義か共和主義にさくっと変身する
おっちゃん2人も、見た目あまり変わらずだったな。
ということは、演出側にそういう意図はなかったのかと。

主人公の発する『何故』がいちいちまっとうで、それに感心したり
ヒヤヒヤしたり、共感したり。

何故、戦争なんてー?
勝てるはずないのに。

そして、何も言えない期間に、理不尽な理由で迫害を受けた人達の存在。
そして、迫害する側も、仕事、命令であれば、人道上許されないとしても
平然と職務をこなせる人間の特性の怖さ。
あの状況では、迫害する側にも迫害しないという選択肢は持てない。

あと、思想の変わり身の早い人達の存在。
主人公が、「あいつらワカメみたいなものだ」って言ってたけど、
ほんと、そんな感じ。

でも、それが生き抜く為の自衛手段でもあるということ。
たくましいよなぁ。

この作品を観て、思い出した映画を2つ。

母親が他人に米を与える姿は、「インポッシブル」の主人公家族の母親とだぶり、
父親が子供が友達に見せた絵葉書の話に尾ひれがついて、スパイ容疑で
恐喝拷問にかけられるのは「偽りなき者」の主人公の受難を思い出しました。

「インポッシブル」はスペインの映画。
「偽りなき者」はデンマークの映画。

人間の性分は善であれ悪であれ、どの国でも変わらないものなのだな。

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