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moving (movies and musicals)コミュのヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜

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映画ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜無料
いす根岸吉太郎
本太宰治
メモ田中陽造

松たか子 /佐知
浅野忠信 /大谷
室井滋 /巳代
伊武雅刀 /吉蔵
広末涼子 /秋子
妻夫木聡 /岡田
堤真一 /辻
光石研
山本未來
鈴木卓爾
小林麻子
信太昌之
新井浩文

メモ 太宰治の同名短編を「隠し剣 鬼の爪」の松たか子と
「母べえ」の浅野忠信主演で映画化。放蕩者の小説家と、
そんなダメ夫をしなやかな逞しさで包み込んでしまう妻が織りなす
心の機微と愛の形を繊細に描き出す。(by allcinema ONLINE)

松たかこはお気に入りです^^
ということで、愛人の座と妻の座のどっちが心地良いのか
偵察がてら、観てきました。

結果、愛人と妻の立場ではどっちが良いかより、
ダメ夫の考えてることはよく分かるなぁ、と。

現実に立ち向かう人間と、
現実から逃げている人間。

世の中の人間を2種類に分けるとすれば、
妻は現実直視派、夫は現実逃避派。
この2人の間には、とーっても深い溝があるんだな。

お互いに相手のことを自分に都合の良いように解釈して
やっていく分には意外と上手くいくもんだったりするんだけど、
お互いに派閥代表って言いたくなるくらい典型的だから、
まぁ、・・・大変ですわな。
相手はエイリアンのようなものだから。

2人が出会ったきっかけの出来事。
現実逃避派の大谷(小説家)は、自分の世間体はどうでも良いから、
佐知(後の妻)の行動に共感して、すっと助け船を出したんだな、きっと。

ここで、動けなかった辻(弁護士)は、
現実直視派だから、そんな行動はとれないワケだ。

ここでの佐知の強引で意味不明な言い訳には驚愕。
大谷が惹かれるはずだわ・・・。

死に助けを求める大谷。
睡眠薬を持って「死ぬってどういうことだろう」とつぶやく佐知。

「お子さんにどうぞ」と言われてもらった果物を
自分で食べてしまい、罪悪感を抱く大谷。
同じ果物を食べて、ただ「おいしい」と言う佐知。

そんな佐知の言動に強さを感じる。
かっこええなぁ。

大谷の自殺未遂後、警察で秋子(愛人)と佐知が
廊下ですれ違う場面がある。

ここで、秋子が勝ち誇ったように口元を上げて微笑むけど、
その前の幸と大谷との面会では、大谷の酷い言動に反して
大谷は幸を愛していたんだなって感じられたな。

一緒に死んでくれるなら、大谷は誰でも良かったんだな。
でも、愛人は自分を選んでくれたと思い込む。
そんな勘違い。
でも、勘違いが世間の見方でもある。

そんなこんなで。
みんな大変だよねって立場での鑑賞だったかな^^;

好きだからって相手に尽くせるとは限らないし、
相手に好かれるような態度をとれるとは限らない。

でも、そんな心理が現実直視派の人にはなかなか
分からないだろうなぁ。

人の態度が気持ちと直結しているとは限らないなんて
思えないだろうから。

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