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U研究会コミュの脳と宗教(高僧が悟りを得たとき違う脳波が出る)の話

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歌川先生の喜寿記念会にて先生にお話しした「禅宗の僧侶と脳波の関係」のお話です。
興味深い内容なのでシェアします。

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1955年、東京都港区にある「青松寺」という由緒ある寺院の禅堂において東京大学の教授である平井富雄・笠松章両博士に率いられた多くの東大生が脳波測定の機械装置を運びこみ、それに実験協力者として14名の禅僧が参加した実験は、禅の長い歴史始まって以来の大事件であり。坐禅に科学の光があたる第一歩であった、坐禅と脳科学「東洋の英知と西洋のテクノロジー」という、まったく異質の組み合わせの結果は「坐禅の脳科学研究」という専門論文として、精神神経学会で発表された(その他笠松・平井両博士は横浜市鶴見区の総持寺でも禅僧十数名の坐禅中の脳波実験を行う)結果は驚くべきものであった。以下 

?坐禅を行うと、脳波を自在に変える事が証明された、活動型の脳波(ベ―ター波)から安静型のアルファ波やそれ以上深いシーター波に移行することが確認された。これは体に休息を与えた事であり、ストレス、不眠、心理不安、イライラなどのを改善できる証である。

?坐禅により、血液中の乳酸の量及び精神電流現象(坐禅中に定期的に外部から刺激を与える)の結果、静的な脳波が、動的な脳波に変わるアルファ抑制(アルファ・ブロッキング)に対しての「慣れ」が起こらないことが解明された、これは〔外部からの刺激には平時より反応は鋭いが、精神状態は絶対の安定を保たれている〕、〔脳活動が新鮮で長く持続されいるが、意識は対極の休息状態にあるという、〕俗にゆう(融通無碍=ゆうずうむげ・一つの考えにとらわれることなく、どんな自体にもうまく対応できる)とか(動静一如・どうじょういちにょ、相反した矛盾がバランスをとって、一如として体得される状態)すなわち静と動が常に共存し続ける状態であり、これはあらゆる環境や逆境に最適に対応できる精神の涵養であり、日常生活全般、対人関係・健康・仕事・趣味に大いに貢献する。

コメント(1)

大日如来さん

とても興味深い情報シェアーありがとうございます。
1955年にそのような試みがあったのですね。

最近は、科学のさらなる進歩とともに、『脳のどの部分が活発化しているからこの様な作用が』とか、『脳内ホルモンの分泌状態がわかることによりこの様な反応が』とか、脳波も然りですが、今まで昔からの事象面から判断して『良いとされていたこと』、『悪いとされていたこと』が、科学的に裏付けられて語られるようになった様に思います。

その様なことから、本好きの私は本屋さんによく行くのですが、お医者様のエッセイや、ちゃんとした書籍でも脳や脳内ホルモンに関連するタイトルのものをよく目にする様になりました。

そして、私長生き願望も特には無いのですが、でもせっかく生きているなら快適には過ごしたいとの想いはあり、最近、脳やホルモンつながりで『免疫力』に関する本を数冊まとめ読みしました。
その中で、人が本来持つ免疫力が低下するメカニズムは過ぎたストレス状態であり、過ストレスは自律神経の働きを低下させるきっかけになると書かれていることが多い様に思われました。

言葉を換えると、未病のメカニズムが崩れ、西洋医学に頼る必要が出て来るサイクルとも言えそうです。

そこでそのサイクルを改善する、本来人が持つ免疫力の回復や強化について話が及びます。
そのメソッドの一つとして『座禅』、正確には座禅から導かれる『瞑想状態』に至ることになるのでしょうが、瞑想は交感神経優位の状態を、副交感神経優位の状態に変え、リラックス状態に入り、ストレスを融かす作用があるそうです。
頭の中では、脳内ホルモンの種類も分泌も当然ながら変化しているそうです。

私、科学的アプローチで攻める力が無く、事実集め、回り道が多い帰納法的アプローチしかできないのですが、座ることの経験により、お堂を出てきた時に何とも風景が眩しく(恐らく脳がリラックスして光を感じやすか、薄暗い御堂から出てきて目が慣れていないかのどちらか)、心が軽くなったと感じる経験は持っている方の人間かも知れません。

ここからはご参考ですが、高輪に高野山別院(真言宗)があり、真言宗では阿字観というそうですが、いわゆる座禅を月に2度経験できる機会があります。
また、これがゆるくていいのですが、足を組むことを強要されませんし、組む手は右が上(意味はお調べ下さい(他宗は修行中の者は左と言われます))とかの少々の作法は言われますが、主目的はただ座ることとされ瞑想状態に上手く導いて頂けます。

すーーーーとゾーンに行っちゃた気分はなんとも表現できない感覚ですし、終わった時は自分は結構疲れていたんだなって実感されます。

ご興味のある方は、Webで『高野山東京別院』で検索頂くとホームページがあるので、日程など情報を得れると思います。

私ひとりの感想で申し訳けないのですが、経験、事実から語るとまさに大日如来さんに書いて頂いているとおり、座禅は『日常生活全般、対人関係・健康・仕事・趣味に大いに貢献』と思える次第です。

日々、学べま学ぶほど阿修羅のごとくU研究会の方々はやられているように思います。
それはそれは『やるべき時は大いにきちんとやるべし(これは前回の会でご教示頂いたひとつ)』と思いますが、それでも我々は人間、ふと疲れたなーと思ったら阿字観メモでも思い出して頂き、ただ座ることも経験されてみて頂ければと思います。
その折には、感想などお知らせ頂ければ、私の情報も少しは科学に近づけるように思います。

それでは、最後になりましたが、
この場をお借りしまして、先日の会、場をおつくり頂いた皆様に感謝を申し上げます。
ありがとうございました&皆様、お元気で!

三野恵司



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