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地球温暖化とECOを考えるコミュの地球温暖化→食糧危機?

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「わたしたちの暮らしの中のCO2」というトピックの中で

ちょっと長くなりますが

>温暖化を防止しようとするよりもいつ来るかわからない寒冷化による凶作での飢餓を心配するべきです。

というコメントが出ていたので、食から温暖化を考えて見たいと思いトピックを立ててみました。

 温暖化を市民一人一人が防止するための努力をする事は必要な事です。国を挙げて防止策をとる意力のある人を国会議員に選ぶ事も大事です。
しかし、もっと大事な事で我々市民がすぐに出来る事は以下の事でしょう。この現実に真っ正面から向き合い意識を変える決心が我々市民には必要なのではないでしょうか?
 
 9月に秋田県で行った「東北環境教育ミーティングinあきた白神」の基調講演での結城登美雄氏のお話です。

 全国で農業に従事している人・・・312万人、漁業に従事している人21万人、これは全人口の2、7%。年齢構成で言えばこの内の70%が60歳以上だという現実。
 米作りの労働賃金を時給に直すと256円。2000年は475円だった。労働基準法が定める最低賃金は673円。
 よくカロリーベースで自給率は39%だと言われているがそれでは10年後はどうなっているのか。  という内容でした。

 もう数年もすれば、半分以上のお年寄りは農業が出来なくなるでしょう。自給率は極端に下がる事は目に見えています。今まで食糧の供給国だった国、オーストラリアでは近年干ばつが多くなってきたというし、中国等では人工の増加等で輸出まで回らず輸入国となってきています。またバイオエネルギーの普及で食料で輸出するよりもエネルギーで輸出する方が利益となるため切り替える国が多くなっています。

 5年、10年後の日本人でお米を腹8分目食べ続ける事の出来る人、子どもに食べさせる事の出来る親は、10家族の内、何家族になるのでしょうか。
 
 じゃあどうしたらよいでしょうか。

 結城登美雄氏が紹介してくれた、米を中心に、地域の食と農は地域みんなの力で支えよう!と呼びかけた「鳴子の米プロジェクト」の話を我々市民が全国で実現するようにしなければ後がないでしょう。

 何よりも農家が安心して意欲を失わないで米作りが出来るように現状の生産者米価1俵1万1千円これを1万8千円に引き上げ、これを5年間保証する。そして食べ手は2万4千円で買い支える。差額の1俵6千円で農業を志す若者達の支援や様々な研究開発に当てる。
 1俵2万4千円(ごはん1杯24円)同じ値段で買える食べ物、仙台名産笹かまぼこ6分の一切れ、イチゴ1個、チョコポッキー5本。決して趣味のよいやり方だとは思わぬが、私達の食の認識は浅すぎるのである。

 鳴子で生産しているお米「東北181号」このお米をおいしく食べてもらうために農家の女性達が連日1パーセントずつ水かげんをかえて、ごはんの炊き方の研究実験をしてくれた。そして通常ブランド米の85パーセントで炊くと、どの米よりも香り高くおいしい事を発見してくれた。
             結城登美雄 著「東北を歩く」新宿書房より
 
 講演の中でこんな事も話してもらった。
大学の講義の中で、おいしいお米は?と聞くと、食べた事もない学生でも魚沼産のコシヒカリという。

 また、農地の規模で選別しようとしているが、選別されるべき者は、「農業の担い手」ではなく「農政の担い手」ではないのか。
 国家のためではなく、家族と隣人と友人、知人のために米を育てその米をみんなで支える。(1軒の農家に対して30軒の消費者が必ずその米を前金で買う。)

  詳しくは、結城登美雄 著「東北を歩く」新宿書房をお読みください。

ーーー
 
 (テレビの中は食べ物天国ですね。
満腹中枢に傷害のある者をもてはやしたり、グルメと称して各地で食べ歩く
箸も持てないようなタレントを映し出したり・・・。)

 温暖化を防止するためには、山や田んぼの保水力も必要です。そのためには手入れが、手入れをする人が必要でしょう。山や里が豊かになれば海も昔のように魚湧く海となるでしょう。遠洋漁業と称して他国の沿岸まで化石燃料jを使ってわざわざ行く必要もないでしょう。・・・まずは自分たちの生活から見直す必要があるのではないでしょうか?

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