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TRPGブートキャンプコミュの鍛冶屋の手帳

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RPGによく出てくる武器や防具等の解説をお教え下さい。
知らなくても問題ないものの、知っておくとよりRPGを楽しめる、そんな情報をお待ちしております。

註:特定のゲームに依存した、或いは伝承に顕れる固有名詞のものではなく、形状や用途による汎用性のある武具のご紹介をお願い致します。

コメント(56)

名称:バシネット[Bascinet]
品目:兜
説明:バレル・ヘルムに続き登場した兜。
 サーブレアを元に発案されたされ、当初(14世紀初頭)、顔面部は解放されてたものが主であったら、後(14世紀中頃)に面頬(アベンテール)が取り付けられたものへと移り変わる。
 バシネットは広く普及し、面頬にファッション性が顕れ、グロテスクな面頬や突き鼻、豚鼻、犬面相等多彩であり、主に円錐状のバイザーが特徴的。格子状の面頬もあり、これは剣道の面に似ている。
 面頬付きで板金が強化、バイザーも丸みを帯びたグレートバシネットが登場する。
 重量は頭部にのみ掛かる。やがて、発展型のアーメットへと変わる。
名称:ベースラード[Baselard]
品目:短剣
説明:13〜14世紀に普及した短剣の一種。
 騎士のセカンドウェポンだが、民間人も普段、衣装の付属品として常備し、婦人達もガードルに差し、着用された。
 蝙蝠型、或いは楔型で鋭く先が尖った両刃の短剣。キヨン(十字型鍔)が平行してセットされた短剣。
名称:破城槌[Battering Ram]
品目:攻城兵器
説明:砦や城塞の壁面に突破口を開く為の攻城兵器の一種。
 古代は、先端部に鉄を仕込んだ巨大な木製の柱を、脇に抱える一団が前後に振って壁に激突する、と云う粗雑なもの。
 やがて、頑丈な木製の屋根で覆い、車輪を付けて城壁や城門近く迄運び、吊り縄や鎖で支点を設けて、振り子の様にして用いる破城槌が登場する。
 この移動式屋根付破城槌は、城壁上部からの矢弾を避ける遮蔽物となった。また、屋根に水で濡らした皮を張る事で放火攻撃に耐え得る仕様等が存在する。

 変種として、鉄製のスパイクを備えた「ボア[Bore]」と呼ばれる破城槌もある。ボアは総じて大きく作られ、城壁や構造物を崩す目的で使用される。
名称:戦斧[Battle Axe]
品目:斧
説明:武器の一種。
 古来、武器と道具としての区分が難しかった。それだけ完成されたアイテムであり、使途目的が多様に順応していた。
 フランク族が用いた戦斧は、本質的な凶器として知られる。
 バイキングは斧を多用した民族であり、幅広い刀身のついた両手で扱う大斧を製造した。大斧は徒で使う事を目的としたが、馬上でも用いられた。但し、馬上での使用には片手用の斧が多用された。
 斧は騎士達に尊重された武器であり、槍や短剣と共に常用された。それだけ戦斧は実用的で扱い易く好まれ、剣よりも多用された。
名称:顎当て[Beaver, Chin Guard, Mentonniere]
品目:兜/鎧
説明:顔の下部を保護する部品。
 兜に添え付けられているものや胸甲に固定さてれいるものがある。
 可動出来る為、装着者はそのまま飲食が可能。
名称:攻城櫓[Belfry]
品目:攻城兵器
説明:移動式の木製の塔で、城壁に迫り、直接、兵士を乗り込ませるよう設計された攻城兵器の一種。
 防衛側からの反撃に対し、防衛施設としての役割を果たす一方、攻城櫓上部は防衛側の城門と視線が同じ、若しくは高めに製造されているので、攻撃側の弓兵は守備兵に対し、射降ろす事が出来る。
 水で濡らした動物の皮で攻城櫓を覆う事で、放火攻撃から塔を保護する仕様も存在する。
名称:ベゼーギュ[Besagews, Besague]
品目:鎧etc
説明:円形鋼板。
 防御の薄い箇所、例えば、脇の下等を保護する為に鎧に装着された円型の鋼板。
 時に、キヨン(十字形の鍔)の付いた剣や戦斧、槍等の武器の手元近くに装着し、保有者の手を保護する為にも使用される。
 一般にその形状は、角度の緩い円錐状であり、本来は二個一組で用いられる防御用の補助装備である。
名称:ボス[Boss]
品目:盾etc
説明:楯の表中央に配置された瘤状の突起物。
 若しくは、馬の面繁等に装着された装飾用の鋲を指す。
 主に鉄製であり、楯に装着されたボスは、装飾としての用途以外にも実用的なシールドプッシュに効果的に使用される。
名称:ブーシュ[Bouche]
品目:盾
説明:楯の右上(構えた状態で持ち手側から)、或いはその近辺にあるV字形のスリット。
 槍を通す為の刻みで、楯を構えながら槍を突き出す事を目的としている。
 半円状に楯の一部を抉ったタイプのブーシュも存在し、こちらは剣の刃を前方に突き出せる仕様になっている。
名称:ブールドナス[Bourdonass(e), Bordon]
品目:槍
説明:通常、ポプラの木で制作される軽量な中空の槍。
 標的の防具にヒットすると簡単に砕ける設計になっている。これは馬上槍試合で用いる事だけに創造された為である。
 当初、馬上槍試合では、一方が他方を馬から突き落とす事で勝敗が決すルールであったが、鞍の設計上、突き落とす事が非常に困難であった為、ブールドナスを用いる事で互いの名誉を満足させる狙いがある。
 形骸化された馬上槍試合や騎士道が生んだ儀礼的、象徴的な虚栄の産物と云える。
名称:馬勒[Bridle]
品目:馬具
説明:馬の頭部具で、面繁、馬銜、手綱からなる馬具の総称。
 面繁は5つからなり、馬銜を固定する設計となっている。
 項革は耳の後ろで頭部に回す。ヘッドバンドは耳の前を通る。咽革は顎の下に通す。チークバンドは左右2本、それぞれ頬に沿って馬銜に繋ぐ。鼻革は鼻孔の上を渡す。これら全てが必須と云う訳ではない。
 馬銜は、馬勒の鉄製部で馬の口にかます馬具。
 手綱は馬銜かた騎手に延びる革の綱。13世紀迄は2本一組の手綱が主流。以後、二組の手綱が普及する。
名称:ブリガンダイン, ブリガンディーン[Brigandine]
品目:鎧
説明:鞣し革や固めの布に小鉄片や鉄環を張り付けた胴鎧。
 表層を更に革で覆うタイプもある。柔軟であるにも関わらず、矢弾や刃には十分な防御力を誇る。
 実践的な用途から非戦闘時の用心に、又、装飾を施し華麗に着飾る等幅広く活用され、プレート・アーマー登場以降も存続、17世紀頃迄見られた。
名称:ブローカス・ヘルム[Brocas Helm]
品目:兜
説明:1500年頃から記録に残る馬上槍試合用大型兜。
 花瓶を逆様にしたような形で、頭頂部に行くにつれ広がり、視界部だけスリットが覗き、他は頑丈な鋼板で前方向守られており、防御力は極めて高い。
 前後に掛け金と留め金が付いており、肩と胸部に固定し、重量を分散させる作りになっている。
 何れにしても大変重く、機動性は全くない。その為、馬上槍試合での装着に限られる。徒で着用する場合、多くは飾りである。
名称:バックラー[Buckler]
品目:盾
説明:直径1フィート程度の円型の楯。
 楯の表にはボスがあり、裏からは窪みになっており、拳を収め、取っ手を握るようにして持つ。
 パリーイング・ダガーと同じような使用法であり、攻撃を防ぎ止めるのではなく、受け流すように用いる。
 利き腕に握る武器とバックラーを巧みに扱い、攻防一体型の戦闘法が主。但し、発射武器には全く無力である為、実践的ではなく、徒における個対個の決闘等のみで見受けられるスタイルである。
名称:バーゴネット[Burgonet]
品目:兜
説明:16〜17世紀に用いられた兜の一種。
 恐らく、多くの人が騎士の着用する兜のイメージとして最初に思い描くのが、このバーゴネット。
 側面は保護され、前面は開かれている。アベンテールで別途前面を覆い、ベルトや蝶番で兜に固定し、開閉する。物によっては観音開きするアベンテールが添え付けられた物も存在する。
 重量は比較的軽く、肩や胸部に分散され、且つ、機動性が保たれている。
 装飾が施されるているものが常で、実戦よりも儀礼においてスーツ・オブ・アーマーと合わせるのが専ら。

 名称はフランスのバーガンディ地方に由来する為、独自の背景世界で登場させる際に違和感を感じる方は、変更をお奨め。
名称:バーニー[Byrnie]
品目:鎧
説明:12〜13世紀に用いられた膝丈の長い鎖帷子。
 ホーバークとほぼ同義。英国で着用され、概ねサーコートやアクトンと共に使用する。
名称:キャバセット, カバセット[Cabasset]
品目:兜
説明:16〜17世紀にかけて広く普及した兜の一種。
 モリオンの英国版兜。生産性に富む為、広く槍兵等に着用させる事を目的とする。
 椎の実型をした鉢で、鍔は前後に切れ上がり、視界は良好。シンプルな作りではある為、重量は頭部にのみ掛かる為、当時、自ら装備を選べる立場にある者は選択し難い防具、と云える。
 英国では、ポットと云う愛称で知られる。
名称:鎖錣[Camail]
品目:兜
説明:兜の縁から吊された垂れ。
 鎖で編まれており、顎、首、肩、鎖骨辺りを防護する役目を負う。
名称:装飾馬衣[Caparison]
品目:馬具
説明:馬用の豪華な装飾外衣の総称。
 その歴史は古く、王族や諸侯、位の高い騎士は、自身の乗馬を豪奢に着飾った。

 以下に例を挙げておく。
・黄金の白布。深紅のベルベットのセント・ジョージ十字を着け、縁には6インチの金色の房を着けた。
・多くの大きなベルを着けた黄褐色のベルベット。
・蹄に掛かる程長い赤褐色の綾織り。騎士のイニシャルを金細工の中に織り縫いし、鏤める。
・紫の綾織り。金細工を飾り、金色の青布で縁取り。
・蹄に掛かる長さの青いベルベット。深紅のサテンのプリーツに、金色に変化する緑色のベルベットで縁取り。
・金色の深紅の布。幅1フィート半の黒色の毛皮で縁取り。
・足まで掛かる緑色の綾織り。金細工で飾られ、金色の赤褐色の6インチ幅の布で縁取り。
・黄褐色の綾織り。
・白斑黒貂毛皮。深紅のベルベットと金色の房で縁取り。
名称:カパピー[Cap a pie, De Pied En Cap]
品目:特殊
説明:完全武装、全身装備を顕す意。
 本来、個別の武具や装備を指す語ではない。足先から頭迄、完全武装を施す様を顕す語。
 転じて、戦闘に臨む際、身に着けるべき武装一式を顕す意として、特定の装備の組み合わせを顕す。

 例えば、重騎兵のカパピーは、一領の鎧に一振の剣、長槍、楯等となる。

 RPGに転用する際、PCが個々にプレイをする場合、特別必要にはならない設定ではあるが、領主や将軍と云った役職に就いている場合、カパピーの組み合わせを予め設定し、部下の部隊編成等に用いるとスムーズに兵質や兵種を導く事が叶う。
 また、GMが背景世界での標準装備の指標として、カパピーを設定しておくと、プレイヤーの武装選びに一役を担う事が出来る。
名称:綿入頭巾[Cap, Arming]
品目:兜
説明:頭部を覆う厚手の当てもの。
 ファッションではなく、防護用の厚手の頭巾。
 また、兜の下に着用し、兜の重量や衝撃を和らげる役割として被る。
名称:キャット[Cat]
品目:攻城兵器
説明:木材と丈夫な革で製作された移動可能な遮蔽物。
 攻撃側が砦や城塞の周りにある堀を埋めたり、坑道を掘る際、兵卒(作業員等)を防御側の矢弾から守る為に用いられる。
 
名称:九尾鞭[Cat O' Nine Tails]
品目:鞭
説明:先端に結び目で瘤を付けた9本の革から成る鞭の一種。
 罪人の鞭打ち刑、或いは海軍の刑罰に使用される。
 宗教的悔悟の為の鞭打ち(Flagellation)にも用いられた。

 革や縄の代わりに、鎖やワイヤーを用い、先端に楔や鋲、分銅を取り付けた鉄製のものもあり、こちらを武器として使用する。
 しかし、これを凶器として用いるのは、倒錯した、或いは陶酔した聖職者の一部ぐらい。
名称:カタパルト[Catapult]
品目:攻城兵器
説明:砦や城塞に対し、石等を投擲する為の攻城兵器の一種。
 比較的小型の石(岩)や大量の投げ矢、燃え木や発火樽(松脂やナフサを詰めた木樽)を放つ為の攻城兵器。
 腕木が跳ねる力を利用して石等を飛ばす。腕木を反らせる為に万力を回してロープを捻る。絞り上げたロープを解放(放す、切断etc)し、腕木の復元力で前方のクッションとなる横木に叩きつけられ、腕木の先端の匙状、若しくは吊された籠から石が射出される。オナガーやマンゴネルも機構的に同じ。
 ロープは馬の毛や動物の腱や腸、鯨の髭等をロープに寄り合わせた代物で、通常のロープよりも復元力が高い。
名称:シャッペ[Chappe]
品目:剣etc
説明:鍔を覆う鉄製の防護用装備。
 剣のキヨン(十字形の鍔)中央部を覆う半円形の蓋。
 その用途は、握りの手元を保護する目的であり、ベゼーギュの装着とほぼ同じ。
 ベゼーギュが浅い円錐に対し、シャッペは深い半球状の覆い。但し、明確な差がある訳ではなく、ベゼーギュは着脱可能、シャッペは一体型、と云う程度の認識。
 本来の防護的役目よりも装飾価値に比重が置かれ、優美な彫金や宝飾に彩られた。
名称:ショース[Chausses]
品目:防具
説明:鎖で編み上げた長靴下。
 鎖帷子と併用し、同仕様で拵える。
 一般に、全身鎧を纏う際、ショースの上に腿当て、膝当て、脛当て、鉄靴を着用する。
 また、ショースの下にタイツやレギンス(当時、レギンスはありませんが、似たような薄手の股引)を合わせる。
名称:クローズ・ヘルム[Close Helm]
品目:兜
説明:16〜17世紀に普及した最もポピュラーな兜の総称。
 バーゴネット同様、多くの人が騎士の兜として始めにイメージするのが、このクローズ・ヘルム。
 広義にはアーメットやバーゴネットも含む。
 頭部の自然な形状に密着し、面頬は開閉する特徴を有し、着脱がアーメットよりも簡単。
 頭部のみで重量を支えるものから胸部や肩と合わせ、重量を分散させるタイプ等幅広く存在する。
 一般にバーゴネットとの違いは、バイザーの有無。しかし、バーゴネットもバイザー部をオプション装備可能である為、明確な違いはない。
名称:コート・オブ・プレート[Coat of Plates]
品目:鎧
説明:小札仕立ての帷子。
 丈夫な下地に、鉄板の小札を下見に張り合わせた袖のない帷子。
 構造はブリガンダインに似るが、より簡素。また、ブリガンダインのように小札を2枚の革で挟むタイプはない。
 スケール・アーマーとも構造は同じで、広義にはこれも含む。但し、一般にコート・オブ・プレートの場合、スケールアーマーよりも下地の革が頑丈であり、着込む前の形状を自力で保つ事が出来る。
 製作コストが安価で済み、且つ、機能性に富む為、広く普及した。
 騎士はチェイン・メイルやプレート・メイルを好んだが、一般の兵卒や傭兵、更には山賊の類には、軽快で廉価なコート・オブ・プレートの方に人気があった。
名称:コール天[Corduroy]
品目:素材
説明:コール天地。コーデュロイ。
 畝織りのビロードの意。現代では大衆的な織物であるが、初めは王侯のもの。
 表面に縦畝織りのある丈夫な綿織物で、フランス王の狩衣に使われた。
名称:コロネル[Coronel, Cronel]
品目:槍
説明:馬上槍試合用の槍先。
 ハート型をした鉄製の槍先の突起部は鈍らにしてある。
 馬上槍試合の闘技者に損傷を与えない為の配慮であり、実戦用の槍とは異なる。
名称:コトアルディー[Cote hardi]
品目:衣類
説明:男女共に着用される、体にフィットした中世の衣服。
 大胆な衣服、と云う意味でショス(股引)やクールトレット(短いマント)と共に着用される。贈り物として珍重された。
名称:肘当て[Coudieres]
品目:防具
説明:肘を保護する金属板、若しくは鞣した固い皮。
 蝶型[Butterfly]や団扇型[Fan Shaped]等が存在する。
 左腕と右腕の肘当ては、形状が異なる場合が多い。これは、楯を放棄した時、打撃を躱す為に左腕が重要になって来る為である。従って、主に左手側の肘当ての方がより大きく、強度をもって製造される事が多い。
名称:慈悲のスカーフ[Couvre chef de mercy]
品目:衣類
説明:トーナメント競技の審判員が自身の槍につけるスカーフ、或いはネッカチーフを指す。
 重傷を負った、若しくは、これ以上戦えないと思われる騎士に触れる事で、対戦者にそれ以上攻撃をしないよう警告する目的で使用される。

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