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ジャン=リュック・ゴダールコミュのゴダールDVD特典について

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現在入手可能なゴダールのDVDで
  特典・ボーナス・おまけ・解説(リーフレット・本)のことなのですが、
その本編もしくはゴダール理解に大変役立ち、
そのための購入も意味があると思われる推薦DVDございますか?
良かったと思われるものございましたらどういった感じのものか具体的にお教えいただけないでしょうか?
(余り嬉しくなかったものでも参考にいたします、よろしかったらお願いします。)

ちなみに、DVD-Box set「映画史」ではそこで使用されている絵画、映画などなどの 出処とか説明とかあるようなことききました。ご存知の方、いかがだったでしょうか?

コメント(14)

eriponさま>

こんにちは、daifukuです。
「映画史」DVDに関して・・・

プロフィールの写真に「映画史」のジャケットがあったので、てっきりお持ちかと思っておりました。(笑)

買ってから1度しか観ていない(…!)「映画史」DVDを引っ張り出して確認したところ・・・帯にはこうありました。
「総合監修/浅田彰・特典/注釈画面3075ページ」

・・・3075ページ!

「Referaence(注釈)」のボタン表示をオンにすると、
本編プレイ中に
・F=FILM (引用された映画作品)
・N=NARRATION (ナレーションに関して)
・T=TEXT (画面上の文字に関して)
・P=PICTURE (引用された絵画/写真に関して)
・M=MUSIC (引用された音楽に関して)
などのマークが随所にでてきます。
それをクリックすると注釈画面にとび、それぞれの引用作品が詳しくわかる仕組みになっています。(=「順引き検索」Play with mark)

またメニュー画面から引用作品の「逆引き検索(INDEX)」もでき、とても便利なものとなっております。

例えばDISC2の00:00:22の音楽をクリックすると

「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」op.134 第三楽章
 ドミトリ・ショスタコーヴィチ作曲 1968年

などと表示されるわけです。

フィルムに関してはこんな比ではありません。
とにかくスゴイ情報量です。
この注釈を監修した浅田氏もスゴイが、もちろんこれを作ったゴダールの凄さを再認識。

無人島に持っていくならこれできまり?!
むかし、ビックリマンチョコのシール欲しさのためだけに、メインのチョコを捨てる悪童がいたもんですが、DVDの影の魅力は広く一般に映画知識を広めるための特典映像および付属資料にあるのではないでしょうか(本編の映画はもちろん捨てちゃいけませんが)。米国の映画評論家ジョナサン・ローゼンバウムが毎度語る「世界規模の映画狂コミュニティ」の存在はこのDVDが与えてくれる「映像の裏」にかかっています。その姿勢に背を向け続ける日本のDVD産業は罰すべし(「映画史」は例外)
それはさておき、足早に海外のゴダールDVD紹介。
「女は女である」-米国Criterion盤にはアンナ・カリーナに関するドキュメンタリーとJ.Hobermanによるエッセイ。「軽蔑」ーCriterion盤には「軽蔑」撮影当時の2つのドキュメンタリー、ゴダールがフリッツ・ラングにインタビューするTV番組の抜粋(これ、面白いです)、ゴダール、ラウル・クタールそれぞれへのインタビュー、ロバート・スタム(確か映画記号論者)によるオーディオ・コメンタリー。「はなればなれに」ーCriterion盤には劇中の言葉遊びを分析する短編、本作を監督しているゴダール本人の姿が拝めるドキュメンタリー、クタールとアンナ・カリーナそれぞれへの最新インタビュー(カリーナからゴダールの話が聞けて最高)。「ウィークエンド」ー米国New Yorker盤、英国 Artifical Eye盤、共にクタールへの20分に及ぶインタビュー収録。「万事快調」ーCriterion盤には「ジェーンへの手紙」収録、1972年のゴダールへのインタビュー、ジャン=ピエール・ゴランへの最新インタビュー、そしてなんと40ページものエッセイ収録。
ふう、このへんで息切れ。探せばもっと出て来ます。
ゴダールの映画史、まだ一部しか見てません。
イギリスではDVD、発売されていません。
日本版買うぞ! いいこと聞きました。
本当にありがとうございます。
「映画史」はフランスでも発売されておりませんでした。
映画評論家がわざわざ日本まで買いに来たと聞きました。
(インターーネットがあるだろうに。。。さすがフランス人)

さて貴重なシール欲しさのためには
アメリカ盤も等もチェックですか
Ken-Bo さまご推薦のものどれも面白そうですね。。
フリッツ・ラング面白いときいたことがあります。
ゴダールが子供みたいだそうで。これはみたいものです。

しかし「映画史」!3075枚の貴重なシールだけで
無人島はおろか人生3回くらい送れそうですね。。。

日本産DVD特典には高得点望めないということですね??
つまんない。。。
「映画史」は現在、フランスでビデオ発売(多分限定発売)されたものと日本のDVDが“一応”の公式リリース。英語字幕がついたプリントというのは聞いた事がない。どうやら引用されてる映画ひとつひとつの権利の問題が絡んだ結果、このような困窮状態が続いているようです。ECMから出ている5枚組サウンドトラックには豪華絢爛なテキストがフランス語、ドイツ語、英語でついてきます。

ちょっと脱線しますが、「映画史」へのアクセスが困難だという未見の方へ:諦めるのはまだ早い!「テン・ミニッツ・オールーダー」のゴダール編は言わば「映画史」の店頭試食みたいなもの。「映画史」のチョット長い予告編と思って間違いなし。しかも「映画史」より4時間20分も短い。
あと1998年作の「The Old Place」、49分。これも酷似(どうせなら映画史第9章としてだしてもよかったのでは?)

傍らで延々と繰り返されるリミックス作業。どれも同じ、という私見には反論もありそうですが、僕の頭の中ではこれらすべて一体化してしまっております。
「映画史」の引用についての冊子(本というべきか?)ですが、劇場に「映画史」を見に行ったときに売ってました。かなり分厚かったような、ちょっと記憶が曖昧ですが。
ゴダール特集みたいなのをやってる時に、銀座の映画館でも見ましたよ。私もちょっと気になって、あの時買っておけばと後悔してます。

話題からはそれますが、「中国女」の台詞、カメラワークを細かく書いてある冊子(フランス語)が、どっかの大学の図書館(国学院大だったかな…)に、持ち出し禁止でしたがありました。その「映画史」の冊子も映画館関係が充実してる図書館とかにありそうな感じもします。
>Ken-Boさん
はじめまして。
ものすごい、お詳しいですね。

ちなみに、
>あと1998年作の「The Old Place」、49分。
というのは、なにかパッケージになって出てたりするものでしょうか?見れるものなら、見てみたいと思いまして。

それから、すごーく昔、池袋のスタジオ200だったかで?1回だけ見た「soft & hard」も、世界のどこかからリリースされてたりしないものでしょうか?
>スダーラさん
はじめまして。

「The Old Place」、「 Soft&Hard」(ああ、まだ観てない)、というかあらゆるゴダールの作品、海外オークション・サイト eBay (一昔前までは日本にもあった?)を根気よく見続ければ必ず出て来ます。僕はこれで「フランス映画の2X50年」を格安で入手しました。海賊版?その問題はそーっとしときましょう。

“激レア”つながり。ゴダールにとっての暗黒時代、すなわち70年代前後に作られた作品のうち、「楽しい知識」(ジュリエット・ベルトとジャン=ピエール・レオ狂演による、恐らくゴダール映画史上、最もアブストラクトな一本)、「ヒア・アンド・ゼア、こことよそ」、「パート2」(「勝手にしやがれ」の続編て、どこがじゃ)、「うまくいってる?」などはアメリカにて“公式”(ここ強調)にVHSでリリースされております。全て英語字幕つきです。多分日本でDVD買うより安く手に入ると思います。
>Ken-Boさん
ありがとうございます。

USAのアマゾン見に行けば、買えますかね?
手が空いたら、探してみます。
(あ、でも英語力が必ですよね)

貴重な情報、ありがとうございました!
Ken-Bo さま ひとり教授状態になってきましたが、
(いつもながら大変貴重な情報ありがとうございます)、
みなみなさまも多岐にわたる貴重情報ありがとうございます。

すっかり物知りになった気分です。
が、さらにしつもんがおひれはひれで。。。

1.ECM5枚組サウンドトラック豪華絢爛なテキスト
これは特別大限定番なのですね?
もし音自体「映画史」そのまま引用?だとすると
テキストがやはり興味深いところですが
どのような内容なのでしょうか?

2。「テン・ミニッツ・オールーダー」
これも気になる存在ですが、
大変気になる監督がいる一方
(気後れするのは)そうでもない人のほうが多い、
オムニ的なものに満足度満たすようなもの少ない、
というところなのですが、
「映画史」の店頭試食もしてみたいのですが
チョット長い予告編ということは映画史で使用された
もののそのまんまコラージュ版?
本編あれば必要ないといえばないのでしょうか?

もしそうだとしてもそのDVD自体総合的にみて
価値のあるものでしょうか??

3。元々の質問に戻って
  特典・ボーナス・おまけ・解説(リーフレット・本)の
観点で 日本産の現在入手可能なDVDで
お勧めものは「映画史」以外ないのでしょうか?
たいした情報では無いかもしれませんが、米国版で「はなればなれに」を鑑賞したところ結構たくさんのインタビュー等のおまけがついていた様に思います。例えば、現在のアンナ カリーナへのインタビューに私は感激しましたよ。やはり年は召していましたけれども、、、
>eripon さん

はい、実は教授目指してるものです(笑)。

1.ECMの「映画史」サントラについて:
豪華絢爛、そして残酷な値段がつけられてますが、これは厳密な意味でのサウンド・トラック、つまり従来の音楽だけを選出したような類いのものではなく、「映画史」の音トラックがそのまんま収録されています。ECMの総帥マンフレッド・アイヒャーとゴダールは90年代前半から親交を暖めており、アイヒャーは音源提供(近年のゴダール映画中聞かれる音楽はほとんどECMのもの)、ゴダールは「映画史」と同様「ヌーヴェル・ヴァーグ」の完全サントラもECMからリリース。
さて、テキストですが、覚えている限りでは、劇中で実際に音声で語られているものをそのままテキスト化し、文字として画面に現れるものは全部とは言わないけど、静止画をテキストの横に添える、と言った感じだったと思います。すなわち、「映画史」絵本版です。この絵本自体、芸術作品としての価値があるように思われます。

2.テン・ミニッツ・オールダー
実はゴダール編しか観てないので確かなことは言えんのですが、うさんくさい監督も混じってますねえ(マイク・フィXXスとか)。これ観たらもう「映画史」は観なくてもよろしいというのは言い過ぎですが、まんま(あるいはほとんど)同じコラージュ、同じ映像、多数使ってます、しかもジューシーなところばかり。そしてアルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」(ECM音源です)チェロ版使用。ペルトの音楽のせればどんな映像も崇高に見えるという方式をゴダールは知っているようです。

The Old Placeについても言える事ですが、これらの“小品”を観てから「映画史」に挑む、というのが理想の道程かもしれませんね。逆を辿ると、これら派生品は言語道断、に見えるかもしれません。
ゴダール作品はYouTubeをjean luc godardで検索するといっぱい出てきますよ。「オールド・プレイス」や「ダルティ報告」とか「コンクリート作戦」や「子供漫遊記」やたくさんの予告編やテレビ番組など出てくるのでびっくりします。他の映画監督ではこんなたくさん動画がアップされてないですから、ゴダールの人気と短編作品が多い事がわかりますネ。

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