*虹の戦士コミュのJAICAの報告会に行って、ロビンを応援する方向へ決定☆

今日、まきちゃんが教えてくれたジャイカのスマトラの
報告会に行って来たのでレポートしますね。
（おいしいコーヒーと共におつきあいください♪）

１番印象的だったのは、ロビンの報告や中村医師(ペシャワール会）の
座右の銘でもありますが、やっぱり医療の前に｢清潔な水｣が
必要なんだということ。

被災にあっている人たちや、人権侵害にあっている人たちは、
水もなく、食べ物もなく、心身ともに傷をおっている。

｢清潔な水が飲みたくても飲めない｣人たちがいるということは、
｢何かしたくても何もできない｣人たちがいるということ。

なら、世界で｢清潔な水を飲んでいる人たち｣が、みんなで少し、
何かすれば、絶対に世界はよくなる。（よね）
何にもしてない今よりは、確実に。
そんなことを心に強く刻んで帰路に着きました。

以下は今日の報告のかけら。

〇前･トピックから話題にあがっているインドネシアのアチェでは、
　医療関係者の５０％が亡くなり、機能している病院は３０％
〇多くは外傷患者だが、傷の手当てが悪く破傷風になり死亡するケースが。
(破傷風のくわしい説明は前回のロビン関係のトピックをご覧下さい。
　恐ろしい病気です）
〇風邪と下痢でほぼ４０％肺炎８％　PTSR9％
〇ジャイカ･チーム、赤十字チームともに、薬剤、備品の不足に悩む。
　物品の運搬が困難？（運搬だけ？というギモンも残るけど）
〇治安に問題がある。
〇言葉が通じないので、タッチングで痛みを分ち合う。
〇処置は外国の軍隊から、さまざまなＮＧＯの手に移りつつある。
〇８０万人の国内避難民、内３０万人がキャンプ中。
〇水、トイレ、ゴミ問題の解決。

★これからの課題として、必要なこと。

〇医療関係者の教育、人材育成。
〇官民の連携、All　Japanとしての取り組み。
　世界との情報交換＆連携のため、プラットフォームとなる新しい機関。
〇３月から始る雨季による蚊の大量発生を防ぐ。（ベクター・コントロール）
　→マラリア、デング熱（どちらも死に至る感染病）の原因。
〇コミュニティを取り戻すしかけを作る。
　(当事者が主体的に動いていけるように）
　被災者が防災活動に参加していくことで、（劇やお祭りなど）
　心のケア、コミュニティ･メイキングに役立つ。
〇衝撃があまりにも多く、被災者の数も多いため、今後の
　PTSD（トラウマを抱える心の病気）鬱、新しい環境への適応障害が
　懸念される。（漁師さんが、海を怖がる・・・なども深刻）
　これに加え、アチェでは内戦の心理も。
〇インドネシアには精神病棟、精神科医が非常に少ない。　
　（現在４００万人に５名）
〇社会的･関心の喚起が必要だが、内部からそれを発信するのは
　難しいので、外部から知識を提供し、応援していくことが必要。
〇ドクターやボランティアの燃え尽き症候群をふせぐ。

以上、インドネシアの問題は、他の地域にほぼ共通しているので、
報告しました。よく新聞に見かける内容は省略しています。

最後に時間がなく、質問は予定の３０分→たった５分に！
で、１番に元気に手をあげて２名の権利を手にしたｊｏｊｏ．
そこまではよかったのだが・・・マイクで自分の声を聞いたら、
めっちゃあがっちゃった！（もう、かっこ悪スギ）ぐぇ〜ん。

しかしここでちょっと臨場感をだすために、言ったとおり書いてみるね。
（もっと、かっこよく言いたかったよ・・・ま、しかたないよね。
コレが現実・・・。質問できただけでもヨシとしよう）

｢今回の災害は自然災害だけでなく、２次災害というか、
現地の・・・人権や経済格差の問題もあると思うのですが、
みなさんのレポートは"治安に問題がアル"ということで、
ガムGAM（アチェの独立を要求している武装グループ）への警戒や
協力のお話しは少しありましたが、逆に軍の方の問題はどうなんでしょうか？
無実の住民を殺していると聞きますが、実際に現地で活動されてこられて、
そのような問題を目にされたり、物資の横流しを目撃されたことは
ありますか？
また、もし今後の活動中に、政治的な圧力が起こった場合、
JAICAさんやNGOのみなさんは、どのように対応していかれるのですか？｣

で、この質問に対するＪＡＩＣＡさんの答えは、
まるで小泉総理の国会答弁みたいでした。（〜_〜）

｢え〜、今のところ、ＪＡＩＣＡが活動を行った地では、そういうことは
目撃していません。｣
｢今後、そのようなことがあった場合は？｣
｢それは相手の国の政府に、そのようなことのないよう話していくことになるでしょう。｣
はい、おしまい。

そう、内戦で人権侵害が起こっているお話しは、ほとんど０でした。
精神科医の先生が先に、内戦の心理・・・と短くおっしゃったぐらい。
あとは、医療報告に終始って感じかな。

最後にＮＧＯ（ＣＯＤＥ）のおじさんと、人と防災センターの男性が
"人権問題"や"国境を越えた全く新しい災害である"ことなどに
少しふれられて、｢国にはできないことをＮＧＯがやっていく時代だ｣
ということも強調されて終わりました。
雰囲気としては、人権はここではふれられません・・・って、感じでしたね。

全体的に感じたことは、ロビンのレポートのほうが、
全然わかりやすい！ってこと。（笑）
それを確認できたので、私はせいぜいロビンの活動ＰＲを、
日本で展開していくぞ〜と、心に誓ったのでした。

最後まで読んでくれたみなさん、（←１００人を突破して、ちょっと気をつかってる）
どうもお疲れさまです。＆　Thank　You　for　your　attention！

p.s.ではでは、アメリみたいなおかしな"策略"をイロイロ企ててみるね！