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★健康美CLIPコミュの項目の大半が有効性の証拠薄い 厚労省研究班 

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厚生労働省の研究班の一つである、「最新の科学的知見に基づいた保健事業
に係る調査研究」班(班長、福井次矢・聖路加国際病院長)が纏めた報告書
によれば、自治体や企業に法律で義務付けられ、成人の大半が受ける健康診
断で実施されている代表的な24の検査項目のうち、肝機能検査や心電図測定
など16項目は、病気の予防や死者の減少という視点では有効性を示す根拠が
薄いという厳しい評価を下した。

今回の報告で、多くの健診項目が「実施を勧める証拠はない」とされたこと
で、制度の見直し論議は高まりそうだ。

 ▼健診が有効とされたのは、下記の6項目のみ。他に2項目が判定保留。
  ・血圧の測定」と「飲酒」と「喫煙」に関する問診は、効果を示す十分
    な証拠があった。
  ・「身長・体重の測定」は、減量指導を充実すれば有効。
  ・糖尿病検査の「糖負荷試験」や、「うつ病を調べる問診」は、健診後
    の指導や治療の体制整備を条件に、有効と評価された。

  これ以外の16項目は、「勧めるだけの根拠はない」「病気予防や悪化防
  止の証拠はない」とされた。

 ▼GOTとGPT、γGTPの値を調べる肝機能検査について、
  見つけるべきは脂肪肝だが、放置しても大事に至らない。他に見つける
  べきなのは、アルコール性の肝臓病とウイルス性肝炎だが、見落とされ
  る場合が多く、検査するなら飲酒量の問診や直接のウイルス検査のほう
  が勝る。

  胸部エックス線(レントゲン)検査については、「肺がん検診の有効性
  を支持する証拠はない」。

  心電図の測定も、心筋梗塞の予防などに役立つとの証拠はない。

 ◆有効性について厳しい評価をした主な項目◆
・一般的な問診  明確な証拠はない
・視力検査  勧めるだけの証拠はない
・聴力検査   勧めるだけの証拠はない
・身体診察  明確な証拠はない
・聴診   明確な証拠はない
・腹部診察  ほとんど証拠がない
・心電図測定  虚血性心疾患の発見には無意味
・胸部X線  肺がん発見に有効との証拠なし
・コレステロール検査  コレステロール低下には役立つが
心筋梗塞予防に有効との証拠なし
・肝機能検査(GOT,GPT,γGTP)  実施の意義を再検討すべき
・尿検査  糖尿病発見には不適切。
腎不全などを防ぐ証拠はない
・血球数など  有効性を示唆する十分な証拠ない
・C型肝炎検診  判定保留
・B型肝炎検診  判定保留


http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20050814k0000m040114000c.html

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