何とかナルナル?!プリキュア５コミュの【プリアラ⑩】１７～２０話感想

第１７話『最後の実験！変身できないキュアホイップ！』
プリキュアの面々を、順番にワナにハメようとしたジュリオ。当然最後のターゲットは、ホイップのいちかちゃんだ。ジュリオは、いちかちゃんのキラキラル全てを奪う作戦に出た。いちかちゃんは、気力自体を失ってしまい無気力人間になってしまった。あんなにスキだったスイーツを作ろうともしない。だがペコリンは強引にいちかちゃんにクッキーを作らせ、その作業の中でキラキラルを取り戻らせたのだった。

実家が洋装店だったので、通うコトになってしまった専門学校。元はアニメヲタクなボクにといっては、始めは全くやる気が出なくって、お店で課題を教えてくれていた母も「もうやめてしまえ！」と怒ってしまう程だった。それまでは美術系の学校に行ってたので、デザインとイラストの授業は前向きに取り組んで、何とか３年間通学して卒業するコトが出来た。
その後はほとんど服を縫うなどのはしたコトがなかったが、久しぶりにジブンのズボンなどを修繕したり、オフ会で着ていくコスプレ用の衣装などを縫ってみると、コレが楽しくって（笑）。卒業した頃はバブルがハジけてしまって就職難、職場でも学校在学中でもいいコトはあんまりなかったというか結構ヒドイ事もあって、アパレル業界への個人的なイメージも最悪だったのだが、始めるまでは結構イやがるのだが、イザ始めて無心に縫っていると心が和んでとても楽しかった♪
アパレルのイメージと言っても関係していた一部のヒトたちとの人間関係が悪かっただけで、洋服や洋裁自体に罪は何もなくスバらしいモノなのである。重ねた努力も学びも、ウソはつかないなぁと。ボクも純粋に服作りがスキでコツコツとモノ作りをしているヒトたちとかと巡り会っていたら、洋裁ももっと続けていただろうなぁと。
もう眼が悪くなって、糸の縫い目がキチンと拾えなくなってしまってるけど（汗）。

第１８話『ウワサの主は、強敵ビブリー！』
ジュリオが退場して、次の敵ビブリーが登場。こういうツンデレキャラって、ホントにキライ（汗）。ウワサ話で店をつぶすとか、かなりヤラしい策略をして来る。一つよかったコトは、ビブリーを「おジャ魔女どれみ」のどれみ役、千葉千恵巳（ちばちえみ）さんが演っていたコト。きっとスイーツつながりで、どれみちゃんとの共演が実現するに違いないと、勝手に個人的に期待していたが、そんなコトはなかった（汗）。
同じ東映アニメーションだし、バンダイだし、別にやってくれてもいいじゃあーん。

第１９話『天才パティシエ！キラ星シエル！』
いよいよ６人目のプリキュア（でも続編でもないのに、６人って豪華だ）になる、キラ星シエルの登場だ。それまでの前振りはなく（実際にはジュリオとの物語としては進行していたのであるが）、前回でテレビのニュースでの顔見せからイキナリいちご坂町に現れる。おじさんの青果店でいちかちゃんらがスイーツの材料を物色中に割り込んで来て、ついでにジブンの期間限定ショップのアピールもしていく（笑）。
ボクは知らなかったが、スイーツを作るトコロを見せるスイーツパフォーマンスというモノがあるらしい。調味料の容器を回したりとか、鉄板焼きなんかでもあるヤツだ。ビジュアル、素材、味、そのパフォーマンスまでがスイーツのトータルな芸術であるということだろうか。初日にシエルの店に行ってその技にほれ込み、すぐ弟子入りを志願したいちかちゃんだったが、実力もレベル的にもかなりの開きがある印象だ。
キラパティのメンバーは止めようとするが、いつもは無関心なゆかりさまはオモシロそうだ（笑）。無謀な高みに挑むいちかちゃんに、一目置いてるカンジだ。

シエルのスイーツを見て、「キラキラしてる」と言ったいちかちゃん。シエルは「この子には、キラキラルが見えているのかも知れない（まぁプリキュアだから見えるのだろうが笑）、という期待があったのだろう。ビブリーが現れてシエルのスイーツのキラキラルを吸い取り、イル（ビブリーの人形）が巨大化して暴れだす。シエルはスイーツがキラキラルを奪われると灰色になってしまうコトも知っていた様だし、いちかちゃんらが変身してビブリーらを退けた後に「今ここにプリキュアいなかった?!」と言い出す。
キラキラルもプリキュアのことも、シエルは知っているのであった。弟子入りをシエルに断わられてしまったいちかちゃんだが、別れ際に「私、あきらめませんから♪」と言う。それを見るゆかり様が、またタノシそうだ（笑）。

第２０話『憧れまぜまぜ！いちかとシエル！』
いちご坂商店街のＰＲ動画制作の為に、シエルへの突撃取材を言いつかってしまったいちかちゃん、ひまりちゃん、あおちゃん。弟子入り断わられたのに、いちかちゃんはシエルを「師匠」と呼んでもう弟子気分だ（笑）。ちょうど養蜂場にはちみつをもらいに行くというので同行するコトに。
シエルの人間離れした足取りに、ひまりちゃんとあおちゃんは取り残されたが、いちかちゃんはド根性で追いすがる（笑）。森の中で見つけた素材たち、はちむつの甘みに魅了されたいちかちゃんは、「このはちみつをかけたパンケーキを作りたい」と言い出す。しかしそれに「いいアイデア」とシエルが乗って来た為に、ウワサを聞いて商店街のヒトたちも集まって大盛況に。そこにまたビブリーが現れて、シエルのパンケーキのキラキラルを奪ってしまう。
巨大イルに捕われてしまったシエルは、変身したいちかちゃんたちに助けられる。シエルがパティシエで目指しているモノは、「伝説のパティシエ」と言われるプリキュアになるコトだった。

ビブリーを退けた後、養蜂所のファミリーといちかちゃんの「くまさんパンケーキ」を食べる。男の子の持っていた「くまさん兄弟」の絵本から、いちかちゃんはこれを思いつく。お父さん、お母さんもとってもウレシそう。だがシエルだけは、普通のパンケーキの味しかしないいちかちゃんのパンケーキから出るキラキラルの意味が判らないでいた。
極端にいうと、シエルのスイーツは芸術の域まで追求したモノ、いちかちゃんのスイーツは「食べるヒトに寄り添ったスイーツ」というトコロだろうか。「くまさん兄弟」を知らないシエルには、キラキラルが発生しないのである。それは、「くまさん兄弟」のおはなしを知っている者同士しか共有出来ないモノだからだ。特に今回は、養蜂所のシゴトで忙しい両親からあまり相手をしてもらえない男の子の想いに、いちかちゃんが寄り添ったトコロがスバらしいのである。