何とかナルナル?!プリキュア５コミュの【ＨＵＧプリ⑥】第33話、34話感想

第33話『名探偵ことり！お姉ちゃんを調査せよ！』
はなちゃんの妹ことりちゃんは、「ことりの部屋」という自分のＨＰ（ブログ？）を持っている。最近の心配事は、お姉ちゃんはなちゃんのコト。お姉ちゃんのいるトコロに、何故か必ずキュアエールが現れる。「ひょっとして…ひょっとしてお姉ちゃんは、キュアエール…さんにご迷惑をかけているのではないか？！」と心配しているらしい（笑）。「お姉ちゃんがキュアエールなのでは」と思い当たらないトコロが、ことりちゃんらしい♪
日頃からお姉ちゃんの習性を知っていることりちゃんは、皆で一緒に夕飯食べている時でもジブンのオムライスを「私のよ！（みんなの分あるって笑）」と言って取られないようにかばったり、「バナナの皮が落ちていれば必ずすべって転ぶし、池があったら必ず落ちる（毎回落ちていたらタイヘンだ…というか今回だけのオヤクソク？）」実情をよく知っているだけに、「きっと毎回助けてもらっているに違いない」と思ってしまったのだ（笑）。
「エールさんにお詫びしたい」というのも、ことりちゃんらしい。別に迷惑かけている現場を見たワケでもないのに（笑）。愛崎えみるちゃんと同学年なので何となく相談すると、「プリキュア」という単語を聞く毎にえみるちゃんはビクッとするコトに（笑）。「キュアエール」ってワードに反応して、何故かエールファンの千瀬ふみとくんが現れてことりちゃんは「キュアエールファンクラブ会員3号」にされてしまう。2号は、ふみとくんと同級生で実ははなちゃんがスキな阿万野ひなせくん（笑）。

その頃クライアス社では、独り寝室にジェロスが。「私は独り」と嘆く。
ジョージ・クライが来ない→業績（プリキュアを倒せない）が悪い為。
部下がいなくなった→ジブンで業績不振の責任を負わせる為にクビにした
のが原因だが、ジュロスはそれらは全て「ジブンの美しさが衰えてしまったからだ」と思い込んでいる。
クライアス社の幹部たちは、それぞれ何らかの原因で「時間を止めたい」という願望を持っている。ジェロウスの場合は、ジブンの外見が劣化していくという恐怖心だ。

モウオシマイダーが暴れだした時、キュアエールが助けに来てくれて「何処にいても助けるから」と言われたコトで、実はお姉ちゃんはいつもことりちゃんを助けに来てくれていたコトを思い出すのだった。キュアエールの正体も、ひなせくんがはなちゃんをスキなコトも（笑）。

第3５話『命の輝き！さあやはお医者さん？』
役者として、ドラマに映画にＣＭにと活躍する薬師寺さあやちゃん。今度お医者さんお役を演じるコトになって、病院に体験取材に行くコトに。はなちゃんとえみるちゃんは小児科へ、ほまれちゃんは整形外科へ。ほまれちゃんは怪我と隣り合わせのアスリートであり、おそらくその参考にとリハビリ指導を体験したと思われる。後にきっとアンリくんのリハビリにも、きっとチカラになったコトだろう。そしてさあやちゃんとルールーは、産婦人科に。
担当で立ち会った川上さんの娘のあやちゃんが、妹が生まれるというのに元気がないコトがさあやちゃんには気になったのだった。始めは理解できず、お母さんの為にも元気でいる様にとあやちゃんを励ますさあやちゃんだったが、実は生まれて来る弟にお母さんが取られてしまうと心配していたのだった。そう胸の内を打ち明けて泣くあやちゃんを、さあやちゃんは抱きしめてあげるのだった。

ドクター・トラウムがモウオシマイダーを生み出し、病院の前で暴れ出した。コレをプリキュアになって退けたさあやちゃんたち。「あの子たちが、赤ちゃんだったらいいのにね」と何気なく言った一言が、次回のお話につながって行っている。弟も無事に生まれ、励ましてくれたさあやちゃんに「さあや先生ありがとう」と言ったあやちゃんのコトバに、さあやちゃんはジブンの未来を模索するのであった。

＜兄弟の確執＞
これは姉妹であっても必ず存在するはずである。長男、長女というのは、両親にとっては初めての子供で、それ故に期待とプレッシャーが親にはあって、厳しく育てられるケースが多いはず。次男、次女は、そこから力みが抜けて上よりは穏やかに育てられる。ボクは次男なので、長男の苦しみはわからない。でも当時は父から叩かれもして、相当怖かったらしい。ボクにとっても父は怖い存在ではあったが、兄ほどの経験はなかった。
父に結婚の報告をする際、一升瓶を抱えて現れ、湯飲みに酒を入れる時でも手が震えてカチャカチャ鳴っていた様子は、見ていて不憫でならなかった。兄は勉強も出来たし、家の手伝いもよくしていた。手先も器用で、工作などもいい作品を作っていた。プロレスごっこをしても絶対に勝てなかったし、２０代になってから一緒に挑戦したハーフマラソンでも一矢報いてやろうと思っていたが、全く相手にならなかった（汗）。でも後で会った時に話してみると、兄はボクの方が頭が良くて才能があると思っていたらしい。

ちゃんと話してみないと、わからないものだ（笑）。兄が家事を手伝っていたのも、勉強をしていたのも、実は親のプレッシャーがあったからなのかもしれない。社会人になると、兄は家業があるにも関わらず早々に家から出て行った。家を出てからの兄は、何か生き生きとしている印象だった。結果的には、ジブンで選んだ道を進んだ兄の方が、社会人としては成功している様な気がする。
子育ては、育成ゲームみたいなリセットは効かない。何が正しいのかも、難しいトコロだ。