何とかナルナル?!プリキュア５コミュの【HUGプリ⑤】第３０話～３３話

第３０話『世界一周へGOGO!みんなの夏休み！』

気に入って、何回も観た回♪夏休みの思い出に皆で行きたい所へ全部行こうと、ビューティー・ハリーで企画した「世界旅行」（笑）。それも大富豪えみるちゃんチの自家用ジェットがあって可能なコト…って、コレ実際に出来ルンだろうか（笑）？ルールーがクライアス社員時代、「税関の金属探知機に引っ掛かるから」という口実で、旅行に連れて行ってもらえなかったというのも（実は他の社員だけで行きたかっただけ笑）。
はなちゃんの妹、野乃ことりちゃんもついて来て、ルールーがアンドロイドであるコトをシラジラしい言い訳でゴマかすトコロも笑える（笑）。「旅のしおり」まで作って気合の入るさあやちゃんだが、始めのハワイは空港内で終わってしまうというメチャクチャなスケジュール（タブンさあやちゃんが、スケジュールを立てたはず笑）。

立ち寄った都市や国だけ書くと、
日本→ハワイ（米）→ハリウッド（米）→アフリカ→パリ（仏）→ローマ（伊）→中国→熱海（日本）
である（笑）。
はなちゃんたちがミライクリスタルでC.A.に変身、人手あり過ぎて過剰接待になったり、歌を歌ってバスガイドさんになってしまったりするのもオモシロかった♪トコロで、ルールーはいつから「食いキャラ」になってしまったんだろう。２５話の夏祭りから（たこ焼きなどを大量に買い込んでいた笑）か？
最後はルールーの希望で、熱海の温泉に。「アンドロイドは、お湯に入るとサビつく」とデマを吹き込まれて、行けなかったらしい（コレも、パップルたちだけで温泉に行きたかったから笑）。ルールー、クライアス社では不遇だったのね。まぁアンドロイドだったからと思うけど。鉄腕アトムくんが怒り出すだろうな（笑）。

天狗の伝承の残る「天狗館」で夜を過ごす。凍えて青くなってしまった天狗が、温泉につかって暖まって真っ赤になってしまったという（笑）。「天狗が出る」という話に怯えるはなちゃんらと、興味津々でウキウキするさあやちゃん。足湯だけでも温泉が気に入ってしまったルールーは、夕食より温泉を先に選ぶ。アンドロイドに対して、温泉の何が効用があるのかは不明（笑）。
海外出張と聞いてリストルに「英会話がベリーウェルなワタシが！」とアピールしたジェロスだったが、ドクタートラウムに横取りされてしまう。同じ「天狗館」で温泉に入り、卓球で負かした客のネガティブウェーブを使ってモウオシマイダーを召還する。何故か旅館名にあやかって、天狗のモウオシマイダーだ（笑）。先の天狗の話しで怯えていたえみるちゃんは、「ギャー天狗？！」とパニクるが、ハリーに「天狗やない！モウオシマイダーや！」と言われて、「何だ、モウオシマイダーか」とヒト安心…しちゃダメでしょ（笑）！
えみるたちはプリキュアに変身して闘うも苦戦、途中何処からともなく嵐が巻き起こり救われる。最近のプリキュアシリーズって、何か前作とか前々作とかに関連したワードなりモチーフなりが使われていたりする。この天狗さんは、次回作の「スタートゥインクルプリキュア」への前フリだったのだろうか？

夏休み最終日でも「宿題を全然終わっていない」は、「おジャ魔女どれみ」ちゃんから引き継がれる「主役のお約束」みたいなモノだ（笑）。

第３１話『時よ、すすめ！メモリアルキュアクロック誕生！』

えみるちゃんとルールーのユニット、ツインラブがネットでも話題に。記事の写真にタマタマ写り込んでしまったはなちゃんを訪ねて、以前通っていた中学の同級生エリちゃんが声を掛けて来た。挨拶はしたものの、シドロモドロな対応をしてしまったはなちゃん。その後ビューティーハリーなどでも、様子がおかしい。「何かある」と思ったほまれちゃんとさあやちゃんは、エリちゃんを見掛けると話しを聞くのだった。
実はチアリーダー部のポジションを巡って、センターに選ばれたエリちゃんは他のチームメイトからいじめに合い、それをかばったはなちゃんが今度はいじめに合ってしまったのである。いつの間にかエリちゃん自身はいじめるグループに引き入れられ、はなちゃんはソレが原因でラヴェニール学園に転校するコトになってしまったのであった。その間何も出来なかったコトを、エリちゃんは謝ろうと思っていたのであった。
話しを聞いた後、はなに会うとギュっと抱きしめるさあちゃんやとほまれちゃんがいい♪その後のえみるちゃんとルールーが一緒になっての歌も♪（「キミとトモダチ」の２番の歌詞が出来た？）仲直りをする為にエリちゃんたちが出るステージに応援に５人で行く。しかしジェロスが「クビにする」と報告しているトコロを聞いてしまったタクミとジンジン（ブルゾンちえみのwith Bみたいなの笑）が、ドクタートラウムの試作品の機器で局部的に街の時間を止めてしまい、ステージ用のメイクが間に合わないコトに。はなちゃんたちはミライクリスタルを使って、エリちゃんたちのメイクをしてあげる。
だがタクミらの持ち出した機器は暴走、彼らを合体モウオシマイダーにしてしまった。現れたジェロスに「苦しい助けて」というタクミらだったが、ジェロスは「最後ぐらいは役に立て」と言い放つ。「仲間じゃないのか！」と怒るキュアエールたちは、新たなチカラ「メモリアルキュアクロック」で「チアフルモード」に変身、タクミらを助けるのだった。同じ「仲間」と言っても、学生時代と会社内では違う。もっとドライでシリアスなモノだ。でもジブンの業績不振を、部下を切って体裁ごまかすジェロスも上司としては無能だ。

今回はいじめ、仲間って何、とシリアスなテーマに切り込んだ内容だった。特にエリちゃんとのエピソードは、はなちゃんの要になるポイントだったが、実は本当に解決しなければならなかったのは、エリちゃんとではなく「いじめをした連中」とのモンダイ、つまりチアリーダー部の子たちとのコトなのである。まぁややこしくなるから、そちらにはフォーカスしなかったのだろうが。集団の中で異を唱えるのは、難しいコトである。
特に学生の頃などは、理屈や道徳などではなく「気分やノリ」で間違った志向が集団を支配してしまうコトがある。その中で独りとか僅かな人数で異を唱えると、逆に袋叩きに会うハメになる。異を唱える方の言い分が正論であってもだ。ボクもはなちゃんと同じ中学生の時代に、似た様な経験をした。ボクの時代はいじめじゃなくリンチだったが、友人達が助けてくれたけど。
はなちゃんもエリちゃんと仲直りも出来たし、ビューティーハリーの仲間たちがいてくれて良かったね♪ジェロス、タクミ、ジンジンも後で元のサヤに戻っているみたいだし、結果オーライですかね。

第３２話『これって魔法？ほまれは人魚のプリンセス！』
＊諸事情で観ていません。

第３３話『要注意！クライアス社の採用活動！』

テレビでも話題になっている、えみるちゃんとルールーのユニット、ツインラブ。イジ悪なコメンテイターに、「ロックかアイドルなのか中途半端」と言われて凹むえみるちゃん。フィギュアスケーター若宮アンリくんの取材のシゴトが入っていた（って言うか、いつの間にパップルの事務所と契約したの？）が、えみるちゃんのテンションだだ下がりで、代わりにはなちゃんとさあやちゃんでするコトに。
「ジブンの想いを続けるには、勝ち続けるしかない。」
アンリくんはインタビューでそう答え、ソレを聞いたえみるちゃんは、「ワタシも強くなるのです！」と奮起するが、やや空回りな様子（汗）。「刺激のある映像を録らなければ」と、今回アンリくん密着の番組のディレクターは、アンリくんとルールーの会話しているシーンを録って、恋愛スキャンダルにデッチあげ様とするが、えみつちゃんと兄の正人くんが駆けつけて阻まれる。「プライベートを覗き見される趣味はない」と、アンリくん。
しかし実は陰では、成長を続けて大きくなる自分の体重に苦しみ、ファンに対して「若宮アンリを演じている」コト、私生活にまでマスコミなどに干渉されるコトに苦しんでいたのであった。

幼い頃は、何でも出来た。「時間を止められたら」との想いがよぎるのを、クライアス社のリストルに見抜かれてスカウトに合うのだった。木陰でタマタマその様子を見てしまったえみるちゃんんは、リストルの誘いに乗ってはいけないと警告する。悩み事はワタシが聞くと言うえみるちゃんに、「じゃあボクって、何モノなんだろう」とアンリくんは想いを吐露する。
その問いには答えられなかったえみるちゃんだったが、兄の正人くんを救ってくれたコトへの感謝、「ジブンを愛するコト」をアンリくんから教わったコト、「たった独りでも、理解してくれるヒトがいてくれたらそれでいい」と告げる。
アイスショーのステージが始まる。しかし先のディレクターがスキャンダルを起こそうと、ショーの伴奏を電源を切って止めてしまった。動揺する館内。そこにえみるちゃん、後にルールーも持ち歌を歌い、急遽アンリくんとツインラブのコラボが実現する。ディレクターはリストルによってモウオシマイダーにされてしまい、アンリくんをさらって言ってしまった。プリキュアに変身して、はなちゃんやえみるちゃんたちは後を追う。

「ジブンの想いを続けるには、勝ち続けるしかない。」
公にジブンの想いを広げたいヒトは、そうであろう。ただ勝ち負けに関係なく、独自でジブンの世界を構築していくコトは出来る。メジャーかマイナーかは、その結果でしかない。勝ち負けにこだわるならともかく、ジブンの欲するモノを実現したいなら、メジャーで勝ち続けるヒトが本当にジブンのしたいコトをしているのかは、疑問に思える。ほとんどのヒトは、勝つ代わりに本来の欲求を削っているはずだ。ジブンが求めているモノと、大衆がそのヒトに求めているモノは違っていたりするモノだ。

「ジブンの想い通りに生きて行くのは難しい。皆さんのチカラが必要です。」
とアンリくんは、ショーの最後のインタビューでいう。解釈の仕方もそれぞれあると思うが、今の若い子って、そんなにボツ個性で主張をしないのだろうか？という疑問がわいた。「多様性」が重要なのも認めるが、「相手に認めさせる」よりも「相手を受け入れる」コトが重要ではないか。時にはジブンを否定する相手であってもだ。何処でもいつでも、「オレはオレは」「ワタシはワタシは」だけスキ放題言われていてはたまらない。

今回アンリくんはリストルの誘いを突っぱねたが、このエピソードはまだ続く。