何とかナルナル?!プリキュア５コミュの【ＨＵＧプリ④】第２６～２９話感想

【ＨＵＧプリ④】第２６～２９話
第２６話『大女優に密着！さあやとお母さん』
見事オーディションに受かり、ＣＭ抜擢された薬師寺さあやちゃん。しかしさあやちゃん自身は、お母さんで大女優のれいらさんがどう思っているのかが気掛かりだった。はなちゃんたちはさあやちゃんと一緒にママの撮影現場に見学に行き、その真意を確かめるコトにした。
「薬師寺れいらの七光りと言われる」コト、「私のいる高みまで登って来る」コトの覚悟があるか、とたきつけるのは女優としては正解かも知れない。個人的に不満だったのは、この場合娘のトモダチが見学に来たのであるから、れいらさんは「母親をやるべきだったのではないか」と思うのである。女優魂を見せつけるのもいいが、さあやちゃんの母親をトモダチの前で演じるコトも大事だったのではないか。
話の雰囲気だと、撮影続きでロクに家に帰っていない様であるし、さあやちゃんとのコミュニケーションがとれていなみたいだ。娘の方からわざわざ会いに来てくれたのに、はなちゃんたちに対しても「娘をヨロシク」とか「学校ではどうか」とか話しをしてやるべきだったのではないか。薬師寺家は夫婦の役割が入れ替わっている様だが、それは「家事について」なだけで、母親と父親にはそれぞれにしか出来ないコトがあるのである。
ラストの食事のシーンも両親だけ離れたテーブルで採っていたが、それでよかったのだろうか。撮影を優先にしたとわかるが、幼少の頃から撮影班でさあやちゃんを育てたというスタッフなら、親子やそのトモダチとのコミュニケーションに数分時間を取られても、何も言わずに協力してくれていただろう。

第２７話『先生のパパ修行！こんにちは、あかちゃん！』
あかちゃんが生まれるコトとなり、不安に駆られる内富士先生。「どうすればいい父親になれるのか」と、はなパパに弟子入り志願をして来る(笑）。修行する先生を見に行くのではなく、お腹の大きい奥さんのお手伝いに行くトコロが女の子らしいというか。でも結果的に、はなちゃんたちが来てくれて精神的にも助かっただろう。
ボクも未体験なコトをする前はかなり緊張し、先々まで考え込んで悩む方なので、内富士先生と同じ様になるかもしれない。でも父親も母親も、「コドモを育てて親になって行く」ワケで、結局努力をすれば誰でもなれるというコトなのだろう。まぁボクはもう、ジブンのコドモを作る機会はなくなってしまったが。
寝ているあかちゃんを気遣って、大きな音や声を出さずに闘おうとするプリキュアとＤｒ．トラウムら(笑)。
特に途中まで連れ添ったさあやちゃんには強い影響があったらしく、仲間やトラウムたちにも厳しい指示を(笑）。しかしコノ体験が、さあやちゃんを女優とは違った道に導くコトになるのだった。

第２８話『あのコのハートをキャッチ！フレフレ！もぐもぐ！』
特にコメントはありません(汗)。

第２９話『ここで決めるよ！おばあちゃんの気合のレシピ！』
はなちゃんは、おばあちゃんの和菓子屋のたんぽぽ堂にみんなを連れて来る。お店はおばあさんのたんぽぽさんが独りでキリモリしていて、はんちゃんたちはシゴトを手伝うコトに。そこに昔から常連だったヨネさんが訪ねて来て、「たんぽぽ堂は味が落ちた。これじゃあこの店も終わりだ」と言い出し、たんぽぽさんとケンカになる。
開業当初は失敗続きで、旦那さんと試行錯誤しながら和菓子作りに励んでいたが、アンコの原料のアズキが買えなくなって、さつまいもを原料にして「きぼうまんじゅう」を作り、お店は繁盛する様になった。若い頃のたんぽぽさんは、はなちゃんそっくり(笑）。
人手不足のたんぽぽ堂に、同じ老婦人のヨネさんが「チカラ持ちだから」と参加するラストはビックリしたが、キョウビ若い後継者とかではなく、老人同士で手を取り合ってやって行くのもありかもとも思った。