何とかナルナル?!プリキュア５コミュの【Ｇｏプリ③】『キラキラきららは　キュアトゥインクル？』

『キラキラきららは　キュアトゥインクル？』第４話
＜センスがいいのは、コーディネーター(笑)＞
２話でなくなったプリンセスパフュームを持っていたのが、同じ学園の『天ノ川きらら』ちゃんだった。午前中授業の休憩時間に、はるはるとみなみちゃん（後にみなみん笑)はきららちゃんを訪ねる。
「春野はるか」で、「はる」が２回続くのが面白いと、きららちゃんははるかちゃんを『はるはる』と呼ぶ様になる。以後彼女は、友達に勝手に呼び名をつける様になる。「海堂みなみ」ちゃんは『みなみん』、七瀬ゆいちゃんは『ゆいゆい』、「赤城トワ」ちゃんは『トワっち』である(笑)。この呼び方はきららちゃんだけが使っていて、他の子達はちゃんかさんづけで呼び合っているが。
しかしその呼び方もイキナリつけられて、「○○って呼んでいい？」とか言われずに、「じゃああなたは、○○ね」と強制的につけられる(笑)。このマイペースさも、きららちゃんだから許される感が強い。ボクも個人的にＧｏプリのメンバーを呼ぶ時には、きららちゃんの呼び方を使っている。

きららちゃんはこの休憩時間も、昼休みとか夜にも熱心に「スタイル画」みたいなのを書いていたが、実際には自分でブランドでも立ち上げない限りは、モデルがデザインを考えたりする機会はない。ではコーディネイトのシュミレーションなのかもしれないが、これも本来はコーディネーターが考える。モデルは、その服のアピールの為に着るので、その組み合わせもデザイナーの意向に合わせるので、モデルがオリジナルでコーディネイトすることはほとんどない。
オートクチュールならモデルに合わせた仮縫いなどがあるかもしれないが、既製服はサイズが決まっているので、多分モデル自身が今回のショーで何を着るかを知るのは、リハーサルの時だろうと思われる。普通は服の着こなしは数を着て身につけていくのだろうが、きららちゃんは個人的にシュミレートしてセンスを磨いているのだろう。当然アパレル業界に身を置く訳だから、服のコーディネイトにこだわりを持っているのは、当然だろう。

＜歴代プリキュア最強の強心臓(笑)！＞
放課後きららちゃんを探して、はるはるとみなみんは夢ヶ浜の街に出掛ける。マーブルドーナツで、みなみんは「初ドーナツ」体験(笑)♪その後街で撮影するきららちゃんと遭遇、そしてそこに現れたクローズが、ゼツボーグで襲って来る！すぐにキュアフローラとマーメイドが現れるが、その前にきららちゃんは歴代プリキュアの中（スマイルは観ていないが汗)でも、誰もやったことのない反応を示したのである。
なんと巨大なゼツボーグに対して、
「ちょっと、ちょっと！あたしの仕事の邪魔しないでくれる？！」
と突っ掛かっていったのである。歴代で勇気を出してモンスターに挑んでいった子たちはいるが、「全く物怖じしなかった」のは、きららちゃんが初めてである(笑)。自分のシゴトにプライドを持っていて、それを妨害された怒りからだろうが、撫でられただけでも死んでしまいそうな巨大な怪物に向かって突っ掛かっていくのは、あまりにも無謀である。
しかもゼツボーグ２回目の襲撃時は、ランウェイ横にあったクレーン車を操作（なんで操作できるのかは謎笑)して、ゼツボーグをひっくり返し、傍に来たアロマに、
「なんかあいつを一泡吹かせる方法はないの？」
と訪ねる冷静さを持っていた。変身後もプリキュアになった自分に浮かれたり驚くこともなく、ホイホイとゼツボーグの攻撃をさばいて行く。「窮地で冷静でいられる」というのは、「強者の条件」と言ってもいい。初変身後の戦闘を見ても、彼女は戦士としてもダントツの素質を持っていたのであった。
「これは、面白いプリキュアが現れたなぁ」
とボクは思った。
「天はニ物を与えず」と言うが、世の中には「何でもソツなくやってしまう」ヒトは存在する。後の「プリンセスレッスン」でも、きららちゃんは「ちょっとやったことがある」だけで、はるはるが苦労してクリアしていく課題を、簡単に一発でクリアして行く。おそらくみなみんよりも努力をしていないと思われる(笑)。強いて言えば、彼女は「センスがいい」のである。どの習い事などにしても、要所のフィーリングをイメージできるというか。
プリキュアでの戦闘でも、本気になってないのにあんなに強い(笑)。キュアトゥインクルが、全く太刀打ち出来ずに敗北した時にどうするか？プライドが高いので、地団太踏んで悔しがるはずである。モデルなので、ファッション関係でも負けるとかでもいい。おそらくはるはるもドン引きする地獄の特訓をして、やり返すのではないかと(笑)。立場的にそれはトワイライトがなるはずだったが、残念ながらそんなエピソードはなかった。

『３人でＧＯ！私たちプリンセスプリキュア』第５話
「プリキュアがんばれない」と、きららちゃんは呆気なくパフュームをはるはるに返してしまう。「自分のシゴトと夢に忙しい」というのが、理由だった。熱心に説得に来るはるはるに、きららちゃんは「一日シゴトに同行」することを提案する。

「ボロロ・ボアンヌ」のモデルは、シャネルのデザイナー『カール・ラガーフェルド』であるが、ヨーロッパブランドのデザイナーが、モデルのオーディションにわざわざ来日することは、まずありえない。市場的に見ても、日本はアメリカなどとは比較にならない小さなマーケットである。日本人でパリコレデビューして成功している冨永愛も、「オーディションは、自腹でヨーロッパに行く」と言っている。
前から言っているが、キホン海外コレクションのモデルは最低でも身長１７０センチ以上は必要。きららちゃんぐらいの年齢でもパリコレのモデルをしている子も存在するが、背が低過ぎる。はるはるよりちょっと高い程度だから１６０センチ台なのでは？後西洋人は、もっと堀の深い顔を好む。日本人の顔はキホンペッタンコだ。
スーパーモデル天ノ川ステラ…雰囲気はありますかねぇ。
スーパーモデルって言ったら、８０～９０年代に一斉風靡した、ナオミ・キャンベル、リンダ・エヴァンジェリスタ、クリスティー・ターリントンとか思い出すが、ボクがスキだったのはヤスミン・ゴーリ。アニメクリエイターでそういう感じ書けるヒトって、吉田竜夫さんとか、湖川友謙さんとか、杉野昭夫さんとか。キャラだと、メーテル、フィアナ、鼻は低いが００９－１のミレーヌとか。不二子ちゃんは、２作目とかだとバストがあり過ぎ(笑)。

一日きららちゃんに付き添ったはるはるは、プリキュアになってもらうのをあきらめて、「自分の夢にガンばって」と言う。きららちゃんが初めて会う、「無欲の愛」を持った子だった。
「１００パーセントを２００パーセントにすればいい」
と言って、結局きららちゃんはプリキュアになる決心をする。きららちゃんは、、はるはるとの友情の為にプリキュアになったのであった。しかし大体この手の「アイドルとか忙しい系」の女の子は、何故かその後は結構メンバーと一緒に過ごしていたりするのは…お約束(笑)？
『プリンセスプリキュア』!!とにかく、歴代でも最高に華のあるプリキュアユニットの誕生であった♪