何とかナルナル?!プリキュア５コミュのふたプリS☆S『主な登場人物～コメント』＜妖精編＞

『フラッピ』
フラッピ自体に特に思い入れはないのだが（笑）、突然「お腹がすいたラピー！」と声を出して、咲＆舞ちゃんが慌てて「ラピー！」とか「チョッピー！」とか言って、周りの人に対して誤魔化そうとする様子が面白かった（笑）。最後はラブラブでチョッピと上手く行ったみたいである（笑）。
＜フラッピならコレ！＞
第 11 話『ふらふらフラッピ大ピンチ！』

『チョッピ』
個人的には、チョッピの方が女の子だったので好きである（笑）。「チョッピー」という声も可愛かったし。おとなしい子だったので、あんまり性格的な描写が多かった訳でもない。でも咲＆フラッピ、舞＆チョッピの組み合わせは良かった。
＜チョッピならコレ！＞
第 12 話『チョッピはチョピっとホームシック? 』

『ムープ』と『フープ』
特に主役になる様なエピソードはなかったが、フラッピとチョッピとそろって、ルックス的に可愛いシーンはかなりあった。人目に付くとマズイので、咲ちゃんちにこもってＴＶとか観ていたのか、色々余計な知識（笑）を得ていて、ＴＶ番組の真似とかしていた。特に第 45 話『ケーキと和也とクリスマス! 』で、憧れの和也さんが女の子を連れて「PANPAKAパン」に来たのを見てしまった後、自室で落ち込む咲ちゃんを見ての会話が笑ってしまった。
＜ムープ＞「咲、元気ないムプ。」
＜フープ＞「失恋デモしたププ？」
慌ててフラッピが現われて、
＜フラッピ＞「ムープ、フープ、図星を突いちゃあダメラピ！咲の前で『失恋』は禁句ラピ！」
＜ムープ＞「とうとう和也さんに告白したムプ？」
＜フープ＞「当たって砕けたププ！？」
＜フラッピ＞「そ、そうじゃないラピ！和也さんがお店に来たラピ…ガールフレンドを一緒だったラピ…。」
＜ムープ＞「クリスマスにムプ？」
＜フープ＞「それは、デートの可能盛大ププ！」
＜フラッピ＞「うわぁーっ！『デート』も禁句ラピ！」
咲ちゃん、キレる（笑）。…でもそれは、咲ちゃんの勘違いだったのだけど（笑）。
後「スプラッシュターン」をするまでのシーンと音楽が好きだった。

『フィーリア王女』
そのルックスから、アジア系な印象を受けるが？キャラ紹介にも少し書いたが、どうも『Splash☆Strar』の世界観は、北欧神話を参考にしている様である。機会があれば、調べてみたい。

『霧生満（きりゅうみちる）』＆『霧生薫（きりゅうかおる）』
敵方であったライバルなどが、裏切って正義の味方に付くというのは、ヒーローものでは定番とも言えるかも知れない。だがダークホールの各泉の番人でもある刺客達は一人なのに、何故彼女達だけが『二人組』だったのであろうか？単純に咲ちゃん達「プリキュアのライバル」というポジションもあったであろう。しかし『緑の郷（咲ちゃん達の世界）』で生命のある世界の素晴らしさを知ってしまい、『滅びの力』に敵対していく過程に置いて、彼女達は独りであるよりも結果的に「二人であった方が良かった」とも言えるのではないだろうか。
満＆薫ちゃんは、「今何を考えている？」と、お互いの気持ちを確かめながら思考を進めていく。それは彼女達の本来の使命、「プリキュアを倒す事」を実行する為にも有効な戦略でもあった。そしてそれが、物語的にはある意味一個人の『心の中の葛藤』を表現する事にもなっていたのである。「生命も生き行く先は所詮死、つまり無。ならば我らの手で無に帰すべき」というのが、『ダークホール』の言い分。「生命も生き行く先は所詮死、つまり無。無に帰すまでの生に、何の意味があるのか？」ある意味、満＆薫ちゃんは真実を言っている。しかしその「生きるという無駄な行為」に、『意味がある』と感じてしまった彼女達は、自分たちの使命に対して疑問を感じ、激しく葛藤することになってしまったのであった。
しかし『敵が味方になる』というのは、ある意味その瞬間に主人公たちとの『心のつながりが成された』という認識からの、エクスタシーの様なものを感じてしまうのは解る気がする。がもう一つ、彼女たちがそれまでは感情のない存在だったものが、次第にコミュニケーションを覚え、表情も豊かになって行くこの過程に喜びを感じてしまうのは何故なのだろうか？これのプロトタイプと言えば、当然『エヴァンゲリオン』の『綾波レイ』である。それとも『碇シンジ』君に対して心を開いていく過程の様に、満＆薫ちゃんが咲＆舞ちゃんやみのりちゃん達と『心が通じ合っていく』過程がいいのだろうか？まだよく判っていないのだが、僕は『Splash☆Star』の中でも、満＆薫ちゃんのエピソードが気に入ったらしい。
特にアクダイカーンからキュアブライト＆ウィンディー（咲＆舞ちゃん）をかばって消えてしまってから、復活してからの回は全部保存している。咲＆舞ちゃん達と同じ様に、僕も満＆薫ちゃん達が帰ってきたことが嬉しかったのであった。最後のゴーヤーンとの死闘に置いて、緑の郷は滅んでしまうのだが、キュアブルーム（咲ちゃん）が「次のソフトボールの大会では優勝しなければならない」と使命を持って立ち上がったのに対して、満ちゃんは『パンを焼いてみたい』といい、薫ちゃんは『絵を描いてみたい』とそれぞれ自分の希望を言って立ち上がる。
何のことはない、ただ咲ちゃんや舞ちゃんとの出会いで経験した事の『真似事』でしかない。しかしそれは、みのりちゃんが咲姉ちゃんや舞姉ちゃんの真似をして絵を描いたり、ソフトボールをしたいと言ったりすることと同じで、それから『自分自身になって行く』のである。人間より遥かに高度な知能、超越した身体能力を持っていたとしても、彼女達自身は「やっと生きる事を始めた」初心者なのであった。「生きる目的を見つけた」こともあるが、彼女達にとっては「生きると言う事自体を知った」ことの喜びと希望は、人間ではわからない程大きなものであったに違いない。
緑の郷に精霊たちが戻って平和が訪れた時、彼女達は命を失うが精霊たちの力によって生き返る。この時から満ちゃんと薫ちゃんの眼には、それ迄はなかった「光が宿っていた」。彼女達は「人間になった」のだろうか？ではもう例の海の「ひょうたん岩」の上で生きて行く訳にも行かないし、人間でなかったとしても戸籍もなければ、能力的なことに置いても人間の世界で生きていくには数々の問題が出て来るはずである。だが、そんな事は「どうでもいい」程、彼女たちが生きていたことと、咲ちゃん舞ちゃん達と友達になったことの方が遥かに嬉しい（笑）！
お帰りなさい、満ちゃん、薫ちゃん♪
＜霧生満＆薫ちゃんならコレ！＞
第 14 話『謎の転校生！満と薫がやってきた』
第 18 話『本日特売！満と薫がお手伝い!? 』
第 21 話『夜空に輝け!　星の光の仲間たち』
第 22 話『超オドロキ! 満と薫の衝撃告白!! 』
第 23 話『ついに対決！脅威のアクダイカーン』
第 42 話『お帰りなさい! 満と薫!! 』
第 43 話『夢じゃない!　みんなのいる一日』
第 44 話『二人が消える? 苦しみの満と薫』
第 45 話『ケーキと和也とクリスマス! 』
第 46 話『反撃! アクダイカーン驚異の力! 』
第 47 話『大逆転!?　黒幕って誰のこと？』
第 48 話『最終決戦! 奪われた緑の郷! 』
第 49 話『絶好調なり！永遠の星空の仲間たち！』

『アクダイカーン』
アクダイカーン自体には何もコメントはない。ただ『Splash☆Star』の適役である『ダークホール』の刺客達は、どれも個性的でユーモラスで面白かった。『プリキュア５シリーズ』で彼らぐらいブレイクしていたのは、『ブンビー』さん位である（笑）。また彼らは、『人類を支配する』とかの野心があって戦っているのではなく、『全てを滅ぼし闇の世界にする』という彼ら自身の本能によって、彼ら自身の『正義』によって戦っているのであった。満＆薫ちゃん達は裏切ってしまったが、他の刺客たちも彼らの使命の為対決はしたが、咲＆舞ちゃん達とコミュニケーションをとる心を持っていた。彼らのユーモラスなキャラクターが、本来は殺伐としたものになる『バトルもの』のムードを和らげていた。どれも憎めない、いいキャラだった（笑）。アルバム曲の『７つの泉を奪還せよ!！～フィフスエレメントの逆襲』の各人のコメントにも笑った（笑）！もし時間と気力があたら、彼らのミニぬいぐるみを作ってみたい気がする（笑）。

『ゴーヤーン』
その正体が明らかになるまでは、『ダークホール』の中でもさらにムードメーカーの様な名脇役を演じていた（笑）。アロハシャツを着て海の家に現われたり、個人で勝手に自分だけの茶室を作っていたり、お目付け役でうっとうしいのに、憎めない面白いヤツであった。あの『ゴーヤ』をモジった顔、カレハーン達が復活した時に胸に付いていたあの『滅びの力マーク（ゴーヤーンマーク）？』もいい。でもさらに彼らがやられた後の飛び散っていく『ミニゴーヤーン』は、どう見ても『オ○ン○ン』に見えてしまうのだが（笑）。
彼自身は『滅びの力』の代表であり、『ダークホール』という組織名から連想すれば、宇宙の『ホワイトホール』に対する『ブラックホール』みたいなもので、この世界の『必要悪』ともとれる存在である。その力は強大で、一時は『地球事態を破壊してしまった』ほどである！まだ『ふたりはプリキュア』と『MaxHaert』を観ていないので何とも言えないのだが、その力では今の所『プリキュア史上最強の敵』と言えるかもしれない。そんな強大な力を持っているクセに、何でわざわざ「キュアブルーム」達と格闘戦などをしなければならないのかは不明であるが（笑）、この異常にバランスの取れていない戦闘力の描写は、多分『ドラゴンボール』の影響によるものだと思われる。
考えてみれば、この世界そのものの『滅びの力』の存在である彼に、『プリキュア』達が『勝てるはずがない』のである。でも咲ちゃん達『プリキュア』は『勝ってしまった』のである！それは『Splash☆Star』のテーマでもある、『生きるということ』そのものの表現でもあるのである。『滅びの力』というのは、いわば『死』の象徴である。何にでもその形を失い『滅び』、生命あるものにはそれを失う『死』の瞬間は、『必ず訪れる』のである。絶対に避ける事の出来ない、絶対に最後にはその事態に伏してしまうものなのである。では何故咲ちゃん達は『勝ってしまった』のか？これはいうなれば、この時は『退けた』ということなのではないだろうか。それが『生きる』ということなのである！
＜ゴーヤーンならコレ？＞
第 48 話『最終決戦! 奪われた緑の郷! 』
第 49 話『絶好調なり！永遠の星空の仲間たち！』

『カレハーン』
『ネタ満載（笑）』な他の『ダークホール』の面々の中では、「比較的マトモ（笑）」なヤツ。というか一番最初の敵役だったので、まだスタッフの設定的にも「練り切っていなかった」のかもしれない。本人自体は、自分の事を『カレッチ』と呼んで欲しかったらしい。でも咲ちゃんは「お家がパン屋さん」ということもあってか、『カレーパン！』と呼んでいた（笑）。再登場の時は、それに対して「そうそう辛口が好み…って、違う！」と、ボケとツッコミをするセンスを身につけていた（笑）。

『モエルンバ』
いつも踊ってばかりで「ふざけているのか？」と思ったりしていたが、これは彼自身の『本気』を表わしているのであった（笑）！考えてみれば、『炎』はいつもユラユラと『踊っているもの』。オフザケの中にもヒネリがあって面白い（笑）。

『ミズ・シタターレ』
かなり『エロい（笑）』姉さんなのだが、咲ちゃんの『ハナミズターレ！』のせいでかなりマイナスイメージに（笑）。海の家で健太君チのカキ氷に対抗して隣でカキ氷をやったり、動物園で売店や飼育係のお姉さんをやったり、クリスマスにはキントレスキーと共にサンタクロースのコスをして見たり、かなりノリのいい（笑）お姉さんだった。キントレスキーとの「筋肉なら、私にもあるわよ！ほら！ブルブルブル～！（シタターレ）」「それは筋肉ではない（＝脂肪笑）！」の会話も笑った。何故キントレスキーがイキナリ彼女を好きになったのかは、不明。案外咲パパに、「ステキな奥さんですね」って言われた事と、「キントレスキー」に引っ掛けて『アンタがスキー！』ってスタッフが言わせたかっただけだったのかもしれない（笑）。

『ドロドロン』
いつも地に潜っているせいなのか、ゴッツい身体のクセに『人見知り（笑）』なヤツなのが笑ってしまった。ルックスが『アクマイザー3』の『イビル』と『ガブラ』を足した感じで、そのセリフ回しと共に何故かプリティーで憎めないヤツであった（笑）。シタターレに「ワッカリマせーん!」と反発してみたり、カレハーンが息を合わせて「プリキュア」達に「突っ込もう」としたのに、「逃げてしまった」シーンもかなり笑った（笑）！

『キントレスキー』
個人的には、『ダークホール』で一番のヒットだったヤツである（笑）！僕自身が『筋トレ好き（って全然筋肉質ではないのだが笑）』なのもあって、ある意味ボディービルダーやパワー重視のプロレスラーみたいな『筋肉信仰（笑）』をデフォルメしていて、かなりツボであった。本人自体は、姑息に策を巡らせて敵を陥れるなどの策をこうじる事を好まず、正々堂々と正面から闘うことを望む（案外自分の力を誇示したいだけなのかもしれないが笑）。ゴーヤーンに対して「腹筋運動がなっていない！」とか、咲ちゃんチの『PANPAKAパン』に通って咲パパと知り合いになったり、時に咲ちゃん達の日常を見て、「競い合う事はいい事だ」みたいなコメントを述べたり（笑）、かなりいいキャラであった。機会あれば、自分でコスやってみたいぐらいだ（笑）。