何とかナルナル?!プリキュア５コミュのFpri第２話『つみたてフレッシュ！キュアベリー誕生！』☆☆☆

＜あらすじ＞
早朝の６時、ランニングにはげむ『蒼乃美希(あおのみき)』ちゃん。朝ご飯はしっかり食べて、昼食・夕食は抑え目に。それがダイエットにもいい心掛け。でもママの朝食は作らない(笑)。鏡で自分の顔を確かめて…「私、完璧！」が口グセ。
『イース』ちゃん（笑）に立ちはだかり、『プリキュア・レジェンド、伝説の戦士プリキュア！』と名乗った『キュア・ピーチ』！「もう、貴方達の好きにはさせないわ！」とタンカを切る！
「させない！させない！絶対させな～イッ！」
と、飛び起きる『桃園ラブ』ちゃん（笑）。見ると眼の前に、変な『関西伝をしゃべるフェレット』と、魔法（？）でモノを浮かせてはしゃぐ、『ヌイグルミ（？）みたいな赤ちゃん』がいる?!ラブちゃんは夢かと思ったが、これは現実?! 『関西伝をしゃべるフェレット』の名前は、『タルト』、『ヌイグルミ（？）みたいな赤ちゃん』は、『シフォン』。聞けば彼（タルト）は、『伝説の戦士プリキュア』を探していたのだという。この世界は、『パラレル・ワールド』で幾つかの『平行世界』があるのだという。これを『ラビリンス』という悪者が支配しようとしている。それに対抗する為、『伝説の戦士プリキュア』をこの世界に探しに来たのだと言うのだ。
ママが起こしに来たので、『タルト』の話はここまで。とりあえずベランダに隠したけど、今日は『大事な約束』があったのであった！慌てて家を飛び出すラブちゃん！実はこの前のステージで、憧れの『トリニティー』のリーダー『ミユキさん』を、『プリキュア』に変身して助けた（その時『ミユキさん』は気絶していた）お礼に、ダンスを教えてくれることを約束してくれたのでした！これはラブちゃんにとっては、とっても『しあわせゲット！』なお話！ついでに親友の『ミキちゃん』と『ブッキーちゃん』も誘って、『トリニティー』みたいに「ダンスユニット」を作ろうと思いついた。
早速『ブッキーちゃん』から誘いに行こうと出掛けると、突然大きな犬がラブちゃんを追い掛けてきてビックリ！でもそれは、『ブッキーちゃん（山吹祈里）』の家の「獣医さん」の患者の犬だった。タマタマ会ったついでにラブちゃんは『ブッキーちゃん』をダンスに誘うが、「人前で踊ったりするには苦手」と断わられてしまう。とりあえず『ブッキーちゃん』には考えてもらう事にして、ラブちゃんは『ミキちゃん』の家の「美容室」に向かう。『ミキちゃん』は外出中で、『ミキちゃん』のママは「ヘアモデルが来れなくなったから」と、ラブちゃんにヘアメイクの練習用のモデルになって欲しいと頼んで来る。今日は『ミユキさん』とのダンスレッスンがあるのに、ラブちゃんは「ドーナッツおごるから」というママの誘いに乗ってしまい、モデルをする事に。とりあえず、『ミキちゃん』にはメールを送っておく事にした。
屋内プールで、颯爽と泳ぐ女の子。周りの男達から注目の的である。彼女は、『蒼乃美樹希』ちゃん。それを見守っていた一人の男の子が、彼女にタオルを手渡す。「なんだ、彼氏がいるのか」と、ガッカリして離れていくギャラリーの男の子達（笑）。ドーナッツスタンド、ブティック、図書館とデートをする『ミキちゃん』と男の子。ファミレスで一休み。「そちらの様子はどう？」と『ミキちゃん』話し掛けた男の子は、何と『ミキちゃんの弟』だった。『ミキちゃん』の両親は「別居中」で、『ミキちゃん』は弟と会っては、互いの親の事とかを話していたのであった。
その時、ラブちゃんからケータイにメールが。何と『トリニティー』のリーダーの『ミユキさん』と、「ダンスレッスン」をするのだという。驚く『ミキちゃん』。彼女には、将来『ファッションモデル』になるという夢があったのであった。「貴方の夢は何？」と弟に聞く『ミキちゃん』。「実は、医者になりたい」と白状する。「でも身体が弱いから無理だ」とも。「そんなことない！絶対出来るよ！」と励ます『ミキちゃん』。
一方、『メビウス』の『イース』ちゃんは、『不幸のゲージ』のエネルギーを貯める為町に現われ、「自動販売機」を怪獣『ナケワメーケー』に変身させて、暴れさせるにであった！しかもその『ナケワメーケー』は、『ミキちゃん』のいるファミレスへ?!逃げようとする『ミキちゃん』だったが、体の弱い弟はこんな時に胸を痛めたのか、その場で座り込んでしまった?!何とかトイレまで逃げ込んだものの、窓から逃げ様としたが開かずに、閉じ込められてしまった?!「駄目だ、もう助からない！」と諦める弟に、『絶対、最後の最後まで諦めては駄目！』と励ます『ミキちゃん』。その時、『ミキちゃん』は?!

＜感想＞
第１話であんなに文句を言っておきながら、『しあわせゲットだよ！』とか、『ピンクのハートは、アイあるシルシ！』とか、『ワルイのワルイのトンデけ～！』とか、結構影響受けてるＣ－ＩＮＡです(笑)。もう主題歌ＣＤも買いました(笑)！『みんなでしあ～わせ、ゲーットーだよ～♪』とか、何気なく口ずさんでしまっている変なオッサンになってます(笑)。
でも実は一番警戒していたのは、今回の主役『蒼乃美希（あおのみき）』ちゃんこと、『キュアベリー』だったのである！何で警戒していたのかというと、「男とイチャついて『プリキュア』とはけしからん！」と思っていたからである（笑）。ココとのぞみちゃんとかの『TRUE LOVE系（笑）』だったらいいのだが、『学校もデートも楽しむのよ♪系（笑）』だったら、「遠慮なく『プリキュアファン』を引退（笑）」と考えていたのであった。まぁ『ファッションモデル』を目指そうって言うのだから、そうとうルックスに自信があって、男の子にもモテまくりっていうのも当たり前で、『ルックスだけでそこそこやっていけてしまう女系（笑）』なのだろうが、「そんな世の中ナメた様なヤツを『プリキュア』にするなよ！」と、設定だけ見たら何だかそんな感じがするんで、内心「そうだったらイヤだなぁ」と思っていたのであった。
でも今回で明らかになったが、１話でデートしていた男の子も実は彼女の『弟』だったのであった。どうもミキちゃんの両親は別居中らしい。おそらく彼女は、「子供同士だけでも『家族』の絆をつないでおこう」として、弟に頻繁に会っているような感じである。朝食のシーンを見る限りでは（自分の分は用意しても、お母さんの朝食は用意していなかった）、どうも彼女は母親に対してあまりいい感情がないのかもしれない。まぁ両親の詳しい事情は判らないが、彼女の場合はこの『両親の事』が中心になって話が進みそうな感じである。『おジャ魔女どれみシリーズ』でいうところの、『あいちゃんの兄弟バージョン』といった所であろうか。まぁきょうび『離婚問題』も、常識化（笑？）して来た感もあるし、エピソードとしても取り上げる題材であろう。
『弟思い』のミキちゃんは、ヒョットして「母親が頼りないから」お母さんについて行って、弟に対しては「自分が母親代わりに」と思っているのかもしれない。彼女が『プリキュア』に選ばれたきっかけは、『自分の夢の為』ではなく、『弟を守る為』という気持ちが高ぶった為であった。なかなか『子供向き』にしては、『ヘビーなテーマ』を持って来た様で、これはその後の展開に注目したい所である。彼女自身も努力家で、『最後の最後まで諦めない』という持論をシッカリ持っている。『キュアベリー』変身後、「青いハートは『希望』のシルシ」と名乗った様に、彼女は『希望』のキャラクターのである。『プリキュア５派』の僕にとっては、「大いなる『希望』の力、『キュアドリーム』！」こそが、『希望の人（笑）』なのであるが、今回の『フレッシュ！プリキュア』も、『軽い線では行かない』、『熱い路線で行く』事が確認出来ただけでも嬉しい事であった。
ただ余談で言っておくと、ミキちゃんはどのレベルの『ファッションモデル』になりたいのかは判らないが、例えば『パリコレクション』とかに出る本格的なモデルになろうというのなら、早朝ランニングはしない方がいい（笑）。まだ中学生で「成長期」にあるので、余計な筋肉を身体につけて成長を止めてしまうのは良くない。例えば国内のファッション誌に載る程度のモデルだったら、身長を意識する必要はないが、コレクションに出るモデルであれば最低でも１７０センチの身長がいる。昔は「７頭身半」とか理想体型を言っていたが、今や「８，９頭身」と言われている時代である。ミキちゃんは「可愛い子」であるより、日常の世界（日本）では『飛び出た大女』でなければならないのである（笑）。
国内と海外との、モデルとして要求される要素は違うのである。例えば日本国内であれば、「エビちゃん」とか「ツバサちゃん」とか、１７０センチの身長がなくっても、「可愛ければいい」のである。しかしコレクションで使われるモデルというのは、あくまで「服を着せるもの」としての「造型の美しさ」を要求される。ある意味「顔が可愛い」必要もない。「エビちゃん」が、絶対に『パリコレクション』に出る事はない理由はそこにある。つまりミキちゃんは、「まずは栄養をタップリとって、身長１８０センチを目指す」べきなのである（笑）。ウェイトを気にするのはその後。しかしコレクションモデルの世界も厳しいもので、人によっては「１週間でレタス１個」とかで体型を維持していたりするらしい。足を細く見せる為に、「極力歩かない」というモデルもいる。
つまりミキちゃんが「絶対にモデルになる！」と言っても、とにかく身体的な条件が揃えっていないと、「なりたくてもなれない」職業なのである。今のミキちゃんがやるとしたら、ファッションや美術など、極力良いモノを見てセンスを磨くことと、英語・フランス語・イタリア語なんかを身につけることであろうか。ダンスをするのは、いいことだと思う。コレクションで着る服に合わせて、身体で表現するセンスが問われるからである。時には、ダンスもしなければならない。ついでに言うと、『美希ママ』のヘアメイクのセンスはヒドイ（笑）。コンテスト用の練習なら、担当者も「ヘアカタログ」ぐらいは見て、もうチョッと別な意味でヒネッたのにして欲しかった（笑）。
後前回気にしていた、敵怪獣（？）の『ナケワメーケー』が『ロボット系』であるのは、オープニングで見ても「それを狙っている」感じである。ただ予告編で気になっていた『ミサイル』は、『ジュースの缶（笑）』であった。口から出すジュースも、『トマトジュース』や『ノーカロリーコーラ』とか（笑）。ただそれ迄の敵よりも、「さらに強い敵」を相手にしているイメージは出ている。今後もああいう感じの『ヒネリ』でやってくれるといいのだが（笑）。