何とかナルナル?!プリキュア５コミュの第４７話『ドリームコレットを取り戻せ！』☆☆☆

＜あらすじ＞
５５匹の『ピンキー』が揃った『ドリームkレット』は、『ナイトメア』の『カワリーノ』の手で奪われてしまった！
それぞれの責任と、失望感で落ち込むナッツハウスの皆。しかしのぞみちゃんは、「これからどうするかだよ！」と、「『ドリームコレット』を取り戻す」ことをしようと言うのだった。
一方、念願の『ドリームコレット』を手に入れた、『ナイトメア』の首領『デスパライア』は、コレットを使って『永遠の命』を手に入れようとしていた。それによって自分以外の者達は、『絶望』に支配され、『永遠の勝利』が得られると考えていたのであった。しかし、今この状態でも『希望を失わない者（＝のぞみちゃん）』がいる！『デスパライア』はそれを不服とし、『カワリーノ』を差し向けるのであった。
「『ドリームコレット』を取り戻す」と誓ったものの、一体どうすればいいのか判らないナッツハウスの皆。途方に暮れて辺りを歩き回るが、『ナイトメア』の本拠地さえ知らない。大きな公園の真ん中で、のぞみちゃんはイキナリ、
「おーい、『ナイトメア』！『ドリームコレット』を返しなさーい！」
と大声で叫んだ（笑）！ある意味「気分転換（笑）？」の様なものだったが、他の皆ものぞみちゃんに勧められてやっていると、なんとそこに『カワリーノ』が現われたのであった?!
「我々に勝てば、『ドリームコレット』は返しましょう。」という、『カワリーノ』に連れてこられたのは、『ナイトメア』の『闘技場』であった！周りの観客席には、『絶望の仮面』を被った『ナイトメア』の人間で埋め尽くされ、中央の玉座には『デスパライア』が座っているのであった！その手には、『ドリームコレット』が！『デスパライア』は、まだ『ドリームコレット』の力を使っていなかったのであった。僅かな可能性に賭けて、『プリキュア５』に変身するのぞみちゃん達。大きなモンスターに変身した『カワリーノ』が、彼女達の前に立ち塞がる！
『プリキュア・ルージュバーニング』！『プリキュア・アクアトルネード』！『プリキュア・クリスタルシュート』！皆の「必殺技」を、『カワリーノ』は自分の尾の様なもので巻き込んで弾いてしまう！「必殺技が通じない」?!怯む『プリキュア５』達に、『カワリーノ』は「部下になれ」と誘いを掛けて来る。断わる一同だが、戦局は不利になる一方である！そんな中、ミルクは自分がうかつに『ドリームコレット』を、ココに成りすましていた『カワリーノ』に渡してしまったことを攻められ、言葉巧みに『カワリーノ』に『絶望の仮面』を被されてしまう！
更に『デスパライア』は、「ここが契機」と、『プリキュア５』とココ、ナッツの前で『ドリームコレット』の力を使うのであった！コレットは目の前で輝き、そして『ピンキー』達は空に散り散りなって行く。『願いをかなえる力』を失って、灰色になって地面に転がる『ドリームコレット』。みるみる『デスパライア』は生気を帯び、仮面を外してその美しい素顔をさらした。『願いをかなえる力』は、失われてしまった！力なくヘタり込んでしまう『プリキュア５』達。それに追い討ちを掛ける様に、『カワリーノ』は『絶望のカード』を彼女達に投げつけ、『絶望の闇』の中に封じ込めようとするのであった！

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 11月23日 05:31

＜感想＞
『ナイトメア』のアジトが高層ビルだったり、一見すると企業か何かの様に見えるのは、ある意味現代の『経済社会』に対する揶揄ともとれる。周りに座る『絶望の仮面』を被った人達は、「自由に生きる」ことを諦め、会社の歯車として生きることを選択した人々なのか。『ギリンマ』や『アラクネア』、『ブンビー』さん達は、『成果主義』でその成績によって切られてしまったりする。NO.２が『カワリーノ』に変わってからは、『ブラディー』などは「お前が上司になってから、『ナイトメア』は変わった」と言う。「お前は、周りの人間の事を考えてはない」とか。『ブンビー』さんも、「私はアンタの使い捨てのコマじゃない」みたいなセリフを言ったり。
それは、『成果主義』の一例ともとれる。更に『カワリーノ』は、『デスパライア』の自分への評価を高める為だけに、『ハデーニャ』や『ブンビー』さん達を使っていたのであった。またその『経済社会』の一例を示す用に、『デスパライア』の「『絶望』による支配」も描かれている印象がある。一般的に現代の『経済社会』で行なわれている『企業戦争』というものは、『他を否定する』ことが基本概念である。同業者でも、異業者であっても、他社からイカにシェアを奪い、自社を潤わすか。その中には『共存』という概念はないのである。極端に言えば、自社の存続が危機になった時のみその概念が産まれる（笑）。
『デスパライア』は、「まだ『絶望しない者』がいる」と、『ドリームコレット』を手に入れた後も『プリキュア５』達に『カワリーノ』の刺客に差し向ける。自分が既に「勝利者になっている」のに、更に『希望を失わない』彼女たちを潰しに掛かるのである。それは、彼女達が『デスパライア』の支配に支障を来たす可能性があるからである。コレ等もある意味大企業でも有りがちな事で、『新興勢力』は脅威になる前に「潰す」か、「取り込む」のである。まさにどちらも、『支配』に対して『徹底している』訳であるが、最終回の『デスパライア』の戸惑いの中で、「その果てに何かあるのか」と問い掛けている様な気がするのである。

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