仏教を楽しむ会(^^)コミュの仏教の読経

各宗派のお坊様はどのような意義があるとお考えで読経をされていますか？

コメント(12)

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浄土真宗の僧分です。

読経は読む僧分が、自分の計らいでおこなうのではなく、

釈尊が、今まさにこの場所で説法されている、という様子が
読経だと、師からお伝えいただきました。

だから、意味がわからなくても僧分が読頌するのを聴聞する
ことが大切なのではないか　と考えます。

一緒に称えましょう　は　自力のはからいになってしまいます。

[6] mixiユーザー 10月08日 18:37

どの経典も、もともとの原始経典の中に息づいていたさまざまな考え、思いをしっかりと継承しながら、それぞれの色彩でもってとても学び豊かな内容を持っているので、じっくり読むのがぼくは大好きです。

[7] mixiユーザー 10月08日 21:37

こんばんは、私はチベット仏教ニンマ派ドゥジョムテルサル・ナムカキュゾン寺流で
正式な僧籍を取得しておりますDD927と申します。

私は密教僧ですので、その立場から書かせて頂きますと

１　供養法としてお唱えする
２　成就法としてお唱えする

と言う２種類に分ける事が出来ます。

１は仏菩薩や護法尊達に対して御威徳を称賛し、
加持や加護を頂く為に行います。

２は自らが仏菩薩となる為に行う修行法の一環として行うものです。

どちらにしてもその読経には独特の節回し（声明）があります。
これは仏菩薩のお悟りがその響きとして顕現したものとして考えており

声明を聴けばその人の見解の高さや修行の進み具合が分かるとされています。

ですから、単に経典を「読む」事が読経ではなく、
意味内容をしっかりと把握した上で、

伝統として受け継がれた音の響きに注意を払い、
あたかも井戸の呼び水の如く、

自らの内にある仏性を呼び起こし、自覚する為の大切な行為と
私は位置づけております。

１，２の他に除障や滅罪、遷識など細かく分ければ
たくさんありますが、基本としてはこの２つです。

また、伝統仏教としての立場としては

灌頂を受けていない人間が勝手に「真言」「マントラ」を
お唱えする事は「越三昧」（おつさんまい）、越法（おっぽう）と言い
金剛の地獄に落ちるとされています。

ですから、一般の方は顕教の経典の読誦をするように指導しています。

また、真言を唱えても良いという許可の事を
「ルンを授かる」と言いますが、
このルンを授かった場合はお唱えする事が出来ますが、

自らを仏菩薩などに生起（しょうき／自らを仏として観想する事）は出来ません。
また、他人に「真言」「マントラ」を授ける事は出来ません。

生起は灌頂の時に戒律の伝授を行い、
資格のある者のみが許され、
他人への伝授はまた別の資格が必要となるからです。

以上が私が考える読経に対する考え方です。

[8] mixiユーザー 10月09日 16:55

僧侶ではありませんが、毎日読んでます。
我が日蓮正宗は題名だけは御導師しか読まないとかほんの少しだけ御導師とその他では違いがありますが、御導師でない僧侶がいる場合は全く同じく読みます。
一番皆さんがびっくりするのは葬式です。
普通は葬式は俗は黙って俯いていると思いますが我々は皆はっきりと導師曼荼羅御本尊に向かって読経唱題するので、信者じゃない人は唖然としてるかつられて一緒にお題目を上げるかします。

又、我々が読みのは法華経の第二の方便品の一部と第十六の寿量品で宗門からは訓読と解説が出ているので何となく意味は分かりますが、読む時は何も考えてません。
また、ちゃんと意味を分かって読めとも言われません。解説本は分かりなさいという意味で出ているわけではありません。
知りたいなら勉強してみてはと言う意味合いでしょうか。

ただ、その二つを読みのは法華経の前半と後半部の要な教えであり、それを読めば後の教えは付いてくる的なことを言われます。
そして、それは頭で読むのではなく体で命で読み的なことを教えてもらいました。
だから、分かる分からないはある意味必要ないのだと思います。、

[9] mixiユーザー 10月09日 18:44

>>[008]

体、命で読みさえすれば、意味内容がどうもよくわからないというのでも構わないということでしょうか。

[10] mixiユーザー 10月28日 11:46