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真正保守主義コミュの【関連編】書籍の紹介

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こちらでは、保守主義に関連する(ものに限らず)、皆さまのお勧めの本についてご紹介いただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

コメント(4)

新刊のお知らせです。構造構成主義という、次世代の人間科学を構築するための思考原理にかんする研究雑誌の第二号が刊行されました。「理論」ではなく、たち現れている「現象」を第一に尊重するというスタンスに、保守主義との共通項を見出すことができると思います。関心があればぜひともご一読ください。

■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
『信念対立の克服をどう考えるか――構造構成主義研究2』
西條剛央,京極 真,池田清彦 編著
A5判 248頁 定価2730円(本体2600円+税5%)発行年月:2008年3月

 第2号のテーマは「信念対立の克服」。養老孟司氏,竹田青嗣氏を招き,“わかりあうための思想”のあり方を模索。また,さまざまな領域における構造構成主義の展開を示す公募論文を掲載,文学,教育学,哲学上の主客問題,精神医療,障害論などでの信念対立の克服を試みる。
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▼amazon
http://www.amazon.co.jp/%E6%A7%8B%E9%80%A0%E6%A7%8B%E6%88%90%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E7%A0%94%E7%A9%B6-2-%E8%A5%BF%E6%A2%9D-%E5%89%9B%E5%A4%AE/dp/4762825980/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1209343575&sr=8-1
▼楽天ブックス
http://item.rakuten.co.jp/book/5540028/


以下、もくじです。「刊行にあたって・編集後記」と「投稿規定」のリンクを貼っておきましたので、特に本誌への投稿を考えられている方は参照していただければと思います。
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『構造構成主義研究』刊行にあたって・2巻編集後記
http://structuralconstructivism.googlepages.com/巻頭言

第1部 特集 構造構成主義シンポジウム

1−1 第1回構造構成主義シンポジウムによせて(西條剛央・京極 真・池田清彦)
1−2 「同じ」と「違う」−感覚世界を取り戻すために考えるべきこと(養老孟司)
1−3 信念対立の克服に向けて(竹田青嗣・池田清彦・西條剛央)
1−4 参加者の視点からみた第1回構造構成主義シンポジウム(門松宏明)

第2部 論文

2−1 総合知としての文学の本義−構造構成的言語行為論に基づく言表価値性の立ち現れ体系(浦田 剛)
2−2 構造構成主義による教育学のアポリアの解消−教育学研究のメタ方法論(苫野一徳)
2−3 構造構成主義か独我論的体験研究か−主客の難問 vs.自他の難問(渡辺恒夫)
2−4 構造構成主義の視点からみた精神医療の一考察−構造構成的精神医療の提唱(加藤 温)
2−5 「健康の不平等」の理論構築に向けて−構造構成的医療化の提唱(三澤仁平)
2−6 物語と対話に基づく医療(NBM)と構造構成主義(斎藤清二)
2−7 構造構成主義の地平から見た実験研究(北村英哉)
2−8 「目的相関的実践原理」という新次元の実践法−構造構成的障害論を通して(京極 真)

第3部 書籍紹介

3−1 『構造構成主義の展開(現代のエスプリ)』
3−2 『エマージェンス人間科学』
3−3 『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMベーシック編』
3−4 『完全解読・ヘーゲル「精神現象学」』

投稿規定
http://structuralconstructivism.googlepages.com/guide

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たしかに、養老先生の専門分野は解剖学です。けれども、誰もが共通了解することの可能な 原理 principle に立った考察は、アナロジー(類推)的思考によって一般化する手続きを経れば、多様な領域に導入(継承)することが可能です。ただたしかに、前回ご紹介した書籍には「政治哲学」を主要な領域とするものがありませんでした。そこで、構造構成主義への入門編も兼ねて、以下の著書を推薦します。ふたたび長文になりますがご容赦下さいね_(._.)_。

構造構成主義の展開--21世紀の思想のあり方
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=redir_mdp_mobile/250-9061003-6431467?ie=UTF8&%2AVersion%2A=1&a=4784354751&%2Aentries%2A=0
現代のエスプリ475
著者:西條剛央・京極 真・池田清彦 編
    発行年月:2007年2月/A5判/総頁数:228頁
    定価¥1450(本体¥1381)
定価:1450円(本体1381円+税)
ISBN:9784784354757
発売日:2007/01

【目次】
■巻頭言/構造構成主義パラダイムの展開  (西條剛央)

■座談会/21世紀の思想のあり方 (池田清彦/上田修司/京極 真/西條剛央)

■構造構成主義と関連思想
・構造主義科学論余話   (池田清彦)
・構造主義の思想史的意義 (内田 樹)
・ポストモダン思想  (高田明典)
・理論体育学の提唱  (甲野善紀)
・20世紀の三大思想と構造構成主義  (やすいゆたか)
・構造主義とは何ではないのか? (菅村玄二)
・哲学の再生 (竹田青嗣)
・無思想の意識化  (養老孟司)

■構造構成主義の展開
・構造構成的障害論--ICFの発展的継承 (京極 真)
・歴史学の信念対立を読み解く--構造構成主義的アプローチ  (多田羅健志)
・構造構成的臨床心理学--折衷主義の再考と発展的継承 (高橋 史)
・認知運動療法の新展開--構造構成的認知運動療法の構想  (村上仁之)
・構造構成的英語教育学研究法  (田中博晃)
・人間科学的医学 (斎藤清二)
・構造構成的認知症アプローチ--様々な手法を適切に利用していくための取り組み (田中義行)
・構造構成主義国家 (上田修司)
・構造構成的看護学 (高木廣文)
・構造構成主義とはどのような理論か--今、その深化を問い直す (西條剛央)

ここで特にオススメなのは、以下の二本の論考です。

◆多田羅健志 『歴史学の信念対立を読み解く--構造構成主義的アプローチ』
これは、「歴史は山に喩えられる」というE.H.カーの言説を踏まえつつ、そうした従来論では説明不可能な問題、たとえば「二人の歴史学者が山を観にいって、「山は確かにあった」「山なんて無かった」と証言した場合」という、いわゆる歴史認識問題(または歴史論争)にかんする考察を行ったものです。具体的な実例としては、いわゆる「従軍慰安婦論争」における吉見義明と秦郁彦の対立を軸に、「客観的歴史像が矛盾しつつ複数成立する状態」という、実在論に依拠している従来の議論では説明が不可能だった研究状況を説明可能なものとしています。

◆上田修司 『構造構成主義国家』
こちらは政治学における構造構成主義の導入試案となっています。この論考では、「天皇制」を「その土台の上であらゆる政治制度を作動させてきた、他に類を見ない巨大な政治的メタシステム」であるとし、「日本の政治的社会的風土は歴史的にきわめて構造構成主義という原理を受け入れやすい心的下地をもっている」ことを指摘しています。上田論文にかんしては、政治構造構成研究会のHPにて二本の論文を読むことができますので、ぜひとも。(後者は、『現代のエスプリ』に掲載されたものとほぼ同一の内容です)。

二一世紀日本のビジョン 〜 国柄への回帰
(平成16年度 自由民主党政治外交論文コンテスト 総裁賞)
http://seikouken.seesaa.net/article/28351054.html

構造構成主義国家
http://seikouken.seesaa.net/article/28351562.html

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