吉行理恵コミュのこんなところに理恵さんが！

先日本の整理をしていて『二十歳の原点』という本を久しぶりに目にしました。私が二十歳の時に読んで以来ン十年読み返すことはなかったのですが、何気なく「解説」を見てびっくり。なんと吉行理恵さんが書いてらしたのです。
理恵さんの小説、エッセイ、詩は読みましたが、他の人の作品の解説は初めて目にしました。この解説の締め切りが迫るにつれて「洋服のまま電気も消さずに寝る日が続き…」というところが、何となく理恵さんらしく、また「解説」を書くことの難しさをかんじました。
『二十歳の原点』(高野悦子新潮文庫)は実際に二十歳で命を絶った女子大生の日記です。だから理恵さんは著者には会ったこともなく、小説でもないので、やはり解説を書くのは大変だったのだろうと思いましたが、読んでみて、この本の解説を書くのに一番ふさわしい人だとも感じました。
もし書店でこの本を見かけたら是非「解説」を読んでみてください。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 12月23日 12:53

私も○十年前に｢二十歳の原点｣を読みましたが、理恵さんが解説を書いている事は知りませんでした。
私が読んだのは古本屋で買った単行本だったからか？と思いましたが、よくよく考えると、その頃は理恵さんの存在を知らなかったので、もし理恵さんの名前が出ていても読み流していたことでしょう。

貴重な発見をありがとうございます。
さっそく本屋で探して来ます。

それにしても、全集を出して頂きたい。
絶版ばかりで読み返したい作品が手に入らなくて寂しいです。

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