絶景をひと目見たい！コミュの中国　九寨溝」

「九寨溝」

前回駐在していた13年前から非常に興味はあったものの、
その頃は成都からバスで片道10時間以上と聞いてびびってしまい断念したものの、今は九寨溝に北京からの直行便ができたので、今回ようやく夢が叶いました。

「九寨溝」は中国四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県にある自然保護区であり、ユネスコの世界遺産（自然遺産）に登録されています。成都から400km、四川省北部の山奥にある秘境。1970年代に森林伐採の労働者によって偶然発見されたそうです。この地域に9つのチベット族の村が点在していたことから、「九寨溝」と名付けたという。（「寨（さい）」とは、村、集落の意味）

張芸謀（チャン・イーモー）監督は、映画『HERO』の中の2人の主人公、無名と残剣の決闘シーンを、九寨溝の「剣竹海」で撮影したことでも有名。

九寨溝は石灰岩質の岷山山脈（びんざんさんみゃく）中、標高3400mから2000mに大小100以上の沼が連なるカルスト地形の淡水の湖水地帯であり、水は透明度が高く、山脈から流れ込んできた石灰岩の成分（炭酸カルシウム）が沼底に沈殿し、日中には青、夕方にはオレンジなど独特の色を放つ。また、流れに乗って運ばれてきた腐植物が石灰分に固定され、植物が生え、独特の景観を見せています。

話には聞いていたものの、こんなにも美しいとは思わなかった。
ほんと着色したようなコバルトブルー。
今回は九寨溝と黄龍の両方を訪問したのですが、お勧めはやはり九寨溝。幾つもある美しい湖とをつなぐ森の中の道を歩くだけで身体いっぱいの森林浴が体験できました。

ほんと久しぶり。

北京から飛行機で2時間ですし、是非北京に遊びに来ていただき、足を伸ばし幻想の湖で日々のストレスを発散させてください