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絶景をひと目見たい!コミュの中国 敦煌

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皆様お久しぶりです。ここ半年ろくに旅行もできずなかなか新しいトピックスが紹介できなかったのですが、8日からのオリンピック休みを利用し、旅行に行ってきました。

場所は西田敏行が演じた井上靖の歴史大作映画「敦煌」の舞台である敦煌

以前は西安かウルムチから車での移動をせざるを得なかった(1000km)ので、前回の駐在の時には断念したものの、今は敦煌飛行場もでき、北京から直行できるということでオリンピックの開会式を見た翌日2泊3日で行ってきました。

敦煌は中国甘粛省の西端に位置するオアシス都市で、漢の武帝が紀元前111年に置いた街の中の1つです。漢代には西域に対する最前線の軍事基地として、また東西の人々が行き交い、人々がもたらす文化が花開いたシルクロードの交差点としての街です。

今回訪問の一番メインはなんといっても「敦煌莫高窟」(写真左)。昨年夏に動乱が起こる前だったのでチベットを訪問でき、中国の仏教を勉強できたので、その第2弾として敦煌を訪れました
 莫高窟の開削は、前秦の建元二年(366年)から始まり、歴代の王朝の修造を経て洞窟の数は絶えず増え、七世紀唐の時代に、莫高窟には1000個の洞窟から形成されたことより莫高窟は「千仏洞」とも呼ばれていたそうです。
洞窟には、大量の彩色塑像と壁画があり、古代シルクロードの交通の要所に位置したことから、外来の様々な文化芸術と中国の各民族の芸術が融合された莫高窟は、豊富多彩な芸術風格を持っているのが特徴です。1987年、「敦煌莫高窟は彩色塑像と壁画で世界によく知られ、千年に亘って続いた仏教芸術を示した」と高く評価しユネスコによって「世界の文化と自然遺産」に登録されました。
現在確認されている石窟は492窟であり、もちろんこれを全部見るわけにもいかないし、現在は保護の為、全ての入り口にドアがしてあるので、ガイドを通じて7窟ほど見て回ります。中には29mにおよぶ巨大な弥勒大仏像を岩山の中で刳り貫いて作成されている姿は圧巻されます。1600年をかけて製作された数々の壁画や彫刻はそれぞれの時代の特徴を掴んでおり仏像の顔一つとっても異なるのが勉強になりました。

つづいて訪れたのが「鳴沙山と月牙泉」(写真中央)砂丘の真ん中にありながら1000年以上も枯れたことのない神秘のオアシスです。敦煌市西南5kmの所にあり、東西の長さ約40km、南北の幅約20km、最高峰は海抜1,715mで、五色の細かい砂粒の集まりで出来ています。
  月牙泉は鳴沙山の北麓にあり、周囲を砂丘に囲まれたオアシスで、湖面が三日月の形をしていることからこの名が付いたものである。
今回の旅のもうひとつの目的は砂漠体験だったんですが、砂漠の怖さを知りました。月牙泉を見渡せる砂丘の頂上に登ったんですが、砂漠を歩くのがこんなに困難とは想像もつきませんでした。砂漠で放置されたら確実に死にますよ。ほんと。

そして最後は漢の時代の万里の長城。(写真右)2000年前の長城です。中国政府も全ての長城を保護することはできず保護されているのは一番状態が良い一部のみ。そのおかげで2000年の歴史をもつ万里の長城に直接触ることができました。北京で何回も訪れている万里の長城の最西端を直接訪れたことができたのが嬉しかったです。

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