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ハンターカブ&トレイル友の会コミュのハンターカブのデザイナーとの出会い

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第12回カフェカブ・パーティで、素敵な出会いがありましたのでご紹介します。

それは、初期のハンターカブのデザインをされたMさんです!
日経新聞に載った事で、「ホンダOBなのですが、タスキリレーお疲れ様でした。」と
声をかけていただけました。

Mさんは、1957年にホンダに入社された方で、スーパーカブのデザイナーである
木村譲三郎さんとは同期だそうです。

木村さんはスーパーカブのデザインを任されたのに対し、Mさんは250ccのC70
の一部を任されます。
そして、C70からしばらく二輪のデザインの担当をされ、Juno M85もMさん
だそうです。(のちに4輪のデザインや、用品のデザインもされてたとか。)

そのMさんは、アメリカンホンダのリクエストで不整地用のカブのニーズがあることから
「ハンターカブ」のデザインを命じられたそうです。(C100Tと思われます)

もともと同期の木村さんがデザインされたC100をベースに、モディファイする形で
「ハンターカブ」をデザインされましたが、「俺がデザインしたものを改変するとは・・・」と
木村さんのご機嫌が悪かったそうです。(^^;

詳細についてはもう良く覚えておられないそうで、細かい事は伺えませんでしたが、
大きなスプロケットのデザインについてや、チェーンの予備を格納するなど、苦肉の策が
とられたのは記憶しているとの事。

また、ライフルホルダーなどのオプション類については、「アメリカでデザインでしょうか?」
と伺うと「いいえ、日本人の後輩2名が担当してデザインしました。アメリカへ出張して、
向うのニーズを吸い上げてきて、日本でデザインしました。製造も日本で行なった。」と
おっしゃっていました。

また、水筒のような予備タンクのデザインもMさんがされたそうで、その時のエピソードと
して本田宗一郎さんとの間で次のようなやりとりがあったそうです。

宗一郎さんは、カブのパイプフレームの凹んだところ(タンクの前?)上に予備タンクを置き、
直接キャブレターにガソリンを供給してはどうか?と意見をされたそうです。
しかし、キャブレーターの位置より低い所になってしまうためそれは無理だとMさんが言っても
「できるはずだ」と聞かなかったそうです。
しかし、翌日になると「お前が正しい。別の場所で良い」と、認めてくれたのだとか。

あの水筒のようなデザインのタンクは、当時アメリカで流行していた水筒の形をモチーフに
して、リアキャリアの下に収まることになったそうです。


余談ですが、Mさんはお話の間ずっと「ハンターカブ」とおっしゃっていました。
CA100Tなどのアメリカ向け不整地カブも「ハンターカブ」と呼んでで良いのだと
思いましたよ!(^^;

Mさんと、CT90K0の前でいっしょに記念写真を撮って貰いました。

・・・大変光栄でした!

ちなみに、Mさんは、スーパーカブのモックアップを前に藤澤専務が『まあ3万台だな』と言った
時に「年間3万台ですか?」と聞いた方だそうです。(^^;

コメント(1)

新たにハンターカブ(C100T)の開発者が判明しました。わーい(嬉しい顔)

Jさん「ハンターカブを作ったMさんを浜松に呼ぼうとしていますが・・・」

私「なぜMさんをご存知なんですか?私も会った事がありますよ!」

J「Mさんは、宗一郎さんが造ったカーチス号の研究をしていて、その縁で
  知り合ったんです。
  そしたらハンターカブをデザインしたと言っていたので、TONYさんに
  連絡したんです。」

私 「浜松にお呼びしたいですね・・・私も連絡してPUSHします」

J 「あと、MさんのほかにHさんという方が開発に関わっているそうです」

私 「ええっ!Hさん・・・それは新事実ですね!」

それにしても、カーチス号からハンターカブに繋がるとは・・・縁とは不思議です。


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