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pdfX12+photojournalismコミュのその3 )ワークショップ参加のススメ:写美フォトドキュメンタリーワークショップ

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「第一回写美フォトドキュメンタリー・ワークショップ」@東京都写真美術館
2008年7月11日〜7月13日
→http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=31715377&comm_id=2201044


▼参加動機
僕は秋から報道機関でカメラマンとして働く予定だが、フォトジャーナリズム、そしてフォトドキュメンタリーというものをしっかりと学んだことがなかったので、Q.サカマキ氏が講師としてやってくるこのワークショップは勉強の場として非常に密度の濃いものになるだろうと思い参加した。
2万円という安目の参加費も魅力だった。
参加するためには事前に作品と応募動機を送り、応募人数が多い場合には選考が行われると募集要項に書いてあったので、参加者は必然的にモチベーションもレベルも高いはずだと、参加前から思いを馳せていた。

▼参加者
参加は、結局19人。25名ほどの応募があったが、選考の結果19人に絞られたとの旨を後日聞いた。写美の人は、募集のやりかたが甘かったといっていたが、それでもたった25人しか応募しなかったというのは個人的には少ない気がして驚きだった。
参加者は、すでに雑誌や新聞で記事を発表しているプロから、まだ発表をしたことがない人、ほとんど写真を撮ったことがないがフォトドキュメンタリーに興味がある人、ギャラリーの運営をするため見る目を鍛えにきたという人、雑誌の編集長などさまざま。
年齢層も、ハタチくらいから40代くらいまで幅広かった。学生は3分の1くらい。写真専攻の学生はほとんどいなかった。

▼内容
初日は朝10時に写美の創作室にあつまりサカマキ氏のレクチャーを聞いた。
「世界で今こんなことがおこっている」という話ではなく、クーデルカ以降の写真家をスライドで作品を流しながら紹介し、一枚一枚、写真の魅力をサカマキ氏が語るという形式だった。テクニック的なことについてもかなり時間を割いて話して下さっていた。
特に興味深かったのは、死体が写った写真について、というか、死体を撮るときの心がまえについての話。
日本では死体が写っていると新聞にはまず掲載されないし、ともすると悪趣味といわれがちだが、インパクトのある死体の写真は往々にして “beautiful”であるとサカマキ氏は繰り返し言っていた。このbeautifulという概念は日本語では説明するのが難しいようだが、その場の光を活かし、背景を活かし、beautifulに撮ることが大事である、と。
そもそも、フォトドキュメンタリーにおいて、beautifulという概念が通用するということ自体、僕にとっては少なからず驚きであった。

午後は、参加者のポートフォリオレビュー。
一枚一枚に対して、サカマキ氏とAERAの外山氏がコメントをしてくれた。ひとりあたり10分と、時間が短かったのは残念だったが、それでも一枚一枚コメントをもらえるというのは貴重な機会だった。また、サカマキ氏と外山氏の意見は必ずしも一致するものでなく、二人がぶつけ合う意見を聞くことが個人的には一番勉強になった。
たとえば、写真に文字のメッセージ(新聞記事やデモのプラカード、落書き等)を入れることについて、外山氏は好ましくないと言っていたがサカマキ氏は効果的であればアリだと言っていたり。

なお、初日に、クイックヒットエッセーのテーマが発表された。
night life
workers
消え行く東京
広告のある風景
の中からひとつえらんで、最終日(翌々日)の朝までに撮影、編集を終えるというもの。

二日目はサカマキ氏による、フォトジャーナリズム、フォトドキュメンタリー業界の現状、現場へのアクセス、取材の際の心構え等のレクチャー、そして午後は外山氏による売り込みに関するレクチャー。
それがおわったあと、大きなデスクを囲んで、サカマキ氏、外山氏を交えてざっくばらんに話をする時間が2時間ほど設けられた。
サカマキ氏も外山氏も、質問なんでも来いという姿勢だったが、受講生からの質問があまりがっつり出なかったので残念そうな印象はあった。

三日目の午前中は、クイックヒットエッセーで公開レビューする写真を個別にサカマキ氏と外山氏に見てもらった。時間にして5分くらい。とった中から15枚くらいにまとめて見せに行くのだが、最終的にこれもカットあれもカットで半分くらいの枚数まで減った受講生もいた。ワークショップ中に両講師が常々いっていた、「写真家は編集者でもなければいけない」ということを実感レベルで知る機会だった。ただ、時間が短かったので、撮影者と講師が意見をぶつけ合う時間があまりもてなかったのは残念だった。(両講師に真正面から反論する受講生が少なかったというのも事実である。僕もその一人だが…)

午後は一般の人50人くらいが入ってのクイックヒットエッセー公開レビュー。
ここでも、一枚一枚両講師が講評をくれた。

打ち上げには、公開レビューを見学に来た人も何人か参加し、人脈を増やすには非常にいい時間だったように思う。

▼感想
全体的に、密度の濃い3日間であったと思う。
ただ、初日のポートフォリオレビューの各自に割り振られた時間がめちゃくちゃ少なかったのは残念。参加者の全体的なレベルも、サカマキ氏いわく「思ったよりも低かった」。ただ、その底上げを図るのが今回のワークショップの目的だとおっしゃっていたので、結果的には狙いはすくなからず達成されたはず。
あと、ワークショップ中に、受講生同士で互いの作品を批評しあう時間が持てなかったのももったいなかった。
でも、ワークショップが終わったあとにポートフォリオを見せ合っていた人たちもいたし、後日集まってポートフォリオを持ち寄ったりする機会も設けることができてきたので、結果的にいいネットワークは気づける方向にあると思う。
打ち上げの時に、ススメの#1を書いたサムソンさんと話していて驚いたことがひとつあった。サムソンさんが参加したメキシコのワークショップでは、ワークショップ終了後に写真の道をあきらめると決めた人が参加者の20%ほどいたということだ。(※サムソンさん、20%でしたよね??)それほどまでに、自分の作品と強烈に向かい合うワークショップであったのだろうと思う。
でも、今回の写美のワークショップを受講した人はきっと誰一人として写真をやめようとは思っていないのではないだろうか。今回は、自分の可能性ののりしろを広げられたワークショップだと思うからである。実際、丁寧なレクチャーを通して、僕個人としては写真の見方がだいぶ変わったと思う。広角でぐわっと被写体にちかづくことが単純にいいというわけでない、ということや、写真の中のあいたスペースがときに力強い意味を持つということなど、実際にいろいろな写真を見ながら考えられたのはよかった。
メキシコのと、写美の、どちらがいいワークショップといっているわけではなく、性質そのものが違うのだと個人的には思う。
ただ、入門編として写美のワークショップがオススメだと思う。

サカマキ氏は当初、世界を舞台に活躍する写真家を育てたいとの思いから、今回のワークショップを全編英語でやろうと考えていたようだ。でも、第一回目だし、わかりやすく日本語で、ということになったそうだ。
だから、来年からは英語になる可能性もあるかもしれないが、それはそれでむしろ世界的には当然の感覚を一石二鳥で身につけられるといい機会になると思う。

取材の裏話や、コンテンポラリーの技術的な話を聞けるワークショップは国内では多分これだけだと思うので、そういった意味でも、非常に貴重な充実したワークショップだった。

コメント(27)

英語で?

日本語でさえ「写真を言葉に」出来てないのに、英語でやると、ただのNOVAで終わってしまうよ。「英語=インターナショナル」と思う人が多いみたいだけど、インターナショナルかどうかは、姿勢、考え方、世界への関心と、受け入れ方なんだと思う。言葉はほんの一部に過ぎない。

飲み会にしか行ってないからこういうことを言うのも変だけど、サカマキさんが最後に「楽しかった」って言った。

それが私の中で引っかかった。すおーが言うように、写美のワークショップは初心者向けだったからなのかもしれない。でも本当のジャーナリズムは、楽しいでしょうか。本当に何かと向き合っているなら、お互いの写真と向き合おうとしてるのなら、楽しくなんかないと思う。

写真はすごく個人的なもので、それを見る、見せる行為は、人の裸を見て、自分の裸を見せるに近いところがある。もっとマジメなことなんじゃないかな。

ないとこは、どこかで始まらないといけない。おかげで友だち?(友だちなのかな?)が何人か出来た。これだけクォリティの高い写真が撮れる人が、もっと「たまごたち」を壊す気叩かないと、大きくならん。外人の私に言わせれば、この「褒めて伸ばす」文化は、人をだめにする。

サカマキさんは、撮る写真とずいぶんイメージが違った。

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Q Sakamaki
http://www.qsakamaki.com/

Bio: (サイトから)

Q. Sakamaki graduated with the Master degree of International Affaires from Columbia University, concentrating Conflict Resolution and Human Rights. He is a Japanese photographer based in New York. Since the late 80s, he has photographed New York's political, social landscape, such as issues of AIDS, homelessness, and street crimes, focusing on people suffering their human rights violation in the related poverty, discrimination, and violence. At the same time, he has explored international issues, especially on deadly conflict since the early 90s. He has covered the war-stories of Afghanistan, Israel/Palestine, Algeria, Bosnia, Kosovo, Iraq, Liberia, Sri Lanka, etc. The main objective of such coverage is always the same, focusing on people: how war affects ordinary civilians, particularly children. His photographs have been appeared in books and magazines worldwide including Time, Newsweek, Life, Stern, and L'espresso, and have been the subject of solo shows in New York and Tokyo. He received numerous outstanding awards, including World Press Photo (1st Prize of People in News Story - 2007), Overseas Press Club (Olivier Rebbot - 2006), Pictures of The Year International (double 1st Prizes of General News Reporting for single and story - 2007), Days International Photojournalism Award (2nd Prize in 2005 and Special Prize by Jury in 2007), etc. He is also a writer, contributing to Japanese media, and a videographer. He has published three books, including "Palestine." The footage of the Liberian war used in the film, "Liberia: An Uncivil War", was nominated on the 26th Annual News & Documentary Emmy Awards in 2005. Currently he is represented by photo agency Redux Pictures.
すおーくん、お待ちしてました

まずは3日間という開催期間についてどう思いましたか?
海外のワークショップは1週間弱なものが主流のようですが。
個人的には、賞味2日弱でエッセイを作るのはキツイと思うし、これはスライドショーを見ても思った。

死体を撮影する際の「beautiful」は興味深いですね。一つ間違えれば誤解されそうだけれど。
他にサカマキさんのレクチャーで印象に残っていることはありますか?

僕もサムソンと同じく、写真を見てサカマキさんはもっとクールな人かと思ってました。
あと飲み会の時に聞いて驚いたことは、サカマキさんは85%の写真を35mmのレンズで撮影しているということ。もっとレンズを使い分けているかと思ってました。
すおーさん、ありがとうございます。

クイックヒットエッセー公開レビューを拝見しました。
私からも質問です。

サカマキさんは、初日のポートフォリオレビューでは、「レベルが低くて正直がっかりしたが、この短時間での参加者の成長には驚かされた」ということをおっしゃっていましたね。
私は、初日のレビューを見ていないのでわからないところもあるのですが、すおーさん自身は、ワークショップ3日間での参加者の変化について、どう思われますか。
また、サカマキさんがおっしゃるように大きく成長したとすると、具体的にワークショップのどんなところが影響していると考えますか。

遅くなりました。

〉tentenさん
先日はどうも。
写美は、7月22日にも世界報道写真展関連のイベントをやっていましたね。
参加者の反響が大きければ、今度もどんどん充実した内容のものが増えていくでしょう。今、大きな波に乗りかけている感はあると思いますから。

>サムソンさん
言葉が一つのツールでしかないというのは賛成です。
でも、日本語――というよりむしろ、ネイティブランゲージだけに頼っていては、得られる情報量も、行動できる範囲も、必然的に小さくなってしまうということもあると思います。だから、言語に対する意識を高めるために、サカマキさんが英語でという提案をしたのかな、と個人的には思っています。
それから、「写真はすごく個人的なもので、それを見る、見せる行為は、人の裸を見て、自分の裸を見せるに近いところがある。もっとマジメなことなんじゃないかな。 」ということば、そのとおりだと思います。だからサカマキさんも「思ったよりもレベルが低かった」と言ったのだと思う。僕自身も、その意識は低かったですし。
僕の場合、もっと自分と、自分の写真と真っ向からむかい合わねばと思うきっかけを与えてくれたのは、ワークショップよりも、そのあとにサムソンさんたちと集まってポートフォリオを見せ合ったときでした。だから、このワークショップがそういった出会いの場になったという意味でも非常に重要なことだったと思っています。
〉youmeさん

▼募集について
僕がきいたところによると、ワークショップの開催が確定したのが4月の後半とギリギリだったというのが大きかったようです。そのため、days japanの情報コーナーへの掲載ができなかったりといった、雑誌媒体を使った宣伝に支障が出たとか。AERAでは募集締め切りの1〜2週間前の[環境eye]のコーナーでサカマキさんの写真を取り上げたときに、サカマキさんのプロフィール欄でちょっと宣伝してましたが、ざっと目を通しただけではちょっとわかりにくかったかなというのが個人的な感想です。

▼クーデルカ
ヨセフ・クーデルカ:チェコ出身の写真家で、マグナムのメンバーです。プラハの春を撮った作品を西側で発表し、名を馳せました。のちにフランス国籍を取得したようです。
http://www.magnumphotos.com/Archive/C.aspx?VP=XSpecific_MAG.PhotographerDetail_VPage&pid=2K7O3R135R3G&nm=Josef+Koudelka
サカマキさんは、クーデルカが写真のなかにセクシーとデカダンスの要素を組み入れたことから、基本に位置づけていました。それは、james nactwayやサカマキさん本人にも大いに影響をあたえているとおっしゃっていましたね。

▼クイックヒットエッセー
テーマは、レビュー直前の講評のときに口頭で伝えればよいということになっていたので、僕はnight lifeとworkersを念頭に置きながら撮影し、最終的にうまくくめそうな方のテーマで提出しようと思っていました。なぜそのテーマにしたかというと、かねてから夜の渋谷を撮影したいと思っており、それをまとめるならばnitght lifeかworkersだろうと思ったからです。結果的には、night lifeとして提出しましたが、個人的には"night workers"とでも名付けたいようなものになりました。渋谷の深夜に、荷物を下ろすトラックドライバーなどを撮影しました。
実際にふた通りのテーマを提出して、よい評価をもらったほうをレビューにまわしていた人もいましたよ。
質疑応答は、個々に対してはなかったです。全員のレビューが終わった後に、質疑応答の時間が少しだけありましたが、会場からの質問はおおむねサカマキさんや外山さんに向けられたものでした。
興味深い質問というのは、個人的には記憶にないのですが、あの場に居合わせた方でなにか思い当たるものがある方は代わりに応えていただけるとありがたいです。

僕はnight lifeを選び、渋谷の夜を撮影しました。
ただ、提出直前までworkersとしてまとめるかnight lifeとしてまとめるか非常に悩みました。テーマは、提出するときに口頭で伝えればよかったので、素材の組み方次第では、うまくやれば4つのテーマ全てに応用させることは可能だったんです。実際、ふた通りのパターンを講師に事前に見せて、評価のよかったほうをレビューに回していた人もいましたし。僕は、結果的に、人々が見過ごしがちな都会の夜の光景ということでnight lifeをテーマにしました。
>かつおさん
3日間という開催期間について、作品を作るには正直短いと思いました。実際に、力量の問題だと思いますが、掘り下げた内容の作品を作るのは難しかったですね。一般公開レビューでは、特定の人やグループを追った作品は2つしかなかったですし。
また、何度も書いてきたことですが、参加者同士がやっとうちとけるようになったところで終ってしまったので、ワークショップ中に作品を互いに講評したりすることができなかったのは残念です。今後、あのメンバーが全員集まるとは限らないですし。。
サカマキさんのレクチャーで記憶に残っているのは、個人的には、「被写体に撮らされるな」ということです。行ったことのない現場や、混乱した現場にいくと、見るものすべてが衝撃的でとにかく無我夢中にシャッターを切ってしまうが、しっかりと被写体の(それが人物でも動物でも静物でも)バックグラウンドを移しこめ、という話は非常に心に響きました。
レンズについては、28mm〜50mmあたりを推奨していました。それくらいが、周りを見るにはちょうどいいのだそうです。
超広角を使用している写真家で「広角でも近寄りすぎず、バックグラウンドをしっかり見ている」と推薦していたのはeugene richardsでしたね。
http://www.eugenerichards.com/


〉どんぐりさん
僕自身から見た参加者の成長…そうですね、僕としては、みんな一度自分のスタイルから離れたとり方をしたなという印象がありました。初日のレビューでは、やはりそれぞれが今まで身につけてきたスタイルというのが、いい意味でも悪い意味でももっと前面に出ていたと思いました。でも、レクチャーを聞いて、いろいろな写真を見るうちに、「あ、こういう撮り方もありなのか!」とたぶんみんな気づいた部分があると思うんです。その発見が、最終日の一般公開では出たな、と。
また集まったときにでも、参加者の方々のワークショップ前の作品を見せてもらうとわかりやすいと思います。僕も、クイックヒットエッセーにまとめた写真は、今まではあまり積極的に撮ろうとしていなかった構図だったりしました。

受講生はおそらくみんな今、発見→模索という段階にあると思うので、それを生かせて初めてこのワークショップの意義が大きくなると思っています。
>すおーさん

レスポンスありがとうございます。

確かにおっしゃるように、参加者の方にとってのワークショップ参加の意義をはかることができるのは、もう少し時間が経ってからなのかもしれませんね。
仕事の内容にかかわらず、発見→模索を継続できることが、実のあるものを生み出していく原動力になるのだろうなと切実に思います。


>youme.さん
Eugene Richardsについていろいろ教えていただきありがとうございます。
これは!と思い、週末、写美図書館で見てきました。

拙文ではありますが、レビューもアップさせていただきました。
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=17680208&id=1076827


ちなみに写美図書館はなかなかよいです。
Eugene Richardsで蔵書検索すると結果は以下の通り。
(タイトルの重複もありますが…)

1. Americans we: photographs and notes 1st ed
by Eugene Richards Aperture 1994 閉架
2. Cocaine true, cocaine blue 1st ed
photographs and text by Eugene Richards/additional reporting by Edward Barnes/afterword by Stephen W. Nicholas/poem by Danny J. Aperture 1994 閉架
3. Cocaine true, cocaine blue 1st ed
photographs and text by Eugene Richards/additional reporting by Edward Barnes/afterword by Stephen W. Nicholas/poem by Danny J. Aperture 1994 閉架
4. Dorchester days
Eugene Richards/introduction by Dorothea Lynch Phaidon 2000 閉架
5. Eugene Richards 55
Charles Bowden Phaidon 2001 閉架
6. Eugene Richards Collection photo poche; 68
introduction par Eric Pooley Nathan 1997 開架
7. Stepping through the ashes: 1st ed
[photographs by] Eugene Richards/[interviews by] Janine Altongy

※閉架となっているものは、受付に資料請求票(?)を出して書庫から出してもらう。(請求票は受付横の検索端末から簡単に印刷できる)


ご存知の方も多いと思いますが、写美図書館の蔵書は館外でも、通常のオンライン上で検索できますので、事前に調べてから来館することもできます。
http://tokyophotomuseum-library.opac.jp/itemfind.cgi

>すおーさん

レス、ありがとうございます
「被写体に撮らされるな」との言葉は、先日僕の写真を見てくれた際も指摘してくれたことですよね。バックグラウンドを写し込むと言うのは、簡単なようで難しいことですね。そもそも撮影以前の、観察力や被写体との関係が如実に表れることですから、僕なんかはまだまだ勉強中です。

ユージン・リチャーズの名前はすおーさんの糖尿病の写真を拝見した際にも名前を出させてもらいました。この人はホントに様々な角度から人物のを捉え、しかも背景等のディテールもしっかりしてると思います。ドキュメンタリーとしての完成度も秀逸ですし、もし「cocaine true,cocaine blue」 を見たことがなかったら是非一見を。

>youme.さん

リチャーズのyoutubeでのインタビュー、非常に興味があるのですが、アクセントのせいかうまく聞き取れません。再度、チャレンジしてみます
Eugene Richards

On shooting style
Kind of put together the thought what, where my style of working came from, and I think part of it came from people accu... one of the things that defines it I guess is being particularly close, to people. And that comes, that's pretty obvious, that comes from being profoundly shy. Especially as a person.

I found out, this is going to sound strange to people, that I can never photograph people at a distance, with a long lens, I was more self conscious about that, than I was being up very close to individuals, and but I can photograph anybody I can actually touch or get that close to. Even with people I don't like, somehow being in close makes it, if you don't like them you can really do a job at a close angle.

The angle, the actual visual element to the style, wide lenses I think were probably.. may be influenced by film. I grew up in a world of movies, I think as a kind of isolated child, I had been immersed in films and, and the film that came to mind, and you know I remember them, perhaps, they were seen in later life, citizen k? a great sense of depth and motion, being in love with black and white. Black and white movies till this day still moves me, in fact with the colour goes out on the TV, it doesn't look so bad..

Place in the world
With the wide angle lens, does give you complexity or discordance where everything isn't totally stable and that's the way I feel about the world, my place in it. I am a little afraid of the iconic image where everything is settle and final because I don't think that's the way the world I live in is and there is thing that comes before, there is thing that comes after but picture that I feel are transitory moments and not the final moments, I think that has affected my so called, style. That they are a little bit fractured, they are a little bit incomplete.

What about your assignment work?
People hired me initially shocked at the shot? They saw the drug work, they wanted someone with an attitude, called an attitude, and the attitude again is the "fractured" quality we were talking about, and they wanted their advertising to feel spontaneous, and that's why I first got hired to do advertising. I thought it was very funny at first, this is ridiculous, it was also something I came to love, I was blasted, I had a lot of fun in advertising, vs real life. And I know the difference, one pays the bills, one is fun. Stop I go around the world, and it's serious, so in some way it's a relief, a joyful relief.

Advice for New Photographers
I always think the best thing you can do is don't listen to anyone. Find out the few mentors, the people that when you look at their work, they just kills you, I remember seeing Robert Frank for the first time, and his work just killed me. I remember some of Eugene Smith at a very early age. I thought God, how did they do this? Why did they do this? I remember seeing Minor White's nude in his class, they just made me, they emotionally unsettled me. and I, so I went on my own way, and.. People had told me to do things differently, I went on my own way, I followed my way, still trying and, thats' what I mean, it sounds presumcious to say "don't listen to people", you listen to them to get their critique, but then you have to find out who you are, and once you find out who you are you stay with it.


Elliot Erwitt,


写真は趣味にしときなって言ってる。
どういたしまして。

その1)のサムソンです。「週末」という私には新しいコンセプトにまだ慣れてなくて、なーにもせずに二日が過ぎてゆくぐらいだったら、役に立とうと思っただけ。本当は自分の語学力とウェブの知識で、もっとpdfX12の力になれると思うけど、まだ気持ちが落ち着かなくて。

コースケさんのトピック、書き込みはしてないけど読んでるよ。ますますジャーナリズムをやるなら、日本を出ようってことになってしまうね。

「ジャーナリズム」という言葉はなんだか気難しいけど、いわば「顔も名前も知らない人への関心」なんだと思う。理不尽なことや、他人の痛みを見つめる心だと思う。伝えることは、伝わるとは限らないにしても、悪が、一枚の写真で善に変わらなくても、

すべては、信じることからはじまる。

サムソン
http://atashi.jp


PS すおーさん、テレビに出てたの観たよ。ビールはほどほどに。
youmeさん、”事故”とか書くからメッセージが届いちゃったよ。大丈夫です。生きてます。
すっかり時間が経ってしまい申し訳ありません。
岡原さん、桑島さんのススメが進行形になっている今、こちらにレスするのは少し流れを読んでいないかもしれませんが。

>youmeさん
Eugene Richardsについての詳細ありがとうございました。
また、レンズ選択における「距離感」のお話もありがとうございます。この件については僕のレスが説明不足だったというか、言葉足らずだったと反省しています。僕自身、16mmくらいでがっと寄っている写真が大好きなので、サカマキさんの28〜50mm論には疑問もあったのですが、そこのところを完全に省いて書いてしまいました。レンズの選択は、写真家のスタイルによって変わるというyoumeさんの言葉、まさにそのままここに繰り返させていただきたいと思います。
確かにこれからの仕事柄、僕自身の写真のスタイルを確立させていくのはなかなか容易なことではないと思います。でも、それで妥協してしまってはそこまでですから。上を見つめ続けることは忘れたくないですね。


>とんぐりさん
写美の図書館についての詳細ありがとうございます。
あそこは、確かに多くの写真集があり、ともすると朝から晩まで居座ってしまいますね。ただ、所蔵はかゆいところにもう一歩手が届いていないこともあり、あとひと頑張りして欲しいという思いもあります。

>かつおさん
"Cocaine true, cocaine blue"は、糖尿病をテーマに撮る時に、語弊を恐れずに書くと、注射を打つシーンをどのように撮っているかということを参考にしようと、例の写美の図書館でなんども開きました。ただ、よく考えてみると一枚一枚をじっくりと見ていなかったと思います。今だいぶ時間のある時期なので、ほかの写真集も合わせてじっくりと見ておきたいところです。

>サムソンさん
transcript非常に助かりました。"don't listen to anyone""I went on my own way"ということばは、eugene richardsがいかに自分の感性に自信をもってキャリアを積んできたかということが表れているものですね。youmeさんが前記している、2つのエージェンシーを経てまたインディペンデントになったという彼の経歴も照らし合わせて、非常に興味深かったです。
それにしても、「ジャーナリズムをやるなら日本を出ようってことになってしまう」、というのはかなりcriticalな指摘ですね。拠点を海外に置くかどうかはさておいても、海外のメディアでの発表を常に視野に入れないと井の中の蛙で終わってしまうというのは事実であると思います。
pdfx12に寄稿しているMasaru Goto, Kosuke Okahara, Shiho Fukada、いずれも瞼に焼きつく写真を撮る日本人が海外メディアで活躍しているというのがなによりの裏づけでしょうし。
ただ、この3名は現在海外を拠点にされており、また、ワークショップ講師だったサカマキ氏もNYを拠点に活動されています。ということは、海外のメディアを相手にしていくと、必然的に拠点も海外に移っていく…ということになるのでしょうか。


>>>>>

今この瞬間に実感しているのは、youmeさんの言われている「丁寧さ」ということの意味です。
海外にいて且つ日本語がいつつかえるかもわからないような環境の中から時間を見つけてレスしている岡原さんや桑島さんのような方の姿勢を見ていると、「丁寧さ」というのはこのような形から表れていくものなのだと強く思いました。

このコミュを見ていると実に丁寧なレスや迅速なレスが多く、ディスカッションに参加されている方々の意識の高さがよく表れている。
その点、自分はまだまだ甘いなと。
意識、姿勢、すべてにおいて、自分自身に妥協を与えている僕が炙り出されてくるようです。

遅いレスを長々と失礼いたしました。
>すお、Criticalな人だからな。やっぱそこはなんとかしないと、ただの嫌な人になっちゃう。納得の行く中国が撮れたら、ぜひ写真を見せてください。


この間かつおに会ったときも「丁寧さ」の話しが出来てきた。オカハラさんなんかは彼の写真と似て、文章もすごく丁寧で、写真と向き合う姿勢も、人と向き合う姿勢も、きっと丁寧な人なんだろうなって思う。

いまクーリエジャポンでお世話になってる佐々木康さんが言うように、写真という「想像する仕事」は、「答え」も「正解」も、誰に聞いてもない。急がず、思い込まず、諦めず。

フォトエディタという仕事もすごく面白い。売る側から買う側にまわって、勉強になります。写真を撮る人ってすごいんだなって今更だけど、実感する毎日です。youmeさんのおかげです。バンコクまで行って、お礼を言わなければ。
(Facebookを使ってない方、youmeはfacebookでいろいろとリンクを貼っています。)


日本にいようが、いなかろうが、フォトジャーナリストという道はけして平坦な道ではない。ANAの広告じゃないけど、「自分を信じる人だけが、空を飛ぶことが出来る。」

すおーも、飛べ!
>すおーさん

やはりEugine Richardsの写真はみたことがありましたか。クラシックですからね。
ただ、麻薬等の注射の写真は多くの人が撮影しているので、「自分にしか撮れない写真」を撮るのが一番でしょうね。
この「自分にしか撮れない写真」ってのは、最近自分で特に意識してます。

「丁寧さ」については由美さんや岡原さんとのやりとりを通じて僕も痛感してます。基本的に僕はルーズな人間なんで、写真云々の前にそこを正さないとと思ってます。

ウイグルの写真、楽しみにしているので落ち着いたら見せて下さい

>youme.さん

facebookのリンクは重宝させてもらってます。フォトジャーナリズムに接する機会がない日本で、由美さんを通じてなんとか高いモチベーションを保たせてもらってます。ブックマークにもかなりの数をしました。
でもmixiでの活動も引き続きして頂きたいなと、勝手に思ってます。近い世代のサムソンやすおー君に出会えたのもmixiですし、そもそもyoume.さんともmixiで繋がった訳ですし。
やり取りを見て情報を収集している方も大勢いるだろうし、書き込みを思案している写真家もいることでしょうし。
やっぱり、マジでやっていることを実名で書き込みするとなると躊躇するでしょうし。僕もパソコンの前で馴れない書き込みに苦戦してますし。

高木佑輔
>サムソンさん
ひとつひとつのことばに本当に重みがありますね。
写美のワークショップで僕自身が一番学んだと思うのは、写真の“見方”でした。ワークショップの前とあとでは、同じ写真集を見ても得る量が違うというか、それまでは漠然と「すげーなーすげーなー」とページをめくっていたのが、ワークショップ後には構図や明暗の具合、メインの被写体以外の部分など、細部にわたって観察するようになりました。特にすばらしいと思ったものは、気付いた点をメモしてみたり。自分の撮る写真にその成果が表れたとはまだまだ言いがたいですが、ファインダーを覗いているときの意識が鋭くなってきたなという実感は前に比べて着々とあります。
離陸態勢は整いつつありますよ◎

>youmeさん
「ワークショップのススメ」が始まってから、このコミュニティがだいぶ活性化してきた印象があります。今までも、由美さんが提供してくれていた情報は、多くの人が閲覧していたと思いますが、「ススメ」のような双方向的なトピックの設置は画期的でした。
mixiというのは不思議なもので、例えば血液型のコミュニティは盛り上がっても、ジャーナリズム系のコミュニティは書き込みが少ないなど、カテゴリーによって差が激しいですね。これは、高木さんも触れているように、マジでやっていることに実名で、もしくはそれに近い形で、参加するのを躊躇してしまう気持ちというのが働いているからだと思います。日記やコミュニティ機能の充実ゆえのデメリットというか、mixiで軟派な一面と硬派な一面との両方を同時に顔も知らない相手に晒すのはなかなか勇気がいるなと、少なくとも僕なんかは長いこと思っていましたから。そんな風に思いつつも情報は当然欲しい訳で、きわめて消極的に、閲覧という形のみで利用してしまうんですね。そういう人は少なくないと思います。
だから、由美さんの提供してくれている情報は決して意味のないことなどではないです。非常に貴重です、本当に。

>高木さん
「自分にしか撮れない写真」。やはり、被写体との距離感というか、接し方が重要になってくるのでしょうね。写真て、ある意味で自分を映し出す鏡だと思っています。被写体との関係性は、必ず写真の中に表れるから。今日ウイグルで撮ったポジのスリーブがあがってきたんですが、至近距離で撮ればいいというものではないし、被写体がニコニコ笑っているからいいというわけでもないんだなということを、なんだかひしひし感じました。つくづく、シャッターを押すだけが写真家の仕事ではないということを実感した次第です。
今度、写真を前にしながらいろいろ話せたらと思います。
pdfX12のコピーライターを目指してるサムソンです。

youmeさんがmixiのみなさんを見捨て、facebookに移ったわけじゃない。ここはここでしかできない「対話」があると思う。

ワークショップ参加のすすめは、はじめは「つい攻撃的になる外人(私)」も原因のひとつだと思うが、一気にこのコミュニティを大きく開けたと思う。この勢いに乗って、より多く、深く届くことを願っています。


自分を開いてはじめて、相手に開いてもらえる。言うのは簡単だけど、実行できる人は少ない。

写真は言葉と似て、声があればだれもが言葉を発せる。シャッターが切れればだれもが写真が撮れる。だからといって、だれもが社会に言いたいこと(見せたい写真)があるわけじゃないし、一所懸命叫んでいれば伝わるものでもない。

言葉と同じで、地道に伝える練習を繰り返し、伝えたい相手のことも考え、少しずつ重なっていくものなんじゃないでしょうか。

伝えたい気持ちが、聞いてほしいと強く願う気持ちは生き物です。生き物だから死んでしまうこともある。あきらめることなんて、簡単なこと。

youmeさんと出会って、youmeさんを通していろんな人と出会えたことに、youmeさんがこうして発信し続けてることに感謝しています。返事の来ない書き込みを、繰り返し繰り返し書き込んではじめてたどり着くこの信念こそ、pdfX12を生み出したに違いない。

サムソン

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