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pdfX12+photojournalismコミュの第1回TAKEO展写真コンテスト作品募集

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故一ノ瀬泰造さんの地元武雄で11月に開催される写真展「TAIZO+TAKEO展」http://www.taizotakeo.net/index.htmlにあわせて写真コンテストが開催され、現在作品を募っています。9/10まで。
地元色豊かな印象のするコンテストです。

泰造さんが好きでフォトジャーナリズムに関心を持ったと言う人も少なくないと思います。(以前報道写真/フォトジャーナリストのコミュニティにこの写真展に関するトピックhttp://mixi.jp/view_bbs.pl?id=18424759&comm_id=206259を残したことがあります。(こちらにも下記に転載しておきます))
泰造さんを追悼する意味で写真をやっておられる方は作品を送ってみてはどうでしょうか...。


下記コンテストについての転載。
詳細はhttp://www.taizotakeo.net/takeo_entry.htmlも参照されたし。


武雄市では本市出身の一ノ瀬泰造氏の本格的な写真展「TAIZO展」を2007年11月に行います。それに伴い全国から広く写真を募集し、「TAKEO 展」として市内各所にて写真展を行い、「TAIZO展」と「TAKEO展」で武雄を元気に、そして全国から訪問される方々に「写真」でのおもてなしを行うことを目的としています。多数のご応募お待ちしております。

応募期間
2007年9月10日 当日消印有効
応募・参加資格
不問です。プロ ・ アマ、年齢制限等もありません。ただし、18歳未満の方については、保護者の同意を得てご応募ください。

●グランプリ (1点) 賞状、武雄温泉ペア宿泊券、特産品等50万円相当
●優秀賞 (10点) 賞状、武雄温泉ペア宿泊券、特産品等5万円相当
●佳作 (1000点) 賞状、特産品
募集内容 ■テーマ部門「たっしゃか『ばあちゃん』」
武雄市は2007年新春に放送されたテレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」のメインロケ地です。世界の元気な「ばあちゃん」と武雄の「ばあちゃん」との夢のコラボレーションを実現します。
■フリーテーマ部門
テーマは問いません。「武雄市」「元気」「おもてなし」など自由に表現してください。
■応募規定
プリント作品は2L〜四つ切サイズ
デジタル作品は1ファイルあたり3MB以下のJPEG形式
プリント作品、デジタル作品それぞれお一人様10点までとさせていただきます。

提出方法
■プリント作品の場合
規定の応募用紙(コピー可)に必要事項を記入の上、作品の裏面に貼付し、「TAIZO+TAKEO展」実行委員会事務局へ郵送または直接ご持参ください。
■デジタル作品の場合
画像データ及び画像データごとに下記必要事項を記入したテキストファイルを作成し、CD-Rなどの記憶媒体に保存し、郵送または直接ご持参いただくか、電子メールに添付して送付して下記メールアドレスへお送りください。
作品送付先 / 問い合わせ先 〒843-0023
佐賀県武雄市武雄町昭和805番地
「TAIZO+TAKEO展」実行委員会事務局(武雄市観光協会内)
tel : 0954-23-7766
【テーマ部門】
e-mail : taizotakeo_bachan@yahoo.co.jp
【フリー部門】
e-mail : taizotakeo_free@yahoo.co.jp
審査員
実行委員会事務局が任命した審査員
審査以降
スケジュール 入賞者の発表はTAIZO+TAKEO展公式ホームページ(上記詳細ページ参照)で行います。また、グランプリ及び優秀賞作品の応募者へ通知いたします。


以上までコンテスト情報の転載。

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ここからは「故一ノ瀬泰造さん生誕60年 11月に武雄で写真展」の再転。

今となっては、戦場カメラマンのアイコン的な存在となってる一ノ瀬泰造さん。彼に憧れて写真を始めたという人も沢山いるはずです。そして、まだ10年程前のインドシナなら、泰造さんの撮影した写真の世界がそのまま存在していました。しかし、この10年で大きく変化。風景が少しずつ近代化していき、平和への暮らし向きが人々を安定させ、経済的な発展もめざましい。しかしながら残念な事に報道写真家たちが伝えるべき問題がなくなることはないでしょう。

この間、ネパールの友だちが「友だちの日」だからとメッセージを送って来たメールをご紹介します。

癇癪持ちの少年をもつ父親が、ある日バッグに入った釘を渡す。癇癪がおきそうになったら、釘を使ってフェンスに打ち込む様にと教えた。初日は37 本の釘をフェンスに打ち込んだ。次第に自身をコントロール出来る様になった少年が釘を打ち込む回数も減っていった。ようやく全く癇癪をおこさず、釘をうちこむ事もなくなり、その事を父親に伝えに行くのだが、すると、父親が、それでは今まで打ち込んだ釘を全て一日一本抜き取っていきなさいと伝える。
いよいよ、これまで癇癪が起きると打ち込んで来た最後の釘をフェンスから抜き取る日が来て、少年はまたそれを父親に伝えた。
父親は少年の手を取り、フェンスへと連れて行った。
「よくやったね、息子よ。しかしこのフェンスに残った穴を見てごらん。フェンスは決してもとあった様には戻らない。怒りに任せて口にする事がこの傷の様に痕になって残るんだ。何度も謝れば解決する問題じゃない。一生傷は残るんだよ」以下省略。(原文は英語)

省略の部分がいかに友情が大切かに続いて行くので省略しますが、これは戦争にも言えることです。国のリーダーたちの癇癪で起きているとも言える愚かな行為。刺された傷は永遠に消えないのです。
その傷を癒すには何が出来るのか、自分の関係するところで言うと、フォトジャーナリストの人たちが、自問自答をしながら写真で出す答えです。26歳で他界した一ノ瀬さんもやりきれない思いで逡巡しシャッターを切っていたはずです。
そして、時を経ても、彼の意思を形にして伝えて行くという動きがあります。

お父さんは数年前に他界されていますが、泰造さんがインドシナで取材をしていた時にも支えていたお母さんが頑張っておられる様です。

泰造さんの生誕60周年を記念した写真展が11月に武雄で開催されます。


故一ノ瀬泰造さん生誕60年 11月に武雄で写真展
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/20070509/20070509_002.shtml

5月9日10時7分配信 西日本新聞

1973年に内戦下のカンボジアで消息を絶ち、26歳の若さで亡くなった佐賀県武雄市出身の報道写真家、故一ノ瀬泰造さんの写真展が11月の1カ月間、同市で開かれる。今年は泰造さんの生誕60周年。その生きざまを多くの人に知ってもらおうと、遺族の協力で実現することになった。

泰造さんの誕生日の11月1日から、30日までの予定で、メーン会場は武雄市図書館・歴史資料館。泰造さんの母信子さん(85)らが市に寄贈した写真約100点の中から、未公開のものも含めて、カンボジアやベトナムの戦場で撮影された家族や子どもの写真などを展示する。

期間中は泰造さんの生涯を描いた映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」の野外上映会、関係者による「TAIZOシンポジウム」なども計画、市内を泰造さん一色にする。今月中旬にも、市や市観光協会などで実行委員会を組織し詳細を詰める。

泰造さんは73年11月、ポル・ポト軍の支配下にあったアンコールワット遺跡に単独潜入後、行方不明になり9年後に死亡が確認された。


=2007/05/09付 西日本新聞朝刊=

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