目から鱗コミュのオアシス日記　「子供達へ」

オアシス活動日記（４月３０日（火）

http://yaplog.jp/oasis2000/archive/485

【参加者】

●配食希望者数　　１５５人

●ボランティア数　　１４人　　内初参加者１人　(福田くん)　　　　　　　　




【配給内容】　　　

●食品＝サンドロール１個　バナナ約１本以上　

食料支＝おにぎりとかぼちゃスープ(kinちゃんより)
チョコレート(根本さんより)
ビスケット(中野さんより)
かりんとう(よしこさんより)
チーズとポテチとパイの実(中根さんより)
カップラーメンとカップ蕎麦とせんべいとカップスープとピーナッツとパイ菓子とビスケット(名無しのゴンベイさんより)


　　　　　　　　　　　　　 　　　
●飲み物＝メンバー持ち寄りのお茶、ウーロン茶、コーヒー、カフェオレ、ココア、コーラ、ジャスミン茶（合計２２リットル）　　　　　　
(飲み物を持参してくれたメンバーは、大口先生、よしこさん、千秋さん、中根さん）


●期間限定支援＝なし




【購入内容】　

「パン」１８０個　12,240円　「バナナ」５箱　500円　　




【 寄付の報告とお礼 】
（食料品の寄附は上記支援品の欄を御覧下さい）





再び、チカちゃんより、来年のアースデイ用商品を頂ました。


再び、名無しのゴンベイさんより、靴を寄付して頂きました。





本当にありがとう御座いました。
心から感謝します。



＊
今回のボランティアは、４月最後の活動となりました。


今月も配食希望者の人数予想は中々難解で、一回目から書いてみるとこんな変則的な様子でした。

１・103人

２．163人

３・139人

４・153人

５・155人


う〜〜〜ん(-_-；)

何で二回目がマックスなんでしょうね…？



何だか最近一筋縄ではいかない人数予想。

多目に買うから良いんだけど、最近は寄付の額も随分と減り気味なので、ちょっぴり心配に成り出す今日この頃で御座います。



とは云え、今回もメンバーの皆さんが沢山沢山色んな物を持って来てくれました。

オアシスの天使kinちゃんはおにぎりを208個とかぼちゃスープが210缶。
中野さんからはビスケットが200個。
根本さんからはチョコレートが240個。
中根さんからはパイの実とポテチ、そして大量のチーズ。

そして今回も来てくれました名無しのゴンベイさん♪
今回のメニュー！

カップラーメン11個
カップソバ15個
カップスープ1個
お煎餅20枚
ピーナッツ１袋
パイ菓子3個
ビスケット1袋

そして、靴も一足寄付して頂きました♪


そうそう、今回も一人初参加の方が来てくれました。

残念ながら学校が終わるのが遅くなってしまって、活動の時間には間に合わず終了のミーティングにしか参加して貰えなかったのですが、中々の好青年が現れたのです。


彼は福田くんと云う大学生で、リニモ沿線合同大学祭と云う、リニモの沿線上にある複数の学校の生徒さんから成る団体さんなんだそうで、震災の経験から地域の繋がりの重要性を感じ、リニモを旗印に(？)地域の繋がりをより強固な物にすべく活動をしている…っと云う感じの趣旨だと話してくれました。


ハッキリした事は忘れましたが(笑)彼が素晴らしいのは、その地域の繋がりの中にホームレスと云われる方達が入っているのか？と云う事を率直に考えてくれた事です。




良くぞ其処に気付いてくれたと思いました。




誰もその事に触れない事に疑問を感じた彼は、自らその可能性を探る為にオアシスに参加してくれた訳です。


ホームレスの方達が如何にして社会から孤立して行くかと云うメカニズムの研究は色々成されて来た事だし、また彼等を如何にして社会の中に戻すかと云う議論も沢山何処かでは行われて来た事ですが、それと同じだけのエネルギーを彼等に寄り添ってみる事で感じると云う部分は、まだ足りてない様にも思います。



「社会に戻す」は、時として暴力的でもある訳で、それぞれの事情と気持ちに寄り添って、ホームレスであると云う事実ごと受け入れて、一つの生き方を認める中で彼等が自然に社会に戻って行きたいと思えるような、長いスパンの物の見方が必要に思います。



病気に例えたら、人は完治と云う事を先ずは念頭に置くと思うのですが、丁度ホームレスを社会に戻すと云うのは、完治と云う事にあてられる様に思います。

しかし、どんな病気もそうですが、特に重篤な病気であれば障害を残す事もある訳で、完治とは行かなくても寛解と云う症状が落ち着いた状態と云うのもあれば、持病と付き合うと云う様なバランスを取るやり方だってある訳です。



こうした事はホームレス支援に関わってみて、ホームレスと云われる人達に関わってみると少しずつ見えて来る事ですし、福田くん達が目指す地域とホームレスとの繋がりを求めると云う事の間にある壁を認識し、その上で彼等に寄り添い、お互いに歩み寄って、彼等が社会とつながりを持ちたいと思える所までお互いの信頼関係を強めなければならないと云う非常に忍耐力を必要とする問題である事を、福田くんにkinちゃんと僕でガンガン話しました(笑)



社会すら受け止められない様な事に切り込んでくれた彼の真っ直ぐさに清々しさを感じ、また嬉しく感じたのでした♪








さて、アースデイも終了し、以前からやろうと思って居た在庫処分を始める事にしました。


これらの商品はメンバーや支援者の方がオアシスの為に集めて下さった品物なので、捨てるのも忍びなく今まで伸ばし伸ばしにして来たのですが、在庫がワンサカあって嵩張る場所取るでにっちもさっちも行かなくなった為、この度已む無く断捨離を決意！



先ずは古本、CD、DVDから始める事にしました。


今回のアースデイ用に集まった古本やCDに加え、今まで売れ残って来た古参の古本、CD。
更に数年前、新品Tシャツと一緒に寄付して頂いた、物凄い量の新品CDとレコード群を今回スッキリさせる為、このゴールデンウィークを利用して売り行きました。



先ずブックオフに行き、どの位売れる感じか手応えを確かめに行きましたら、これが思わぬ収入となりビックリ。
まぁ、本の値段が思いの他良かったのですが、それによって大量に在ったCD群にも一応それなりの値段が付く事が判明！


先ず本は全てブックオフで処分出来たので、残ったＣＤとレコードを売るべく幼馴染のGさんに協力を仰いで、栄や大須の専門店(レコードも買ってくれる所)へ売りに行く事にしました。


前もって数件ピックアップした４件の専門店。
問題は駐車場がある場所が一軒しかないと云う事。



此方にお住まいの方なら判ると思うのですが、栄や大須は路上駐車がメチャクチャし難いので、一人助手席に誰か連れてないと困る訳です。



そこでGさん登場と云う訳(笑)



で、二人して4件の専門店を売り歩いた結果、レコードには微塵の価値も無いと云う事が判明…(バナナレコードではＣＤも含めて値段が付かないとソックリ返された程)


それもその筈、この数年前に寄付された大量のＣＤとレコードは、2000年〜2005年頃のテクノ、クラブ・ハウスミュージックが殆どで、流行の移り変わりが激しい為、相当コアなファンで無い限り買わない代物だったのです。


最後に、初めに行ったのとは違うブックオフに売りに行って、初日はお終い。



翌日は前日とは違うブックオフ３件ウロウロして、ＣＤを全て売り払い、残ったレコード群はリサイクルショップに無料で引き取られて行きました・・・。



で！その総売り上げ！何と！！！




２３４４５円




いやはや、ゴールデンウィーク二日潰した甲斐がありました♪




そうそう、今回の在庫処分に置いて、子供服やアクセサリーも一緒に処分したのですが、最初子供服の処分についても誰かに服を上げようかと思ったのですが、ゴンちゃんが「なら児童福祉施設とかに寄付されたらどうですか？」と、ナイスな提案をしてくれたので、その線で行く事にしました。




先ず名古屋の児童養護施設を調べたら結構沢山あって、何と家から２０分くらいのところにも一件ありました。


最初に問い合わせた乳児から幼児までを対象にされて居た施設に関しては新品のみ受付しかなさらないとの事でした。



こうした反応は当然予想して居た事で、僕達ホームレス支援にしても、どうせホームレスなら何でも良いだろうと云わんばかりにボロボロの不用品(引っ張ったらパンツのゴムがビリビリーとか・・・)が送りつけられる事が、滅多にはないのですが稀にあるので、そうした事を防ぐ為に最初から新品限定にされて居た訳です。



しかしながら、何処でもそうとは限らないと思ったので、一番近所の児童養護施設(対象が幼児から18歳までの施設)にお電話して見た所、何とお古でも受け取って下さるとの事。


２歳から１８歳まで居るとのことだったので、子供服と一緒に新品のTシャツも一緒に寄付させて頂く事にしました。
売れ残った綺麗なカバンは必要かと伺うとこれも受け付けて下さるとの事だったのでそれも寄付する事にしました。


こちらの施設は、社会福祉法人晴光会さんが運営されて居る児童養護施設・晴光学院さんと云う所で、上記しましたが改めて書きますと幼児から18歳までの子供達を対象にされて居る施設です。


こうした施設に居る子供達はそれぞれに事情があるのですが、例えば事故や災害でご両親が亡くなってしまったとか、両親が離婚されたとか、または失業、病気等で子育てが出来なくなってしまったとか、または不幸にも虐待を受けたり家庭崩壊から心身にダメージを負って学校に行けなくなったり非行に走ってしまったと色んな事情で親と過ごせなくなってしまう事がある訳です。


そうした支援活動に関わった事は今までなかったのですが、今回施設を訪問した時、先生と一緒に数名の子供達が「誰？誰？」っと云って出て来ました。


その子供達を見て、何て可愛いんだろうってハートをズキューンっとされてしまいました。



事務所に通されて、今回の寄付についてアースデイでのフリーマーケット用に集まった品である事等を説明させて頂きました。

そして、現在中学高校生位の子が多く居ると云う事を伺って(現在は全体で４５人居るそうです)、最初こうした施設の規則とかが判らなかったのでアクセサリーは省いたのですが、聴いてみたら「子供達も喜ぶと思うので」との事だったので、その後、第二段としてアクセサリーや小物、売れ残ったカバンだとかを持って行きました。


お話によると年に一度バザーを開催されるそうで、そちらの商品も集めるのに苦労する(よーく判ります)と云う事だったので、バザー用にと思って色々持ってった次第。



今回は、嫁の靴(新品)も持って行ったのですが、施設の小さい女の子達が羨ましそうに見ていました。

一人の子に「あなたにはまだ大きいよ〜♪」っと職員さんが行ってましたが、この子達が大きくなった時に、同じような靴が履けたら良いなと思いました。



僕はまだこうした施設の内容や生活がどんなものか良く知りません。


しかし、今回この晴光学院さんに訪問した事で思ったのは、この子達に僕がして上げられる事はないかなぁ、と云う事でした。



以前、何かの番組を見ていたら、こうした施設から巣立った後、当然彼等には守ってくれる両親も親類も居ない事が殆どで、上手に社会に出る事が出来なかった場合、犯罪に巻き込まれたり、女の子なら場合によっては水商売、酷いと売春などと云う事もあり、その背後には当然暴力団が居たりして、生き血を吸われる様な事態になってしまうこともあり、普通の家庭の子供よりもずっとずっと大変な現実に立ち向かわなければならない事が沢山ある訳です。



ホント、そんな酷いこと、勘弁してくれよと心から思います。



誰だってそんな風になりたくて成る訳じゃないのに、たまたま家庭の事情とか不慮の事故とかで、そんな不幸な事が起こるなんて事は断じて許せん事だと僕は思います。


こじ付けではないのですが、これはホームレス問題にも繫がって来る話であって・・・って云うかそんなまどろっこしい説明以上に、僕があの子達を見て思った気持ち。



この子達が幸せであって欲しいと云う気持ち。



それを実現させたいと思いました。




施設でも、職員さんに話をさせて頂いたのですが、今回のアースデイの商品のように余剰が出た場合、今後も寄付をさせて欲しい旨をお伝えして置きました。



っと云う事で、現在検討事項ではあるのですが、今後試験的に子供服や18歳まで位の子供達が着れる様な衣類の募集や、女性物(18歳くらいまでの女の子向け)を一時的に受付する可能性がある事をお伝えしておきます。



＊まだ受付は開始してませんのでご注意！

また、そうした場合の衣類や雑貨の受付に関しては、オークションに出せるか、其処まで行かなくても友達に上げて恥ずかしくない位の水準である事が原則となります。




基本的に今までの活動や趣旨を形態を変えることはありませんが、ちょっとまぁ幅が広がる可能性があると云う事です。



まだ、メンバーとも協議して今後決めて行きたいと思っているのですが、これまでご支援頂いた支援者の皆様も、もしご賛同頂ければ嬉しいなと思います。



先代リーダーの月音さんからは、特にオアシスのナチオではなく、ナチオ個人の活動にしても良いんじゃない？と云う事も意見も貰ったので、緊急支援と同じく僕一人で立ち回る場合もあって、必ずしもオアシスと云う団体を通さない方法もあるので、オアシス日記をご覧の皆様のご意見も広く伺ってみたいと思っています。



アドバイスや反対意見も含めてコメントお待ちしております♪



もし、オアシスを通してやるのであれば、僕もメンバーも支援者の皆さんも一緒になってやって行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。








引き続き、ご紹介したなるわんさんからのお知らせです。




さてまた生活保護関係の話なのですが、1月22日（水）に「STOP!生活保護引下げ」の呼びかけ人の方々が先般よびかっけて集めた署名10万筆あまりと要請書をもって厚労省へ行きました。厚労省のあまりに現実を無視した見解に怒り心頭の私、ブログで吠えてしまいましたので、お恥ずかしい話ではありますが、オアシス日記で取り上げて頂けると幸いです。
http://tohokuotchan.blog.fc2.com/blog-entry-67.html

なお、生活保護改悪反対署名を再び集めております。前回署名しそびれ賛同者の方、ご協力宜しくお願いします→http://nationalminimum.xrea.jp/shomei　（ブログ内にもURL貼ってあります）。




以上、なるわんさんからの情報でした。







オアシス代表の河村氏からの要請で、児童虐待などの理由で親から離れて暮らして居る子供達に、養護施設において勉強を教える機会を作って、彼等の将来の自立の為に役立てたいと云う活動を紹介しております。


オアシスの活動とは直接関係ありませんが、そうした問題を抱える子供達が、基礎的な学力を持って、将来社会の中で立派に生きて行けるように、小さな手助けをしてみませんか？



詳しくはオアシス日記号外をご覧下さい↓

http://yaplog.jp/oasis2000/archive/420



オアシス代表河村氏の会社↓
「株式会社ティーケーデザイン」http://www.tkd55.com/





「オアシス」

http://oasis.main.jp/

｢ネットショップ版オアシス募金｣

http://shop-breath.com/?pid=19591794