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日本国憲法第九十九条の会コミュの10/4リレーレクチャーに参加しました♪

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http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=35063239&comm_id=2190405
と同じ法学館の憲法を学ぶ学習会です。
今回が第二回・水島朝穂氏でした。
司会の方が「80分先生にはお話頂いて…」と言うのを聞いて、水島さんなのに、
やけに短くないか???と思っていたら、案の定,
時間を無視?してお話していらっしゃいました(爆)!!!
今現在の法学館のトップページには、森岡亮二さんがまさにご登場ですが、
彼もこの日参加なさっていました♪

さて内容ですが、わたくしにとっては水島教授の講演はこれで二度目。
一度目はもっと新鮮な印象があり、とても攻撃的・挑発的、
斬新なと言った感動あるイメージでしたが、今回は二度目に触れたせいか、
わたくしとしてはあまりにも「自分だけが知っている」と言う、手前味噌的な発言が鼻に付き、
ちょっと物足りないと言うか、一回目よりも興醒めした気分で聴いていました^^;
勿論挑戦的・攻撃的と感じたお姿は一向に変わる事がありませんけど…^^

それでも教示して下さった内容は豊富で、憲法の九条だけなら誰でも語れますが、
さすがに多方面の知識に長けた早稲田大学法学部の教授だけあります。
しかもNHKラジオ放送に11年詰掛けて講述なさっているとの事。
憲法のお話の中では、非常に印象深いものは、
「第十四条【法の下の平等、貴族制度の否認、栄典の限界】
1 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 」
とあるにもかかわらず、また四十四条でも、
「第四十四条【議員及び選挙人の資格】
 両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」
と重複してあるところだと言うのです
(かなり強調して重要視している部分だとの事)。
これまた水島先生らしい,独自のグッズをお持ち下さり、
みんなで回して拝見したのですが、ご存知の通り、
選挙なるものが昔は、貴族だけの特権・金持ちだけの独占的権利でした。
その昔の選挙表を見せて頂き、その付属された表には、
'25年普通選挙法が出来ても名ばかり,お金を払わないと投票出来ない制度。

'45年に20歳以上の男女に無料での選挙権が得られるようになる。
と言う事が記されていました。
時代の変遷と共に、自分達の当然の権利は、
こうして長い年月によって得られた貴重なものなのです。
空気のような存在では決してありません。

戦争に負けたからこそ、却って得られたのかも知れません。
そうした悲惨な戦争をしなくても得られれば、それは勿論もっと良いでしょうが、
こうして得られた民主主義の権利は、あの戦争をなくしては、
得られなかったのかと思うと、とても残念なようでもあり、
一方ではだからこそ、苦しい思いをした人々の死を無にしてはならない!
と言うメッセージ性にも受取れます。
とにかくこうして、「人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別」
されて来たからこそ、もう二度とこのような事のないよう、
差別はいけません!と言う思いが根底にこもった憲法なのだそうです。

それはどの現行憲法の条文にも生きていて、これも一例ですが、
九条も例外ではないとの事でした。
アジア幾千万の民に武力を行使した反省を元に…それが憲法九条。
とても分かり易く納得する、憲法が出来た背景です。
かく言う先生のお話から行くと、
「核兵器は味方をも殺す。
核兵器には国境はない。
どちらが言い出したかは問題ではない。」
つまり、押付けられたから要らないと言うのは詭弁でしかない,
と仰りたかったのではないでしょうか。
とかく早口で、咀嚼して理解するのに大変でした^^;

核兵器を試用された、初めての被爆国ニッポン。
そう言う意味で、憲法が民主主義と言うものを育てたと言う事や、
憲法が平和の理念を育んで来たと言う偉業は、計り知れず大きく重いと感じました。
それらの事を気付かせて下さった朝穂先生に、もう一度拍手をしたい気持ちです。

コメント(2)

 詳細に紹介していただいてありがとうございます。平等の問題は大事ですね。せっかく憲法に細かく平等を謳ったのですから、生かしてゆきたいです。

 水島先生の話は、確かに最初聞いたときが一番インパクトがあるタイプですね。私も最初に、速射砲のように政治を痛烈に批判しまくった講演に接した時は、新鮮さと驚きを感じました。ふぃおり〜なさんが2度目の今回受けた印象はわかる気がします。尤も、憲法がこれほど政治や外国にもみくちゃにされている時代に、象牙の塔である大学にこもってばかりで市民に語りかけない憲法学者がほとんどの中で、勢力的に市民に語り続ける水島先生のような方は貴重だと思います。
しかも今回の水島氏の発言の節々には、何だか高慢な…と言う印象を拭えない,
学者の偉いんだぞ!って態度が、散見されました。
その一つに、
「福田氏が就任する前に、私は誤るべきだとすごく批判した。
麻生氏のときにもそうだった。
そして彼らは私が言った通り、謝った。」
と仰いました。

しかし、水島氏だけがそのような批判をしていた訳ではないのです。
みんなの非難が轟々と渦を巻く永田町で、彼らは前任首相の無責任さを謝罪せざるを得なかったんです。
そう言った背景が分からないのは、
「朝穂先生、井戸の中にいらっしゃる?」
と言いたいくらいでした。

更には、
「新聞はなくならない!!!」
と断言なさいました。
予言に近いものと、自信たっぷりのご様子ですが、
本当になくならないだろうか?いや、なくしてはならないと言って欲しかった。

わたくし個人的には…と言うか、公の場で言う言葉としては、
適性を欠いていないかと耳を疑りました。
何故ならば、新聞はなくならないと強調しても良いですが、
現に新聞社では5基あるエレベーターを1基稼動停止したり、トイレのペーパータオルを廃止したり、
かなり経営的に節約を強いられ、大変です。

こんな中でも、その程度なら再起?出来ると見るのか…?
新聞の良さが全体を見た時に、他の時代的背景まで一目で見れる…山口百恵の引退やら、
キャンディーズの解散やら、こんな時期にあったんだ!!!等と懐かしい衝撃を胸にしながら、
また眺める事が出来ると仰る。

けれども、そんなノスタルジックな問題よりも何よりも、
貧乏人のわたくし達(→「達」と一緒にするなって…汗?)からしたら、
25年前の新聞を、マルゴト保存出来るような書斎や倉庫は何一つなく、
あれは先生の自慢話にしか聞えませんでした。
そう言った膨大な紙をペーパーレスにしたのが、PCのネット記事な訳で、
その一長一短を挙げれば色々です。

その中で淘汰されて、果たして新聞が生き残れるかと言った時、
本当にYESなのか???
そうか…新聞は大丈夫か。安泰か。
と安心させてどうなるのでしょうか?!
まさに今人々にもっと新聞の大切さを訴えなければならない時であり、人々に忘れ去られて、
こんな便利な物もあったのだと言う事を存在が消えてから訴えても遅い訳で、そう言う意味では危機感をもっと植付け、
煽り、このままではいけないのではないかと言うメッセージを投げ掛けて頂きたかったと思いました。

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