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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの天皇賞・春【1】/結論

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■結論

[前半5F→ラスト5F推移]
14年 61.7 → 12.3−11.7−12.0−11.1−11.7
15年 61.4 → 12.0−11.7−11.8−11.5−12.0
16年 61.8 → 12.5−11.6−11.4−11.7−11.9

近年の天皇賞春は、前半5ハロンを61秒台で通過し、ラスト4ハロンを11秒台の持続ラップでフィニッシュする構成が定番。
3200メートルの長丁場ではあるが、直線が平坦な上に道中もスローで流れるため、終盤のロングスパートでも極端にラップが落ち込むことはない。
一瞬でギアをトップへ持っていける切れ味よりも、トップスピードを長く維持できる持続力が不可欠なレースである。

昨年の覇者にして、複勝率93.3%という驚異的な安定性を誇るキタサンブラック。
菊花賞、有馬記念と王道路線を勝ち進み、これまで一度も馬券圏外に敗れたことがないサトノダイヤモンド。
絶対能力、舞台適性において、今さら2強にケチをつける余地はないだろう。

1番人気が濃厚なキタサンブラックにとっては、過去10年で1番人気が【0.0.1.9】と大不振であること。
サトノダイヤモンドは外枠を引いてしまったことが、それぞれ唯一の不安材料か。

古い話になるが、単勝1.7倍のナリタブライアンと同2.8倍のマヤノトップガンが直線早めに抜け出して叩き合ったところへ、インで息を潜めていた単勝14.5倍の3番人気サクラローレルが最後の最後で抜け出した1996年。
ナリタブライアンは2着を確保、マヤノトップガンは5着に敗れ、3着には4番人気のホッカイルソーが飛び込んだ。

単勝2.0倍のシルクジャスティスと、同2.3倍のメジロブライトが激突した1998年も、メジロブライトこそ突き抜けて勝利したが、シルクジャスティスは4着に敗退。
2着には10番人気のステイゴールド、3着に5番人気のローゼンカバリーが2強に割って入ってきた。

両雄並び立たず。
道中の折り合いと位置取り、そして騎手同士の駆け引きが極めて重要な長距離戦だからこそ、伏兵にも付け入る隙がある。
では、今回2強に割って入る伏兵はどの馬か。

[日経賞/前半5F→ラスト5F推移]
61.5 → 12.0−11.9−11.8−11.8−12.6

ラスト1ハロンを11秒台でフィニッシュする質感が近年の定番となった日経賞。
今年は久しぶりに、ラスト1ハロンが12.6秒まで落ち込む中山らしいラップ構成となった。
0.1秒差2着ミライヘノツバサの通過順が02-02-02-01、3着アドマイヤデウスが03-03-03-04。
粘り込みをはかる先行勢がラスト1ハロンで失速したところへ、中団から脚を伸ばしたシャケトラが差し切ったレースである。

[境港特別/前半5F→ラスト5F推移]
61.3 → 12.3−11.9−11.8−11.4−12.5

3走前の境港特別(阪神芝2200)も、ラスト1ハロンが12.5秒まで落ち込むラップ構成。
2着馬の通過順が03-03-03-02、3着馬が01-01-01-01と、こちらも日経賞と同じく先行勢の脚色が鈍ったところを差し込んできたレースだ。

[500万下/前半5F→ラス5F推移]
61.6 → 12.4−12.5−11.9−12.1−12.6

4走前の500万条件も、ラスト1ハロンが12.6秒でフィニッシュ。
このレースでは、ラスト1ハロンの時点でシャケトラが先頭に立っていたため、この12.6秒はシャケトラ自身が刻んだラップということになる。
道中7番手にいたシャケトラが、ラスト1ハロンで12.6秒まで失速したのだから、それより前にいた先行勢はさらに脚をなくしていた。

つまり、近走でシャケトラが突き抜けたレースは、すべてラスト1ハロンで前が止まっていたということだ。
前述したように、天皇賞春はラスト4ハロンがほとんど落ち込まない持続ラップが定番のレース。
先行勢が簡単には止まってくれないレースでも、果たしてシャケトラが突き抜けられるかどうか疑問である。

[阪神大賞典/前半5F→ラスト5F推移]
61.5 → 12.6−12.3−11.7−11.8−12.3

それなら、終盤で大きな落ち込みがなかった阪神大賞典で2着確保のシュヴァルグランだ。
道中はサトノダイヤモンドと同じ位置を追走しており、勝負どころでシュヴァルグランが一呼吸早く加速して前を捕まえに動いた。
直線入り口では早め先頭から押し切りを目論むも、最後の最後でサトノダイヤモンドの末脚に屈して2着。

昨年の3着馬だけに、この舞台でシュヴァルグランを軽視するのは禁物だ。
12年3着→14年2着のウインバリアシオン、15年3着→16年2着のカレンミロティック同様、2回目の挑戦で着順を上げてくる可能性は大いにあるだろう。

[近年の二桁人気激走馬]
12年14人気1着 1枠1番 [02-02-01-01] ビートブラック
14年12人気3着 3枠6番 [10-09-10-10] ホッコーブレーヴ
15年10人気3着 1枠2番 [02-02-03-01] カレンミロティック
16年13人気2着 2枠3番 [03-03-03-03] カレンミロティック

近5年で、二桁人気馬が馬券になったのは上記4例。
全馬に共通しているのは、3枠より内側の枠だったことだ。
コーナーを6つ回る長丁場だけに、インの経済コースを通れることは大きなアドバンテージなのだろう。

さらに過去へ遡っても、11年7番人気1着ヒルノダムールは1枠2番、10年16番人気3着のメイショウドンタクも2枠4番。
09年12番人気1着マイネルキッツも1枠2番と、すべて内枠を引いた馬が波乱の立役者となっている。


本命は、スピリッツミノル。


[阪神大賞典/全体ラップ]
12.8−11.8−11.6−12.7−12.6−
11.5−11.7−12.5−12.4−12.3−
12.6−12.3−11.7−11.8−12.3

今年の阪神大賞典は、道中一度も13秒台のラップが刻まれていないばかりか、11秒台が6回も刻まれる過酷な流れだった。
逃げ馬が2番手以下を大きく引き離していたとはいえ、レコードにコンマ1秒迫る高速決着は天皇賞の試走としては上々の内容。
11秒台が連発した2〜3ハロン目で先団を形成していた馬は、特に消耗が激しかったと思われる。

それなら、終始2番手を追走しながら4着に粘ったタマモベストプレイのほうがよさそうだが・・・
この馬にとってこのときの競馬はベストな形。つまり、これ以上の上積みはない。
しかし、スタートで躓いて後手を踏んだスピリッツミノルは、序盤で無駄な脚を使ってしまった上に、本来確保したかったポジションより一列後ろの位置取りになってしまった。
もちろん、今回も同じように出遅れてしまう可能性は大いにあるのだが、スムーズな発馬から前走よりも前の位置で競馬ができることを期待して(笑)

◎スピリッツミノル

コメント(6)

人気無い馬ではタマちゃんが気になります。この血統にはお世話になっておりますから。
>>[1]

タマモベストプレイは、私も一時期追いかけていたので応援したい気持ちはあります。
ただ、春の天皇賞で勝ち負けするには、少しスピードが足りないですかね?
いや、スピードが足りないのはスピリッツミノルも同じでは?(笑)

モンテクリスエス級のズッコケでした。




シャケトラはサクラローレルっぽいですね。
>>[3]

まぁ、堅いでしょうな。
シャケトラは適性的には向かない気がしますが、ここを勝つようなら今後もサクラローレル級の活躍が期待できそうです。
アルバートの単複とシュヴァルグランの複勝買いました。
>>[5]

私もシュヴァルグランからの馬券を買います(笑)

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