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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの日経新春杯【1】/結論

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■日経新春杯の穴パターン

[二桁人気馬の激走例]
08年12人気3着 ← 京都芝3000(8着) テイエムプリキュア
09年11人気1着 ← 中京芝2000(18着) テイエムプリキュア
10年12人気3着 ← 京都芝2000(16着) レッドアゲート
13年10人気1着 ← 京都芝2000(1着) カポーティスター

日経新春杯は、基本的には人気サイドで決着するレースだが、2年に1頭ぐらいの割合で二桁人気馬も激走している。
過去10年で馬券になった二桁人気馬は、上記3頭(4回)。
4回のうち、実に3回が前走で芝2000メートルを使っていた。

テイエムプリキュア(愛知杯/良)
12.1−10.6−11.4−12.5−12.5−12.1−12.0−11.9−11.9−12.2

レッドアゲート(アンドロメダS/重)
12.5−11.0−12.3−12.2−12.2−12.8−12.2−11.5−11.9−11.9

カポーティスター(北野特別/良)
12.3−10.6−11.9−11.8−11.5−12.1−12.3−12.3−12.2−12.7

それぞれ、前走の芝2000メートル戦で刻まれたラップは上記の通り。
道中で多少の緩みはあるが、3レースともラスト5ハロン間で急激な加速ラップが入らず、一貫した持続ラップのままフィニッシュしている。
さらに、コーナーを4つ回るコースだった点も、長距離の日経新春杯に向けては重要なポイントだったかもしれない。
彼ら3頭に共通しているのは、これらのレースで先行していたことだ。

1.4差18着 [03-03-02-04] テイエムプリキュア
2.3差16着 [03-04-07-07] レッドアゲート
0.0先1着 [05-04-03-01] カポーティスター

テイエムプリキュアの愛知杯は、1〜5着馬の3角通過順が06→16→11→18→14という、ズブズブの差し決着。
レッドアゲートのアンドロメダSも、1〜5着馬の3角通過順10→10→13→04→10で、後方待機勢が直線一気に浮上したレース。
カポーティスターが早めに仕掛けて押し切った北野特別も、2〜5着馬の3角通過順は07→10→11→08と差し馬が台頭していた。

つまり、3頭とも前が壊滅したレースで、先行していたということである。
普通に考えたら、2000メートルのレースでバテたのだから、2400メートルに距離が延びたら余計に息がもたないのではないかと思ってしまうが、それは大きな間違い。
距離が延びれば道中のペースも緩むので、かえって2000メートルよりもスタミナが温存できるのだ。
もっとも、前走で先行していたからと言って、日経新春杯でも前へ行くとは限らないのだが、2000メートルでも前に行けるだけの先行力を示したことは重要である。

[ハンデ]
08年12人気3着 50.0キロ 8枠15番 テイエムプリキュア
09年11人気1着 49.0キロ 5枠10番 テイエムプリキュア
10年12人気3着 52.0キロ 7枠9番 レッドアゲート
13年10人気1着 52.0キロ 1枠2番 カポーティスター

あとは、やはりハンデだろう。
10番人気以下まで支持率を落としているだけあって、過去の二桁人気激走馬はすべて52.0キロ以下の軽ハンデであった。
スタートから最初のコーナーまでが長いせいか、枠順はそれほど気にしなくてもよさそうだ。



■結論

ハンデ56.0キロ馬は、近3年で8頭が出走し、【0.3.2.3】。
勝ち馬こそいないが、複勝率62.5%、複勝回収率151.2%と高アベレージを誇っている。
ハンデ戦なので、52キロ以下の軽量馬が激走するシーンも少なくないのだが、最も安定しているのは程よい実績を持った56.0キロの馬なのだ。

今年、56.0キロを課せられたのは、アドマイヤフライト、メイショウカンパク、ムーンリットレイクの3頭。
この中で、最も見込まれた感があるのはメイショウカンパクか。
同舞台の京都大賞典で勝利した実績はあるが、2年以上前のものでは当てにできない。
1年7ヶ月以上に及ぶ休養の後、叩き台で使った前走の武蔵野Sから、さらに再び放牧を挟んで2ヶ月以上の間隔が開いた今回は、さすがに厳しいだろう。

逆に、最も恩恵を授かったのは、昨年の2着馬でハンデも昨年から据え置きとなるアドマイヤフライトだ。
芝2400メートル【2.2.0.0】、京都芝【2.2.1.1】と絶好の舞台設定。
休養明け【2.1.0.0】で鉄砲がきくし、12〜2月の厳寒期も【4.2.1.0】、引き当てた枠も申し分ない。
さらに仕上がりも万全と、これだけ買える要素が目白押しでありながら、現時点で複勝オッズ3.5〜5.0倍なら、迷う余地なく◎を打つべき馬であるが・・・。


本命は、ムーンリットレイク。


2000メートルまでしか距離経験がなく、重賞好走歴なし、オープン特別すら12戦してわずか1勝。
外枠を引いてしまう運のなさも含めて、とてもじゃないが買える要素がまったく見当たらない。
しかし、3歳時のプリンシパルSで上位争いを演じたトーセンレーヴ、カフナ、ダノンシャーク、ムスカテールはその後、様々なジャンルの重賞で活躍している。

[11年プリンシパルS]
1着 2.01.0(33.9) [09-08-10] トーセンレーヴ
2着 2.01.0(34.3) [03-03-03] ムーンリットレイク
3着 2.01.2(34.3) [07-05-06] カフナ
4着 2.01.4(34.3) [09-11-10] ダノンシャーク
5着 2.01.4(34.1) [18-18-13] ムスカテール

上位馬の大半が、5戦以上のキャリアを持っていた中、ムーンリットレイクはデビュー2戦目でこのメンバーを相手に2着。
しかも、ハイペースではなかったが、先行勢が総崩れの展開でムーンリットレイクだけが唯一前で粘っていた。
ムーンリットレイクにも、他の上位馬と同格の素質があったとすれば、その才能がこれまで開花しなかったのはなぜか。
もし仮に、今まで使われてきたレースが、すべて適性外の舞台ばかりだったとすればどうだろう。

[好走レース/全体ラップ]
12.7−11.7−11.9−11.9−11.9−12.2−11.9−11.3−11.6−…… TVh賞
12.6−11.7−12.1−12.1−12.2−12.0−11.7−11.2−11.9−11.9 白富士S
12.6−10.8−11.0−11.6−11.8−11.9−11.8−11.3−12.4−…… メイS
12.5−10.8−11.1−12.0−12.2−12.2−12.0−12.1−11.7−11.8 福島民報杯
12.6−11.6−11.5−11.9−11.8−11.6−12.0−11.9−12.5−…… 福島TV

12年以降、ムーンリットレイクが馬券に絡んだレースで刻まれた、全体ラップを振り返ってみた。
共通しているのは、12.0秒前後のラップが持続的に刻まれていることだ。
ムーンリットレイクは、これらのレースをすべて先行して粘り切っている。
京都芝は未経験だが、持続ラップを得意としているならば、むしろここでこそ本領を発揮するタイプかもしれない。

[ディセンバーS/全体ラップ]
12.6−11.4−11.7−12.3−12.1−12.8−12.0−11.5−11.8

前走のディセンバーS(中山芝1800)は、前後半3ハロン35.7→35.3秒のイーブンペース。
決して速い流れではなかったが、1〜4着を4角通過順8番手以降の馬が独占する差し決着。
ムーンリットレイクは、スタート直後から鞍上が手綱をしごいておっつけるも、即座に加速することができず、他の先行馬がペースを緩めた1角手前でようやく2番手に取り付いた。

12.6−11.6−11.5と、テンの3ハロンが今回とほぼ同じラップで推移した福島TVオープンでは、大外枠から馬なりですんなり先手を取っている。
体調のせいなのか、馬場の影響なのか、あるいは加齢による衰えでズブくなっているのか。
いずれにせよ、距離延長で比較的ペースが緩むこの距離なら、9ハロン戦より楽に先行できるだろうと考えて、陣営はこのレースにぶつけてきたのだろう。

コースも距離も未経験。
分からないからこそ、可能性も無限に広がる。
可能性を感じるからこそ、馬券を買ってワクワクできる。
今週は、この馬でレースを楽しみたいと思う。


◎ムーンリットレイク

コメント(4)

9歳馬だけど、オギタクマジック再び・・・
>>[001]

うーん・・・
基本的にそんな荒れるレースではないですからね。
今年は人気薄での激走条件を揃えた馬がいないので、堅く決まりそうな気がします。
それでも、私の本命は二桁人気馬なんですけどね(笑)
>>[002]

テイエムプリキュアの逃走劇再び。
先週のフェアリーSは、差し馬場だったからこそ、後ろは脚を溜めることに専念しすぎて、逃げ馬を捕まえに行かず、結果まんまと勝ち馬に逃げ切られてしまいました。
差しが決まり出した京都も、逆にそういう逃げ切りがそろそろありそうですよね。

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