ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのジャパンカップダート【1】/欲しがりません勝つまでは

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今週は、国際G1が2レースも行われます。
ただでさえ時間がないのに、2レースも検証するなんて無理。
しかも、外国馬や地方馬が入り乱れるレースなんて、いくら検証しても答えに確信など持てるわけがない。

ジャパンカップの◎は、もう決めているんです。
アメリカ馬のアーティストロイヤル、またの名をアルティストロワイヤル。
外国馬の中では早い持ち時計もそうなんですが、何よりも鞍上が若干17歳というのがいいですね。
凱旋門賞で戦うはずだったサムソン、ディランの一騎打ちに水を差すという、空気の読めない大仕事をやってのけるに、最もふさわしい人物でしょう。
そして対抗は、気性の荒いバルクをテン乗りで2着に導いたルメールが手綱をとるヴィクトリー。
▲にポップロック、△は凱旋門賞馬よりローテーションがゆったりしているサデックス、芝2200の持ち時計がいいグランドクチュリエあたりでしょうか。
つまりは、すべて外国人騎手が上位を占めるという予想です。
グランドクチュリエの鞍上が決まってないようですが、まさか日本人が乗るなんてことないですよね?

JCDのほうは、ぱっと見た感じ堅そうですね。
ヴァーミリアン、ブルーコンコルドはどっちにしろ切れないし、あとは外国馬でしょう。
このレースで国内の穴馬を探すのは空しい作業になりそうですが、一応ざっと検証してみたいと思います。

まぁ、今週は競馬のお祭りウィークということで、G1は肩の力を抜いて気楽に予想したい気分。
あくまで勝負レースは、今週も京都最終ですから(笑)



■過去6回のラップ■

2000年 58.0 → 63.2 − 51.3 − 38.5(37.5/2着) 2.07.2 良
2001年 60.6 → 59.4 − 47.5 − 35.8(35.8/1着) 2.05.9 良
2003年 59.4 → 63.8 − 51.3 − 38.6(38.2/2着) 2.09.2 不
2004年 59.6 → 62.9 − 50.4 − 37.6(37.2/1着) 2.08.7 良
2005年 60.0 → 61.8 − 49.2 − 36.8(36.1/3着) 2.08.0 良
2006年 61.0 → 61.1 − 48.9 − 36.5(36.0/1着) 2.08.5 良

上表は、過去7年間に東京で行われた、JCDのラップ詳細である。
左から、前半5ハロン通過 → 後半5ハロン − 上がり4ハロン − 上がり3ハロン(上がり最速/最速馬の着順)、勝ち時計、馬場を表わしている。
前半5ハロン通過の平均は59.7秒、後半5ハロンの平均が62.0秒。
序盤からかなり速いラップが刻まれる傾向で、上がり3ハロンの平均37.3秒の数字が示す通り、最後の追い比べは持久戦の様相を呈する。
2001年のクロフネは規格外として、勝ち時計は2分08秒台が目安。

11-10-07-03 岡 部 ウイングアロー
12-10-03-01 武 豊 クロフネ
03-03-02-02 コート フリートストリート
11-10-10-06 武 豊 タイムパラドックス
09-08-08-06 武 豊 カネヒキリ
07-07-07-07 後 藤 アロンダイト

レース上がりと上がり最速の数字に大きな差がないことからも分かるように、このレースは4角までに前を捉えた馬が、そのまま押し切るというパターンがほとんど。
だからと言って過去の勝ち馬に先行馬が多いかと言うとそうでもなく、道中は後方で待機し、3〜4コーナーでマクってくる馬が多い。
その戦法が専売特許のような武豊が、過去6回中3勝をあげているのも頷ける?

そして、最も重要視したいのが、上がり最速馬の成績だ。
前傾ラップの持久戦でありながら、上がり最速馬が馬券圏内を外したことは一度もないのである。
過去6回の上位3着馬の上がり順位は以下の通り。(左から1着、2着、3着を表している)

2000年 2位、1位、8位
2001年 1位、1位、2位
2003年 2位、1位、1位
2004年 1位、3位、4位
2005年 3位、6位、1位
2006年 1位、6位、1位

2004年3着の4位が上がり最速から0.7秒差、2005年2着の6位が0.5秒差、2006年2着の6位が0.3秒差。
2000年3着の8位(1.8秒差)を除いて、上がりベスト3位に入れなかった馬も、わずかなタイム差の数字を叩き出している。
まず逃げ粘るのは不可能に近く、終始前で競馬をする先行馬の好走も少ない。

先にも述べたように、道中は後方で脚をため、勝負どころ手前から追い出してもゴールまで息が続くような、いい脚を長く使えるタイプがベスト。
従って、いかに高い能力を持っていても、馬混みを気にしたり、顔に砂がかかるのを嫌がるような馬は割引が必要だ。



■レベルの高いレースを探る■

先週のマイルCSは、ここでレースレベルが高いと結論づけた安田記念、スワンSを勝ったダイワメジャー、スーパーホーネットのワンツーで決着。
「前残りの安田記念を差して5着は価値あるが、Cコースに移って内も止まらなくなるので3着まで」と書いたスズカフェニックスがそのまんま3着に入り、自分の検証を素直に受け入れていれば・・・という、実に悔しい結果に終わった。
まぁ、予想は当たっても馬券が当たらないという人は、この世に星の数ほどいるわけでして。
今週も引き続き、皆さんの予想の参考として価値ある検証を心がけながら、時計と戦っていきたいと思います。


◆武蔵野S

59.7 → 37.3 2.07.9 JCD
62.3 → 39.0 2.13.3 古馬500万クラス

上表は、過去6回の同開催に行われた、古馬500万クラスの平均時計と、JCDの平均時計を比較したもの。
前半5ハロン通過で2.6秒、上がり3ハロンで1.7秒、勝ち時計で5.4秒の時計差。
古馬500万クラスを比較対象にしたとき、JCDの基本レベルはこの数字ということになる。

では、前哨戦もこれと同じぐらいの時計差を示していないと、到底JCD本番では通用しないことになるのだろうか?
JCDが中山開催だった2002年を除く、過去7年間の武蔵野Sと500万クラスの時計比較が以下だ。

2000年 良 
34.8 → 37.1 1.35.4
35.5 → 38.2 1.38.2 
1着 サンフォードシチー(2着)
2着 アグネスデジタル(不出)
3着 マチカネラン(不出)

2001年 良
34.3 → 35.6 1.33.3
35.3 → 37.2 1.37.0 
1着 クロフネ(1着)
2着 イーグルカフェ(不出)
3着 シンコウスプレンダ(不出)

2003年 良
34.7 → 37.4 1.36.2
36.4 → 38.1 1.39.4 
1着 サイレントディール(7着)
2着 ハギノハイグレイド(3着)
3着 ロングカイソウ(不出)

2004年 重
33.8 → 37.4 1.35.4
35.2 → 38.9 1.38.9 
1着 ピットファイター(不出)
2着 サイレンスボーイ(不出)
3着 ベルモントパティ(不出)

2005年 良
34.5 → 37.7 1.35.2
36.3 → 36.7 1.38.4 
1着 サンライズバッカス(5着)
2着 カネヒキリ(1着)
3着 ヒシアトラス(15着)

2006年 良
35.2 → 36.3 1.35.3
34.5 → 37.6 1.37.5 
1着 シーキングザベスト(不出)
2着 サンライズバッカス(5着)
3着 フィールドルージュ(3着)

下段は、武蔵野Sの1〜3着馬で、( )内はJCDでの着順を表わしている。
その時計差は、2.8秒、3.7秒、3.2秒、3.5秒、3.2秒、2.2秒で、平均時計差は3.1秒。
JCD本番で連対馬を出した年は3回あったが、その平均時計差が3.2秒ということは、武蔵野S組が本番で期待できる最低ラインは、約3.0秒差と考えていいだろう。

500万クラスとの時計比較以外に、本番で連対馬を出した年に共通する点がひとつ。
前半34秒台で折り返し、1分35秒台前半の勝ち時計で走破しているということ。
距離が500メートル伸びるJCDで勝ち負けするには、やはりそれなりの持久戦を経験していることが絶対条件のようだ。
そこで、今年の武蔵野Sの時計を見てみると・・・

35.3 → 35.7 1.35.5 武蔵野S
36.0 → 36.4 1.37.9 古馬500万下

500万クラスとの時計差は、わずかに2.4秒。
前半3ハロン通過も35.3秒かかっており、1分35秒台前半のラインもギリギリでクリアする程度。
今年の武蔵野Sは、例年と比べて低レベルと断言してしまって差し支えないが、ひとつだけ気になることがある。
昨年は、500万クラスからわずか2.2秒差に留まったにも関わらず、本番で3着馬(フィールドルージュ)を出したのだ。
これはどう説明すべきか?
答えは、上がり3ハロンにある。

先に述べたように、JCDは持久戦になる傾向ながらも、上がり最速馬の好走が目立つレース。
昨年の武蔵野Sで上がり最速を叩き出したのは、他でもないフィールドルージュ(35.4秒)だ。
1着馬シーキングザベストの36.1秒、2着馬サンライズバッカスの35.9秒より、実に0.5〜0.7秒も早い。
フィールドルージュは、本番でも勝ち馬アロンダイトに並ぶ上がり1位タイの36.0秒の末脚を繰り出しており、上がりの早さがいかに重要かを証明して見せた。

そして、今年の武蔵野Sで上がり1位をマークした馬は、そのフィールドルージュである。
しかも、上がり2位の35.4秒(2着ワイルドワンダー)を0.6秒上回る34.8秒をマーク。
今年は降雨による不良馬場だったため、純粋な時計の比較はできないが、 前半3ハロンをほぼ同じタイムで通過して、昨年の35.4秒より0.6秒早い上がりを示したとなれば、着順こそ1つ落としたものの、今年はさらに上昇度が高いと見るべきか。

大沼S → マリーンS → 放牧 → 武蔵野Sという臨戦過程は、昨年とまったく同じ。
早くから、ここに狙いを定めてきたのは明白だ。
函館の2戦で見せた走り、すなわち通過順位09-10-02-02(大沼S)、09-09-03-02(マリーンS)は、JCDで多く見られる好走パターンと合致。
レースレベル自体は、本番で勝ち負けできる合格ラインに遠く及ばなかった今年の武蔵野Sだが、フィールドルージュだけは軽視できない1頭になりそうである。



◆エルムS

JCDが中山で開催された2002年を除く過去7年間で、ここを経由した馬がJCD本番で馬券に絡んだのは、わずか2頭しかいない。
2003年のアドマイヤドン(1着→2着)、2004年のタイムパラドックス(3着→1着)である。
今年は、メイショウトウコンが人気の3歳馬2騎より4キロ重い斤量を背負いながら3馬身差をつけて圧勝したが、過去の本番好走年と比べてレースレベルは如何ほどだったのだろうか?

2000年
36.0 → 36.8 1.42.8 エルムS
35.9 → 37.1 1.44.4 古馬500万

2001年
35.7 → 38.0 1.43.4 エルムS
36.9 → 38.6 1.47.3 古馬500万

2003年
36.6 → 36.8 1.43.8 エルムS
36.0 → 40.2 1.47.4 古馬500万

2004年
35.6 → 36.4 1.43.2 エルムS
36.7 → 39.2 1.46.7 古馬 500万下

2005年
36.0 → 37.9 1.44.9 エルムS
36.3 → 38.4 1.46.3 古馬500万下

2006年
35.7 → 36.3 1.43.0 エルムS
36.0 → 37.9 1.45.7 古馬500万下

上表は、2002年を除く過去7年間のエルムSと、同日に行われた古馬500万条件の時計を比較したものである。
JCD本番に直結した2003年、2004年の勝ち時計のタイム差は、3.6秒、3.5秒であった。
これに匹敵するのは2001年の3.9秒だけだが、この年エルムS組からは1頭もJCDに出走していない。
ちなみに、2001年の勝ち馬エンゲルグレーセ、5着馬シンコウスプレンダは、ともに次走の武蔵野Sでクロフネの4、3着に健闘しており、それなりのレベルは示していた。

2000年(時計差1.6秒)
1着 → 14着 シンコウスプレンダ 
2着 → 不出 エーピーバースト  
3着 → 不出 オースミシェット

2005年(時計差1.4秒)
1着 → 14着 パーソナルラッシュ
2着 → 12着 ジンクライシス
3着 → 不出 カイトヒルウインド

2006年(時計差2.7秒)
1着 → 不出 ヒシアトラス
2着 → 11着 ジンクライシス
3着 → 不出 オーガストバイオ

その他の年では、2.7秒のタイム差を出した2006年が最高だが、それでも本番に結びつく結果は出せていない。
4着馬トーセンブライトは次走の武蔵野Sで9着に敗退、2番人気6着のサカラートも武蔵野Sでは12着であった。
前述したように、昨年の武蔵野Sは例年に比べて決してレベルが高い内容ではなかったが、そこでこの結果ということは、エルムSで示されたレベルを忠実に表していると言えるだろう。

以上のことから、エルムSで求められる数字は、同日の500万クラスより最低でも3.0秒は早い勝ち時計。
できれば、3.5秒以上突き放す時計が望ましいが、今年の時計はというと・・・

2007年
36.5 → 35.2 1.43.3 エルムS
36.2 → 37.8 1.45.3 古馬 500万下

わずか2.0秒差しかなく、しかも前半3ハロン通過タイムで0.2秒負けている。
残念ながら、とても本番で好走が期待できるような数字ではない。
少なくとも、54キロの軽い斤量で1分43秒9(500万条件と1.4秒差)が精一杯だった3歳馬2騎は、とてもG1で勝ち負けできるレベルではないだろう。

問題は勝ち馬の取り捨てだ。
メイショウトウコンは、58キロを背負って上がり34.5秒を叩き出し、通過順位も10-09-08-03と理想的な競馬を演じた。
過去、このレースで58キロ以上を背負いながら上がり最速で勝ったのは、2003年アドマイヤドン(59キロ)、2005年パーソナルラッシュ(59キロ)しかいない。
アドマイヤドンが上がり2位から1.7秒も早い36.4秒、パーソナルラッシュが上がり1位タイで2位とはわずか0.1秒差。
JCD本番の結果は大きく異なる2頭ではあるが、その明暗が上がりの早さにあったとすれば、上がり2位を0.9秒突き放す数字を示したメイショウトウコンは、安易に切れない馬になるが・・・。

現段階でこの馬の取り捨てを結論づけるわけにはいかない。
よって、東海Sの検証まで持ち越しとします。

コメント(6)

トピのタイトルに爆笑exclamation ×2( ̄▽ ̄)ノ_彡☆
ジャパンカップは俺もおいといて、やるなら俺は京阪杯を狙いますexclamation ×2exclamation ×2
3歳牝馬狙いでexclamation ×2exclamation ×2

…えっexclamation & questionカノヤザクラをexclamation & question
まぁそうといえばそうですが…(# ̄ー ̄#)
京阪杯、何気にメンツ豪華っすね(笑)

サンアディユが1番人気?
アルーリングボイスも人気になっちゃうのかなぁ。
カノヤザクラ、いいんじゃないでしょうか?

今週は給料も入るし、祭りを存分に楽しみたいですね。
僕も芝のほうが馬券的に荒れ(外国馬)、ダートが固いと思ってます。
まあかたい馬券は買いませんが。
検証参考にします。

腰痛は70%くらい。歩くぶんにはOK
気に留めていただきありがとうございました。


何気に荒れそうで面白いんではないかと。
だってサンアディユ、57キロですよexclamation & question
ハンデキツすぎませんexclamation & question
となると北九州記念のように一発をかますウマがいるのではないかと…
馬券的に考えてます。
ダイワメジャー強かったですね!!
是非、有馬記念に出てきてもらいたいですね。

さて、JCウィークですが、比較のできない外国馬が多数出走してくるレースは
基本的に見ですが、登録時点で早々と印が決まりました。

 JC   ◎ メイショウサムソン
      ○ ポップロック
      ▲ インティライミ

 JCD  ◎ ドラゴンファイヤー

JCはディラントーマスが人気して飛んでくれればおいしいかと。インティの取捨
はノブ屋さんの検証を参考にさせて頂きます。

JCDはJBCや武蔵野Sを見るまでもなく、シリウスSで早々と決めました。
有馬記念前の大勝負の予定です。

今年のJCDは堅いと思ってましたが、よくよく時計を調べてみるとそうでもないような・・・。
それでも、ヴァーミリアンの3着以内は堅いでしょうけど。

見に回るのもひとつの手かもしれませんね。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論 更新情報

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング