ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの東京ダービー【1】/結論

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
大井2000(S1)
6月5日 20:10発走


競馬に携わる、すべてのホースマンが夢見る舞台、ダービー。
今年の日本ダービーは、12番人気のロジャーバローズが制するという、劇的な決着によって幕を閉じた。
来年のダービーに向けて、中央競馬は新たな一年がスタートしたわけだ。

しかし、競馬の最高峰たるダービーは、東京優駿だけではない。
全国各地の地方競馬には、それぞれの頂となるダービーが存在する。
すなわち、5月末から6月末までの約一ヶ月間に、日本各地で8つの夢が完全燃焼する、ダービーシリーズ2018の開幕である。
そのうちの一つ、南関東に所属する3歳馬の頂点を決するレースが、明日大井で開催される東京ダービーだ。


■近年の傾向

[人気]
14年 1人気 → 6人気 → 2人気
15年 9人気 → 6人気 → 10人気
16年 3人気 → 14人気 → 1人気
17年 2人気 → 1人気 → 3人気
18年 2人気 → 6人気 → 8人気

近5年で、1番人気は1、6、3、2、5着。
唯一勝利したのは、単勝1.1倍という圧倒的な支持だったハッピースプリントだけである。
15年は単勝オッズ2.9倍のオウマタイムが6着、昨年も2.7倍のヤマノファイトが見せ場なく7着に敗退しており、実績ある1番人気といえども過信はできない。
その一方で、6番人気以下の穴馬が過去5年で7頭も馬券に絡んでおり、うち5頭が連対圏を確保。
どちらかと言えば、波乱含みのレースと見ていいだろう。

[好走馬の前走]
15年9人気1着 ← 羽田盃0.2差3着 [05-05-04-04] 38.9/6位 ラッキープリンス
15年6人気2着 ← 羽田盃0.6差6着 [12-12-13-11] 38.2/3位 パーティメーカー
15年10人気3着 ← 羽田盃0.5差5着 [02-03-03-02] 39.2/7位 ヴェスヴィオ
16年3人気1着 ←  500万0.3先1着 [07-07-07-06] 37.0/1位 バルダッサーレ
16年14人気2着 ← 東京湾0.6差3着 [11-10-09-09] 40.1/3位 プレイザゲーム
16年1人気3着 ← 羽田盃0.0先1着 [05-05-04-03] 39.6/2位 タービランス
17年2人気1着 ← 羽田盃0.1差2着 [02-02-02-02] 38.1/3位 ヒガシウィルウィン
17年1人気2着 ← 羽田盃0.1先1着 [01-01-01-01] 38.0/1位 キャプテンキング
17年3人気3着 ← 京浜盃0.7差3着 [07-07-07-07] 38.7/3位 ブラウンレガート
18年2人気1着 ← 羽田盃0.4差3着 [04-05-03-04] 38.3/3位 ハセノパイロ
18年6人気2着 ← 羽田盃2.7差7着 [11-11-12-12] 39.9/6位 クリスタルシルバー
18年8人気3着 ← 羽田盃1.5差5着 [09-08-10-05] 39.0/5位 クロスケ

近4年で3着以内に好走した馬たちの、前走に着目してみよう。
該当12頭中、実に9頭が羽田盃からの臨戦で、うち5頭が馬券圏内、7頭が掲示板を確保していた。
その他の路線からは、中央の500万クラスが1頭、東京湾カップが1頭、京浜盃が1頭となっている。
一昨年までは、前走で勝ち馬から1.0秒差以内の馬が本番での好走条件だったのだが、昨年ついに羽田盃で2.7秒差7着のクリスタルシルバーが2着に激走し、その法則はあっさり崩壊。
今年も羽田盃を大差負けした馬の逆襲があるのか注目だ。


■結論

今年の羽田盃を制したミューチャリーは、2着以下を5馬身(1.0秒)突き放す圧勝。
奇しくもこの数字は、2014年に二冠を達成したハッピースプリントが羽田盃でつけた着差と同じである。
もし仮に、ミューチャリーがハッピースプリントと同レベルの怪物であるとすれば、今年は5年ぶりの二冠馬誕生もありそうだが・・・

[羽田盃/ラップ比較]
14年 37.1−62.2−75.0 → 13.3−12.1−12.2 稍重
15年 38.4−63.0−75.3 → 12.9−12.7−13.7 重
16年 36.9−62.5−75.8 → 13.5−12.8−13.4 良
17年 38.9−64.1−76.4 → 13.1−12.2−12.7 良
18年 37.7−62.9−75.6 → 13.0−12.0−13.1 不良
19年 37.1−62.0−74.8 → 13.7−12.8−12.2 良

上記は、過去6年の羽田盃で刻まれたラップを比較したもの。
左から、前半3ハロン通過、5ハロン通過、6ハロン通過、そしてラスト3ハロンの推移、馬場状態を示している。

今年の羽田盃で刻まれた、5ハロン通過62.0秒、6ハロン通過74.8秒は過去最速。
ハッピースプリントが先行策から後続を千切り捨てた2014年でさえ、5ハロン通過は今年より0.2秒遅かった。
しかも、2014年が時計の出やすい稍重だったのに対し、今年はパサパサの良馬場である。

道中は、トーセンボルガとそれを追いかけたサクセッサーが競り合うように逃走。
カジノフォンテンも序盤はこの2頭と併走していたが、4ハロンを通過したあたりから少しポジションを下げた。
そこから2馬身後方にハナズモンダイとウィンターフェルが追走。しかし、ウィンターフェルは逆に4ハロン過ぎから位置取りを上げている。
その結果、逃げるトーセンボルガからウィンターフェルまでの5頭と、それ以外の待機勢との間が大きく開き、馬群が分断されるような隊列となった。

レースラップはハイペースだったので、当然先行した5頭は厳しいラップを刻んでの持久戦をやっていただろう。
しかし、そこから離れたポジションを追走していたステッペンウルフ以下の後方待機勢は、平均〜スローに近い後傾ラップを描いていた可能性が高い。

ミューチャリーの御神本騎手が巧かったのは、終始12秒台の持続ラップを刻んでいた先行勢が、ほんの1ハロンだけ息を入れた(13.7秒を刻んだ)3〜4コーナーで一気にポジションを上げていった点である。
最も効率のいいタイミングで、脚を無駄に使うことなく前との距離を詰めたからこそ、ラスト1ハロン12.2秒という爆発的な末脚を炸裂させることができたのかもしれない。

ミューチャリーは、確かにハッピースプリントと同じ5馬身差で羽田盃を圧勝したが、その内容はまったく異なる。
すなわち、ハイペースを先行して押し切ったハッピースプリントと、展開を利して効率よく脚を使ったミューチャリー。
1ハロン距離が延びれば、道中のペースは確実に落ちる。そうなったとき、羽田盃と同じ競馬が再び出来るかどうか。

いずれにせよ、中央では日本ダービーも安田記念も、後方待機の圧倒的1番人気が連対すら果たせず敗退した。
芝よりも先行有利と言われるダート、しかもその傾向が特に強い地方競馬において、追い込み一辺倒の1番人気を過信するのは危険である。
ならば、ハイペースの羽田盃を先行した馬の逆襲に期待したいところだ。

本命は、ウィンターフェル。

カジノフォンテンと悩みに悩んだが、やはり総合力でこちらを上位とした。
中央の日本ダービーを振り返ったとき、休養明けぶっつけで一冠目を制したサートゥルナーリアとミューチャリーが、前哨戦を経由して2着したダノンキングリーがウィンターフェル(父はダノンバラード)と重なる。
その流れでいけば、ダービーで勝利するのは1枠の伏兵という気がしないでもないが(笑)、やはり羽田盃で一番強い競馬をしたこの馬に◎を打つ。

前述した通り、今年の羽田盃は前と後ろで馬群が分断され、一つのレースの中にハイペースとスローペースが混在したような内容であった。
先行したハイペース組の中で、誰よりも早く動いたのがウィンターフェルである。
3番手を追走するカジノフォンテンの外から進出しようと、少しずつギアを上げて加速したが、3コーナーでカジノフォンテンが外へ膨れたため、ウィンターフェルは想定よりも外を回らされることになった。

それに対して、ギリギリまで後方待機に徹したミューチャリーは、内ラチ沿いの経済コースを通って3〜4コーナーを通過。
3コーナー入り口の時点で、ウィンターフェルの約8馬身後方にいたミューチャリーが、直線入り口ではすぐ後ろまで迫っていた点を見ても、3〜4コーナーでの両者の実走距離に大きな差があったことは明白である。
昨年暮れの全日本2歳優駿では、ミューチャリーに先着を果たしており、展開やコース取りによってはまだまだ逆転の余地ありと判断。

対抗は、カジノフォンテン。

羽田盃に続き、またしても内枠を引き当てた。今回も当然、本田騎手は積極策を採るに違いない。
内めの枠に入ったサクセッサー、イグナシオドーロあたりに行かせて、自身はそれを見るような形で3番手に落ち着くか。

羽田盃でウィンターフェルにつけられた0.5秒差は、前半ハイペースを追いかけたがための燃料切れによるものであり、道中のペースが落ち着けばこちらにも勝機はある。

不気味なのは、平和賞で牝馬二冠のトーセンガーネットを、雲取賞でミューチャリーを下したヒカリオーソだ。
いずれのレースでもヒカリオーソは逃げて勝利しており、今回も外枠から果敢にハナを主張するかもしれない。

御神本騎手自身も言っているように、ミューチャリーは展開に左右される脚質なので、今回は3番手評価とした。
しかしながら、御神本騎手の初ダービー制覇を応援したい気持ちもあるため、ミューチャリー頭の馬券も買い足すかも(笑)
かなり悩んでしまったが、今年の東京ダービーはこの3頭の馬券で勝負!

◎ウィンターフェル
◯カジノフォンテン
▲ミューチャリー

コメント(3)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論 更新情報

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング