競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのエプソムＣ【１】／結論

東京1800（Ｇ３）
6月10日　15:45発走

■結論

ついに、関東地方も梅雨入り。
一年で最も過酷な季節が到来した。
台風５号の接近により、日曜日の東京は終日雨予報。
おそらくは降ったり止んだりの一日になるのではないか。

[全体ラップ]
12.6－11.2－11.3－11.6－11.6－11.5－11.1－11.8　芝1600（江の島特別）
12.5－10.5－11.3－12.0－11.4－11.7－11.4－....　芝1400（古馬500万）

土曜第10レース、古馬1000万の江の島特別（芝1600）は、２ハロン目以降から最後まですべて11秒台のラップ。
上位４頭の自身上がりが33秒台で、勝ちタイム1分32秒7の高速決着。
土曜最終レースの、古馬500万条件、芝1400メートル戦。
前半３ハロン通過34.3秒から、上がり最速33.0秒、勝ちタイム1分20秒8の高速決着であった。

いずれも、馬場の真ん中から脚を伸ばした差し馬が浮上した決着ではあったが、ハイペースを引っ張った逃げ馬もギリギリまで粘る展開。
馬場の損傷はほとんどなく、内側も走りやすいコンディションのようである。
その状態で、日曜日は馬場が含水する。走りやすい馬場が重くなるだけ。差し脚が封じられ、前が止まらなくなるのではないか。

12年15人気３着　[03-02-01]　57.0　７歳　マイネルスターリー
14年４人気２着　[02-02-02]　57.0　６歳　マイネルラクリマ
16年６人気３着　[01-01-01]　56.0　６歳　マイネルミラノ
17年６人気３着　[01-01-01]　56.0　４歳　マイネルハニー

近年のエプソムＣと言えば、何を置いてもマイネルだろう。
12年のマイネルスターリーを皮切りに、毎年のようにマイネルが馬券に絡んでいる。

上記４頭に共通しているのは、先行馬であること。
15年に出走していたマイネルホウオウは、通過順08-07-07の差し馬だったため９番人気11着に大敗、13年はマイネル冠の馬が１頭も出走していない。
つまり、前へ行くマイネルが出てきたら、必ず押さえておかねばならないレースなのである。

今年も、マイネル冠が２頭エントリーしてきた。
昨年、58.0キロを背負って0.4秒差７着に消えたマイネルミラノは、今年も同じ58.0キロを課せられる。
前日の雨で含水した馬場、函館記念勝ちがある点など、12年に15番人気で激走したマイネルスターリーと重なる部分はあるが・・・
昨年よりも二の脚が鈍くなった現状、さらにこの馬以外がすべて斤量56.0キロであることを考慮すると、昨年以上のパフォーマンスを求めるのは酷か。

本命は、マイネルフロスト。

ケガで長期休養を余儀なくされ、約９ヶ月ぶりの復帰戦。
牧場から帰ってきた時点での馬体重はプラス40キロで、最終追い切り後もプラス10キロとのこと。
いかに鉄砲実績があるとは言え、まだ絞り切れていないことは明白。
普通なら買えない馬だけに、マイネル激走の法則を根拠にしても◎を打つには勇気がいるが、今年も流れが続くと信じたい。
念のため、マイネルミラノの複勝も押さえておこう。

◎マイネルフロスト