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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの東京ダービー【1】/結論

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大井2000(S1)
6月6日 20:10発走


競馬に携わる、すべてのホースマンが夢見る舞台、ダービー。
今年の日本ダービーは、福永騎手が親子2代にわたる悲願を19回目の挑戦にして成就するという、劇的な決着によって幕を閉じた。
来年のダービーに向けて、中央競馬は新たな一年がスタートしたわけだ。

しかし、競馬の最高峰たるダービーは、東京優駿だけではない。
全国各地の地方競馬には、それぞれの頂となるダービーが存在する。
すなわち、5月末から6月末までの約一ヶ月間に、日本各地で8つの夢が完全燃焼する、ダービーシリーズ2018の開幕である。
そのちょうど折り返し地点、4つ目の夢となるのが、6月6日に大井競馬場で行われる東京ダービーだ。


■結論

[人気]
13年 4人気 → 2人気 → 5人気
14年 1人気 → 6人気 → 2人気
15年 9人気 → 6人気 → 10人気
16年 3人気 → 14人気 → 1人気
17年 2人気 → 1人気 → 3人気

近5年で、1番人気は6、1、6、3、2着。
唯一勝利したのは、単勝1.1倍という圧倒的な支持だったハッピースプリントのみ。
13年は単勝1.6倍のアウトジェネラルが6着、15年も2.9倍のオウマタイムが6着に敗退しており、たとえ1〜2倍台の高い支持率でも過信はできない。
その一方で、6番人気以下の穴馬が過去5年で5頭馬券に絡んでおり、うち4頭が連対圏を確保。
3歳世代の頂点を決める戦いではあるが、中央の日本ダービーと比べて波乱含みのレースである。

[好走馬の前走]
15年9人気1着 ← 羽田盃0.2差3着 [05-05-04-04] 38.9/6位 ラッキープリンス
15年6人気2着 ← 羽田盃0.6差6着 [12-12-13-11] 38.2/3位 パーティメーカー
15年10人気3着 ← 羽田盃0.5差5着 [02-03-03-02] 39.2/7位 ヴェスヴィオ
16年3人気1着 ←  500万0.3先1着 [07-07-07-06] 37.0/1位 バルダッサーレ
16年14人気2着 ← 東京湾0.6差3着 [11-10-09-09] 40.1/3位 プレイザゲーム
16年1人気3着 ← 羽田盃0.0先1着 [05-05-04-03] 39.6/2位 タービランス
17年2人気1着 ← 羽田盃0.1差2着 [02-02-02-02] 38.1/3位 ヒガシウィルウィン
17年1人気2着 ← 羽田盃0.1先1着 [01-01-01-01] 38.0/1位 キャプテンキング
17年3人気3着 ← 京浜盃0.7差3着 [07-07-07-07] 38.7/3位 ブラウンレガート

近3年で3着以内に好走した馬たちの、前走に着目してみよう。
該当9頭中、実に6頭が羽田盃からの臨戦で、うち4頭が馬券圏内、5頭が掲示板を確保していた。
その他の路線からは、中央の500万クラスが1頭、東京湾カップが1頭、京浜盃が1頭となっている。
今年は中央からの移籍馬がいないので、京浜盃、羽田盃を経由してきた馬たちが有力候補となるか。

すべての馬に共通しているのは、前走がどのレースにせよ、そこで勝利しているか、勝ち馬から0.7秒差をキープしている点だ。
15年6番人気2着のパーティメーカーは、羽田盃で6着に敗れていたとはいえ、勝ち馬との着差はわずか0.6秒。
同じく15年10番人気3着のヴェスヴィオも、羽田盃5着ながら着差は0.5秒差であった。
羽田盃を僅差で敗れた馬が、本番で人気を落としているようなら積極的に狙うべきだろう。


■結論

[ニューイヤーC勝ち馬のダービー成績]
13年ニューイヤー1着 → 東京ダービー5人気3着 ソルテ
14年ニューイヤー1着 → 東京ダービー 発走除外 ファイヤープリンス
15年ニューイヤー1着 → 東京ダービー9人気1着 ラッキープリンス
16年ニューイヤー1着 → 東京ダービー5人気11着 モリデンルンバ
17年ニューイヤー1着 → 東京ダービー2人気1着 ヒガシウィルウィン

年初に行われる、浦和1600メートルのニューイヤーC。
コース適性や距離など、東京ダービーとは直結するイメージのないレースだが、近年はそうでもないようだ。
近5年のニューイヤーC勝ち馬の、東京ダービーでの成績を振り返ってみると、【2.0.1.0】(1頭除外)。
その人気は、2、5、9番人気と配当的妙味も高く、意外な馬券の盲点となっている。

年明け一発目の浦和重賞を勝利することが、その年の東京ダービー制覇への登竜門。
しかしながら、今年のニューイヤーSを勝利したのは、重賞3連勝で一冠目の羽田盃を制したヤマノファイト。
本番の東京ダービーでも、間違いなく1番人気に支持される存在なので、配当的妙味は期待できそうにない。
近年の強烈な関連性からすると、ヤマノファイトがあっさり二冠達成を果たしてもおかしくはないが・・・

[羽田盃]
12.6−12.1−13.0−12.6−12.6−12.7−13.0−12.0−13.1

今年の羽田盃は、前後半3ハロン37.7→38.1秒のイーブンペース。
前半3ハロン間に11秒台のラップは一度もなく、3ハロン目が13.0秒という、比較的ゆったりした入りであった。
その後も急激な緩急はなく、平均ペースになりやすい例年通りの羽田盃だったと言えよう。

押し出される形でハナに立ち、4角で後続を引き付け、直線入り口ではリコーワルサーとモジアナフレイバーに並ばれる展開。
このときの脚色では、4角から一気にマクってきたモジアナフレイバーが優勢も、そこから粘り強く食い下がり、最後もう一度後続を突き放したヤマノファイト。
終始リコーワルサーに突かれ、常にマークされるポジションにいたことを考慮すれば、着差以上に強い内容だったと言えなくもない。

『これほど賢い馬は、なかなかいないと思います。
 来れば来るだけエンジンのかかっていく馬なので伸び続けてくれました。すごい馬です』

と、主戦の本橋騎手も大絶賛している。
ハッピースプリント以来、5年ぶりの二冠馬誕生なるか!?

確かに、ヤマノファイトは優等生だ。
先行力は言わずもがな、折り合いも問題ないし、エンジンのかかりも速く、何よりそこからの持続力が凄まじい。
羽田盃の競馬は、まさにお手本のような内容だったが・・・
同じ羽田盃組なら、模範的な競馬をした一冠馬より、最も痺れる競馬をした馬に夢を託したい。

本命は、モジアナフレイバー。

ちょうど一年前の、2017年6月8日。
新馬戦のゲートでひっくり返ってしまい、あえなく競走除外。
オーナーの理解もあり、陣営は『一年後のダービーを目指して、今はとにかく大事に育てていこう』と決意し、すぐ放牧休養に入った。

あれから一年。
あのときデビューを急がず、じっくり心身をリセットさせたことが奏功し、10月の復帰戦から破竹の4連勝。
羽田盃では、先頭で逃げ切りを謀るヤマノファイトを自ら動いて負かしに行き、最後は力尽きたものの0.7秒差4着。

中団待機から一気に加速し、前を捕まえに動いたのはレースタイムが1分15秒を計時したあたり。
先頭集団が6ハロン目を通過するタイミングだ。

この直後に刻まれたレースラップは13.0秒なので、中団から先頭集団を早々と捉えたモジアナフレイバーは、推定12.0秒に近い時計で走っていたことになる。
4角でヤマノファイト、リコーワルサーに並んでからも、残り1ハロン地点までは食い下がって並走していたということは、ここでもレースラップに近い12.0秒のラップを刻んでいたのだろう。
つまり、モジアナフレイバーは2ハロン連続で12.0秒近いラップを刻み続けていたわけで、さすがにこれでは最後に脚をなくしても仕方がない。

バテた馬というのは、能力に関係なく一気に失速していくので、必然的に着差はみるみるうちに広がってしまう。
わずか1ハロンの間に、2秒近い時計差が生じてしまうことも珍しくない。

全馬が余力を残したスローの瞬発力勝負よりも、バテた順に失速していく持久戦のほうが各馬の着差が大きいのはそういうことである。
本来ならば、あれだけ強引な脚の使い方をすれば、1秒以上の着差がついてもおかしくないが、何とか0.7秒差に踏ん張ったのはこの馬の持久力だろう。

『いきなりの強いメンバーでしたが、これで突き抜けたら化け物だなと思いながら乗りました』

この繁田騎手のコメントから、いかに自信があり、いかに強気の競馬をしたかが伺えよう。
この後、『そう思わせるぐらい期待の大きい馬』と結び、最後はこう締めくくっている。

『最後に差されたのは強気の競馬をした分です。
 一番強い内容だったし、脚の使い方次第ではダービーでも一発あると思います』

最終追い切りは、75.3−59.0−46.6−35.2(一杯)の猛時計。
『今回は大一番なので攻めた分、当日のテンションは鍵。距離延長はプラスか分かりませんが、流れや脚の使いどころでしょう』
と、デビューから手綱をとり続ける主戦騎手にすべてを託す福永調教師は、今年の日本ダービーでついに悲願を成就させた福永祐一騎手の親戚にあたる。

『先代からお世話になってきたオーナーさんの馬で、ダービーという一生に一度のレースに出走させて頂けるのも、幸せなことだと思っています』

一年前に起こった新馬戦の悲劇から、オーナー、調教師、騎手が一丸となってこの最高峰の舞台を目指してきた。
どの陣営も、ダービーに対する思いは同じだろう。甘くはない。
だからこそ、いつの時代でもダービーというレースは、こういう馬に勝ってほしいと願ってしまう。


◎モジアナフレイバー

コメント(4)

実は羽田盃見た時に、次は繁田だと思っていました。

キャプテンが本命でさぁ。

てゆーかノブ屋さん、キャプテンと同じこと言ってますわ(笑)
>>[1]

あせあせ(飛び散る汗)本当ですか?
でも、私もキャプテンに負けないぐらい当たってませんから(笑)
そろそろ、浦和所属騎手にダービーを。
>>[3]

キャプテンと私の◎が一つずつ着順を落としたとして、それでも2着が精一杯でしたか(笑)

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