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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのばんえい記念【1】/結論

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帯広200(BG1)
3月20日 17:15発走


ばんえい競馬の一年は、ばんえい記念に始まり、ばんえい記念に終わる。
ばんえい競馬に携わるホースマンたちにとって、ばんえい記念は最も格式の高いレースであり、その頂に立つことが最大の栄誉。
すべての古馬は、ばんえい記念を目標に一年間を戦い抜き、ばんえい記念が終わると翌年のばんえい記念へ向けて、新たな一年がスタートするのである。

一年の総決算にして、最高峰の舞台。
中央競馬に例えるなら、有馬記念と日本ダービーを合わせたようなイメージだろうか。

出走馬に課せられる重量は1トン(4〜5歳990キロ、6歳以上1000キロ、牝馬20キロ減)。
その重さで脚元は深く地に埋まり、障害では膝近くまで砂に呑まれてしまう。
歴戦の古馬でさえ、200メートルを完走するのに4分前後、時に決着まで5分以上を要することもあり、完走すらできない馬もいる。

当然ながら消耗も激しく、ばんえい記念で好勝負を演じた後、著しく調子を落としてしまうケースも珍しくない。
一昨年の覇者キタノタイショウは、ばんえい記念を制した後に体重が100キロ近くも落ちてしまい、体調を取り戻すのに長い時間を要した。
他の重賞と一線を画すその過酷さから、経験豊富なベテラン予想家をして『これまでのレースがまったく参考にならない』と言わしめるほどである。

2003年以降、14年ぶりに1着賞金1000万円が用意された今年のばんえい記念。
確たる主役不在の混戦模様だけに、各陣営とも万全の態勢で勝負をかけてくるだろう。
予想も至難を極めるが、年に一度しかないばんえい競馬の祭典。とにかく思う存分楽しみたい。


■出走馬紹介

1枠1番、フジダイビクトリー。
牡9歳、通算成績173戦31勝、連対率37.6%。
主な勝ち鞍は、16年ばんえい記念、16年岩見沢記念、16年北見記念、17年チャンピオンカップ。

ばんえい記念初参戦だった一昨年は4着に終わったが、昨年は先頭で障害を抜けたニュータカラコマを残り10メートルで差し切った。
その後は馬券圏外に敗れることも多く、たびたび人気を裏切ってきたが、終わってみれば今シーズン重賞4勝。
最強世代の一頭だけあって、ここ一番の勝負強さは現役随一だ。1トンの重量も2度経験しており、今さら荷物を苦にすることはない。
それよりも、痛恨の端コースを引いてしまったことが大きなマイナス材料か。


2枠2番 コウシュハウンカイ。
牡7歳、通算成績120戦27勝、連対率52.5%。
主な勝ち鞍は、14年はまなす賞、15年16年旭川記念。

昨年は上位2頭に大きく離されたとはいえ、ばんえい記念初出走で3着は大健闘。
相手なりに走るタイプで、レースの格に関わらず確実に上位争いを演じている。
オッズパーク杯2着、旭川記念1着、北斗賞2着、ばんえいグランプリ3着、岩見沢記念2着、ドリームエイジ3着、チャンピオンカップ3着。
本年度は重賞に9回出走し、北見記念(8着)と帯広記念(8着)を除く7戦で馬券に絡んだ。
870キロ以上を課せられた高重量戦で大敗している点は気がかりだが、大舞台での安定性は魅力である。


3枠3番 ニュータカラコマ。
牡9歳、通算成績149戦46勝、連対率47.0%。
主な勝ち鞍は、13年岩見沢記念、14年16年北斗賞。

3歳時はイレネー記念を制するも、はまなす賞2着、ばんえい大賞典3着、ばんえいダービー3着。
高い能力を有しながら、突き抜けるだけの決め手に欠くタイプで、このばんえい記念も2年連続2着止まりである。
昨年は先頭で第二障害を抜け、そのまま押し切るかのように思われたが、最後の最後でフジダイビクトリーに差されてしまい、またしても掴みかけた夢がこぼれ落ちた。
今シーズンも【6.7.1.1】と相変わらずの安定感を誇り、年明けに転厩してからも高アベレージを維持している。
4回目の挑戦となる今年こそ悲願成就なるか。


4枠4番 カイシンゲキ。
牡6歳、通算成績101戦18勝、連対率36.6%。
主な勝ち鞍は、14年ばんえい大賞典、15年銀河賞。

昨秋のドリームエイジカップでは、斤量に恵まれたとはいえ、フジダイビクトリーやオレノココロら古馬トップクラスを抑えて2着。
北見記念でも、今回の上位人気陣を相手に4着と健闘しており、能力自体は通用してもおかしくない。
しかし、仮にピークに仕上がったとしても、1トンの荷物を引いて同等のパフォーマンスを示せるかは疑問だ。
まだまだ若い6歳馬。ばんえい記念初挑戦のここで経験を積み、来年以降の上積みに期待したい。


5枠5番 フクドリ。
騸11歳、通算成績241戦45勝、連対率28.6%。
主な勝ち鞍は、14年北見記念、15年帯広記念。

今シーズンは【1.1.1.17】で、唯一の勝ち星は降雪によって高速化した馬場でのレース。
一昨年の帯広記念を制しているように、高重量戦でも対応は可能だろうが、近走は障害で腰が入らず崩れるシーンが目立っており、軽い馬場でのスピード勝負のほうが向いていそうな感はある。
昨年も障害で膝を折ってしんがり負け。障害で腰が入るかどうかがすべてだろう。


6枠6番 キタノタイショウ。
牡11歳、通算成績220戦45勝、連対率34.5%。
主な勝ち鞍は、15年ばんえい記念、15年北見記念。

長くばんえい競馬を盛り上げてきた古豪も、ついに今回がラストラン。
昨年は連覇を目指すも、障害で止まってしまい、まさかの6着敗退。
春先はなかなか調子が上がらなかったが、近走は障害でもスムーズに二の腰が入るようになり、一昨年の頃の調子を取り戻しつつある。
6走前の帯広記念で2着に激走しているように、11歳ながらも高重量戦なら未だ現役トップクラスの実力馬。
引退レースを制して有終の美を飾れるか。


7枠7番 ホクショウユウキ。
牡8歳、通算成績127戦30勝、連対率35.4%。
主な勝ち鞍は、13年銀河賞、14年天馬賞、14年岩見沢記念。

初挑戦となった昨年は、後方から刻んでの5着。
今季重賞は8、9、5、6、6着とまったく見せ場なく、特に高重量戦では障害のカカリが甘くなる。
昨秋に転厩してから、試行錯誤を繰り返しての調整で徐々に仕上がってきてはいるが、この条件でこのメンバーが相手では厳しいか。


8枠8番 オレノココロ。
牡7歳、通算成績104戦31勝、連対率49.0%。
主な勝ち鞍は、16年チャンピオンカップ、16年オッズパーク杯、16年ばんえいグランプリ、17年帯広記念など。

今回がばんえい記念初挑戦となるが、900キロを超える高重量戦の帯広記念を連覇しており、初めて引く1トンもむしろ歓迎か。
基本的にこの馬は膝が甘く、障害で膝を折る癖があるため、軽量戦のスピード勝負では、その遅れを取り返せないままレースが決着してしまうことも多い。
4市持ち回りで開催されていた時代に比べ、砂の磨耗が激しい今は特に高速決着になりやすく、障害でのわずかな遅れが致命的となる。
そういう意味では、他馬のスピードが極端に鈍る1000キロ戦こそ、この馬にとってベストな舞台とも言えるだろう。


8枠9番 サクラリュウ。
牡7歳、通算成績173戦31勝、連対率33.5%。
重賞での主な勝ち鞍はなし。

これまでの重賞経験は、16年ばんえいグランプリ10着、17年帯広記念4着のみ。
善戦した帯広記念も、勝ったオレノココロより30キロも軽かったことを思えば、同斤1000キロは厳しいか。


■結論

1979年、1981年、1982年のキヨヒメ。
1983年、1985年、1986年のキンタロー。
1995年、1997年、1998年のフクイチ。
1999年、2000年のシマヅショウリキ。
2001年、2002年のサカノタイソン。
2003〜2006年で4連覇を果たしたスーパーペガサス。
2007〜2009年で3連覇を果たしたトモエパワー。
2010年、2012年のニシキダイジン。
2011年、2013年のカネサブラック。

ばんえい記念はその特殊性から、同一馬による複数回優勝が極めて多く、基本的にはリピーターを狙うのが王道とされている。
近3年の勝ち馬はまだ2回目の勝利を果たしていないが、昨年の覇者フジダイビクトリー、一昨年の勝ち馬キタノタイショウは、過去のデータからも軽視できない存在だ。

過去10年の3着以内馬30頭(同一馬がいるので実質23頭)中、ばんえい記念に出走経験があった馬は16頭。
ばんえい記念初挑戦で馬券に絡んだ馬は、その半数にも満たない7頭であった。
いかに舞台経験が重要なレースであるかが分かるデータだが、むろん単に経験していればいいというわけではない。

2回目以降の挑戦で馬券になったばんえい記念経験馬16頭のうち、実に13頭が初挑戦のとき4着以内に健闘していた馬である。
初挑戦ながらも、それなりの見せ場を自ら作っていた馬に好走の資格が与えられるようだ。

また、ばんえい記念初挑戦で馬券になった馬の大半は、同年度の古馬重賞を勝利していた。
桁外れに過酷なばんえい記念。初挑戦でいきなり結果を出すには、現役トップクラスを相手に古馬重賞を制しているぐらいの実績がないとさすがに厳しいのだろう。

以上のデータを踏まえて今回の出走馬を篩にかけると、生き残るのは5頭しかいない。
フジダイビクトリー、コウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、キタノタイショウ、オレノココロ。見事に上位人気5頭である。
どの馬が1番人気になるかさえ分からず、どの馬が勝ってもおかしくない実力伯仲の5頭。
安定感ならニュータカラコマ、舞台実績ならフジダイビクトリー、高重量適性ならオレノココロ、一発あるならコウシュハウンカイ、経験値ならキタノタイショウ。
それぞれ一長一短ある個性派揃いの一戦だけに、白熱したレースになることだけは間違いない。
ここは焦らず、ギリギリまでじっくり吟味してから馬券を買うことにしたい。

今日の南関東が開催されているので、SPATでもばんえい競馬の馬券を購入することができます。
年に一度のばんえい記念。ためしに遊んでみてはどうでしょうか(笑)

悩みに悩んだ。
今日の馬場水分は0.7%、かなり重い馬場。
最後はズブズブの持久戦になるだろう。


本命は、ニュータカラコマ。


一昨年のばんえい記念は、早めに抜け出したフジダイビクトリーがそのまま押し切るかと思われたが、最後の最後で止まってしまい、それを尻目にキタノタイショウが怒濤の追い込みを決めた。
その反省も踏まえ、昨年のフジダイビクトリーはじっくりと控え、ニュータカラコマが抜け出しても焦らずに刻み、ゴール前で差し切って見事に戴冠。
ならば、今年はニュータカラコマの番だ。
確かに突き抜けるだけの決め手には欠けるが、鞍上はばんえい記念を5勝している藤野騎手。必ずや何か策を練ってくるはず。
馬券はニュータカラコマのアタマ固定で勝負!

◎ニュータカラコマ


コメント(12)

競馬場からの風景がこれほど絵になる場所は他にないのではないか。
とにかく、冠雪した日高山脈の美しさにすっかり魅せられてしまった。
屋外席からササッと走り描き。寒くて長時間は描けない・・・。
馬券よりも絵を描きたい衝動に駆られてしまう(笑)
いやいや、せっかく来たのだから馬券を買わねば。
よく分からないけど、圧倒的1番人気の3から4頭に流した3連単で現地一発目の勝負。
オレノココロ、圧勝。
2着争いはキタノタイショウとフジダイビクトリー。

フクドリの荷物がゴール線を越え、今年も全馬完走。
馬券の対象となる上位3頭がゴールしても、観客はその場を離れることはない。
最後の1頭がゴールするまで声援を送り続ける。
昨年はフクドリが障害で膝を折ったまま長く動けなかったが、声援に後押しされて震える脚で荷物を運び切った。
一番書きたかったこれをすっかり忘れていました(笑)

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