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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの天皇賞・春【1】/結論

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■ラップ傾向

[全体ラップ]
09年
13.3−11.7−11.4−12.2−
11.6−11.9−11.9−13.0−
13.0−12.7−12.7−12.2−
11.7−11.8−11.3−12.0
10年
13.3−11.9−12.0−11.5−
12.0−11.6−12.2−13.8−
13.5−12.8−12.6−12.5−
11.8−11.3−11.4−11.5
11年
13.2−11.7−12.9−13.0−
13.4−12.5−12.9−12.6−
13.9−12.6−12.0−12.2−
11.7−11.4−12.1−12.5
12年
13.0−11.6−11.3−11.7−
12.4−11.9−11.9−12.7−
12.7−12.7−12.1−11.9−
11.4−11.7−12.3−12.5
13年
13.0−11.9−11.6−11.4−
11.5−11.6−11.7−12.5−
12.1−12.4−12.5−12.8−
12.9−11.9−11.8−12.6

京都芝3200メートルは、スタート直後で上り坂を駆け上がり、すぐ下り坂に差し掛かるコース。
この1周目の下り坂で加速しすぎると、そのまま暴走してしまう危険があるため、騎手はここでまず何よりも折り合いに専念する。
そのせいか、テンの1ハロン目は毎年13秒台のゆったりとした立ち上がり。
しかし、そこから1コーナー付近までの約6ハロン間は、12.0秒前後の比較的早い持続ラップが刻まれ、向こう正面に差しかかる1600メートル通過地点あたりでペースは落ち着き、

12秒台後半〜13秒台のスローゾーンが4ハロンほど続く。
そして、ラスト5ハロンから再びペースが早くなり、そこからゴールまでのロングスパート合戦に縺れ込むのが、春天の基本的なラップ構成だ。

A:1ハロン→13秒台
B:6ハロン→12.0秒前後
C:4ハロン→スローゾーン
D:5ハロン→最速ゾーン

前半5ハロン通過の平均は61.3秒だが、昨年は5ハロン通過64.2秒という異例の超スローペース。
レアケースだった昨年を除くと、前半5ハロン通過の平均ラップは60.5秒となる。
3200メートルの長丁場ではあるが、前半が比較的早く流れるわりに、ラストも速い上がりが要求されるという、まさに頂上決戦と呼ぶにふさわしいレースである。
春天の基本的なラップ構成は、およそ上記A〜Dの4ブロックで分類できよう。
つまり、12.0秒前後の持続ラップが6ハロン、スローゾーンが4ハロン、11秒前半〜12.0秒の最速ゾーンが5ハロン、そしてテン1ハロン目の13秒台。
この4つのラップブロックが、春天の展開を考察するための基本パーツとなる。
そのときの流れによって、各ブロックの長さ(ハロン数)は変わってくるが、全体の構成としてはこの分割法が最も有効だ。

[前半5F、後半5F推移、上がり3F]
09年 60.2 → 12.2−11.7−11.8−11.3−12.0(35.1)
10年 60.7 → 12.5−11.8−11.3−11.4−11.5(34.2)
11年 64.2 → 12.2−11.7−11.4−12.1−12.5(36.0)
12年 60.0 → 11.9−11.4−11.7−12.3−12.5(36.5)
13年 59.4 → 12.8−12.9−11.9−11.8−12.6(36.3)

上記4分割のうち、ラスト5ハロンに当たるDブロックに着目してみよう。
基本的に天皇賞春のラスト5ハロンは、すべて11秒台〜12.5秒までの速いラップで構成されている。
ラスト4〜5ハロン目で12.8−12.9を刻んだ昨年も、後続を離して逃げたサトノシュレンが早々と失速しただけで、2番手以下は実質例年通りの持続ラップを刻んでいた。
このラスト5ハロンに渡るロングスパートこそ、天皇賞春の最大の特徴と言えるだろう。



■AR共和国杯

[後にG1で活躍したAR共和国杯好走馬]
02年1着 2.30.6(34.3) 53.0キロ サンライズジェガー
06年2着 2.31.0(34.8) 58.0キロ アイポッパー
07年1着 2.30.9(35.1) 54.0キロ アドマイヤジュピタ
07年2着 2.31.0(34.9) 57.5キロ トウカイトリック
08年1着 2.30.8(33.7) 53.0キロ スクリーンヒーロー
08年2着 2.31.0(33.4) 56.0キロ ジャガーメイル
08年3着 2.31.0(33.6) 58.0キロ アルナスライン
10年1着 2.30.0(35.2) 57.0キロ トーセンジョーダン
13年1着 2.30.9(34.7) 56.0キロ アスカクリチャン

東京芝2500メートルは、坂の上からスタートする芝2400メートルに比べて、スタート直後に坂を上がりながら加速しなくてはならない。
そのため、たった100メートルの違いと言えど、実際の距離差以上にタフなレースになるようである。
アルゼンチン共和国杯(以下AR共和国杯)好走馬が、後に長距離G1で活躍するケースが多いのも頷けよう。
過去、AR共和国杯を経由して春天で馬券になった馬は全部で7頭、ジャパンカップを勝利したスクリーンヒーローを含めると8頭に上るが、彼らにはある共通点があった。

それは、AR共和国杯を2分31秒0以内で走破していること。
03年の春天で穴をあけたサンライズジェガーも、しっかりこの条件を満たしている。
AR共和国杯を2分31秒ジャストで駆け抜けるには、12秒台前半のラップをほぼ休まず刻み続けなくてはいけない計算。

昨年の覇者アスカクリチャンも、斤量56.0キロで走破タイム2分30秒9、中団から上がり最速34.7秒なら及第点か。
0.2秒負けたとはいえ、57.5キロのアドマイヤラクティも、決して軽視できない1頭だ。
過去の先達に準えるなら、アスカクリチャンもアドマイヤラクティも、この舞台で激走する下地は整ったと言えよう。

ただし、12年のAR共和国杯を制したルルーシュは、56.0キロを背負って2分29秒9という破格の時計を叩き出しながら、未だG1での好走を果たしていない。
同2着のムスカテールも、翌年の天皇賞春では見せ場なく16着に敗退。
ハイレベルな時計決着が、G1での好走に直結しなかった原因が何だったのかは分からないが、昨年のAR共和国杯組も、同様の結末となる可能性はある。



■結論

[土曜の芝レース]
35.3 → 35.5 1.48.9 3歳未勝利(芝1800)
34.7 → 35.7 1.34.0 3歳未勝利(芝1600)
35.4 → 34.2 1.33.5 古馬 500万(芝1600)
35.1 → 34.6 1.46.5 3歳 500万(芝1800)
36.9 → 34.6 1.59.2 古馬1600万(芝2000)

土曜に行われた芝レースの、前後半3ハロンと勝ちタイムは上記の通り。
いずれも極端なハイペースではなかったが、そこそこ速い時計で決着している。
第10レースの下鴨S(古馬1600万下)は、前半3ハロン通過こそ36.9秒とスローだったが、その後の4〜5ハロン目が11.5−11.6と速く、5ハロン通過は60.0秒の平均ペースだった。
これまで、芝10ハロンでは2分00秒4の持ち時計しかなかったマデイラが、一気に1.2秒も短縮して逃げ切った点を見ても、それなりに速い馬場であることが窺える。

ただし、高速馬場ではあっても、切れ味重視の馬場と決めつけるのは早計だ。
前述の下鴨Sにしても、勝ったのはクロフネ産駒、2着がホワイトマズル産駒で、3着にマイネルラヴ産駒。
ネオユニヴァース産駒の1番人気や、ディープインパクト産駒の2番人気は、揃って着外に敗退した。
未勝利戦や500万条件では、ディープインパクトやフジキセキなどのサンデー系が上位を占めていたが、もしかすると切れ味だけでなく、ある程度のパワーも必要な馬場かもしれない。

内外のバイアスは、やはり内が有利のようで、土曜日も前残り傾向であった。
それでなくとも、春の天皇賞はコーナーを6つ回るレースなので、インの経済コースを通れるかどうかは重要なポイントになるだろう。
すんなり好位につける先行力を持つ内枠の馬が狙い目だ。


本命は、アドマイヤフライト。


今回は最初から、この馬を本命にしようと早くから決めていた。
しかし、昨年のAR共和国杯を検証して、アスカクリチャンが急浮上してきた。
最後の最後まで迷いに迷ったが、最初のインスピレーションを信じて、アドマイヤフライトで勝負する。

中京を含めた関西圏では、【5.3.1.2】と安定性抜群。
それに対して、長距離輸送の中山と札幌は【0.1.0.3】。輸送がダメなのだろうか?
関西圏で着外に敗れた2戦が、いずれも6月だったこと考えると、あるいは暑さがダメなのかもしれない。
もしそうだとすると、全国的に夏のような暑さとなる今日は、この馬にとって厳しい環境となるだろう。

前走の日経賞は、終わってみれば中団より後方で待機していた馬のワンツー。
前半から中盤は緩かったが、ラスト5ハロンから12.2−11.9−11.7−11.1−11.9という速い持続ラップが刻まれる厳しいレースであった。
負けたとはいえ、この終盤で早めに動きながら、5着に踏ん張ったフェノーメノは高く評価できる。

アドマイヤフライトは、外枠から1周目の3〜4コーナーで外を回しながら前へ。
向こう正面でフェノーメノを追いかけるように動いたが、位置取りの差で2周目の3〜4コーナーもかなり外へ振られてしまった。
結果的に、直線失速して5着に敗れた馬に合わせて仕掛けたのだから、厳しい競馬だったことは間違いないだろう。

前々走の日経新春杯は、前半5ハロン通過60.2秒の平均ペース。
中盤12.8−12.5と息が入って、ラスト5ハロンは12.2−12.0−11.9−11.0−11.8の持続ラップを描いた。
終始サフランディライトに競りかけられながら、直線入り口で後続を突き放したサトノノブレスは、最後詰め寄られたとはいえ、ラスト1ハロンを11.8秒でまとめた強い競馬。
そのサトノノブレスより1キロ重いハンデを背負いながら、外を回して上がり最速でクビ差まで猛追したアドマイヤフライトも、直線平坦ならゴールまで失速せず脚を維持できるようだ。

京都替わりに加えて、乗り慣れた福永騎手に手綱が戻るのもプラス材料。
昨年の覇者にダービー馬など、相手は一気に強化されるが、何とか頑張って自身の誕生日を勝利で祝ってほしいものである。
念のため、アスカクリチャンの馬券も少し買っておこうかな(笑)


◎アドマイヤフライト

コメント(14)

待ってましたよ(笑)ノブ屋さんの得意レースですもんね。今年も内枠に面白い馬が入ったのでたのしみです
>>[1]

いやいや、全然得意なんかじゃないですよ。
昨年はまったくカスりもせずに外してしまいましたからね。
今のところ、本命候補は2頭なんですが、どちらを選ぶか悩んでいます。
>>[002]
いくらなんでも内枠の方を買いましょうよ(笑)
>>[003]

いや、どっちも内枠なんですよ(笑)
キズナで良いじゃないですか(笑)
二着、三着は内枠で(笑)長距離の和田は押さえます。
>>[5]

やっぱり、上位4頭は強いですよね。
結局この4頭で決まっちゃいそうな気がします。
和田騎手の馬も、3000メートル以上では安定しているので怖い存在です。
トウカイトリックみたいなタイプかもしれません。
アナタがアドマイヤフライトに◎を打つという予想が当たりました。
>>[007]

おめでとうございます。
さすがノブ屋研究家ですね(笑)
しかし、まさかこんな人気するとは思いませんでした。
意識的なのか無意識なのか福永を選ぶ確率が高いんで簡単に分かりますよ(笑)
>>[9]

そうですか!?
それは自分でも気付きませんでした。
じゃあ、NHKの本命もすぐ分かっちゃいますね(笑)
昨年のAR共和国杯組5着ってもはやあまり関係ないですかね・・・
>>[011]

AR共和国杯が、地味ながらもG1級の底力を要するレースだということは、今でも変わらぬ認識です。
しかし、一昨年の連対馬ルルーシュ、ムスカテールが、ともにG1の舞台で未だ結果を出せず、今回もアスカクリチャン、アドマイヤラクティが散った現状は、真摯に受け止めなくてはいけないと思いました。
確かに、ホッコーブレーブはAR共和国杯5着馬ですが、あのレースで一番強い競馬をしていたようには感じなかったし、少なくとも私にはあの馬を本命にするだけの決め手は見出だせませんでした。
>>[012]
えっ?ホッコーブレーブの日経賞(のラップ)見ました?僕は読売マイラーズのディープ祭りで淀のマイルがディープなら2マイルもディープだという単純な予想でディープばかり買いましたのでハズレましたが、ある別の予想からキズナ固定→ホッコーブレーブ・ゴールドシップ裏表の三連単を百円づつ買いました。

ラップ屋ならばホッコーブレーブは買わなきゃだよ。

それはそうと、東京9レースの千四にセイクリッドレーヴが出てたので、軸にしたら四着ってのが無念でした。馬券になった人気薄の馬は全て買ってたので悔しさ倍増でした。
>>[013]

そうなんですか?
私は日経賞の上位陣は一円もいらないと、バッサリいきましたよ(笑)
このへんが、私と貴方のセンスや眼力の差なんでしょうね。
あの馬の激走を見抜くとは、お見事でした。

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