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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのスプリンターズS【2】/結論

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■結論

[セントウル組]
08年 【0.0.0.8】
09年 【1.0.1.6】
10年 【0.0.0.4】
11年 【0.0.1.7】
12年 【1.1.0.4】

[キーンランド組]
08年 【0.1.1.3】
09年 【0.1.0.3】
10年 【0.0.0.5】
11年 【1.1.0.1】
12年 【0.0.1.3】

近5年で、前走セントウルSから臨戦してきた馬は34頭。
その成績は【2.1.2.29】で、勝率5.8%、連対率8.8%、複勝率14.7%。
それに対して、前走キーンランドCからの臨戦馬は21頭。
その成績は【1.3.2.15】で、勝率4.7%、連対率19.0%、複勝率28.5%。

勝率こそ劣っているが、連対率と複勝率に限れば、キーンランドC組はセントウルS組の2倍近い好走率を誇っている。
10年のダッシャーゴーゴーは、セントウルS経由で本番2位入線ながら降着されたが、これを含めてもセントウルS組は連対率11.7%しかない。
現役最強クラスが顔を揃える重要なステップレースでありながら、セントウルSはそれほど本番と直結していないのだ。

[セントウルS組]
09年4→8人気3着 カノヤザクラ
09年14→6人気1着 ローレルゲレイロ
11年1→7人気3着 エーシンヴァーゴウ
12年2→2人気1着 ロードカナロア
12年4→1人気2着 カレンチャン

[キーンランドC組]
08年2→6人気3着 ビービーガルダン
08年3→2人気2着 キンシャサノキセキ
09年1→2人気2着 ビービーガルダン
11年1→3人気1着 カレンチャン
11年3→9人気2着 パドトロワ
12年7→9人気3着 ドリームバレンチノ

前哨戦→本番ともに馬券圏内好走を果たした頭数に着目すると、セントウルSが5頭中わずか2頭だったのに対して、キーンランドCは6頭中5頭。
ラップを見るまでもなく、前哨戦の上位馬が常に本番でも上位争いを演じている事実は、キーンランドCとスプリンターズSの直結性を雄弁に語っていると言えよう。
むろん、実際にラップを比較すれば、この仮説はより確信に近づく。

[セントウル/前後半3F]
09年 33.8 → 34.0 【−0.2秒】 良
10年 33.9 → 34.1 【−0.2秒】 良
11年 34.1 → 34.4 【−0.3秒】 良
12年 33.2 → 34.1 【−0.9秒】 良
13年 33.8 → 33.7 【+0.1秒】 良

[キーンランド/前後半3F]
09年 33.8 → 34.6 【−0.8秒】 良
10年 33.7 → 34.7 【−1.0秒】 良
11年 33.0 → 35.6 【−2.6秒】 良
12年 33.5 → 34.1 【−0.6秒】 良
13年 34.9 → 36.8 【−1.9秒】 稍重

過去5年における前半3ハロン通過の平均ラップは、セントウルSが33.7秒、キーンランドCが33.5秒(良馬場限定)でそれほどの差はない。
ここで注目したいのは、刻まれたラップの数字そのものではなく、上記の【 】で示した前後半3ハロンのラップ差(+が後傾、−が前傾)である。
前後半3ハロンの平均ラップ差は、セントウルSが−0.3秒なのに対して、キーンランドCは−1.4秒。
前半3ハロン通過の時計自体は大差のなかった両者だが、ラップの前傾度においてはキーンランドCがセントウルSのそれを遥かに上回っているのだ。

前半3ハロン通過が32秒台〜33秒台前半まで高速化するスプリンターズS。
テンのダッシュ力は確かに重要なのだが、それと同じぐらい前傾ラップへの対応力も不可欠な要素である。
例年より遥かに前傾となるラップ差−0.9秒を計時した昨年のセントウルSから、2頭の本番好走馬を輩出したことが何よりの証だ。
これを踏まえて、過去10年のスプリンターズSを改めて振り返ってみたい。

[過去10年のスプリンターズ好走馬]
03年
1着 34.9 → 33.1【+1.8】 15-14 1.08.0 デュランダル
2着 33.6 → 34.4【−0.8】 04-02 1.08.0 ビリーヴ
3着 34.5 → 33.7【+0.8】 13-13 1.08.2 アドマイヤマックス
04年
1着 33.6 → 36.3【−2.7】 01-01 1.09.9 カルストンライトオ
2着 34.8 → 35.8【−1.0】 16-14 1.10.6 デュランダル
3着 34.2 → 36.4【−2.2】 09-09 1.10.6 ケープオブグッドホープ
05年
1着 33.2 → 34.1【−0.9】 03-03 1.07.3 サイレントウィットネス
2着 34.8 → 32.7【+2.1】 15-14 1.07.5 デュランダル
3着 34.2 → 33.4【+0.8】 12-12 1.07.6 アドマイヤマックス
06年
1着 32.8 → 35.3【−2.5】 01-01 1.08.1 テイクオーバーターゲット
2着 33.2 → 35.3【−2.1】 04-04 1.08.5 メイショウボーラー
3着 34.2 → 34.3【−0.1】 14-14 1.08.5 タガノバスティーユ
07年
1着 33.1 → 36.3【−3.2】 01-01 1.09.4 アストンマーチャン
2着 33.4 → 36.1【−2.7】 02-03 1.09.5 サンアディユ
3着 33.4 → 36.2【−2.8】 02-02 1.09.6 アイルラヴァゲイン
08年
1着 34.1 → 33.9【+0.2】 05-04 1.08.0 スリープレスナイト
2着 34.2 → 34.0【+0.2】 07-07 1.08.2 キンシャサノキセキ
3着 34.0 → 34.2【−0.2】 03-04 1.08.2 ビービーガルダン
09年
1着 32.9 → 34.6【−1.7】 01-01 1.07.5 ローレルゲレイロ
2着 33.2 → 34.3【−1.1】 05-02 1.07.5 ビービーガルダン
3着 33.9 → 33.8【+0.1】 13-10 1.07.7 カノヤザクラ
10年
1着 33.3 → 34.1【−0.8】 02-01 1.07.4 ウルトラファンタジー
2着 33.7 → 33.9【−0.2】 09-06 1.07.6 キンシャサノキセキ
3着 34.1 → 33.6【+0.5】 15-12 1.07.7 サンカルロ(4位入線)
4着 33.9 → 33.5【+0.4】 10-06 1.07.4 ダッシャーゴーゴー(2位入線)
11年
1着 33.6 → 33.8【−0.2】 06-06 1.07.7 カレンチャン
2着 33.1 → 34.6【−1.5】 02-01 1.07.7 パドトロワ
3着 33.4 → 34.3【−0.9】 04-03 1.07.7 エーシンヴァーゴウ
12年
1着 33.3 → 33.4【−0.1】 08-09 1.06.7 ロードカナロア
2着 33.1 → 33.7【−0.6】 05-05 1.06.8 カレンチャン
3着 33.4 → 33.5【−0.1】 08-09 1.06.9 ドリームバレンチノ

上記は、過去10年の3着以内馬が刻んだ自身ラップと通過順を振り返ったもの。
【 】は、自身が刻んだ前後半3ハロンの時計差で、+が後傾、−が前傾を表している。

過去10年の勝ち馬10頭中、実に8頭が前傾ラップを刻んでおり、そのうちの6頭が−0.8秒以上の前傾ラップを刻んでいた。
後傾ラップで勝利したのは、03年のデュランダルと08年のスリープレスナイトの2頭。
しかし、08年は異例の平均ラップが刻まれた年なので、そもそも極端な前傾ラップを刻んで飛ばす先行馬が皆無だった。
セーフティリードを保った先行勢を後方から貫くことができたのは、03年のデュランダルのみ。
その鋭い末脚を誇示したデュランダルですら、04年と05年は2着が精一杯だったほど、とにかくスプリンターズSはテンから飛ばした先行馬が圧倒的に有利なのである。

このレースで最も重要なポイントは、序盤の下り坂を利してセーフティリードを保った先行馬が、そのまま押し切ってしまうという点に尽きよう。
下手にペースを緩めてしまうほうが、後方待機勢の餌食となってしまうのだ。
こうなると、もうペース配分や馬の持久力以前に、騎手の胆力が極めて重要になってくる。
『勝てなければ惨敗でもいい』とは、6年前にアストンマーチャンでこのレースを制した際、手綱をとった中舘騎手が云った言葉だが、まさにその覚悟を持てるかどうかが勝負の分かれ目となるだろう。


本命は、フォーエバーマーク。


[函館スプリントS]
08年 32.8 → 35.6 【−2.8秒】
09年 33.8 → 34.7 【−0.9秒】
10年 33.1 → 35.1 【−2.0秒】
11年 33.1 → 34.9 【−1.8秒】
12年 34.3 → 35.1 【−0.8秒】
13年 34.1 → 34.4 【−0.3秒】

少し話が脱線するが、坂を駆け上がりながらの先行争いとなる函館芝1200メートルにおいて、テンから強引に加速していくことはかなりのリスクである。
たとえば、毎年1回函館で開催される函館スプリントS。
近6年のうち、前半3ハロン通過が33秒台前半より高速化したのは08年、10年、11年の3回だが、上記【 】に記した前後半3ハロンのラップ差に目を向けると、3回とも−1.8秒以上の超前傾ラップを描いていることに気付く。
つまりは、それだけ後半のラップが落ち込んでいるということなのだが、該当年の函館スプリントSで先行していたのは、キンシャサノキセキ、ビービーガルダン、カレンチャン、パドトロワといった錚々たる顔ぶれ。
G1で勝ち負けできるほどの彼らですら、後半ここまで大きく失速してしまうほど、函館芝1200メートルで序盤から高速ラップを刻むのは過酷なのだ。
開幕して間もない時期に行われる函館スプリントSですらそうなのだから、連続開催11週目に加えて降雨の影響もあった今年のキーンランドCは相当にタフだったはずである。

[キーンランドC]
13年 34.9 → 36.8 【−1.9秒】 稍重

フォーエバーマークは、決して好発とは言えないスタートながら、手綱をしごいて半ば強引にハナを奪った。
時計のかかる馬場だったので、前半3ハロン通過34.9秒が果たして速かったのか遅かったのかは分からないが、結果的にフォーエバーマークを追いかけた先行勢がすべて壊滅したことを思えば、やはり序盤の消耗はかなり激しかったのだろう。
中盤も先行集団に終始つつかれる厳しい展開だったが、フォーエバーマークは4角で並ばれてから失速するどころか、逆に先行勢を突き放している。
確かにメンバーは弱かったかもしれない。
しかし、−1.9秒の超前傾ラップを自ら刻んで後続を完封したパフォーマンスは、相手関係や時計レベルを抜きにして高く評価できると私は判断した。
世間がこれを、弱メン相手の楽逃げだと思っているのなら好都合だ。

カレンチャン、ロードカナロア、ドリームバレンチノ、パドトロワ、キンシャサノキセキ、ビービーガルダン・・・。
近年のスプリンターズSは、函館スプリントSを経由してきた馬、特にそこで先行していた馬の好走が際立っている。
仮に、スタート直後の上り坂が先行力と持続力の強化に繋がっているのだとすれば、函館スプリントS→キーンランドCを逃げ粘ったフォーエバーマークにも、本番好走の資格は十分にあるはずだ。

そして、ハクサンムーンと接戦したアイビスサマーダッシュ。
言うまでもなく、新潟直千は外ラチ沿いが圧倒的に有利であり、全馬がそこを目指して鬩ぎ合う。
7枠13番を引いたハクサンムーンに対して、フォーエバーマークは痛恨の2枠4番。
7〜8枠の馬が上位を独占する中、フォーエバーマークだけが内枠から連対を確保した。

先行勢で唯一好走したキーンランドC。
内枠から唯一好走したアイビスサマーD。
よくよく振り返ってみれば、フォーエバーマークの近2走は、いずれも不利な条件からの好走劇だったわけだ。

3歳時は路線が定まらずに迷走していたが、古馬になってから崩れたのは、3ヶ月ぶりの実戦だった12年阪神牝馬Sと、8ヶ月の休養明けとなった今年のオーシャンSのみで、残る7戦はすべて馬券圏内をキープしている。
使われながら良化していくと言うよりも、調子を長く維持する能力に長けているのだろう。
こういう馬は総じて競馬に行っても粘り強い。

さらに、鞍上の村田騎手とはデビュー戦を含めて【3.2.1.0】の好相性。
強気の逃げ宣言を信じるわけではないが、下手に引いたら一気に包まれてしまうこの枠なら、多少強引にでも行くしかないだろう。
ハナにさえ立つことができれば、コースの半分以上が下り坂で構成されている中山芝1200メートルなど、フォーエバーマークなら難なく逃げ切れる。


◎フォーエバーマーク

単勝
10000

複勝
10000


コメント(15)

おいおい。まるでハクサンムーンを尻目に村田のフォーエバーが逃げるとでも言いたいのかい?(笑)

この枠だとね…(笑)
>>[001]

この馬はいつも内枠を引きますよね。
今回も内枠を引きそうだなーと思ってたんですが、まさか本当に引くとは・・・。
ただ、ハクサンムーンもそれほど極端な外枠というわけではないので、楽には行かせてもらえないでしょうね。
先ほど新聞を立ち読みしましたが、見事に無印でした(笑)
フォーエバーの人気の低さにちょっとびっくりしてました。
サクラゴスペルと並ぶくらいだと思っていたので。

現時点で、複勝でも4.9〜16倍で狙い目ですね。

自分は、カナロア・ゴスペル・バレンチノとこの馬で!
>>[003]

みんなハクサンムーンとやり合って自滅すると思っているのでしょう。
確かに、ハクサンムーン以外にも強力な先行馬が揃ったので、潰されてしまう可能性は極めて高いと思います。
しかしながら、私はフォーエバーマークの函館適性に賭けてみることにしました。

カレンチャン、ロードカナロア、ドリームバレンチノ、パドトロワ、キンシャサノキセキ、ビービーガルダン・・・。
近年のスプリンターズSは、函館スプリントSを経由してきた馬、特にそこで先行していた馬の好走が増えてきたように感じます。
その理由をずっと考えていましたが、もしかするとスタート直後にある上り坂が、持続力を強化させているのかもしれません。
だとすれば、今年はフォーエバーマークだけでなく、パドトロワにも警戒しておく必要があります。
函館芝1200メートルは、果たした本当にスプリンターズSにリンクするのか?
今日のフォーエバーマークとパドトロワの走りに注目しましょう。
オレも同じようなことを考えてましたわ。内枠まで引いたし(笑)桜花賞で本命だったんだよなぁ。うーん。
ラスト1ハロン、ガクッと落ちるラップが好きな馬は何でしょう?

答え=サンカルロ。
>>[005]

そういえば、高松宮記念も同じ◎でしたっけ?
最近、相性いいですよね(笑)
キーンランド当日は、確かに逃げ切りが連発した馬場でした。
しかし、だからと言って、キーンランドもそうだったとは限りません。
今回はスタート2ハロン目までが勝負です。
>>[006]

ハクサンムーンは、前走勝ってなければ◎候補でした。
高松宮記念は人気薄だったから逃げ切れましたが、ロードカナロアに徹底マークされる今回は厳しい競馬になるでしょう。
それをも覆して、ロードカナロアを封じることができたら、名実ともに新王者の誕生ですね。
そんな結末も期待しています。
>>[007]

ラストそんなに落ち込みますか?
でも、最後の最後でサンカルロが突っ込んでくるようなレースになれば白熱するんですけどね。
>>[011]

ハクサンムーンのスタートが速く、抵抗出来ませんでした。
もう少し出来るかと思いましたが、あそこまで行かれたら無理でしたね。
もう一度、複勝100円ぐらいからやり直します。
皆さん、おはようございます。

いやー、ハクサンムーン強かったですね(笑)
例年通りどころか、それをも上回るハイペースだったにも関わらず、ゴール直前まで先頭をキープする驚異的な持久力。
完全に参りました。

昨日はショックのあまり、文字を打つ気力さえもなく、村田騎手のレース後コメントでお茶を濁してしまいましたが、改めてハクサンムーンにお詫びしたいと思います。



ハクサンムーン様

このたびは、ハクサンムーン様のスタートダッシュの素晴らしさと持久力を軽んじる発言をしてしまい、大変不快な思いをさせてしまいました。
この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。
今後はこのようなことがなきよう、競走馬の競走能力判断には細心の注意を払い、緻密に精査するよう改善する所存ですので、何卒ご容赦いただきますよう宜しくお願い致します。

ダメコミュ管理人
ノブ屋


>>[014]

気づけば、もう今週から府中開催ですね。
いろいろと調べてはいるのですが、なかなか難しいコースです。
とりあえず、今週は毎日王冠で資金を増やしましょう。
減る可能性大ですが(笑)

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