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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの菊花賞【1】/結論

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■ラップ傾向

[全体ラップ]
07年
12.9−11.7−11.7−12.8−11.6−
11.9−13.4−12.6−12.9−12.8−
12.6−12.0−11.6−11.9−12.7
08年
12.9−12.2−11.0−11.7−11.0−
12.2−13.9−13.8−13.5−13.3−
12.9−12.0−11.5−12.1−11.7
09年
12.9−11.5−11.7−11.9−11.9−
12.1−12.6−12.6−12.5−13.4−
12.9−11.7−11.4−12.2−12.2
10年
13.2−11.5−11.8−12.5−12.0−
12.5−13.2−13.0−13.1−12.7−
13.0−12.0−11.8−11.9−11.9
11年
12.7−12.2−12.0−12.0−11.7−
12.3−12.7−12.6−12.4−12.1−
12.9−12.1−11.5−11.6−12.0

[前半3―5F、ラスト5F]
07年 36.3−60.7 → 12.6−12.0−11.6−11.9−12.7(36.2)
08年 36.1−58.8 → 12.9−12.0−11.5−12.1−11.7(35.3)
09年 36.1−59.9 → 12.9−11.7−11.4−12.2−12.2(35.8)
10年 36.5−61.0 → 13.0−12.0−11.8−11.9−11.9(35.6)
11年 36.9−60.6 → 12.9−12.1−11.5−11.6−12.0(35.1)

京都芝3000メートルは、向こう正面の3コーナー手前からスタート。
上り坂の途中からスタートする上に、最初のコーナーまで200メートルしかないため、序盤は比較的ゆったりとした立ち上がりとなる。
しかし、3コーナーに入ってすぐ下り坂に差しかかるせいか、2ハロン目以降からは速めのラップが刻まれる傾向だ。
前半3ハロン通過が36秒台と緩めであるにも関わらず、5ハロン通過が60.0秒を切ることも珍しくないのは、スタート直後で上り坂と下り坂が待っているコース形態によるところが大きいだろう。
ただし、このラップは逃げ馬が後続を引き離して刻むケースが多く、実質的に主となる馬群はこれよりも緩いペースで走っていることがほとんどである。
ようやくペースが緩むのは、1〜2コーナーに差しかかる6〜7ハロン目。
ここから向こう正面を経て、2周目の3コーナーあたりまでは、12秒台後半〜13秒の中弛みゾーンが続く。
3コーナーの下り坂から一気にペースが速くなり、そこからゴールまでのラスト4ハロンは、12.0秒前後の持続ラップのままフィニッシュするのが定番だ。

1〜5ハロン目………激流ゾーン
6〜11ハロン目………スローゾーン
12〜15ハロン目………スパートゾーン

上記のように、菊花賞というレースは、前半5ハロンの『激流ゾーン』 → 中盤6ハロンの『スローゾーン』 → ラスト4ハロンの『ロングスパートゾーン』という、3つのブロックで構成される形が基本。
年によっては、中弛みが5ハロンになったり、ラストスパートが5ハロンになったりと、各ゾーンで若干のズレは生じるのだが、中盤のスローゾーンを挟んで、序盤と終盤のラップが早くなるという構成は、どの年も共通しているようだ。
つまり、菊花賞のラップは、序盤の5ハロンと終盤の4ハロンの合計9ハロン(1800メートル)にのみ集約されているということであり、中盤のスローゾーンで折り合いさえつけば(スタミナを温存できれば)、1800メートルしか好走歴のない馬でも、上位争いできる可能性は大いにある。
きさらぎ賞勝ちのアサクサキングスや、スプリングS?着のフローテーションが菊花賞で激走したのも、菊花賞特有のラップ構成に起因していると言えよう。

[上位馬の通過順]
07年 1着 05-05-05-02 2着 06-06-06-05 3着 11-11-13-14
08年 1着 12-12-10-02 2着 12-12-13-16 3着 04-04-03-02
09年 1着 03-03-05-04 2着 09-07-09-07 3着 07-07-09-07
10年 1着 03-03-02-02 2着 13-13-10-10 3着 04-04-03-03
11年 1着 10-10-06-03 2着 18-18-16-14 3着 11-12-08-06

過去のラップと照らし合わせながら、好走馬の通過順を振り返ってみた。
ラスト4ハロンが大きく落ち込まないということは、それだけ先行馬や好位集団が失速しにくいことを意味しており、これを後ろから差し切るのは至難の業。
近5年の勝ち馬すべてが4角で4番手以内まで上がってきているように、菊花賞を勝つには直線入り口で先頭を射程圏内におさめておかなくてはならない。
先行力のない馬でも、3角からマクってこれれば問題はないのだが、ラップが速くなるスパートゾーンで後方から外を回して上がっていき、そのままゴールまで押し切るには相当な持続力が要求されるだろう。

[上位馬の枠順]
06年 8 → 7 → 3
07年 5 → 6 → 2
08年 7 → 1 → 3
09年 1 → 2 → 6
10年 3 → 5 → 6
11年 7 → 7 → 1

菊花賞を予想する上で、ラップ適性や距離適性よりも重要なファクターが枠順である。
スタート直後にコーナーを迎えるコース形態なので、すんなり馬場の内側をキープできる内枠が圧倒的に有利。
走る距離が延びれば、それだけコーナーを回る回数が増えるわけで、いかに距離ロスが少ない内側を確保できるかが重要なポイントとなるわけだ。
特に先行馬は内枠がとれないとかなり厳しく、08年3着のナムラクレセントも3枠、09年1着のスリーロールスが1枠、10年1着ビッグウィークが3枠と、近年で先行策から馬券圏内に粘った先行馬はすべて3枠より内側からのスタートだった。



■結論

毎年、菊花賞の時期になると血統の話が耳に入ってくる。
血統に疎い私には、それを馬券に活用することができないのだが、最も古い予想法の一つでありながら、未だ一線で活躍している血統というファクターが持つ実用性の高さは言うに及ばず。
血統が先天的な『距離適性』を計るバロメーターなら、後天的な『距離矯正』をイメージする指標は、早い段階における陣営のレースチョイスだ。
つまり、マイル路線に進むのか、クラシックの王道を歩ませるのか、その決断が迫られる3歳春に、そのいずれにも属さないレースをあえて使っている陣営の意図である。

例えば、2月下旬の1回阪神2日目に組まれている、阪神芝2200メートルのすみれS。
皐月賞に照準を定める有力馬たちの大半は、すみれSの翌週から行われるトライアルを始動戦に選び、マイル路線を歩もうとするグループも、2月末なら同週のアーリントンCに出走するだろう。
むろん、確実な賞金加算のために強豪不在のレースを選択するという意味もあるだろうが、この時期に2200メートルのすみれSを使う陣営の判断には、別の意図が含まれているようだ。

[すみれS出走馬の長距離G1実績]
03年すみれ?着 → 03年菊花賞?着 リンカーン
04年すみれ?着 → 06年天皇賞?着 ストラタジェム
06年すみれ?着 → 08年天皇賞?着 アドマイヤジュピタ
07年すみれ?着 → 07年菊花賞?着 アルナスライン
08年すみれ?着 → 08年菊花賞?着 フローテーション
09年すみれ?着 → 09年菊花賞?着 フォゲッタブル

振り返ってみれば、過去10年のすみれSから後の長距離G1好走馬が6頭。
05年や11年(10年は後の長距離G1出走馬なし)など空振りの年もあるにせよ、単なるオープン特別でありながらこの実績は特筆に値しよう。
ほとんどのレースが1200〜2000メートルで組まれている3歳春の時点で、あえて2200メートルのレースを使った陣営の判断は間違えていなかったということになる。

[すみれS/全体ラップ]
03年 12.9−12.2−12.3−13.0−13.7−13.5−12.7−12.1−11.7−11.1−11.7 稍重
04年 13.0−11.8−12.0−13.2−13.4−13.2−13.3−12.2−11.6−11.1−11.6 重
06年 12.5−11.9−12.7−13.7−13.7−13.8−13.3−12.3−11.6−11.2−12.3 不良
07年 12.7−12.0−12.3−12.3−13.1−13.1−13.1−12.1−11.2−11.4−11.7 良
08年 13.1−11.5−11.7−12.7−12.8−12.8−12.9−12.8−11.7−11.4−12.0 良
09年 12.5−11.6−12.3−13.6−13.8−13.3−12.9−12.5−11.7−11.4−12.0 良
12年 13.6−12.3−11.8−13.6−13.6−13.5−12.8−12.5−11.6−11.3−12.3 良

ラップ的見地からも、すみれSと長距離G1との関連性は説明が可能だ。
上記は、後のG1好走馬を輩出した年に刻まれたラップだが、いずれも4ハロン目から一気にペースダウンし、ラスト4ハロン目からスパートがかかっていることに気付く。
これは菊花賞や天皇賞春の定番である、中盤のスローゾーンを挟んで序盤とラストが速くなるラップ構成に酷似。

長距離G1を戦う上で最も重要なのは、スタミナなどの肉体的特性よりも、この緩急の激しいペース変化に対応できる気性である。
まだ幼さが残る3歳のこの時期に、これだけ高度な気性が試されるレースを経験していることは、後々大きな意味を持つだろう。
今年のすみれSも、3→4ハロン目で11.8→13.6秒と急激にペースが落ち込み、そのあとは13.6−13.6−13.5−12.8の超スロー。
例年通り、精神的な忍耐力が問われたレースであったのならば、後の大舞台を見据えて陣営が8ヶ月前に打った布石は、ここで開花する。
すなわち、そのベールを脱ぐときが来たのだ。


本命は、ベールドインパクト。


[通過ラップ]
59.1 − 1.11.0 − 1.23.4 − 1.35.7 − 1.47.9 − 2.00.0 − 2.11.8 − 2.23.6 オークス
59.1 − 1.10.8 − 1.23.0 − 1.35.4 − 1.47.7 − 1.59.4 − 2.11.4 − 2.23.8 日本ダービー

秋華賞のトピックでも触れた通り、今年のダービーとオークスは勝ちタイムがわずか0.2秒差、道中で刻まれたラップ推移もほぼ同じであった。
ダービーを制したディープブリランテが好位抜け出しだったのに対し、オークスのジェンティルドンナは最後方からの大外一気。
同じラップ推移のレースで決まり手がここまで異なるとなれば、当然勝ち馬が刻んだラップも大きく違っていたのだろうと思ってしまうが、実際はそうではない。

[自身ラップ]
60.2−1.49.3 → 34.5 04-04-03 ディープブリランテ 
61.0−1.49.4 → 34.2 14-14-15 ジェンティルドンナ

前半5ハロン通過こそ約0.8秒のラップ差が生じているが、残り3ハロン地点の1800メートル通過ラップはわずか0.1秒差。
自身上がりもほぼ同じ時計をマークしており、つまり両者は同じような脚の使い方をしていたことになる。
3番手以下を大きく引き離して単独2番手を追走していたトーセンホマレボシが、後方からの追撃を凌いで?着に粘った今年のダービー。
もちろん、トーセンホマレボシの驚異的な持続力があってこその好走だったことは疑いようがないが、それでも3番手以下の馬たちがダービーで体験した質感は、ディープブリランテとジェンティルドンナのラップ比較からもイメージできよう。
もし仮に、通過順04-04-03のディープブリランテが、実は通過順14-14-15の追い込み競馬をしていたということになれば、ダービーでディープブリランテより後ろにいた馬たちは、まったく競馬をさせてもらえなかったことになる。

[勝ち馬とのラップ差]
2着 1.49.9(0.5差) → 2.23.8(0.0差) フェノーメノ
4着 1.50.2(0.9差) → 2.24.0(0.2差) ワールドエース
5着 1.50.2(0.9差) → 2.24.0(0.2差) ゴールドシップ
6着 1.49.9(0.5差) → 2.24.1(0.3差) コスモオオゾラ
7着 1.49.6(0.3差) → 2.24.3(0.5差) トリップ
8着 1.50.4(1.1差) → 2.24.4(0.6差) エタンダール
9着 1.50.5(1.2差) → 2.24.4(0.6差) ベールドインパクト

上記は、1800メートル地点でのディープブリランテとのラップ差と、走破タイムの時計差を比較したものだ。
?着馬フェノーメノは、残り3ハロンだけでディープブリランテとの差を0.5秒縮め、最終的にハナ差まで猛追したが届かず。
ワールドエースとゴールドシップは、ラスト3ハロンで0.7秒も時計差を詰めている。
世代屈指の切れ味と持続力を持つ両馬ですら、600メートルの間に追撃できるのはこれが限界であった。
ましてや、その2頭よりも後ろにいた馬たちなど出番がなくて当然であろう。
そんな中にあって、ベールドインパクトは残り3ハロンで勝ち馬との位置関係を1.2秒差から0.6秒差まで縮めており、実は前記??着馬に匹敵する見せ場を作っているのだ。

大久保龍志師と言えば、四位騎手とのコンビで菊花賞を制したアサクサキングスが真っ先に思い浮かぶが、私にとってはエリモエクスパイアの記憶が鮮明である。
エリモエクスパイアが?着に激走した07年天皇賞のときも、前走の日経賞は1.3秒差の?着惨敗。
折り合いを欠いたことが敗因と踏んだ陣営は、新たに迎えた鞍上福永騎手とともに徹底的に折り合い重視の調整を施し、本番での巻き返しを果たした。

確かに数字だけ見れば、神戸新聞杯の1.9秒差?着は負けすぎの感が否めない。
しかし、本番を見据えての折り合いに専念していたとしたら、エリモエクスパイアの再現、いやそれ以上の結末も十分あり得よう。
長距離G1に実績ある厩舎が、2月の段階ですでにその長距離適性を見抜き、来たる秋の大舞台に備え、長い時間をかけて長距離仕様の鍛錬を積んできた。
そのベールの奥に隠されたステイヤー資質を爆発させる日が、ついに訪れたのである。


◎ベールドインパクト



コメント(48)

枠。


なるほど!


◎ゴールドシップ

○フェデラルホール
◎(1着) 1ゴールドシップ
○(2着) ディープ産駒以外
▲(3着) ディープ産駒
>>[009]

菊花賞で枠順は重要ですよ。
長丁場とはいえ、最初の数百メートルで位置取りが決まってしまうレースですからね。
そして、距離に関わらず、一度決まった隊列を自ら崩すのは簡単ではありません。
>>[010]

私は、◎1頭を調べるのが精一杯でした(笑)
いろいろ気になる馬はいましたが、今日はベールドインパクトの馬券だけを握りしめて、3分間を楽しみたいと思います。

お久しぶりです!

ゴールドシップではないんですね(>_<)

いつだったか、京都1800(萩S)とリンクする、というお話があったのを記憶しています。(イグゼクティブだっかな?)
結論楽しみにしていました(^-^)/

僕もベールドインパクト買ってます。
◎は秋山です!

今年の菊花賞も楽しみましょう!
>>[13]

ゴールドシップのことは、今でも愛しています。
しかし、私が一度◎を打って馬券になった馬は、私が◎を打っている限り勝てません。
勝ってほしいからこそ、私はあえて◎を打たず、馬券も買わずに応援します。

萩Sとのリンクは、フローテーションのときですかね?
あのときは、たまたま展開がハマっただけでした(笑)
母父リアルシャダイという血統背景も、今ほど注目されてませんでしたよね。

今年は、タガノビッグバンやエタンダール、ユウキソルジャーなど、いろいろ悩みに悩みました。
結局は、陣営が早い段階(3歳春)から長距離適性に期待し、長い時間をかけてステイヤー仕様の調教を重ねることによって、後天的に長距離資質が磨かれているという可能性に賭けて、ベールドインパクトを本命にしました。

おそらく、すみれSというレースは、そういうレースなんじゃないかと感じたんですよね。
実に興味深い考察でした。本音を言うとニヤニヤしながら読ませていただきました。というのも私もベールドインパクトに行き着いた人間ですが、それとは違ったアプローチでこうして行き着く先が一緒だったというのは本当に面白いなぁと思って読んでました。その中でもすみれSと長距離G1の関連性は唸りましたよ!

故障馬が相次いだダービー上位組。幸か不幸かダービーで競馬させてもらえなかった馬の巻き返しをぜひここで見せてもらいたいもんです。
さすがだなだノブりん。読ませますなぁ。当たるかは別の話しだけど。
>>[15]

いやいや、何をおっしゃいますか。
すべての出発点は、オペラさんがご自身の日記やコミュで書かれていた、『ディープブリランテとジェンティルドンナは同じ位置だった』という発見です。
この事実は、私が菊花賞を予想する上で、最も重要なポイントとなりました。
ディープブリランテの好位抜け出しが、実は追い込み競馬だったのなら、ダービーで後方から差し届かなかった馬たちの巻き返しは十分に期待できます。

それでも、エタンダールやベールドインパクトなど、いかにも走りそうな馬がたくさんいて、そこから1頭に絞るのは至難でした。
ベールドインパクトにしかない強調材料ということで、すみれSに着目してはみましたが、果たしてそれがどこまで正しいかは自分でも分かりません。
ここまできたら、とことんレースを楽しみたいですよね。
>>[016]

そうなんですよ。
予想がさっぱり当たらないので、せめて文章ぐらいはきちんと書かねばと必死でした(笑)
いつも乱文を読んで頂き、ありがとうございます。
ベールドインパクトですか!

私も、すみれSを出走した馬が後に重賞レースで 馬券に食い込む事は調べて解っていましたが…。

ここまでの分析は「さすが!」の一言です。


頭が下がるばかりです。


当てたいですねウマ
>>[019]

キングカメハメハやゼンノロブロイなども、すみれSを経由してG1馬へ出世しましたもんね。
萩SやエルフィンSなど、2〜3歳限定のオープン特別には、重賞に匹敵するぐらい、後の一流馬を輩出するレースがありますが、すみれSもその一つでしょう。
ただ今回は、すみれSの質感やレースレベルなどではなく、あの時期にすみれSというレースを選んだ陣営の意図、つまり早い段階で長距離向きの馬だと判断していた点を重要視しました。
あとは、ただ静かにレースを待つだけですね。
なるほど電球
ベールドインパクトですか。

私はよくわからないので、
前に行く馬を買いました(笑)
>>[021]

私もよく分かりません(笑)
あとはもう運を天に任せるだけですね。
今回は先に言っておきます。
ごちそうさまです!(笑)
>>[023]

いやぁ、差されちゃいましたね。
ハナ差だから、これは仕方ない。
ハナ差ではなく、アタマ差でしたね。
エタンダール、ベールドインパクト、タガノビッグバンの3頭で月曜日から悩みに悩み、何度もレース映像とラップを見直した末、最終的に1頭に絞った◎ベールドインパクトが、見せ場たっぷりのアタマ差4着。
今週は疲れ果てましたが、久しぶりに競馬を楽しむことができました。
皆さん、ありがとうございます!
羞恥プレイのようなヘタレ馬券当てました…。
>>[026]

おぉ、プラスじゃないですか(笑)
これもある意味、勇気が必要な馬券ですよね。
おめでとうございます!

来週は、いよいよスワンSですよ。
毎年、私が真っ向勝負を挑み、毎年ふた桁人気馬が激走しているのに、毎年やられてしまう因縁のレース(笑)
ダークシャドウで鉄板の秋天には目もくれず、今年もスワンSに全力投球いたします!
6倍もつくのならゴールドシップとのワイドでよいはずなのですが・・・

やはり自分は馬券が下手で困ってしまいます。
>>[28]

馬券は、欲との折り合いをつけるのが難しいですよね。
欲がなさすぎてもダメだし、欲をかきすぎてもダメ。
私は単複のみなので、どうしても◎を1頭に絞らなくてはならず、今回のように2番手以下が大混戦のときは本当に頭を抱えてしまいます。

四位、夢みたな。勝ちにいったのと、道中うまかったな。仕掛けはあれで良かったと思う。秋山とは待ったか待たなかったか。悪くなかったよな。
>>[30]

私としては納得の騎乗でした。
直線入り口で一度先頭に立ったときは、私も夢を見ましたよ(笑)
後ろから来たスカイディグニティとユウキソルジャーに差されたのは仕方ないにしても、まさかゴールドシップがあそこから再度突き放すとは・・・。

四位騎手は、タップダンスシチーが勝った宝塚記念でも、今日のような競馬をしているんですよね。
私は、四位騎手の◎シルクフェイマスが本命でしたが、タップダンスが早めに仕掛けて先頭に立ったとき、誰よりも早く動いてこれを捕まえに行ったのが四位騎手でした。
あのときも、4コーナーでは『勝った!』と確信したんですけど、ゴール前で突き放されましたね(笑)

私もユウキソルジャーとベールドインパクト狙いだったので、直線は夢を見ました。
マーベラスさんおっしゃる通り、勝ちにいった良い騎乗でしたね。
(レース後のコメントみると、本人は納得してないみたいですが)


スワンSに全力投球というノブ屋さんのコメントに脱力(笑)
あのですね、オウケンブルースリが一番人気で勝った菊花賞の三連単が52万オーバーでした。


今回、どう考えてもゴールドシップが勝つという結論でしたので、適当に三連単で爆穴を狙った馬券を買った次第です。

個人的にはなかなか良いレースだったと思います。
残念な事に4着…げっそり

仕方ないですね涙

秋天は◎3歳馬の2頭どちらかに印します。

10年振りの3歳王者誕生!

シンボリクリスエスは中山開催でしたが…。

スワンSはアドマイヤセプターです。(紐荒れ)期待です。

>>[32]

本人は納得してないようでしたか。
それだけ勝てる自信があったということでしょう。
四位騎手は、あまりレース前にリップサービスをするタイプではありませんが、レースでの乗り方を見ていると、1番人気の馬に対しても『こんな馬は大したことない』と言っているかのように強気な騎乗をすることがありますよね。
今回も『ゴールドシップ恐るるに足らず』という気概がビシビシ伝わってくる競馬でした。

私としても、秋天に集中したのはやまやまなんですが、私とスワンSの因縁は今年で6年目を迎えまして。
もう避けては通れない道なのです(笑)
しかし、6年も経つとデータ傾向が少しずつ変わってくるようで、さすがに今年は新しいアプローチで攻めないといけないかもしれません。
>>[33]

ダービー1〜4着馬が回避という手薄なメンバー構成。
ただ勝てばいいというだけでは済まされない状況となった中、内田騎手はファンが期待する以上に強い競馬で勝利してくれました。
こうなると、同世代対決よりもオルフェーヴルとの直接対決が待ち遠しくなります。
ベールドインパクトが3着に残れば、3連単は約2倍の238倍だったんですけどね(笑)
>>[34]

狙った馬が僅差で4着・・・。
結果としては惜しいんですが、これギャンブルとしては最悪の結果なんですよね。
こういうときは、何をやってもあと僅かのところで金が手元から逃げていくものです。
最終レースを買う資金は残っていましたが、これ以上は続けるべきではないと判断し、今日は菊花賞だけで終わりにしました。

世代最強のオルフェーヴルこそ不在ですが、よくよく見たら秋天はけっこうな豪華メンバーですね。
毎日王冠でワンツーした3歳勢に加え、トーセンジョーダンやダークシャドウなど、古馬の一線級も多数参戦。
また1週間退屈せずに済みそうです。
■回顧

[全体ラップ]
13.0−11.9−12.2−12.2−11.6−
11.6−12.6−12.5−12.3−12.2−
12.5−12.2−11.9−11.8−12.4

[各5F]
60.9 − 61.2 − 60.8

テンの1ハロン目こそ13.0秒という遅い立ち上がりだったが、それ以降はゴールまで一貫した持続ラップが刻まれた。
特筆すべきは、馬群が比較的かたまった状態だったことだ。
例年の菊花賞だと、先団1〜3頭が飛ばす形になったりするため、実質的に後続が刻むラップは表記上のレースラップより遥かに緩いのだが、今年は全馬がレースラップとほぼ同じペースで走っていたことになる。
もしかすると、例年の菊花賞を知っている人は、この凝縮した馬群を見てスローペースだと感じたのではないだろうか。

1周目のホームストレッチから1コーナーに差しかかるまでの2ハロン間、つまり11.6−11.6秒が刻まれた5〜6ハロン目。
本来なら、逃げるビービージャパンが2番手以下を引き離していくはずなのだが、逆に先行集団はここでビービージャパンとの差を詰めに行っている。
逃げ馬が加速したところを追いかけたのだから、先団を形成していた6頭が揃って??????着に大敗したのも当然であろう。

ゴールドシップが動いたのは、1分58秒を計時したあたり。
2000メートル通過より約4秒ほど速いタイミングで加速し、残り3ハロン地点に当たる4コーナーではすでに先頭に並びかけていた。
つまり、ゴールドシップは残り5ハロン手前からスパートをかけ、逃げ馬が刻む12.2−12.5−12.2より速いラップを刻んで先団を捕まえに行き、さらにラスト3ハロンを11.9−11.8−12.4でまとめたことになるわけだ。
正確な数字は分からないが、もしかするとゴールドシップは10〜14ハロン目の5ハロン間を、すべて11秒台のラップで駆け抜けていたかもしれない。

ゴールドシップが仕掛けたのを見て、ベールドインパクトの四位騎手もひと呼吸置いてから追い出しに入ったが、さすがにこの持久力は計算外だったであろう。
上位?〜?着馬までの自身上がりは、35.9〜36.4秒でほとんど差がなく、上位7頭の2角通過順は17→12→12→15→15→14→18と、すべて序盤で後方にいた馬たちである。
これだけを見ても、今年の菊花賞がいかに過酷なレースだったか想像に難くない。

もう一度書こう。
ゴールドシップは、この一切緩むことのない持続ラップを後方から追いかけ、残り5ハロン手前で一気にスパートをかけた。
そして、逃げ馬が刻む12.2−12.5−12.2より速いラップを刻んで先団を捕まえに行き、さらにラスト3ハロンを11.9−11.8−12.4でまとめたのだ。

これを怪物と呼ばずして、何と呼ぶのか。
まだ見直してないけど、みんな引っ張ってたように見えたのはなんでだろ?かなり行きたがってる馬がいたような…1000m通過が表示されて確かに、え?っと思いましたよ。あの馬群ですからねぇ。速いからみんな引っ張ったのか。

まぁでも追い込み競馬だから速かったんでしょうけど。
>>[41]

前半4F推移]
07年 12.9−11.7−11.7−12.8(36.3−49.1)
08年 12.9−12.2−11.0−11.7(36.1−47.8)
09年 12.9−11.5−11.7−11.9(36.1−48.0)
10年 13.2−11.5−11.8−12.5(36.5−49.0)
11年 12.7−12.2−12.0−12.0(36.9−48.9)
12年 13.0−11.9−12.2−12.2(37.1−49.3)

私も1000通過表示が出るまで、絶対にスローだと思いました。
実際、序盤は遅かったんですよ。
3ハロン通過37.1秒、4ハロン通過49.3秒は、過去6年で一番遅いですから。
だから、もしかすると馬も騎手も、最初はスローに感じたのかもしれません。
このレースを過酷に変えたのは、やはり正面スタンド前から1コーナーに差しかかるときの、11.6−11.6の加速ポイントでしょうね。

みんなスローだと思って、ビービージャパンを捕まえに行ったが、実はそのときビービーは加速していたのか・・・。
あるいは、逆にみんなが捕まえに行ったから、ビービーがたまらず加速してしまったのか。
いずれにしても、最初にレースが動いたのは、5〜6ハロン目の11.6−11.6だったと思います。
そして、さらに後半でゴールドシップが強引に動いて、ただでさえ過労で止まりかけている先行集団にプレッシャーをかける。

あまりにも破天荒な勝ち方だったので、最初は高速馬場などを疑ったりもしましたが、ラスト1ハロンが12.4秒まで落ち込んでるところに、私はリアリティを感じました(笑)
申し訳ありません。
寝ぼけながら書いたせいか、あまりに誤字脱字が多く、何度も書き直してしまいましたあせあせ(飛び散る汗)
>>[46]

なるほど。前半は遅かったワケですね。パトロールを見た時、あの四位がえらい折り合いに苦労していたのでおかしいなぁ?と思ってたんですよ。

で、ゴールドシップは結局こういうレースが得意じゃない。それがベストパフォーマンスだとすると、長い末脚がすごいというのはわかるんだけど、それを出せるような状態というか、なんちゅーか一番楽してたよなぁって思ったんすよねー。ミスターシービーみたい。
>>[47]

結局はゴールドシップの土俵でしたからね。
ゴールドシップは、後半自ら動いて超ロングスパート合戦に持ち込みました。
展開に関わらず、後方からでも自分から動いてレースを支配できるということを見せつけた競馬だったように錯覚してしまいますが・・・
5〜6ハロン目の11.6−11.6という、先行馬にとっては自滅同然とも言える乱暴な加速がなければ、あるいはあの強引なマクり押し切りも決まらなかったかもしれません。
いや、あの11.6−11.6は、ゴールドシップにとってはかなり大きな勝因だったはずです。
そういう意味では、まったく展開の助けがなかったわけではありませんでしたよね。

それを加味しても、やっぱり一番強い競馬をしたのは勝ち馬だったと思います。
ただ、スカイディグニティも道中はゴールドシップより前にいて、外からゴールドシップが上がっていくのを見て、一緒に仕掛けて上がって行ってるんですよね。


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