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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの東京優駿【3】/結論

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■土曜日の馬場

[芝1400]
35.0 → 34.3 1.20.9 3歳500万下(オークス週)
34.8 → 35.1 1.21.8 3歳未勝利

[芝1600]
34.3 → 35.5 1.32.9 古馬500万下(オークス週)
35.4 → 34.4 1.33.9 古馬1000万下

[芝1800]
35.6 → 34.4 1.46.3 3歳500万下・牝(オークス週)
36.1 → 34.0 1.48.2 3歳500万下

先週のオークスでマークされた勝ちタイム2分23秒6は、従来のレースレコード2分25秒3を、実に1.7秒も更新する破格の時計。
芝1800メートルで行われた3歳500万クラスの牝馬限定戦が1分46秒3、古馬500万クラスの芝マイル戦が1分32秒9、古馬準オープンの芝7ハロン戦が1分19秒6。
先週の東京芝はとにかく時計が速く、クラスや距離に関係なく高速決着が相次いだ。
それだけ馬場が速かったということだが、本日行われた芝レースはそれほどでもなかったようである。
ペース差があるので厳密な時計比較はできないが、それでも超高速馬場だった先週に比べると、まずまず健全な(?)時計だ。
ただし、内有利のトラックバイアスは先週同様、変わっていない模様。
明日になって、馬場傾向が変化している可能性はあるし、皐月賞のときとは逆に有利なインへ他馬が殺到するのを尻目に、今度は大外から意外な馬が突っ込んでくる可能性も大いにあるだろう。



■結論

1989年4月25日、門別の小さな牧場で1頭の仔馬が生まれた。
従業員もおらず、繁殖牝馬が10頭ばかりいる程度の、典型的な日高の中小牧場。
当然、リーディング上位の高額種牡馬などつけられるはずはなく、その栗毛の仔馬も無名の父と母から誕生した地味な馬だった。

サラブレッドは、未勝利馬もダービー馬も、すべて由緒正しき血脈を経て生まれてくる。
いかなる馬も、その体内に宿る血を遡っていけば、必ず歴史的名馬にたどり着くわけで、そういう意味では血統に一流も三流もないのかもしれない。
しかし、父マグニテュード、母カツミエコーという血統背景から生まれたこの仔馬は、実際にこの時点では誰からも見向きもされなかった。
戸山為夫という、老伯楽を除いては・・・。

『馬が持って生まれた素質は変えられない。人間に出来ることは、その素質をどこまで最大限に発揮させてやれるかだ』

そう考えていた戸山師は、彼の代名詞ともされる過酷なスパルタ調教によって、極限まで馬を鍛え上げる方法論を信念とし、実践してきた。
また、心肺機能を著しく強化できる上、脚部への負担が少ない坂路コースのメリットを、戸山師は誰よりも早く理解し、積極的に活用していたので、いつしか人々は師を『坂路の鬼』と呼ぶようになった。
栗毛の若駒も、戸山師のもとで何度も何度もひたむきに坂路を駆け上がっていたが、この坂路調教によって戸山師は、この若駒の心肺能力と肉体の丈夫さが尋常でないことに気付く。

自らの信念であるスパルタ調教によって、それまで何頭もの期待馬を故障させ、そのたびに無念の涙を呑んできた戸山師。
しかし、ついに出会ったのだ。
日高の中小牧場で生まれたこの地味な若駒こそ、戸山師が長年培ってきた調教理論の完成形を体現する、待望の逸材であった。
3年後、名もなき原口牧場にダービーの栄冠をもたらすことになる、2冠馬ミホノブルボンである。

あのダービーから20年。
今年も、日高の中小牧場で生まれた1頭の馬が、最高峰の舞台に駒を進めた。

出口牧場も、ミホノブルボンが生まれた原口牧場と同じく、家族経営の中小牧場だ。
しかし、現在の日高地方の生産者が置かれている境遇は、ミホノブルボンの時代より遥かに厳しい。
昭和の時代から長く日本競馬を支えてきた、カントリー牧場やオンワード牧場といった名門ですら、後継者難で暖簾をたたむほどの苦境である。
そんな状況の中、ギリギリのところで耐えながら細々と経営している小さな牧場にとって、名もなき馬がクラシックで活躍する姿は、何より励みになるだろう。

原口牧場のサクセスストーリーは、ミホノブルボンの祖母ハイフレームとの出会いがすべての始まりだったと言う。
かつて、原口圭二氏が実家の牧場を継ぐために修行していた藤正牧場から、ハイフレームを引き取ったことが、奇跡の起点だったのだ。
出口牧場も、小林英一オーナーを介して、岡田牧場からパストラリズムという牝馬を預かったことで、運命が動き出した。
パストラリズムはポイントフラッグという牝馬を産み、やがてポイントフラッグは1頭の芦毛馬を産む。

ミホノブルボンがそうだったように、その芦毛馬も育成時代はそれほど注目されていなかった。
しかし、育成牧場の閉鎖や東日本大震災など、度重なる災難にもめげることなく健気にトレーニングをこなす姿勢は、スパルタ調教を平然と消化していたタフで丈夫なミホノブルボンと、どこか重なる。
日高の未来を背負い、ひたむきに走る雑草魂・・・。


本命は、ゴールドシップ。


私もそれなりに競馬歴が長いのだが、ダービーに対して特別な思いを抱いたことは、正直あまりなかった。
むろん、ホースマン達にとってダービーというレースがどういう位置づけなのかは理解していたが、関係者たちの想いを自分の◎に投影させたことは殆どない。
ダービー馬を探すというよりも、他の重賞レース同様、3着以内に絡むかもしれない馬を模索するという、あくまで穴狙いのスタンスだったのだ。
しかし、ある競馬仲間と知り合ってから、ダービーの見方が大きく変わった。

氏は、ダービーだけでなく、他のレースでも常に勝つ馬に◎を打つ単勝派だが、ダービーに対する想いは特別だ。
『ダービー馬は、生まれたときからダービー馬になる運命である』と云う氏は、新馬戦から翌年のダービー馬を探している。
ゴールドシップも、昨年の札幌2歳Sで氏のお眼鏡にかなった1頭であり、私も氏を介してゴールドシップの存在を意識し始めた。

大外を回しながら2着に猛追したラジオNIKKEI杯で、ゴールドシップの凄さを理解した人は、おそらく沢山いるだろう。
しかし、札幌2歳Sですでにこの馬の潜在能力を見抜いていた人は、ほとんどいなかったのではないか。
氏のおかげで、私はダービーというレースの重みを改めて知ることができたし、氏のおかげでゴールドシップにも出会えた。

現地参戦に固執しない私が、ただその馬を見たいがために、わざわざ混雑するG1開催の競馬場に足を運ぶなど、いつ以来だっただろうか。
もちろん、ダービーも会いに行きたい。行けるかどうかは仕事次第。縁があるなら会えるはずだ。
もはや多くの言葉はいらないが、競馬予想らしいことも一つだけ書いて、締めくくることにしよう。

[皐月賞馬のダービー着順と連対コース]
02年2人気8着 ノーリーズン……………中山、京都
03年1人気1着 ネオユニヴァース………中山、京都、中京
04年4人気6着 ダイワメジャー…………中山
05年1人気1着 ディープインパクト……中山、阪神、京都
06年1人気1着 メイショウサムソン……東京、中山、阪神、京都、中京、小倉
07年2人気9着 ヴィクトリー……………中山、阪神、京都
09年1人気12着 アンライバルド…………中山、京都
10年1人気3着 ヴィクトワールピサ……中山、阪神、京都
11年1人気1着 オルフェーブル…………東京、中山、阪神、京都、新潟
12年?人気?着 ゴールドシップ…………東京、中山、阪神、札幌、函館

02年以降、皐月賞馬がダービーに出走できなかったのは、08年のキャプテントゥーレのみ。
出走に漕ぎ着けた9頭のうち4頭が2冠を達成しているが、いずれも1番人気に支持されていた。
現在、僅差でワールドシップと1番人気を競い合っている状況だが、レース直前でゴールドシップが1番人気になっていれば追い風だ。

強調材料はそれだけではない。
ダービーで馬券に絡めなかった4頭の皐月賞馬が、それまでに連対したコースを振り返ってみると、ノーリーズンが中山と京都で2ヶ所、ダイワメジャーは中山のみ、ヴィクトリーが3ヶ所、アンライバルドが2ヶ所。
ヴィクトリー以外の3頭は、2ヶ所以下でしか連対経験がなかった。
それに対して、ダービーを制した皐月賞馬はすべて3ヶ所以上、メイショウサムソンとオルフェーヴルに至っては、5ヶ所以上のコースで連対を果たしている。
つまり、決まったコースに適性が特化していたり、同じコースしか経験してこなかったのではなく、様々な条件下で好走していることが2冠馬の条件なのだ。
特に、東京コースでの連対実績は重要で、サニーブライアンやナリタブライアン、ミホノブルボンも東京コースで連対実績を持っていた。

キャリア6戦ながら、すでに5ヶ所のコースで連対を果たしているゴールドシップ。
これは、単に様々なコースで結果を出しているというだけでなく、常に各地を転戦してきたことを意味しており、強い精神力の証明とも言えよう。

皐月賞の時点では、ワールドエースを頂点とする4強と言われた、今年の牡馬クラシック戦線。
ワールドエース、グランデッツァ、ディープブリランテすべてに先着を果たしているのは、ゴールドシップだけである。
今回は、これにヒストリカルやトーセンホマレボシ、フェノーメノら別路線組が加わるが、最大の強敵はやはりワールドエース。
いや、ワールドエースを総大将とする社台王国と言うべきか。

前項でさんざん書いてきたように、ワールドエースは強い。
しかも、ゴールドシップと同じタイプの馬だけに、最後はこの2頭の鍔迫り合いになる可能性が大きいだろう。
日高にある小さな牧場で生まれた、雑草のごとき芦毛馬が、強大な社台ワールドにどこまで立ち向かえるか・・・。
ひとたびギアがトップに入れば、どこまでも加速し続け、どこまでも後続を引き離していくかのような果てしなさ。
長い直線を2頭が叩き合い、最後の最後でクビ差抜け出すのは、ゴールドシップであると私は信じる。


◎ゴールドシップ
○ワールドエース
▲フェノーメノ

単勝
10000円

3連複
◎−○−▲
10000円



コメント(26)

感動しました。

私は騎手に注目しました。誰がダービージョッキーにふさわしいのか。
岩田でいきます。

◎ディープブリランテ
〇ゴールドシップ

この二頭から勝負します。

感動しました。


本当です。


しかしながら、社台王国は強大だよ〜ん(笑)


結局社台池江か…みたいな事になりそうだけど。
はじめまして!

とても感動させてもらえる文章で
初めて書き込みさせてもらいました。

正直ワールドエースとゴールドシップの実力は五分五分だと思います。

当日持ってる運の差で決着がつくような気がしてます。

ノブ屋さんのおっしゃるとおり
直線で2頭が抜け出して
クビ差勝つような雑草魂を見せてくれれば
きっと自分はネオユニヴァースがダービーを勝った時以来TVの前で涙してると思います。

競馬ってホントにいいですよね!
ダービーの検証お疲れさまでした。

もう、何もいう事はありません。
舞台は整いました。
ダービーレコードくらいは出るでしょう。


最後の直線、芦毛の馬体が先頭に立つことを祈って・・・


◎ゴールドシップ
○グランデッツア
素晴らしい文章ですね!
感動しました。
心情的にはゴールドシップに勝ってほしくなりました!
が、それ以上に自分は祐一に男になって欲しいです。リーディングジョッキーが一皮向けるのはここしかないでしょう!
ここでも地方出身や外国人ジョッキーに持って行かれるぐらいなら、騎手の乗り替わりがより頻繁になっていくでしょう。
JRAジョッキーの意地を見せてほしいです。
◎ワールドエース
○グランデッツァ
▲ヒストリカル
△フェノーメノ
△ゴールドシップ
>ファンタジスタさん

一度、ダービーを勝った騎手というのは、堂々とダービーを乗っているような気がします。
ダービージョッキーの貫禄というやつですか。
しかし、初ダービー制覇を果たす騎手は、それ以上に神がかってるんですよね。
まさに、天運をすべて味方につけたような。
岩田騎手も、2度ダービー3着で涙を呑んでいるので、そろそろ天が勝たせてくれそうな気はしますよね。
>ふくうまさん

あなたにそう言って頂けるなんて(笑)
胡散臭いと怒られやしないか、ヒヤヒヤしていましたよ。

競馬をやり始めた頃は、それこそドラマ的な視点でしか競馬を見ていなかったので、小さな牧場から生まれた馬のサクセスストーリーが大好きでした。
特に、ミホノブルボンは、生産者、オーナー、調教師、騎手、すべてが一丸となって頂点に辿り着いた馬だったので、すごく好きでしたね。

確かに、社台王国は難攻不落の堅城。
でも、敵が強大であればあるほど、それを敗ったときの感動も大きい。
最後まで信じたいと思います。

そう言えば、橋口さんは確かあと4年ほどで定年でしたよね?
何とか、引退までにダービーを勝ってほしいなぁ。
できれば、小牧騎手を背に。
>ひーろさん

ありがとうございます。
どうも、私がこういうものを書くと、胡散臭くなってしまうので、何度も書いては消しを繰り返し、アップしようかどうかも迷っていました(笑)

競馬は社会の縮図といいますが、今の世の中、強い者だけが生き残り、弱い者は次々と淘汰されてしまっています。
然るべき努力もせず、ただ弱者権力を振りかざしている輩は論外ですが、ひたむきに頑張っていても、報われない人たちが沢山いますね。
元来、競馬は投機性の高いギャンブルなので、そこに携わる人々はそれなりの覚悟で身を置いているとは思います。
しかし、それでも年々厳しくなっていく状況の中で、必死に運営している中小牧場は応援したくなりますね。

結果はどうあれ、熱いレースを期待したいと思います。
>tadashi黄金の舟さん

ありがとうございます。
本当、もう言葉はいりませんね。
今はただ、スタートを待つばかり。

ディープブリランテが早めに抜け出し、グランデッツァが真ん中から追い縋る。
内に入れたゴールドシップが力強く並んだところへ、大外からワールドエースが鋭烈強襲。

『やはり、この4頭か!
 皐月賞で人気を分け合った4頭が、栄光のゴールを目前に横一線!
 今年はやはりこの4頭か!』

こんな展開で、最後の最後にゴールドシップがわずかに抜け出したら・・・。
想像しただけで、おしっこジャーです。
>◎とくちゃんさん

私も、ゴールドシップが負けるとしたら、やはり祐一に勝ってほしいですね。
飛ぶ鳥を落とす勢いだった黄金期も、不振が続く低迷期も経験し、いつの間にか円熟味を漂わせるようになった、祐一という名の福永。
勝ってほしいですね。
でも、世の中、、


えーっと、どっちらけの、社台、ディープ、池江、外国人、頑張ろう東北!の馬主、天体ショーのあった次週に○○ボシという馬名(笑)、女子サッカーなでしこブームの時にホマレという馬名(笑)、父、母の父からして社台血統、前走は先行馬がハイペースだったから結果的に差し馬有利のタイムが速かったレースではなく自分が落鉄してても楽勝であの時計。


◎トーセンホマレボシ


今年はコイツと心中じゃい!!
>ふくうまさん

そう言えば、ホマレボシの前走は落鉄してたんでしたよね。
確かに、とんでもない馬かもしれません。
今年も、あと少しでダービーですねぇ。

2012栄冠レースゎ‥

◎ ワールドエース
○ フェノーメノ
○ ゴールドシップ

にしました♪

栄冠の長い直線♪楽しみであります☆
◎14トーセンホマレボシ
○ 8ワールドエース
○ 6ゴールドシップ
▲10ディープブリランテ
△11フェノーメノ
× 2ヒストリカル
穴 4ジャスタウェイ

3連単軸2頭マルチ
◎―○→○▲△×

3連複軸2頭流し
◎○→1,4,17,18

馬単
◎→○

ワイド
穴→◎○ 
トーセンホマレボシの単複!

トーセンホマレボシとワールドエースとゴールドシップの三連単ボックス!


トーセンホマレボシからゴールドシップ、コスモオオゾラ、ワールドエース、ディープブリランテ、グランデッツァの3連複!



一発来んかい!
トーセンホマレボシ!



自信度・ドS!


ハズして恥かきそう(笑)


爆穴でゼロスとエタンダールを買おうと思ったけど止めました。
>かぷさん

いよいよですね。
緊張してきたー
恥ずかしながら複のみ引っかかりました(汗)どんなもんじゃい(苦)

皆さん、お疲れ様でした!
待ちに待ったダービーも、終わってしまいましたねぇ。
今はもう、何とも言えない脱力感で一杯です(笑)

ダービーが終わると、もうすぐ夏競馬の足音が聞こえてきます。
夏競馬と言えば、来年のダービー馬候補である、新馬のデビュー戦の時期でもありますが、今年は早くも来週から新馬戦が行われるそうで。
ダービーが終わった瞬間から、もう来年のダービーを目指す戦いが始まるわけですね。

ゴールドシップは残念でしたが、菊花賞で再びリベンジしたいと思います。
今週も、お付き合い頂き、ありがとうございました!


>ふくうまさん

的中、おめでとうございます!
正直、あそこからホマレボシが3着に粘るとは思いませんでした。
あのレコードは、伊達じゃなかったんですねぇ。
素晴らしい!
やはりダービーのキーワードは人馬一体だったのかもしれません。

岩田にしてみれば、エタンダール、トリップ、フェノーメノなども候補にあったところを
この馬だけは新馬戦から一度も変わらぬコンビ。
しかも騎乗停止で、オークスを気にすることなく、ブリランテとの意思疎通を
深めていたのでしょうね。
>たおるさん

岩田騎手の、騎乗停止期間を『幸せな3週間でした』発言は、さすがにまずいと思いますが(笑)、付きっ切りでディープブリランテの調教ができたことは、逆に良かったのかもしれませんね。
新馬戦から一貫して岩田騎手を乗せ、ダービーまでの中間調整もすべて岩田騎手。
もはや、折り合いがどうとか距離がどうとか、そんな雑念をすべて吹き飛ばすほどの強固な人馬一体でした。

1着 2.23.8(34.5) 04-04-03 ディープブリランテ
2着 2.23.8(33.9) 07-06-07 フェノーメノ
3着 2.23.9(36.1) 02-02-02 トーセンホマレボシ
4着 2.24.0(33.8) 11-10-10 ワールドエース
5着 2.24.0(33.8) 13-11-10 ゴールドシップ

トーセンホマレボシの上がり36.1秒に対して、ディープブリランテが34.5秒、フェノーメノが33.9秒、ワールドエースとゴールドシップが33.8秒。
4角通過2番手のホマレボシと、3番手通過ブリランテの上がりの差が、実に1.6秒。
フェノーメノの位置が、物理的にギリギリだったということか。
ホマレボシを差せた馬と、差さなかった馬の違いは、単純に位置取りだろう。

4角でほぼ同じ位置を回してきた、ゴールドシップとワールドエース。
ワールドエース福永は、前を走るコスモオオゾラとゴールドシップの間を抜け出そうとしたが、内田が少し内へワールドエースを押し込んだため、コスモオオゾラが壁になって抜け出せなくなってしまう。
仕方なく、いったん内へ切り込んでから再び追い出すという、1〜2手遅れの対策を講じた。
この内田のファインプレイによる不利がありながら、最後はゴールドシップにクビ差先着しているのだから、やはりワールドエースの絶対能力はゴールドシップのそれを凌ぐ。

その間に、フェノーメノが両雄の2馬身前方あたりを抜群の手応えで抜け出し、ディープブリランテを猛追。
結果的に、フェノーメノの競馬が最も理想的な形だったが、それでも勝てないのが競馬でありダービー。

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