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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのフェアリーS【回顧】

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■フェアリーS/回顧

12.3−10.6−11.1−11.1−12.0−12.2−11.9−12.5 1.33.7 フェアリーS
12.5−11.0−11.6−11.4−11.7−11.7−11.6−12.1 1.33.6 古馬1000万下(前日)
12.2−11.0−11.5−11.9−12.0−11.7−11.6−12.0 1.33.9 朝日杯FS

34.0−45.1−57.1 → 12.2−11.9−12.5(36.6) 1.33.7 フェアリーS
35.1−46.5−58.2 → 11.7−11.6−12.1(35.4) 1.33.6 古馬1000万下(前日)
34.7−46.6−58.6 → 11.7−11.6−12.0(35.3) 1.33.9 朝日杯FS

1着 1.33.7(36.0) 07-08-05 ダンスファンタジア
2着 1.34.1(36.6) 04-06-02 スピードリッパー
3着 1.34.1(36.8) 04-03-02 アドマイヤセプター
4着 1.34.3(36.8) 04-06-05 ピュアブリーゼ
5着 1.34.5(36.8) 09-08-08 ヤマノラヴ
13着 1.35.1(37.1) 13-12-11 フレンドサンポウ

フェアリーSの勝ちタイム1分33秒7は、前日の古馬1000万条件に0.1秒劣っただけの好時計。
昨年の朝日杯FSを、全体時計で0.2秒上回っているので、時計レベルとしては申し分ない。
ただし、朝日杯FSが前半4ハロン通過46.6秒だったのに対し、フェアリーSはそれより1.5秒も早い45.1秒で通過している。
終始一貫して11秒台後半のラップを刻み続けて1分33秒台をマークした朝日杯とは、根本的に内容が異なっていた点は無視できないだろう。

スタートして、ハナを主張したのは大外のアポロジェニー。
その直後1〜2馬身後方にアドマイヤセプター、コンプリート、そして外から一気に上がっていったイングリッドが続く。
先頭から最後方まではかなり縦長の展開になったが、先頭から4〜5馬身圏内に11頭ほどがかたまっていた。
つまり、レースラップの前半4ハロン通過45.1秒は、逃げ馬や先行勢だけが刻んでいたわけではなく、通過順が8番手あたりで表記されている馬も、限りなく逃げ馬に近いラップを刻んでいたことになる。

最も特筆すべきは、これだけのハイペースだったにも関わらず、3〜4コーナーで馬群が凝縮して横に広がったこと。
ハイペースで飛ばした先行勢も当然きつかったが、外を回してそれを追いかけた差し馬たちも、決して楽なレースではなかったはずだ。

序盤から先頭集団の一角を形成していたアドマイヤセプターの上がりが36.8秒。
出走馬16頭のうち、自身上がりが36.6〜37.3秒(時計差0.7秒)の範囲内だったのは、実に10頭。
最後方ポツンのコスモバタフライ(35.0秒)、スタートから飛ばしたアポロジェニー(39.7秒)を除けば、全馬がそれほど差のない上がりでフィニッシュしている。
さらに、走破タイム。
2着スピードリッターの1分34秒1から、13着フレンドサンポウの1分35秒1まで、12頭もの馬が1.0秒圏内にかたまっているのだ。

走破タイムにも上がりにも大きな差がなく、4角で馬群が密集して横一線、上位陣の通過順を見れば先行馬と差し馬が混在し、極端な後方待機勢は着外に敗退・・・
これだけを読んだら、スローからヨーイドンの競馬に思えてしまうだろう。
しかし、実際に超ハイペースだったことは揺ぎない事実である。

超ハイペースのレースで、スローのような結末。
通常のハイペースは、先行集団だけが前半早いペースで飛ばし、それに付き合わなかった後方待機勢が、先行勢の脚色が鈍る後半で巻き返してくるという図式が基本だ。
だから、先行集団の自身上がりと差してきた馬の上がりには、当然大きな時計差が生じる。
しかし、今回のフェアリーSは、間違いなく超ハイペースだったにも関わらず、自身上がりにそれほどの差が生じていない。

なぜ?
あれだけのハイペースで飛ばしながら、後半になっても先行勢の脚色が鈍らず、差し馬と同等の上がりを繰り出したからか?
違う、全馬の脚色が鈍ったのである。
ほとんどの馬が、先行勢の刻むハイペースに付き合ったのだ。

もしかすると、このレースは先行有利とか差し有利という枠を超えた、とんでもないハイレベルな内容だったかもしれない。

そんな中、やはりアドマイヤセプターの持久力は抜けている。
何しろ、ほぼ同じ条件下で先行していたコンプリートやイングリットらを、最終的に1.0秒以上突き放しているのだから、まともに喧嘩を売れば潰されてしまうだろう。


つづく・・・



※いつものように、私の勝手な解釈です。あまり鵜呑みにしないで下さい。

コメント(18)

>乃舞屋【禁酒生活】さん

私も同じようなことを自コミュで書いてました・・・さき越されちゃいました。

昨日は生でレースを見れなくて後で携帯で着順、勝ちタイム、ラップ推移を確認した時、なんかおかしな流れだなーと思い、家でレース映像を確認しました。
出遅れたコスモバタフライとフジチャンあたりはかなり後方でしたが、他はほぼ一団での競馬でした。
ただ、外枠から飛ばして行った8枠のコンプリートとアポロジェニーは不利な外枠からの競馬でかなり前半の負荷は高かったように感じました。また途中からハナに立ったイングリットも今回のレースでの評価は難しいかと?

それと一団となった各馬揃って脚が鈍ったという点は私も同じように感じました。わずかにダンスファンタジアがほんの少しだけ仕掛けを遅らしたことが他の馬と比べて脚のあがる度合いが少なかったということでしょうか?
私はダンスファンタジアはマイラー(スプリンター)としての素因が強いのではないかと思ってます。
こういう展開になるとその馬の能力の限界値というか、スローのヨーイドンではわからない絶対的な能力が垣間見えたような気がします。

最も厳しいレースを強いられたのはアドマイヤセプターかも知れませんが、外枠からのスタートと4コーナー外目を回して2番手で直線をむかえたスピードリッパーもなかなか・・・ただこれは自らが◎としたんでかなり贔屓目が入っているかも知れませんウッシッシ
アドマイヤセプターに関しては早く賞金を加算して欲しい。

ピュアブリーゼはマイルは忙しいですが、距離が伸びるといいかも?


長々失礼しました。
おもしろい!
ファルヴラブの代表産駒といえば…それは関係ないか(笑)

でも4コーナーの映像は確かに例のあれかも。先行敗退組は要注目ですね。休養する馬が出ちゃうかな?
凄い。こうやって回顧されると、自分が思ってる以上のコトが起こってたんだな・・と気付かされます。


競馬って・・面白いっ!
>tadashiさん

ラップ使って予想してる人が今回の映像を見たら、必ず違和感を覚えますよね。
序盤はバラついていた馬群が、3〜4ハロン通過地点あたりではまとまり、先団11頭がほぼひと塊のまま同じようなラップを刻んでいました。
と言うことは、結局のところ隊列が落ち着くまでの序盤で使った(浪費した)脚の差が、そのままラストの失速に繋がったことになります。

それを考えると、ハナから飛ばして大差シンガリ負けのアポロジェニーでさえ、次走で巻き返してくる可能性を秘めてますよね。
オペラさんもおっしゃってましたが、ピュアブリーゼはフラワーCで良さそうです。
あの流れでも折り合わないアドマイヤセプター、どうしようもない涙
>パロパロ さん

ファルブラヴの代表産駒・・・
レーヴダムール、ビーチアイドル、ワンカラット、ラルケット、ワイルドラズベリー。
みんな牝馬ですな。
それぐらいしか分かりません(笑)

ダンスファンタジアにしろ、アドマイヤセプターにしろ、今回は逆に激流になったことが救われましたかね?
両馬とも、未だ折り合いに関しての課題は残されている感じ。
あとは、兄さんがおっしゃる通り、出走馬のダメージが気になります。
超Hペースにも関わらず、まるで差し馬が飛んで来ない行った行ったで決まるレースは、稀にありますね。
個人的に印象に残っているのはキョウエイマーチが2着に粘ったマイルCS。サイレンススズカと競り合って44秒台の超Hペースにも関わらず、脚が上がっているキョウエイマーチを差した馬はタイキシャトルただ一頭。1人気のスピードワールド含め、差し馬が全くの不発に終わりました。
スマートファルコンのJBCも超Hペースになったにも関わらず、前残り。
かと言って馬郡が一団で流れたアンライバルドの皐月賞はきれいに前後入れ替わり。
この差が自分にはまだわかりませんあせあせ(飛び散る汗)
>DEPTさん

いやいや。
いつものように、私の勝手な思い込みですから、あまり鵜呑みにしないで下さい。
でも確かに、こうやって何度も映像を見直して、あれこれ考えていると新しい発見がいくつもありますね。
回顧は本当に大事だと思いました。
>すみれさん

やはり、アドマイヤセプターは折り合いが課題ですか。
でも、へんに折り合っちゃうと、案外粘らなかったりする場合もあるので、そのあたりは難しいですよね。
内々で距離ロスの少ないコースを通ったとは言え、あの流れを終始先団で最後まで粘った心肺機能はさすがでした。
>◎とくちゃんさん

同じハイペースでも、いろいろな結末がありますよね。
私は基本的に、ハイペースというのは実走距離よりも短い距離の競馬になった状態をイメージしています。
上手く説明できないんですが、アンライバルドの皐月賞で言えば、スタートから1800メートルの競馬をした(ラスト1ハロンで脚が止まった)先行勢と、スタートして1ハロン遊んでから1800メートルの競馬を始めた後方待機勢。
マイル戦なら、スタート直後から1400メートルのペースで飛ばした先行集団と、1ハロン遅れて1400メートルの競馬をした差し馬、といった感じでしょうか。

当然、実走距離より短い距離のペースで走ってるので、ラスト1〜2ハロンは歩いてしまいます。
このとき、後方待機勢に脚が残っていれば、そこで差されてしまいますが、差し馬の追撃が間に合わなかったり、先行集団を捕まえに行く間に脚を使い果たしてしまい、案外伸びないまま終わってしまうケースも、確かにありますね。

雨などで馬場が渋って最高速度が制約されてしまうと、当然後ろから追い上げるのは困難。
逆に、昨春の府中のように、どんなハイラップを刻んでも、一向に前が止まらないような馬場もあったりで、そのときのトラックバイアスやコンディションによっても状況は変わると思います。
やはり、数字だけを見て判断するのではなく、レース映像を何度もチェックすることが肝要ですね。

個人的には、スローならダンスファンタジアとブリーゼ
ハイペースなら、リッパーとセプターと考えてました。

結果を見て、ただただうなっていました。

なんでいっぺんに1〜4着かと・・・


面白そうなので、各馬をしばらく追ってみようかな…
>たおるさん

ダンスファンタジアは、スローだとかかっちゃうんじゃないですかね?
結果的に、1400メートル戦ぐらいのペースに流れたことが、気性的にも展開的にも良かったんだと、私は思いました。
ほぼ全馬が揃ってタイトなラップを刻んだことで、ごまかしのない本物の地力が問われたレースになったのかもしれませんね。
> 乃舞屋【禁酒生活】さん


なるほど…。1F少ない競馬。その判断が微妙で難しいですね。
ただ、例の皐月賞も残飯組からの巻き返しが凄かったですね。
今回のフラワーカップ組の次走は注目します。
>みっちさん

私は、競馬関係の本は一切読まないし、予想ツールもまったく使わず、プロの方のブログもほとんど見ません。
だから、完全に我流と言うか自分の思い込みで語っているため、果たしてどこまで正しいかは分かりませんよ?
意外と、フェアリーS組が桜花賞ですべて飛んじゃうかもしれません(笑)

ダンスファンタジアは、それほど後ろにいたわけではなく、中盤ではすでに逃げ馬から4〜5馬身圏内を追走してました。
確かに、先行したアドマイヤセプターより序盤の負担は軽かったですが、展開が向いたというだけで突き抜けたわけではなさそうですね。
>◎とくちゃんさん

距離適性って、本当に判断が難しいと思います。
必ずしも実走距離通りのレースになるとは限らないし、そもそも実走通りのレースってどんなレース? と聞かれたら、返答に困るし(笑)

ただ、ラップ予想も数年前に比べたら随分と進化し、今や誰でもラップを見れば何となくの質感は掴めるまでに浸透しています。
これからはこのコミュも、私の勝手な解釈を垂れ流すだけでなく、同じレースのラップや映像を見て、皆さんがどう感じたかを、もっと出し合えるような場所になるといいなぁと思います。

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