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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの札幌記念【1】/過去の傾向と今年の馬場

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■ラップ検証

2004年 59.9 → 12.3‐12.1‐11.7‐11.8‐12.6 2.00.4
2005年 60.5 → 11.9‐12.0‐11.9‐12.0‐12.8 2.01.1
2006年 61.2 → 12.6‐12.2‐11.6‐11.4‐11.3 2.00.3
2007年 60.7 → 12.5‐12.1‐11.7‐11.4‐11.7 2.00.1
2008年 58.4 → 12.2‐12.2‐12.4‐11.6‐11.8 1.58.6

札幌記念は、これと言って決まったラップパターンがない。
2004年と2005年は、前半5ハロンを60秒前後で通過し、ラストは12秒台後半まで落ち込むズブズブの展開。
2006年以降の近3年は、すべてラスト2ハロンが11秒台でまとまっている。
ただ、前半が緩く流れるにしても、急激なギアチェンジを要求する急加速ラップが刻まれることはない。
前半5ハロンを58.4秒で折り返し、後半を60.2秒で走破した昨年の時計の早さを、私は高速馬場に求めたが、どうもそうではないようだ。
それについては、馬場の見極めの項で後述するとして、話をラップ検証に戻し、過去の上がり最速馬に目を向けてみたい。

2004年 上がり最速 34.9秒(1着) 上がり2位 36.0秒(2着)
2005年 上がり最速 35.7秒(2着) 上がり2位 35.9秒(1着)
2006年 上がり最速 33.5秒(1着) 上がり2位 33.8秒(6着)
2007年 上がり最速 33.8秒(6着) 上がり2位 33.9秒(3着)
2008年 上がり最速 34.3秒(1着) 上がり2位 34.6秒(4着)

ラスト1ハロンが大きく落ち込んだ2004年、2005年は上がり1、2位がともに連対を確保。
それに対して、ラストが11秒台でまとめられた近3年は、上がり最速馬が2勝しているものの、他は意外と成績不振である。
結局のところ、前に行った馬が最後までペースを落とさず押し切ってしまうような展開になれば、いかに鋭い末脚で追い込んできても、後ろからでは間に合わないということか。


■通過順

2004年 1着 11-11-05 2着 02-02-02 3着 01-01-01
2005年 1着 08-11-08 2着 11-12-10 3着 01-01-01
2006年 1着 10-11-09 2着 04-04-04 3着 04-04-05
2007年 1着 01-01-01 2着 06-05-05 3着 09-11-10
2008年 1着 08-08-07 2着 04-04-01 3着 06-06-04

直線が短い平坦コースではあるが、意外にも近5年の勝ち馬は中団以降から脚を伸ばしてきた差し馬がほとんど。
ただし、4角での位置取りは重要で、過去10年間の3着以内馬30頭中、4角5番手以内だった馬は実に23頭。
1999年のセイウンスカイ(通過順07-02-02)、2000年2着のエアギャングスター(通過順08-05-02)、2003年のサクラプレジデント(通過順08-08-03)、2004年のファインモーション(通過順11-11-05)など、3角から早めに仕掛けて、そのまま押し切ってしまうケースも珍しくない。

一方、逃げ切りで決まったのは過去10年まで遡っても2回しかなく、逃げ馬が勝ち切るのは難しいようだ。
過去10年間で3着以内に残った逃げ馬は4頭いるが、2000年のダイワカーリアンを含め、コイントスもローエングリンもフサイチパンドラも、重賞でそれなりの成績を残してきた馬たちであることは覚えておきたい。


■洋芝適性

2004年
1着 札幌【1.1.0.0】 函館【1.1.0.0】 複勝率100.0% ファインモーション
2着 札幌【0.0.0.0】 函館【0.0.0.0】 複勝率 --.-% バランスオブゲーム
3着 札幌【0.0.0.0】 函館【0.0.0.0】 複勝率 --.-% ローエングリン

2005年
1着 札幌【0.1.0.0】 函館【1.2.1.0】 複勝率100.0% ヘヴンリーロマンス
2着 札幌【1.1.1.1】 函館【0.0.1.0】 複勝率 80.0% ファストタテヤマ
3着 札幌【0.0.1.0】 函館【1.0.0.0】 複勝率100.0% コイントス

2006年
1着 札幌【2.0.0.0】 函館【1.0.0.0】 複勝率100.0% アドマイヤムーン
2着 札幌【2.0.1.0】 函館【0.0.0.0】 複勝率100.0% レクレドール
3着 札幌【0.0.0.0】 函館【0.0.0.0】 複勝率 --.-% マチカネキララ

2007年
1着 札幌【0.0.0.1】 函館【0.0.0.0】 複勝率 00.0% フサイチパンドラ
2着 札幌【0.0.0.0】 函館【0.0.1.0】 複勝率100.0% アグネスアーク
3着 札幌【0.0.0.0】 函館【0.0.1.0】 複勝率100.0% サクラメガワンダー

2008年
1着 札幌【0.0.0.1】 函館【0.0.0.1】 複勝率 00.0% タスカータソルテ
2着 札幌【2.0.0.2】 函館【0.0.0.0】 複勝率 50.0% マツリダゴッホ
3着 札幌【0.0.0.0】 函館【3.5.0.1】 複勝率 88.8% フィールドベアー

近5年で3着以内に好走した馬の洋芝適性をチェックしてみた。
全15頭中9頭が、北海道での複勝率8割超を誇り、7頭がパーフェクト。
やはり、洋芝適性は無視できないファクターのようである。

ただし、北海道での複勝率が8割に満たない馬でも、着外に敗れたレースの格と着差によっては軽視できない。
例えば、2007年1着のフサイチパンドラは札幌芝で着外1回だったが、その1戦はクイーンSで0.4秒差5着。
2008年1着のタスカータソルテの着外2回も、仕上がり途上の新馬戦大敗と、函館記念での0.4秒差。
重賞で2馬身差ぐらいに健闘しているのであれば、洋芝適性はクリアしていると判断してよさそうだ。

また、先ほど挙げた北海道での複勝率8割超をマークした9頭のうち、アドマイヤムーン(2歳時に北海道全勝)を除く8頭は、すべて札幌か函館の古馬準オープン以上のレースで3着以内の経歴を持っていた。
いかに札幌と函館の成績が優秀でも、下級条件だけで積み上げた実績では割り引きが必要か。


■今年の馬場を見極める

古馬500万下/芝1200
2004年 35.0 → 36.2 1.11.2 重(前日)
2005年 35.0 → 35.6 1.10.6 良(前日)
2006年 33.5 → 35.8 1.09.3 良(前日)
2007年 34.7 → 35.1 1.09.8 良
2008年 34.2 → 35.0 1.09.2 良

古馬1000万下/芝1500
2004年 52.5 → 36.6 1.29.1 良
2005年 53.7 → 37.3 1.31.0 良
2006年 同週に該当レースなし
2007年 53.5 → 36.0 1.29.5 良
2008年 53.4 → 35.6 1.29.0 良

まず、昨年の札幌が本当に高速馬場だったのかどうかを検証してみよう。
上は、札幌記念の同週に行われた同条件のレースを2鞍選び、ラップ比較したものだ。

古馬500万クラス・芝1200戦の勝ちタイム1分09秒2は、2006年よりわずか0.1秒早いだけ。
ただし、2006年の前半3ハロン通過は昨年より0.7秒も早く、この前半のラップが全体時計を早くした可能性も考えられる。
古馬1000万クラス・芝1500戦も同様に、勝ちタイム自体は2004年より0.1秒早いだけだが、前半に刻まれたラップは0.9秒も差があった。

これらのペース差を考えると、確かに両レースとも昨年は例年より早い時計が出やすい馬場だったことは間違いないようだ。
だが、極端な高速馬場を感じさせるほどの時計差ではない。
例年の平均勝ちタイムを1.5秒ほど上回った昨年の札幌記念だが、どうやらその早い時計は馬場だけが原因ではないようである。

古馬1000万下/芝1500
2004年 53.3 → 35.9 1.29.2
2005年 53.5 → 35.5 1.29.0
2006年 53.9 → 34.5 1.28.4
2007年 53.7 → 35.5 1.29.2(古馬500万下)
2008年 52.5 → 36.3 1.28.8(古馬500万下)
2009年 該当レースなし

古馬1000万下/芝1200
2004年 34.1 → 35.4 1.09.5
2005年 34.7 → 34.3 1.09.0
2006年 33.9 → 35.2 1.09.1
2007年 34.8 → 34.9 1.09.7
2008年 33.3 → 35.8 1.09.1
2009年 33.7 → 35.9 1.09.6

札幌日刊スポ杯
2004年 33.8 → 35.2 1.09.0
2005年 35.3 → 33.6 1.08.9
2006年 該当レースなし
2007年 33.9 → 34.6 1.08.5
2008年 33.4 → 34.9 1.08.3
2009年 33.6 → 35.4 1.09.0

そして、今年の馬場。
札幌記念の前週に行われた芝レースを馬場差の指標にすると、今年の時計は例年並と判断してよさそうである。
時計比較から察すると、2004年に近い馬場状態だと思われるが、週末の雨によってさらに時計がかかることは必定。
今年は、洋芝適性に加えて重馬場への適応力も問われそうだ。

コメント(6)

ウサインボルトの単勝で!

そうなんですよね・・・天気悪そうなんですよね。
2・3日前に見た予報よりも雨がひどくなりそうだなぁ。

そうなると浮上は誰だ?ミヤビランベリ?
今回はヤマニンキングリーを狙っております。
久しぶりの書き込みですf^_^;

ブエナビスタがここからとは思いませんでした。

現在はキングリー、マンハッタン、トーセンのどれかを頭にいこうと考えています(^O^)
ボルトの単勝は1.1倍つけばいい方ですね笑

帝王賞に参加したかったのですが…またレース回顧期待してます。

札幌記念はいまのとこサクラですかね。。。
>たおるさん

ボルトの単勝は1.2倍ぐらいですかね?
あれは化け物です。

雨が降ることによって、ブエナビスタのオッズが上がるなら、むしろボクは積極的に買いたいと思います。
あとは、やっぱり前に行く馬かなぁ。
>フクッピさん

ブエナビスタは、ヨーロッパの馬場にどれだけ適応できるかを試す意味もあって、洋芝の札幌を選んだんじゃないですかね?

トーセンキャプテンは、不確定要素が多い馬ではありますが、ボクも気になっています。
仕上がりはあまり良くないみたいですけど。
>ニセアカシアさん

サクラあたりをどう判断するかが難しいですね。
この馬も、トーセンキャプテン同様、大敗したあるレースが気になっています。
もし、そのレースで問われた適性が札幌で要求されるそれとは、まったく逆だとしたら・・・

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