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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのラジオNIK賞【2】/前哨戦を検証する

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■毎日杯

61.0 → 12.5−11.8−11.0−11.7 1.48.0 毎日杯
61.4 → 12.1−11.7−11.0−11.8 1.48.0 君子蘭賞

今年の毎日杯は、翌日に行われた君子蘭賞(3歳500万下・牝)とまったく同レベル。
前半5ハロン通過もほぼ同じだし、その後に刻まれたラスト4ハロンの推移も同質のレースであった。

1.48.0 09-09 33.6 56.0 アイアンルック
1.48.0 06-05 33.9 54.0 ヒカルアマランサス

毎日杯を制したアイアンルックは、NHKマイルで1.0秒差8着、続く日本ダービーは5.9秒差17着に大敗。
2着馬ゴールデンチケットも、皐月賞1.6秒差11着、日本ダービー1.3秒差7着。
3着馬アプレザンレーヴだけは、青葉賞1着、日本ダービー5着と格好はつけたものの、4着馬ミッキーパンプキン(NHK1.1差10着)、5着オオトリオウジャ(プリンシパル1.0差12着、エーデルワイス0.3差6着)など、その後のレースでまったく結果を出していないのである。
そして、毎日杯で好走したアイアンルック、ミッキーパンプキンがこの前走で走ったのが、アーリントンCだ。

59.2 → 12.1−11.8−12.5 1.35.6 アーリントンC
60.4 → 11.5−11.4−12.4 1.35.7 丹波特別(古馬1000万下)

当初ボクは、同日に行われていた丹波特別(古馬1000万下)と同格の時計を叩き出したアーリントンCをハイレベルだと思っていた。
しかし、このとき比較レースの丹波特別を勝ったウィズディクタットは、準オープンに昇級後1.0差16着、1.1差15着、1.0差12着と振るわず。
丹波特別に出走した馬で、その後1000万クラスを卒業できたのは、7着馬コパノオーシャンズのみで、それも4戦後の阪神芝1200メートルである。
つまり、丹波特別のレースレベル自体が低調であった上に、そのレースよりも前半5ハロンで1.2秒も早いラップを刻みながら、わずか0.1秒差まで勝ち時計が詰められた点を考えると、アーリントンCはそれほど誉められた内容ではなかったのだ。
アーリントンC→毎日杯が低レベルだったとすれば、そこで好戦を演じた馬たちも疑ってかかるべきであろう。

58.6 → 36.2 1.34.8 ストロングリターン
57.6 → 35.9 1.33.5 古馬準OP(翌日)

34.4 → 34.7 1.20.4 葵ステークス
34.4 → 34.7 1.20.7 3歳500万下(同日)

ストロングリターンの前々走は、翌日に行われた卯月Sに1.3秒劣る時計。
これだけでは安易にレベルを推し量ることはできないが、前走の葵Sは前後半3ハロンのラップが同日の3歳500万条件とまったく一緒であった。
この500万条件を制したレオウィザードは、新馬戦こそシングンレジェンドの0.1差2着に健闘しているが、弥生賞は2.8秒差最下位、ひめさゆり賞が0.2秒差3着という程度のレベル。
葵S上位陣は、エイシンタイガーがCBC賞2着、レディルージュがあじさいS(3歳1000万下)1着、アグネスナチュラルが同2着と結果を残しているが、それらはすべて芝1200メートルである。
順番からいけば、次はストロングリターンの番になるわけだが、葵Sでのパフォーマンスが中距離で通用するかは疑問。

前々走で見せた内容からすると、古馬1000万レベルの能力はありそうだが、この程度の実績で斤量55キロはやや見込まれた印象か。
また、アーリントンCのレベルに疑問符がつく以上、56キロを背負うマイネルエルフも過信できない馬ということになる。


■白百合S

62.4 → 11.9−11.5−11.3−11.3(46.0) 1.48.4 白百合S
60.8 → 11.9−11.8−11.6−11.6(46.9) 1.47.7 3歳 500万下(同日)
57.3 → 12.2−12.4−12.0−12.0(48.6) 1.45.9 古馬1000万下(翌日)

ストロングリターンに次いで人気を背負いそうな白百合S組はどうか。
勝ちタイムの遅さは、前半5ハロンの緩さに起因するものなので、それ自体は問題ではない。
白百合Sタイム差なし2着のヤマニンウイスカーが、次走のHTB賞(古馬1000万下/芝2000)を制したことからも、メンバーのレベルは申し分なかった。
ただし、HTB賞は前半5ハロン通過61.0秒、レース上がり35.0秒(11.9−11.4−11.7)という後傾ラップの構成で、ヤマニンウイスカーはその上がり勝負を最速の上がりで突き抜けたに過ぎない。
要するに、白百合Sと極めて似た質感のレースだったわけだ。

2003年 60.4 → 12.2−11.5−11.9−12.0(48.3 → 47.6) 1.48.0 14頭立て 良
2004年 61.8 → 12.8−11.9−11.7−11.6(49.4 → 48.0) 1.49.8 12頭立て 稍重
2005年 60.6 → 12.1−11.5−11.3−11.4(48.6 → 46.3) 1.46.9 12頭立て 良
2008年 60.5 → 12.4−12.1−11.5−11.7(48.6 → 47.7) 1.48.2 10頭立て 稍重
2009年 62.4 → 11.9−11.5−11.3−11.3(50.0 → 46.0) 1.48.4 9頭立て 良

古馬1000万下/芝1200
2003年 33.4 → 35.1 1.08.5
2004年 33.5 → 36.5 1.10.0
2005年 33.7 → 34.5 1.08.2
2008年 33.1 → 36.1 1.09.2
2009年 33.4 → 34.6 1.08.0

ここで着目したいのは、今年の白百合Sが果たして福島の中距離重賞に直結する内容だったかどうか、ということである。
過去10年間で、白百合S経由からラジオNIKKEI賞(ラジオたんぱ賞)好走馬を輩出したのは4回。
同日に行われた古馬1000万下の芝1200戦を馬場差の指標にすると、今年はそれら直結年で最も時計が出やすい馬場だったはずだが、前半5ハロン通過ラップは良馬場の平均タイム60.5秒に遅れること約2秒。

【1】の検証で触れた通り、ラジオNIKKEI賞はいかにスローに落ちようと、ここまで上がり重視の展開にはならない。
前半5ハロンを60.0秒前後で通過し、ラスト1ハロンは12秒台まで落ち込むケースがほとんどであり、今年の白百合Sとはまったく違う質感のレースなのだ。
さらに、例年に増して少頭数だったことも気になるところ。

62.4 → 34.0 17-17-17 0.3差4着 プリンシパルS
62.7 → 33.8 03-03-03 0.0先1着 白百合S

プリンシパルSではスタートでワンテンポ出遅れたが、この馬自身が刻んだラップは白百合Sとほとんど変わっていない。
つまり、白百合Sでは3番手の先行策をとってはいたが、実際に刻んだラップは差し追い込み馬のそれだったわけだ。
プリンシパルSで刻まれたレースラップの前半5ハロン通過は59.9秒で、これはラジオNIKKI賞の平均ラップと同じ数字。
イコピコが近2走で刻んだ自身ラップから判断すると、ラジオNIKKEI賞のペースではおそらく先行できないであろう。

仮に後方で脚をじっくり溜めたとしても、本来追い込み馬が刻むべきラップだった白百合Sでの上がりを見る限り、メイショウコウセイほどのインパクトはない。
明らかに57キロは見込まれすぎであり、その上過剰に人気するようなことになれば、思い切ってバッサリ切ってもいい危険な人気馬だ。
それなら、このドスローな展開を上がり最速33.5秒を駆使し、4角7番手から0.1秒差まで猛追したイネオレオのほうが見所はありそう。
左回り【0.0.1.1】に対して、右回りは【2.0.2.1】で巻き返し必至だし、青葉賞でトップカミングと同格の競馬を示した点は評価できる。


■黄梅賞

59.0 → 12.4−11.7−12.6 1.35.7 稍 黄梅賞
59.4 → 12.2−11.8−12.6 1.36.0 稍 古馬1000万下

33.4 → 35.8 1.09.2 オーシャンS(黄梅賞当日)
33.5 → 35.2 1.08.7 韓国馬事会杯(古馬1000万下当日)

59.0 → 36.7 1.35.7 01-01-01 56.0 サトノロマネ
59.8 → 36.2 1.36.0 02-04-04 57.0 マイネルグラシュー

サトノロマネが制した黄梅賞は、前週の古馬1000万条件を0.3秒上回るハイレベル決着。
ともにアーバニティが制した芝1200戦を馬場差の指標にすると、それほど大きな馬場差はなかったか。

このときの古馬1000万条件はなかなかに優秀で、2着馬ダイワジャンヌはその後も同クラスで0.1秒差3着→0.1秒差2着。
3着馬マルターズオリジンは次走の浅草特別を勝ち上がったし、5着馬ブラックオリーブも同条件の次走で0.5秒差3着に健闘。
7着馬サマーアクトレスが次走の鎌ヶ谷特別でタイム差なしの2着、さらに8着馬セプターレインまでもが次々走の六社特別タイム差なし3着、続く葉山特別で0.1秒差3着に好走しているのだ。

いわゆるレベルの高いレースであり、そのハイレベル戦を上回る時計を逃げて叩き出したのが、現在前売りで単勝25.0倍(11番人気)のサトノロマネである。
前売り1番人気ストロングガルーダを0.3秒完封した競馬がフロックでないことは、上の時計比較が示している通り。
確かに、黄梅賞は内が止まりにくい先行有利の馬場であったが、ストロングリターンとの位置関係はそれほど決定的ではなく、仮にトラックバイアスを差し引いたとしても、0.3秒差がどこまで覆ったか。
離れた2番手だったと言え、あの超ハイペースの若竹賞を先行策からタイム差なしの3着に粘っている馬。
今回、斤量は若竹賞や黄梅賞より2キロ軽くなるし、左回り【0.0.0.2】→ 右回り【2.1.2.1】の舞台替わりは巻き返しへの好材料だろう。

差しが決まる展開ならメイショウコウセイだが、前に行って粘るとすれば同枠のサトノロマネが最有力ではあるまいか。

コメント(12)

◎モエレエキスパート
 G1と久々のレース以外、全て3着以内。
 前走は乗れてない三浦。
 今回は、G1デビュー前のいい馬にのって波に乗らせるのが上手い石橋騎手。
 (軌道に乗せたら乗り替わられる不幸な騎手でもある)

 前で積極的なレースをしてほしい。
やはり・・ 枠連なら2−2・・ ですよねえ?>りんごちゃんさん

私は馬連・ワイドで。
>まことさん

今日の芝レースを見た感じだと、内も止まらないが外からも差してこれるような馬場状態ですかね?
タフなレースを経験していない、あるいはそういう質感のレースで粘り切った実績のない馬には厳しい展開になりそうです。

モエレエキスパートも確かに魅力なんですが、ボクは右回りに替わって巻き返しがありそうなサトノロマネに一票を投じたいですね。
>りんごちゃんさん

サトノロマネの黄梅賞は、ボクもかなり評価しています。
↑に追記しましたが、黄梅賞は前週のハイレベル戦(古馬1000万下)を上回る勝ちタイム。
サトノロマネは、この時計を叩き出したときより斤量が2キロも軽くなり、かつ左回り→右回りの舞台替わりも後押ししますから、今回は迷わず買うべきでしょうね。
女が独り。こういうのが来るんだよなあ。。
ノブ屋さん

この時期、外差しが決まりやすい時期とも聞きます。
それを意識して、コノ時期を狙う馬もいるようです。

今日は仕事で午後だけ参戦したのですが、内枠はズルズルさがってました。
外からいくうまは、割とうまく加速して差してくるっていう期待感を
抱く事ができました。

先行馬か、外からの差し馬あたりに期待しそうです。
>ふくうまさん

さすが、いいとこに目をつけますねぇ。
グローリーは、ディアジーナと僅差の競馬をしたクイーンCなどが注目されてるようですが、近走よりもデビュー当時の3連戦がいいんですよね。
新馬戦→未勝利→未勝利と、同じ新潟芝1400を使われたんですが、1戦ごとに確実に時計を縮めてますから。
特に、3戦目の未勝利戦の勝ち時計が素晴らしい。

ただし、3戦目で急激にパフォーマンスを高めたことから、もしかすると叩き良化型である可能性もあります。
まぁ、今回は休養明けですが、きっちり仕上がってるみたいですけどね。
>まことさん

そうなんですか。
ボクはそのつど検証してはいますが、競馬の知識は皆無なので、そういう情報は非常にありがたいです。

確かに今日の芝レースを見直してみると、みんな内を嫌って外へ回してましたね。
今は、2頭のうちどちらを軸にしようか迷っています。
あるいは、2頭とも軸にすえるか・・・。
>りんごちゃんさん

ボクはどうも、自分で書いたことをすぐに忘れてしまうクセがあるようで。
本当に無責任な管理人だと、最近特に痛感いたします。
でも、ハンデに関しては本当そう思いますね。
特に今回、ひとつひとつのレースを解析していくごとに、このハンデ差はおかしいと感じました。

例えば、ケイアイライジンに0.6秒突き放されたストロングガルーダが、若竹賞タイム差なしのサトノロマネより2キロも重い斤量を背負わされます。
さらにエーデルワイスSは、同日の未勝利戦より0.7秒も遅かったんですが、この未勝利戦で2着以下に5馬身をつけて勝ったのがマイネルエデン。
そして、そのマイネルエデンを未勝利戦で0.6秒突き放したのが、サニーサンデーです。
それなのに、ストロングガルーダはサニーサンデーより3キロも重いハンデ。

これ、完全にSMですよ(笑)

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